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ヴィジュアル系 - Wikipedia

ヴィジュアル系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヴィジュアル系(ヴィジュアルけい)とは、日本で独自に誕生・発展をしたロックバンドミュージシャンの様式の一つ。「V系」とも呼ばれる。ヴィジュアル(VISUAL=視覚)という言葉の通り、見る者の目を惹く派手な化粧や髪型、衣装などの外見が最大の特徴で、Xやその他の同時期に活躍していたバンド以降に現れたバンドや、それらの影響を強く受けた世代のバンドが主にヴィジュアル系と呼ばれる。

ヴィジュアル系という言葉自体は、90年代になってから使われはじめた後付けであり、それ以前には「耽美系」「お化粧系」「美学系」などと呼ばれていた。語源については様々な説があるが、デビュー前後のXが使用していた「CRIME OF VISUAL SHOCK」というフレーズから取ったという説が有力である。特徴はあるものの定義が曖昧であるため、ヴィジュアル系かそうでないかの意見が分かれる事があるが、最終的にはミュージシャン本人の意志が尊重される事が多い。

目次

[編集] 概要

音楽的にはロックを基本として、ハードロックヘヴィメタルなど、あらゆるロックの種類や形態が用いられる。ヴィジュアル系と呼ばれるバンドの中でも多くの様式が存在し、それぞれの外見や音楽性は異なり、更に時期によっても違いがある。大まかな特徴に、印象的なメロディーとスピード感のあるエッヂの効いたギターサウンドが挙げられるが、打ち込みによるデジタル色の強いものやクラシックの要素を持たせた楽曲も存在して多様である。歌詞の傾向としては、「内省的」「自虐的」「攻撃的」に自己存在の意味や社会批判を歌っていくのが本流ではあったが、ある時期を境に歌謡曲的であったりネタ的な歌詞が増え、ここ数年は歌詞・音楽共に王道と言われた傾向は影を潜めている。

男性によるバンドという定義が特にある訳ではないが、「ヴィジュアル系」というと通常は男性のみの構成である事が多く、ファン層は10代から20代前半の女性が大半を占めている。「外見だけ」などという意味から、蔑称として捉えられたり、使われたりする事があり、一部では「男が化粧するのはおかしい」という批判もある。これらのバンドのファンには、メンバーの衣装を真似たり(コスプレ)、そのバンドの雰囲気に沿った独特の服装(俗に言うゴスロリなど)をする人が多数存在する。

[編集] 傾向・特徴

ごく初期の頃には、金髪や赤などの派手な色や逆立てた髪型、目の周りの極端な隈取りや様々な色の濃い化粧など、とにかく派手である事が多く、音楽に関しては、へヴィメタル、ハードロックが主となり、ゴス、ニューロマンティックに多い耽美で退廃的な歌詞を載せて歌っているバンド(初期のX JAPANLUNASEAZI:KILLなど)や、初期のBUCK-TICKCOLORかまいたちのようなBOØWY直系のビートロックのような物が主流であった。1990年代以降はそれらだけでなく中性的、女性的な化粧や、耽美的でダークなイメージのものや、逆に明るいイメージのものなどが増えて多様になる。

徐々に認知され派手な髪型や化粧をする事が浸透してくると、更に個性的な外見にしたり、他との差別化を図る傾向が強くなっていった。SHAZNAIZAMに代表される、「中性的、女性的」ではなく「女の子」のようなスタイルや、MALICE MIZERに代表される中世ヨーロッパを強く意識した世界観、容姿、楽曲などを強調した確固たるスタイルが主な例である。

一時期は見る者の恐怖感を煽る様なメイクが主流となっており、cali≠gariムック(インディーズ時代)、蜉蝣、初期のメリー、現在のDir en greyなど、多くがそれに当てはまる。その影響力が強い為か、続々と似たような容姿のバンドが増えてきている現状がある。最近の「名古屋系」は、以前の黒ずくめのヴィジュアルから発展し洋画ホラーのモンスターを意識させる様な独特の渋いメイクが流行っており、楽曲の曲調は他の地域のバンドに比べてダークな気色が強く、世界観も独創的でホラー表現が強い。代表例として、deadmanGULLETlynch.デスゲイズなどがある。また最近では、メイクを落として活動する、いわゆる「脱ヴィジュアル系」と呼ばれるバンドが増えてきている。Janne Da Arcシドムックなどを始めとするこれらのバンドは、その外見の曖昧さゆえ、一般的なロックバンドとしてとられることも多いが、本人たちはヴィジュアル系であると名乗っている。

また宇宙戦隊NOIZPsycho le Cemuなど、更に個性的で一風変わったヴィジュアルでファンを増やすバンドもいる。しかしこれらのバンドは、その奇抜な外見により一部のファンから「音楽をなめている」などといった批判があるのも事実である。

[編集] 発祥・変遷

その具体的な発祥時期は明確にされていないが、日本のバンドが海外のミュージシャンから受けた影響や、更にその影響を受けたミュージシャンらの流行や、単純に「目立つため」といった目的から生まれた手段とその流れと見られる。具体例としては、60年代、70年代にヒットしたグラムロック沢田研二、アメリカのバンドKISS1980年にデビューした日本のプログレッシブ・ロックバンドのノヴェラ忌野清志郎率いるRCサクセション1983年にデビューした44マグナム一風堂、イギリスのバンド「ジャパン」などのゴス、ニューロマンティック系ミュージシャン、1980年代中頃からLAを中心として世界中にブームが広がったLAメタルなどがある。

[編集] ヴィジュアル系黎明期

1980年代中期、インディーズのロックシーンでは、XCOLORD'ERLANGERといった、それまでのロックバンドの常識とはかけ離れたスタイルのバンドが、ほぼ同時期に各地で一際目立った活動を始めていた。彼らの活動内容は、当時としてはとても画期的で、自らに因るインディーズレーベルの設立、音源の無料配布GIG、メディアへの宣伝広告の掲載等の斬新なプロモーションを展開するなど、後のインディーズシーンでは主流となる戦略を、誰よりも先駆けて行いその礎を築き上げた。

[編集] バンドブームの終焉と、ヴィジュアル系の台頭

1990年代初頭には、バンドブームの終焉と共に消えていったメジャーシーンの中での「ロックバンド」という枠に限らず、徐々にヒットするバンドも増え、事実上ヴィジュアル系ロックバンドがメジャー、インディーズ(アマチュア)を問わずにロックバンドの主流となった。そして、この頃に専門誌SHOXXが創刊される。また、ハードロックやパンクロック、ヘヴィメタルのバンドとして活動していたものでも、当時はこれらジャンルがヴィジュアル系の隆盛に押される形で人気が下火となり、流行に応じた当人の意思や、或いは所属事務所やレコード会社などによる販売戦略、商業的な要求などの要因により、音楽性も含めて形態の移行をせざるを得ない状況に追い込まれていったという流れもある。こういった事情から、ルーツとなっている音楽の影響が色濃いバンドも少なくなかった。

この頃のバンドには共通的な特徴はあるものの、当初はヴィジュアル系と呼ばれず、まだ明確な言葉やジャンルが存在しなかったようである(当時は主に「お化粧バンド」「美形バンド」と呼ばれていた)。それらの中で最も象徴的なバンドにLUNA SEAがあり、他にもZI:KILL黒夢GLAYL'Arc~en~Cielなどがある(LUNA SEAやZI:KILL、黒夢など、黒を基調とした衣装を着たバンドは「黒服系バンド」などとも呼ばれていた)。その一方で、これらに追随する形で登場したバンドの中には、楽曲や演奏技術が二の次となり、流行やマスコミにうけ易いようなヴィジュアルやパフォーマンスを過度に重視した、本来のロックバンドの意義とは異なる方向性のバンドも現れてしまった。この事が、ロックやメタル系の音楽マスコミやファンなどからはヴィジュアル系の音楽性に対する懐疑を招き、これらからのヴィジュアル系そのものに対するネガティブな評価にも繋がってゆく。

また、そういった中でデビュー、ヒットしたバンドの中でも、知名度や人気が高くなったり、音楽性の評価が高かったりと、広く世間に認知されたバンドについては、その後は化粧の濃さなどヴィジュアル系としての特徴が薄れていったものが多い。そこには元々の純粋なロックバンド、メタルバンドなどへの回帰、より強いロック色を出すため、あるいは売らんが為に強いられたヴィジュアル系路線や、ヴィジュアル系という言葉(枠組への分類)その物への反発など、それぞれのバンドやミュージシャン毎に様々な理由があったものと考えられる。そのために、ヴィジュアル系全盛であった当時のほとんどのバンドとそのメンバーが、現在では「元ヴィジュアル系」などと表現される事となった。そう呼ばれる事に関して当事者達は、認識していたり、受け入れていたり、客観的に見ていたり、否定したりと様々である。(GLAYやSEX MACHINEGUNSは自ら「ヴィジュアル系」を名乗り、黒夢の清春などは「元ヴィジュアル系」に対して現在は特に否定的ではないが、この話題になるとL'Arc~en~Ciel(tetsu)のヴィジュアル系への反発が度々、取り沙汰される。)

[編集] 流行と衰退

ヴィジュアル系という言葉が盛んに用いられ、ジャンルとして確立した90年代末期には、TV番組「BREAK OUT」等の強烈なプッシュにより、更に多くのバンドがメジャーデビューに至る。その中で、他のバンドとは一線を画して異彩を放つMALICE MIZERや、デビューシングルが大ヒットしたSHAZNAなどが特に有名になった。また、既にデビューをしていたPENICILLINもヒットを放つ。その後は同時期にデビューしたLa'cryma ChristiFANATIC◇CRISISや、続くようにしてデビューしたPIERROTDir en greyJanne Da Arcなどの活躍が見られるが、メジャーシーンにおける「ヴィジュアル系」というジャンルの勢いは徐々に衰えていった。

なお、この頃のヴィジュアル系バンドの中には、何故か暗黙の了解として「下ネタ禁止」というものもあったが、これについては黎明期のヴィジュアル系バンドとの相違点として指摘する者も少なくない。(ただしPIERROTは下ネタを解禁しており、Dir en greyのように官能美を楽曲のテーマに取り入れるバンドもあった。)

2000年頃以降は往時と比べるとよりマニアックな存在となり、コアなファンによって支えられている。そういった背景からか、MALICE MIZERにより確立された、より深く作り込まれた世界観や外見が嗜好される傾向がある。

[編集] 再評価

2000年前後から、ヴィジュアルシ-ンは世間や音楽業界には既に古いものとして扱われ、永らく氷河期を漂っていたが、インディーズでは変わらずにそれまで通りの活動を続けていた。しかし、2002年に入った頃、そのインディーズで変化が起こった。バロックの登場である。彼らの出現を境にヴィジュアルシーンは大きく色味を変えて行く。片仮名・平仮名のバンド名、奇を衒っただけの意味不明なCDタイトルがあふれ、インディーズで急激に広がったその流行は、そのファッション性から「お洒落系」と呼ばれるようになった。そんな中、独特な個性で着実に動員・売り上げを伸ばしてきたcali≠gariPsycho le Cemuが2002年にメジャーデビューをする。

近年またメジャーに進出するバンドが増えており、インディーズでも大手のPS COMPANYキングレコードと業務提携をしたことで、所属バンドは実質メジャーと殆ど替わらない売り方になっている。また、オリコンが「ネオ・ヴィジュアル系」と再定義して社会的な評価を高めようとしていたりと、未だに全盛期と変わらない程のファンがいるヴィジュアル系バンドの青田買いが、年々CDの売り上げが減少傾向にある音楽業界の穴を埋めるための手段として、メジャーレコード会社により行われている。

[編集] 評価

こと評価という点においては、現在の邦楽ロック分野においてこれほど賛否両論がはっきりと分かれる存在も無いと思われる。

ヴィジュアル系バンドのメンバーやファンによる他ジャンルのバンドを馬鹿にした攻撃・挑発的な発言や、一部ヴィジュアル系バンドのライブ会場での挙措の悪さ、後述する「KLACK事件(2004年)」などの影響で、他ジャンルのバンドのミュージシャンやファンからは、「ロックの品位を貶めている」、「ヴィジュアル系のファンはヴィジュアル系しか聴こうとしない」としてジャンル全体に対してあまりいい印象を持たれていない。これについては、1990年代のヴィジュアル系全盛期を支えたファンや『元ヴィジュアル系ミュージシャン』の一部にさえ、現在のヴィジュアル系バンドのスタイルを嫌う風潮が見られている。その為、複数のバンドが集結するロックイベントでもヴィジュアル系やその影響の濃いバンドが、出演する他の有力バンドの意向などで企画段階から半ば隔離的に排除されたり、その様な事が行われたと噂されるイベントも少なくないとされ、現在ではヴィジュアル系バンドが複数出演するイベントについてはヴィジュアル系のみのライブイベントが多い。

[編集] 国外での評価

ヴィジュアル系に限らず、日本のミュージシャンについては欧米のリスナーや日本の洋楽専門リスナーは評価そのものをされる事自体が少ないが、最近ではDir en greyを中心にヴィジュアル系バンドでも海外で評価をされているものが存在する。

従来、ヴィジュアル系バンドは日本以外では東アジアを中心にファンが多かったが、2004年前後頃からヨーロッパやアメリカでもファンが増えはじめた。(ヴィジュアル系バンドはアニメの主題歌を歌うことが多かったため欧米での日本のアニメブームによりファンが増えた。他にもアメリカなどでは化粧をしているバンドが増えてきたため日本のヴィジュアル系が注目されるようになったという説もある。)ヨーロッパにおいては本場のゴシック文化の影響もあってか日本やアジアの流行とはやや傾向が違い、黒服や耽美的な雰囲気を基調とした「コテ系」のバンドの人気が高く、日本よりヨーロッパで人気が先行するバンドや、インディーズでありながらヨーロッパ公演を行うバンドも現れた。現在の蜉蝣D'espairsRayMoi dix Moisがそれである。

また、一部の日本のゴシックロックファンからは“ヴィジュアル系が現れたせいで本格的なゴシックロックをやってもヴィジュアル系と呼ばれてしまう。”と批判する声がある。事実、欧米のゴシックロックファンの間では、日本のヴィジュアル系は日本のゴシックバンドに相当するのではないかという討論がネット上でされている。

また、欧米のリスナーの一部には、ヴィジュアル系は欧米のバンドにはない派手な外見やメロディーなどがどことなく東洋芸術に通じてみえる様であり、純粋な音楽としてではなく、歌舞伎宝塚歌劇などの日本独自の芸能作品と並ぶとまで高く評価する者すらいる。

[編集] ヴィジュアル系とヘヴィメタル

1990年代のヴィジュアル系の流行時には、元来の音楽バンドとしての趣旨から逸脱した方向性を持ったバンドも多数存在したために、ヴィジュアル系に対しては「色物」という印象がロックファン、メタルファンを中心に持たれるようになった。これらの者たちからの、ヴィジュアル系やそれに関わったミュージシャンに対する「日本のロック音楽を馬鹿にした、駄目にした」という反感は未だに根強く存在している。特にメタル系ではヴィジュアル系と一時期かなり混同され、ヘヴィメタルに対する一般社会からの大きな誤解と偏見を招く原因になったとして、当時メタル系バンドに在籍していた者の中には、現在でもヴィジュアル系やそれに関わったミュージシャンを毛嫌いする者も少なくない(ジャパニーズ・メタルの項を参照)。だが、1980年代の国内音楽シーンを支えたロックやメタル系のバンドの大多数が平成に改元するのと前後して底無しの興行的な不振に陥り、数多くのバンドが解散や消滅に追い込まれていった中、活発な活動を続けて1990年代に一大ブームを築き上げ、この時代のロック音楽を産業として広く支えたのは、ヴィジュアル系のバンドとそのメンバーたちであった事は確かに紛れもない事実である。それに全てのメタルファンがヴィジュアル系を毛嫌いしている訳ではなく特に当時の若いメタルファンの中にはヴィジュアル系を聴いていた者も少なからず存在していたり、ヴィジュアル系を聴いてへヴィーメタルを聴こうとする者も出てきたり、今活躍している日本のヴィジュアル系以外のロックアーティストもヴィジュアル系を聴いてロックに目覚めた者もいたりするのでそういう意味ではヴィジュアル系は日本の音楽界にとって非常に重要な存在である。

[編集] KLACK事件

最近のヴィジュアル系の印象が決して良くない要因の一つとして、俗に「KLACK事件」と呼ばれる事件が挙げられる。これは「KLACK」というバンドが、12出演バンドの1つとして出演した、雑誌「FOOL'S MATE」、TBSの主催するライブイベントにおいてイラク日本人斬殺事件の首斬り映像を流すという不祥事を起こしたものである。ライブ会場では気分を害したり、精神的なショックから体調を崩す者が続出するなど場内が騒然となり、事実上イベントをぶち壊しにしてしまった。

この騒動はある程度限られた範囲で起きたものではあったが、テレビのニュース番組では事件扱いで報じられた他、ネットワークや口コミを通じて様々な方面へ情報が伝播していった。さらに事件後に、バンドのメンバーが公式サイトで「行動に問題がなかった」と開き直る姿勢や悪態を見せた事も相俟って、ネット上で激しく批判されると、バンド側は公式サイトを閉鎖。自らが起こした騒動に対して反省の色の無い所を見せ、これがヴィジュアル系全体への非難にも繋がっていった。

かくて、この事件は当事者のみならずヴィジュアル系全体への印象を悪化させる事となった。実際、この一件の代償は小さいものとは言い難い。これ以降、ヴィジュアル系のライブやイベントについて、少なからぬ主催者や会場管理者が、「トラブル防止」を名目にライブでの映像などの使用素材やセット、配布物などに至るまで、表現物への事前チェックを行う様になっている。さらには一部のイベントでは企画段階、出演交渉時、リハーサルなど何段階にも渡ってバンドやメンバーの表現そのものへの厳しいチェックが行われる様になるなど、ヴィジュアル系のミュージシャンの活動や表現などへ与えたダメージは測り知れない。

[編集] ヴィジュアル系とリストカット(自傷行為)

Dir en greyを主とするバンドの一部が歌詞にリストカットをはじめとする自傷行為を題材にしていることが問題視されている傾向にもある。 近年ではガゼットアリス九號. など勢いの乗っているバンドが多く、その影響で、こういった詩を題材にしているバンドの音源に触れ、最終的に自らも自傷行為を行うことになったという例が多々ある。

[編集] ヴィジュアル系ブームの再来

先述したガゼットアリス九號. 、またアンティック-珈琲店-シドなどのバンドの登場、SHAZNA等の90年代一世を風靡したヴィジュアル系バンドの再結成、23rdシングル「月光花」で30万枚以上の売り上げを記録したJanne Da Arc、ロンドンブーツの田村淳率いるjealkbの結成、KraしゃるろっとムックD'espairsRayメリー等、メジャー進出するバンドの増加、海外でライブを行うヴィジュアル系アーティストの増加、Dir en greyの新曲がオリコンウィークリーチャートで最高位3位を獲得する等、近年ではヴィジュアル系ブームの再来の兆しが見られる。しかし、こういったバンドのファンが低年齢層で、彼らの外見だけに惹かれているファンであることも多く、演奏技術・音楽性などに惹かれているファンとは互いを中傷しあう傾向がある。そういったことが、ヴィジュアル系が世間から煙たがられる一つの要因であるともされている。

[編集] 主なヴィジュアル系バンド

下記は、ヴィジュアル系であるとみなされることのある主なバンドのリストである。何をもってヴィジュアル系と定義するかは難しい問題であり、下記のバンドの中にはCDショップなどではヴィジュアル系に分類されているが、実際に本人たちはヴィジュアル系と呼ばれることを否定しているバンドや、異論を唱える者も少なくない。

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[編集] レーベル・プロダクション

1980年代後期よりその存在が確認されている。元祖ヴィジュアル系バンドの多くはYOSHIKIの主宰するエクスタシーレコードDYNAMITE TOMMYが総指揮を執るフリーウィル・レコードに所属していたため、一時は「東のエクスタシー、西のフリーウィル」と言われていたこともあった。その後はアナーキストレコードデンジャークルークライスキーパーティーなど数多くの専門レーベルが登場した。大手芸能プロダクションが手掛けたケースも少数はあるが、これらの会社の手法ではヴィジュアル系バンドを商業的に成功させることが難しく、田辺エージェンシーホリプロなどは撤退している。現役もしくは元ヴィジュアル系のバンドマンが主催するプロダクションが多い。また、バンドが独立事務所を立ち上げるケースも少なからずある。

[編集] 主なレーベル・プロダクション

ミュージシャンの主宰するレーベル、プロダクション

主催がバンドマンではない事務所、イベンター・芸能事務所系等

[編集] ヴィジュアル系専門誌

現在刊行されている雑誌
  • SHOXX
  • FOOL'S MATE
  • Zy.
  • CURE
休刊・廃刊した雑誌

[編集] 関連項目

  • BREAK OUT
  • 目黒鹿鳴館
  • 高田馬場AREA

[編集] 外部リンク

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