イングランディーレ

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イングランディーレ
性別	牡
毛色	鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	1999年 5月21日
死没	-
父	ホワイトマズル
母	マリリンモモコ
生産	社台ファーム
生国	日本（北海道千歳市）
馬主	種田恵志→吉田千津
調教師	清水美波（美浦）
競走成績	33戦8勝（うち中央競馬26戦6勝）
獲得賞金	3億645万3000円
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イングランディーレは、日本の競走馬である。2004年の天皇賞（春）を勝利すると、そのモデル競走となったアスコットゴールドカップにも出走した。

[編集] 戦績

デビューは2歳の夏。当初はダートを主体に使われ、コツコツと賞金を重ねていった。その中で、3歳の終わりには格上挑戦ながらステイヤーズステークスに出走し4着に食い込む。自己条件6着のあと、ダイヤモンドステークス（当時は東京競馬場のスタンド増設工事の影響で中山競馬場で行われた）に出走する。8番人気という高いとはいえない評価、52kgという人気馬より軽いハンデキャップを活かし、雨の中山競馬場を逃げ切って重賞初制覇。これが芝での初勝利であった。さらに日経賞でも、4コーナーで先頭に立つとバランスオブゲーム以下を押し切り重賞を連勝する。

迎えた天皇賞（春）で、フルゲート18頭中5番人気に支持されるが、ヒシミラクルの激走の前に9着に敗れる。その後は再びダート路線へ。ブリーダーズゴールドカップ、白山大賞典を連勝するもJBCクラシックではアドマイヤドンにかなわず。その後も、ステイヤーズステークス4着、名古屋グランプリ5着と勝ち切れなかった。

2004年は船橋競馬場で行われたダイオライト記念に出走し、不良馬場ながら2着に入る。次走の天皇賞（春）では10番人気に過ぎなかった。ゲートが開くと、鞍上の横山典弘は押して先頭に立ち逃げを打つ。ゼンノロブロイやリンカーンといった差し馬が人気になっていたこともあり、どの馬も牽制しあってイングランディーレに「誰も鈴を着けに行かない」ままレースは進んでいった。さすがに直線では脚色が鈍ったものの、2着ゼンノロブロイに7馬身差をつけて逃げ切った。一時は20馬身を超えるリードを作った事もあり、セイウンスカイのように京都競馬場でのGI逃げ切りをやってのけた横山典弘の好騎乗が光る競走となった。

その後、イギリスではアスコット競馬場に遠征してアスコットゴールドカップに出走するも、天皇賞のようにレースを作って行く事ができず、9着に敗れてしまう。日本に帰国し、ブリーダーズゴールドカップ2着の後、左前浅屈腱炎を発症。1年3ヶ月の休養の後2005年 11月5日に復帰、休養期間が長すぎた為に規定でハンデキャップ競走のアルゼンチン共和国杯に使えずカシオペアステークスで復帰するも、62kgという酷量や長期休養などが響き、最下位に敗れてしまった。続くステイヤーズステークスも10着と大敗し、休養に入る。復帰は2006年 8月5日のみなみ北海道ステークス。そのレースで3着と健闘し、続いてブリーダーズゴールドカップに出走した。3年前に勝利したこのレースでの復活勝利が期待され3番人気まで推されたが結果は6着に敗れた。その後、脚部不安で9月29日登録を抹消された。

引退後は韓国で種牡馬になることが決定した。

[編集] 血統表

イングランディーレの血統　（リファール系（ノーザンダンサー系）／Northern Dancer4×4=12.50%）
父 *ホワイトマズル White Muzzle 1990　鹿毛	*ダンシングブレーヴ Dancing Brave 1983　鹿毛	Lyphard	Northern Dancer
			Goofed
		Navajo Princess	Drone
			Olmac
	Fair of the Furze 1982　鹿毛	Ela-Mana-Mou	*ピットカーン
			Rose Bertin
		Autocratic	Tyrant
			Flight Table
母マリリンモモコ 1986　栗毛	*リアルシャダイ Real Shadai 1979　黒鹿毛	Roberto	Hail to Reason
			Bramalea
		Desert Vixen	In Reality
			Desert Trial
	ピーチクリアー 1979　栗毛	*ノーザンテースト Northern Taste	Northern Dancer
			Lady Victoria
		シャダイクリアー	*ガーサント
			ペルルビーチ F-No.4-r