飯豊町
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目次 |
[編集] 地理
- 山: 飯豊連峰
- 河川: 白川、小白川
- 湖沼: 白川ダム湖、玉木沼
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 豊原村、添川村、豊川村が合併し、飯豊村となる。
- 1958年(昭和33年)9月1日 - 中津川村を編入。
- 1958年(昭和33年)9月1日 - 飯豊村から、飯豊町となる。
[編集] 行政
- 町長 齋藤正三郎
[編集] 産業
国勢調査による産業別就業人口。
- 一次産業就業者数863人
- 二次産業就業者数2,072人
- 三次産業就業者数1,822人
どぶろく特区の認定を受け、がまの湯温泉「いいで旅館」、㈱緑のふるさと公社(「白川温泉いいで白川荘」「ホテルフォレストいいで」)で製造・飲用が可能になった。町内では「どぶろくケーキ」「どぶろくまんじゅう」「どぶろくもなか」「どぶろくソフトクリーム」なども商品化されている。
また、米沢牛の80%が本町から出荷されている。体脂肪率を計測し、基準をこえた牛だけを米沢牛というブランド品にして出荷している。「飯豊牛」と「米沢牛」とは同じ農家の人々が育てている同じ牛である。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
- 千葉県南房総市
- 飯豊町中地区子ども会育成会役員と南房総市(旧千倉町)七浦小子ども会育成会の役員が意気投合して相互訪問するようになったのが始まりである。本町第一小学校5年生と南房総市の七浦小学校5年生とが毎年交歓会をしている。
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 教育
- 高等学校
- 中学校(2校)
- 飯豊町立飯豊中学校
- 飯豊町立中津川中学校
- 小学校(6校)
- 飯豊町立第一小学校
- 飯豊町立第二小学校
- 飯豊町立添川小学校
- 飯豊町立手ノ子小学校
- 飯豊町立中津川小学校
- 小屋分校
[編集] 交通
[編集] 空港
- 最寄の空港は、山形空港。
- 近隣の空港として、仙台空港、新潟空港がある。
[編集] 鉄道路線
羽前椿駅は簡易委託駅となっており、切符の販売をはじめ新幹線の予約まで全ての業務をこなしている。電話予約も全て可能である。
[編集] 道路
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 観光スポット
- どんでん平ゆり園 - 東日本最大級の園。
- 観光わらび園 - 県内でも最大級の作付け面積。
- 道の駅 いいで - 東北地区内で最大級の道の駅である。
- 小白川天狗山 - 大きな赤い鳥居が出迎える。
- 源流の森 - 中津川の奥地で、自然に触れる、焼き物、アスレチック等の体験ができる。
- 間欠泉 - 日本でも有数の炭酸間欠泉。宿泊可。虻に注意。
- 飯豊公園 - 山形県桜回廊の一翼を担い、春になると見事な桜の木々がJR米坂線の車窓からも見える。飯豊中学校の旧グランド、置賜農業高校飯豊分校の桜も見事である。
- 農家レストラン「エルベ」 - ミヤマンマ(お母さん)達がイタリア料理を振舞う。庭にはハーブが咲き、心和む。
- フォレスト飯豊 - コテージが隣接。
- 町民天文台 - 18年度中に完成する。予算は約4500万円。中部地区公民館の敷地内に設置され、専門指導員による天体観望も可能となる。
- 散居農村の風景 - 眺望スポットは4箇所ある。中地区の「中村観音堂北側の展望台」、萩生地区の「どんでん平ゆり園の展望台」、椿地区は「飯豊公園」とその西山にある「高寺山展望台」、添川地区の「眺め山牧場展望台」である。散居農村を見るなら最初の2箇所、小国町を除く置賜7市町を一望するなら3箇所目、夜景を見るなら最後のスポットがよい。
- 映画「蕨野考」の撮影ロケ地
- スワンパーク 黒沢地区 冬は白鳥が飛来する。水辺まで歩いて行くことができる。
[編集] 温泉
町内には4つの温泉がある。がまの湯温泉「飯豊旅館」、添川温泉「しらさぎ荘」、中津川温泉「白川荘」、そして秘湯「間欠泉」である。
[編集] 祭事・催事
- スノーエッグ - 真夏に中津川で行われる雪祭り。雪室からとりだした雪で雪合戦やそりのりができる。
- 椿念仏踊り - 町無形文化財指定。毎年8月14日に椿地区内の6~8箇所で五穀豊穣、無病息災を祈願し人々が踊る。
- 町内には各地区に「獅子祭り」がある。期間は8月14日~19日にかけて。本町内における「獅子祭り」は全て「喧嘩獅子」であり、警固と獅子の力比べが見所であり、観客も拳に力が入る。中でも、萩生諏訪神社の荒獅子祭りが有名。
- めざみの里祭り 毎年9月初めの土曜日。平成18年度は9月2日 町民総合センター「あーす」駐車場にて、盛大な輪踊り。日中も様々なイベントが催される。「めざみ音頭」は寺内タケシ氏によるもの。