トヨタ・ベルタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トヨタ・ベルタ | |
---|---|
製造期間 | 2005年11月28日 – |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
エンジン | 1KR-FE型 直3 1.0L 71PS 9.6kg・m 2SZ-FE型 直4 1.3L 87PS 11.8kg・m 2NZ-FE 直4 1.3L 87PS 12.2kg・m |
ミッション | SuperCVT-i(2WD用) コンパクトSuper ECT(4WD用) |
全長 | 4300mm |
全幅 | 1690mm |
全高 | 1460mm-1480mm |
ホイールベース | 2550mm |
車両重量 | 990kg-1120kg |
先代 | トヨタ・プラッツ |
開発担当者 | 古山 淳一 |
同クラスの車種 | ホンダ・フィットアリア |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
ベースは、2代目ヴィッツ。ちなみに2006年10月現在日本国内で新車で購入できる4ドアセダンとしては唯一、1.0Lと1.3Lのガソリンエンジンが選択可能な貴重な存在である。
目次 |
[編集] 歴史
プラッツの後継車として、2005年11月28日発表・発売された。特にカローラ店では1999年8月に廃止されたカローラIIの代替ユーザー(特に、モデル末期のL50系ユーザー)をターゲットに小型4ドアセダンを戻すねらいもあったようだ(もうひとつの理由として完全にカローラアクシオとのセグメント上(ベルタ→Bセグメント、アクシオ→Cセグメント)での棲み分けを図るという理由もある)。
[編集] コンセプト
『シンプルこそが美しい』が、ベルタのデザインコンセプトである。
[編集] プラッツとの違い
プラッツには1.0L4気筒DOHC16バルブエンジンや(1SZ-FE型)1.5L4気筒DOHC16バルブエンジン(1NZ-FE型)が搭載されていたが、ベルタにはFF用に1.0L3気筒DOHC12バルブガソリンエンジン(1KR-FE型)および1.3L4気筒DOHC16バルブガソリンエンジン(2SZ-FE型)。4WD用は1.3L4気筒DOHC16バルブガソリンエンジン(2NZ-FE型)が搭載される。 プラッツに比べて、全長が120mmほど長く、全幅が30mmほど広く、全高が40mmほど低く、ホイールベースが180mmほど長く、トランクルームが11Lほど大きく(トランク容量475L・1.3L車のGグレードのFF車)なっている。全車、5速マニュアル車の設定はなし。ボディサイズはE110系カローラセダンを凌ぎ初代 プリウスに限りなく近い。
[編集] 対抗車種
今までホンダ・フィットアリアが独占していた小型セダンのジャンルに参戦した。
[編集] 姉妹車
[編集] グレード
- 1.3L※4WDと2WDのエンジンは違う。
- 1.0L※2WD車のみ
- X“S package”
- X
- X“B package”(法人向け。2006年10月6日に追加、発売)
- X“A package”(法人向け。2006年10月6日に追加、発売。パワーウィンドー、ラジオ等は装備されない)
[編集] 取り扱いディーラー
[編集] 車名の由来
- イタリア語で、美しい・美しい人という意味。
- 北米および南米ではヴィッツ同様「YARIS」(ヤリス)の名称で販売される。
[編集] CM
- CMには女優の鈴木京香を起用している。
[編集] キャッチコピー
- 「そのトヨタは、私のブランドになる。」
- 「美しく生きようと思った、美しく乗ることを選んだ」
- 「new mode from TOYOTA Belta」