つくバス
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つくバスとは、日本茨城県つくば市のコミュニティバスの愛称・名称である。この愛称は公募による。2006年4月1日から、福祉循環バス「のりのりバス」を廃止し、新たにコミュニティバスとして運行を開始。案内上名称は「つくバス」(TSUKU-BUS)に統一されている。運賃は均一制と区間制。つくば市が運行の計画をし、実際の運行業務は関東鉄道が行う。
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[編集] 概要
旧のりのりバスの13の運転系統を基礎に、広い市域をカバーする。
つくば市の公式発表によれば「市内2次交通の利便性向上」のため、福祉循環バス「のりのりバス」、コミュニティバス「つくつくバス」を廃止し、運行時間の拡大、ノンステップバスの導入等を行ない、また、自動車からバスへの転換を促すことにより、交通渋滞の緩和や環境への負荷軽減を目的に運行を開始した。
将来的には独立採算を目指す。
のりのりバスの経緯についてはのりのりバスの項目を参照のこと。
[編集] 運転系統
- 地域循環 -旧のりのりバスの13系統を基本として部分的に経路修正された13系統で、市内のほぼ全集落をカバーする。コース名右側のカッコ内は主な運行地区名。右側に経由する鉄道駅、バスターミナル、市庁舎など(経由順ではない)。
- 1コース(筑波)-筑波山口、筑波庁舎
- 2コース(筑波)-筑波庁舎
- 3コース(筑波、大穂)-大穂庁舎、筑波庁舎
- 4コース(大穂、豊里)-大穂庁舎、
- 5コース(桜)-つくばセンター(つくば駅)、桜庁舎
- 6コース(大穂、豊里)-つくばセンター(つくば駅)、研究学園駅、豊里庁舎
- 7コース(豊里、谷田部)-つくばセンター(つくば駅)、万博記念公園駅、谷田部庁舎、豊里庁舎(偶数便)
- 8コース(豊里、谷田部)-みどりの駅、万博記念公園駅、谷田部庁舎、
- 9コース(谷田部)-つくばセンター(つくば駅)、谷田部庁舎、科学万博記念公園
- 10コース(谷田部)-つくばセンター(つくば駅)、谷田部庁舎
- 11コース(谷田部)-谷田部庁舎
- 12コース(茎崎、谷田部)-つくばセンター(つくば駅)、茎崎庁舎
- 13コース(茎崎、谷田部)-みどりの駅、谷田部庁舎、茎崎庁舎、レイクサイドくきざき
- センター循環(C)
- 北部シャトル(N)
- つくばセンター、大穂庁舎、筑波庁舎、筑波山口の4地点を結ぶ“急行”路線と言える。つくばエクスプレスを北部延長する考えに基づいて設定されている。かつてのつくつくバス「筑波急行シャトル」(つくばセンター・筑波庁舎間)との違いは、筑波山口に乗り入れる点である。約30分間隔運転。
※旧つくつくバスの「春日近隣シャトル」に代わる系統は設定されていない。「松代近隣シャトル」は、関東鉄道の一般路線に継承(路線はつくつくバスの当初路線と同一)。
[編集] 使用車両
- 地域循環:三菱ふそう・エアロミディME
- センター循環:クセニッツ
- 北部シャトル:いすゞ・エルガミオ
全車両ノンステップバス、ユニバーサルデザイン仕様である。 地域循環は青紫色、センター循環はオレンジ色、北部シャトルは緑色を主体としたオリジナルカラーとなっている。車両故障・検査時などは他のバスが代走することがあるが、そちらもノンステップ車両による。
[編集] 運賃
- 地域循環(1~13コース)
- 200円
- センター循環
- 100円
- 北部シャトル
- 200円~400円(区間制)
なお、一日乗車券(400円)は地域循環とセンター循環に有効である。
[編集] 停留所
- 車椅子の乗降を認めない停留所がある。車椅子乗降可能な停留所は、つくば市バスマップ(冊子版)に記載されている。
- つくばセンターバスターミナルの乗り場は、北部シャトルは1番乗り場、センター循環は3番乗り場、地域循環は8番乗り場である。これらどの乗り場も、つくば駅エレベーター地上口との間は離れておらず、水平移動が可能である。
- 地域循環の停留所名は、基本的に地名を採用しており、のりのりバスの企業名・屋号等を付けた停留所名は継承されていない。例:のりのりバス「志ち乃」→つくバス「桜三丁目」
- 関東鉄道一般路線などと同じ地点のバス停は、のりのりバス停留所名と異なっていたものは一部を除き一般路線に併せている。例:「山崎商店」→「気象台」
- 停留所標識板は一般路線に似た、独自のものを使用している。
[編集] 利用状況
[編集] つくば市バスマップ
つくば市では、つくバスを中心とした市内バス路線の路線図を作成し、区会(集落組織)を通じて各戸配布した。冊子版では、つくバス各系統ごとの路線地図、全停留所の時刻表と車椅子乗降可能停留所を記している。なお、市の庁舎及び公民館等、つくば駅のつくば市総合案内所で配布している。
[編集] 運行事業者
関東鉄道 -土浦営業所、つくば中央営業所、つくば北車庫、竜ヶ崎営業所が担当する。
つくバス運行を請け負うに際して、つくバスの愛称が発表される前の2005年12月頃から、非正規社員扱いの運転士を自社ウェブサイトなどで募集し、事実上の事業拡大であるコミュニティバス事業に対応した。
[編集] 近隣市町村のコミュニティバス等
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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