ホンダ・コンチェルト
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ホンダ・コンチェルト | |
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製造期間 | 1988年 – 1992年 |
型式 | ホンダ・E-MA1~3 |
ボディタイプ | 4ドア セダン 5ドア ハッチバック |
エンジン | D15B型 直4 SOHC 16バルブ 1493cc 91PS ZC型 直4 SOHC 16バルブ 1590cc 105PS(キャブレター) 120PS(PGM-FI) ZC型 直4 DOHC 16バルブ 1590cc 130PS |
全長 | 4415mm(4ドアセダン) 4270mm(5ドアハッチバック) |
全幅 | 1690mm |
全高 | 1395mm(FF) 1415mm(4WD) |
車両重量 | 950kg~1200kg |
後継 | ドマーニ |
姉妹車、OEM | ローバー416SLi ローバー216/220 |
車台が共通の車種 | シビック インテグラ |
同クラスの車種 | トヨタ・カローラ トヨタ・スプリンター 日産・サニー 日産・パルサー マツダ・ファミリア いすゞ・ジェミニ 三菱・ランサー 三菱・ミラージュ ダイハツ・アプローズ スバル・レオーネ |
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コンチェルト(CONCERTO)は本田技研工業が製造・販売していた自動車。 車名の由来はイタリア語/英語のコンチェルト(協奏曲)。
目次 |
[編集] スタイル・機構
当時本田技研工業が提携関係を結んでいたイギリスのオースチン・ローバー・グループ(現 MGローバー)との共同開発によるモデル。その出自から、ヨーロピアンスタイルの性格が色濃く出ている。 プレリュードに代表される巾広で背の低い乗用車を作っていた当時のホンダらしくなく、背が高くボンネットの長い、セダンらしい言ってみれば端正なスタイルをしている。
ボディバリエーションは4ドアセダンと5ドアハッチバックセダン。 共にいわゆる6ライト・ウィンドウの側面窓配置を持つ。 ローバー版の「ROVER 216/220/416」には存在した3ドアハッチバックや5ドアステーションワゴン、それに2ドアクーペやオープンカーのカブリオレなどはホンダ版には用意されない。
プラットフォームはEF型シビックと共用。搭載されるエンジンもシビックに積まれるD15B型及びZC型を採用している。
駆動方式はFF及び4WD。上位グレードの4WDには、リアルタイム4WDにトルクスプリット型ビスカス・カップリングとアンチロックブレーキを融合させたINTRACという機構を採用していた。
[編集] 歴史
- 1988年
- 1989年
- 10月 - フェイスリフトの変更を行うと共に、4ドアセダンFFに最廉価版の装備を充実したJE-EXTRAとスポーティバージョンのJZ-iの2グレードを追加。
- 1991年
- 1月から2月 - マイナーチェンジ。キャッチフレーズは「LOVERS' CONCERTO」。CMソングもサラ・ヴォーンの「ラヴァーズ・コンチェルト」が使われた(この曲は後に三菱・シャリオグランディスのCMソングにも使われている)。グレードの追加及び整理が行われた。4ドアセダンFFではJE-EXTRA、JG、JX-iが残され、これに最上級グレードとしてEXCLUSIVE(ZC型DOHC16バルブ、電子燃料噴射式(ホンダPGM-FI)仕様)を加えて4、同じく4WDがJG、JX-iにスポーティバージョンのJZ-Si(ZC型DOHC16バルブ、電子燃料噴射式(ホンダPGM-FI)仕様)を加えた3、5ドアハッチバックはJG及びJX-iの2となる。
- 1992年
[編集] 取扱販売店
- ホンダクリオ店系列