星のカービィシリーズ
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『星のカービィシリーズ』(ほしのカービィシリーズ)は、任天堂から発売された『星のカービィ』を第1作とするアクションゲームシリーズの総称。HAL研究所が開発を担当している。桜井政博が生みの親で、彼が開発にかかわった作品を「桜井カービィ」と呼ぶこともある。第1作はゲームボーイ対応ソフトだった。
目次 |
[編集] シリーズ概要
[編集] ゲーム内容
当時(1991年)は難しいゲームが多く、この頃からゲームを始める初心者たちのための導入口としてつくられた。しかし、上級者でもしっかりと遊べる内容となっている。初心者は吸ってはく、上級者はコピー能力を使い分けるなど初心者、上級者の同居につっこんだアクションゲームだが、能力を用いたパズル的要素もあり、意外と難しいマップもある。丸い体を生かしたゲームも多い。アニメにもなり人気が再評価されてきている。開発当初のゲームタイトルは「ティンクル・ポポ」で、カービィの名前は「ポポポ」だった。現在はピンク色だが、最初は白で、桜井政博氏のみピンクのつもりでいたらしく、後に直された。カービィはアメリカの任天堂から募集した名前。
主人公カービィが、強力な吸引力と、吸引したものを高速で吐き出す能力を用いて、プププランドの平和を乱すデデデ大王を倒すという内容。中にはカレー、さつまいもなどの特殊アイテムも存在したが、2作目以降はない。吸引した敵の能力を自分のものにコピーする能力は「星のカービィ 夢の泉の物語」以降の能力である。
空気を吸い込んで空を飛ぶことができ、その空気を吐き出して攻撃することもできるが、ボスキャラクターにはこの空気弾が効かないため、何かを吸い込んでそれを吐き出すか、コピー能力を用いないと倒すことができない。
[編集] 作品リスト
[編集] シリーズ
(ここの項の価格は税込価格)
- 星のカービィ(GB、1992年4月27日、2940円)
- 英名「KIRBY'S DREAM LAND」
- 星のカービィ 夢の泉の物語(FC、1993年3月23日、6825円)
- 英名「KIRBY'S ADVENTURE」
- カービィのピンボール(GB、1993年11月27日、2940円) ピンボール
- 英名「KARBY'S PINBALL LAND」
- カービィボウル(SFC、1994年9月21日、8295円) ゴルフ式ボールアクション
- 英名「KIRBY'S DREAM COURSE」
- 星のカービィ2(GB、1995年3月21日、4095円)
- 英名「KIRBY'S DREAM LAND 2」
- カービィのブロックボール(GB、1995年12月14日、4095円) ブロック崩し
- 英名「KIRBY'S BLOCK BALL」
- 星のカービィ スーパーデラックス(SFC、1996年3月21日、7875円)
- 英名「KIRBY SUPER STAR」
- カービィのきらきらきっず(GB、1997年1月25日、3150円/SFC、1999年6月25日、4410円) 落ち物パズル
- 英名「KIRBY'S STAR STACKER」
- 星のカービィ3(SFC、1998年3月27日、5040円)
- 英名「KIRBY'S DREAM LAND 3」
- 星のカービィ64(N64、2000年3月24日、7140円)
- 英名「KIRBY 64: The Crystal Shards」
- コロコロカービィ(GBC、2000年8月23日、4725円) 転がりボールアクション
- 英名「Kirby Tilt 'n' Tumble」
- 星のカービィ 夢の泉デラックス(GBA、2002年10月25日、5040円)
- 英名「Kirby: NIGHTMARE IN DREAMLAND」
- カービィのエアライド(GC、2003年7月11日、6090円) レースゲーム
- 英名「Kirby AIR RIDE」
- 星のカービィ 鏡の大迷宮(GBA、2004年4月15日、4800円)
- 英名「Kirby & The AMAZING MIRROR」
- タッチ!カービィ(DS、2005年3月24日、4800円)
- 英名「Kirby: Canvas Curse」
- 星のカービィ 参上! ドロッチェ団(DS、2006年11月2日、4800円)
- 英名「Kirby: Squeak Squad」
- 星のカービィ(仮称)(Wii 発売日未定)
[編集] 解説
シリーズは大きくアクションゲーム系統と番外編系統とに分けられる。番外編はカービィの丸い体を生かした、ボールゲームが多い。
アクションゲームは「星のカービィ 夢の泉の物語」以降、シナリオ描写やデザイン、操作性などから大きく「星のカービィ2 - 3 - 64」の流れ(桜井氏が開発にかかわってない)と、「スーパーデラックス - 夢の泉デラックス - 鏡の大迷宮」の流れ(いわゆる「桜井カービィ」)とに分かれる。星のカービィ3#シリーズの二分化も参照されたし。
[編集] 未発売作品
- カービィのおもちゃ箱 (サテラビュー)
- 「星のカービィスーパーデラックス」の発売を記念して、1996年1月から3月にかけて放送されたミニゲーム群。スーパーデラックスに収録されたミニゲーム2作を先行放送するとともに、新たに製作したミニゲーム8種類を放送した。
- Kirby's Avalanche/Kirby's Ghost Trap(Super NES)
- 北米とヨーロッパで販売されたす~ぱ~ぷよぷよの海外版。キャラクターをカービィに差し替えた。
- また、カービィのエアライドは元々、NINTEDO64で発売される予定だったが、その後星のカービィ64が発売された為、ニンテンドーゲームキューブ版として改めて発売された。
[編集] キャラクター
キャラクターはたくさんの種類が存在し、カービィの仲間や、敵キャラクターなどがいる。敵キャラクターにはカービィが吸い込んで能力をコピーできるものとできないものがおり、できないものはスカキャラという。また、ステージの途中で出てくる大きめの敵は中ボス、最後に出てくるのが大ボス、最も強いものがラスボスとなっている。中ボスは通常のままでは吸い込む事ができず、大ボス以降は吸い込みは不可能。敵キャラのコピー能力は作品によって異なる。またザコ敵でもがんばり吸い込みを駆使しないと吸い込めないものもいる。
[編集] カービィとその仲間たち
- 主人公。詳しくはリンク先を参照。
- 仲間たち
- カービィをサポートするキャラクター。詳しくはカービィの仲間たちを参照。
[編集] 敵キャラ
- スカキャラで最もポピュラーな敵キャラ。カービィと同体型。普通はスカだが、このキャラがパラソルを持っているときに吸い込めばパラソルの能力をコピーできる。また、ボートに乗っていたり、イノシシに乗っていたり、幽霊になってみたりと意外に芸達者。
- しかし、本人にはあまり敵意はなく、星のカービィ64で仲間になる等、敵である必要性が感じられないことも。
- ワドルドゥ
- ビームの能力を持つ一つ目の敵キャラ。
- 敵キャラで見た目はキュート。吸い込むと怒って鬼のような形相で追いかけてくる。
- 敵キャラで丸い体に羽を持つ。スカキャラ。
- グランク
- イソギンチャク。頭から弾を発射してカービィの行く手を阻む。スカキャラ。
- ツイジー
- ステージ上を飛んでいるだけの鳥。しかし触れるとダメージ。これの成長した敵キャラはトゥーキーと呼ばれる。両者ともにスカキャラ。
- 外見が大砲で弾を発射して攻撃する。敵キャラだが倒せない。亜種として移動可能のモトシャッツォ、火炎放射を浴びせるフレイムシャッツォが存在する。ただし前者は無敵ではないため倒す事ができる。
- ウニのような外見の敵キャラで、倒せない。その場に停止していたり一定空間を移動したりするがゴルドー自身は攻撃しない。他に「ブレドー」という亜種がおり、そちらも無敵。密かにシリーズ皆勤賞である。スーパーマリオランド2 6つの金貨にも「ウニボー」として登場している。
- 主にボムまたはカッターをコピーできる。
- ブーマー
- カッターがコピーできる敵キャラ。ポピーブロスJr.の亜種。
- トゥーフェイス
- お面の姿をした敵キャラで、最初は背景と同化しているがカービィが接近すると本性を表し襲いかかって来る。亜種でMr.ビー・アンプキンという敵がいる。こちらは顔がハロウィンのカボチャ風になっている。両者ともスカキャラ。
- モアイ像のような顔の敵キャラでスカキャラ。テレポーテーションをする。格上のザコでグランプルスという敵がいる。
- チリー
- アイスまたはフリーズをコピーできる敵キャラ。雪だるまの形をしている。
- ペンギー
- ペンギンのような姿をした敵キャラ。地面の上を滑って移動し、口から氷の息を吐いてカービィを凍らせる。名前的におそらく格上?の亜種でマスターペンギーがいる。どちらもアイスをコピーできる。
- ロッキー
- 石の姿をしていて、ストーンをコピーできる。作品によって鉢巻をつけている時とそうでない時がある。
- スパーキー
- スパークをコピーできる敵キャラ。緑の体をしている。体を放電させる。
- サーキブル
- カッターをコピーできる敵キャラ。丸い鎧のような姿。亜種としてロードキブルという敵が存在するが、特に違いは無い。
- ソードナイト
- 剣で攻撃してくる敵キャラ。ソードをコピーできる。
- ブレードナイト
- 剣で攻撃してくる敵キャラ。ソードをコピーできる。またカービィのエアライドや星のカービィ鏡の大迷宮に出演していないので若干ソードナイトより知名度は低い。
- ユーフォー
- その名通りの敵キャラ。カービィの周りを高速で移動し、レーザーを放つ。レアな能力のUFOをコピーできる。
- バウンシー
- スカキャラでピンクの体に赤いリボンをした、ばねの足を持つ敵キャラ。常に飛び跳ねている。同じ容姿でバウンシータイという敵キャラがいる。
- バブット
- 蝙蝠(コウモリ)。カービィが近づくと動き出し、取り付いて血を吸おうとする。スカキャラである。
- ドカ
- オーバーオールのつなぎを着たモグラ。スコップで土を投げて攻撃する。彼だけ公式イラストが無いのは、一説によれば名前と姿に何らかの問題があったからだという。
- ぺラン
- 壁の上から壁紙を貼って身を潜めているスカキャラ。カービィが近づくと少しの間だけ姿を現し、弾を吐き出して攻撃してくる。
- ペルー
- ぺランと違い、こちらは壁の一部分そのものが体となっている。カービィが近づくと姿を現し、真下に来ると長い舌でカービィを食べようとする。倒せない。
- ブルームハッター
- エヌゼット
- 星のカービィ64でワドルディが仲間のサブキャラになったため、差し替えで登場したキャラクター。灰色の敵キャラでスカキャラ。
- プロペラー
- リックたちに乗ったカービィを見つけると接近してくる。同じ容姿でプロペラーボムという敵キャラがいる。星のカービィ64ではアイスをコピーできる。
- スターマン
- バーニンレオ
- 頭から炎を出している敵キャラ。ファイアをコピーできる。
- ノディ
- ナイトキャップのようなものを被っている敵キャラ。スリープをコピーできる。
- ボンバー
- 爆弾のような形をした敵キャラ。クラッシュをコピーできる。
- バイオスパーク
- 忍者のような格好の敵キャラ。ニンジャをコピーできる。
- カプセルJ
- ジェットを背中に背負った敵キャラ。ジェットをコピーできる。
- ギム
- ナックルジョー
- 少年の格闘家で、バルカンジャブといったあらゆる格闘技を駆使する。ファイターをコピーできる。最近ではアニメ効果もあってか、やや知名度は高いものの後述するデッシーに出番を奪われている。
- プラズマウィスプ
- 青白く光る炎のような敵キャラだが、プラスマ能力による攻撃を得意とする。もちろんプラズマをコピーできる。
- ツイスター
- 回転させて攻撃してくる敵キャラ。トルネイドをコピーできる。
- ウィリー
- タイヤの形をした敵キャラ。ホイールをコピーできる。カービィのエアライドではレックスウィリー、ウィリ―スクーターという亜種が存在する。
- バードン
- フレイマー
- 普段は壁をつたって移動するがカービィが接近すると炎をまとって突進する。バーニングまたはファイアをコピーできる。
- ボボ
- 火の玉に足がついたような敵キャラ。星のカービィ3ではやせ型と太り型の2種類がある。バーニングをコピーできる。
- ガルボ
- 怪獣のような敵キャラ。いつもは寝ているが、カービィが近づくと目を覚まして火炎を吹いてくる。バーニングをコピーできる
- ケケ
- 箒にまたがった魔女っ娘。クリーンをコピーできる。星のカービィ64では背景を飛んでいるだけのキャラとなってしまった。
- アニー
- 天使の姿をした敵キャラだが体形はカービィに近い。輪を画くように一定のルートを飛び、矢を放って攻撃してくる。エンジェルをコピーできる。
- ビルゲ
- 大きな唇が特徴のスカキャラ。近くにあるアイテムをペロリと平らげてしまう。一発で倒せないと怒って一定時間暴走する。
- チップ
- 狐のような姿をしたスカキャラ。ただし手足は無く、ジャンプして移動する。
- コロロン
- その名通り丸い体を生かして転がるスカキャラ。
- ドロッピー
- スカキャラだがコピー能力を持ったカービィにぶつかるとその能力を奪って変身してしまう。変身出来ない能力だと赤くなって暴走を続ける。
- バッティー
- バブットと同じ蝙蝠のスカキャラ。体の形はやや肉まんに似ている。こちらは習性こそバブットと同じだが体当たりしてくるだけで血を吸ったりはしない。
- ブロックン
- 星ブロックに化けた敵キャラでスカ。普段は星ブロックに化けているが外部からの刺激を受けると動き出し襲いかかって来る。
- リープ
- 白い羽が生えたスカキャラで、ビルゲとは対照的に口紅を塗った美しい(?)唇が特徴的。カービィに触れると熱いキスをかましてくる。この時カービィは顔一面についた口紅を拭こうとハンカチを取り出して拭き始めるのだが、その間は一切操作が出来ないので空中でうっかり接触すると取り返しのつかない事になる。
- フォーリー
- プロペラーに似た姿の敵キャラ。常に頭の葉っぱをプロペラのように回して飛んでおり、カービィが真下に近づくと葉っぱと胴体を切り離して落下し、地面に着弾して爆発する。ボムをコピーできる。
- デッシー
- 格闘家を目指す子犬で、中ボスを務めるバウファイターの弟子なので「デッシー」。ナックルジョーより技のレパートリーや体長に劣るが、上級者になると空中を飛んでいるカービィにジャンプから繰り出すアッパー攻撃を仕掛けてくるので侮れない。ファイターをコピーできる。
- ドッゴーン
- ミサイルに足がついたような敵キャラ。同じ画面に入ると、ある程度時間を置いてから発射しカービィをしばらく追尾した後自爆する。ミサイルをコピーできる。
- プクラ
- 風船のように膨らんでいる敵キャラ。バルーンをコピーできる。
- クリンプ
- 壷型の敵で、壁を歩いて移動している。グランクと同じく頭から弾を発射するが水平には飛ばない。スカキャラ。
- グッサ
- 角が生えた魚で、足はスクリューになっている。スカキャラ。
- クレット
- 黄色いボールが雲に乗ったようなスカキャラ。攻撃的ではないがカービィが真下にいると時折ココナッツ爆弾を落とす。また、吸い込もうとするとマキシムトマトかゴルドーのいずれかに変身する。
- マイガ
- スライム状の体を持つスカキャラ。しかし吸い込もうとするとカービィの顔に引っ付いて吸血攻撃を仕掛けてくるので侮れない。
- ガウガウ
- イヌのような敵キャラ。アニマルをコピーできる。
- バブルヘッド
- バブルをコピーできる。ホットヘッドの亜種。
- メタルン
- 鋼鉄の体を持った敵キャラ。メタルをコピーできる。外見は星のカービィ64におけるロッキーのデザインに酷似している。これ以降の敵キャラはがんばり吸い込みを駆使しないと吸い込む事ができず、しかも通常の敵キャラに比べて体力が高めである。
- エイブン
- ウサギのような姿だが実は耳にあたる部分が腕という敵キャラ。その腕でカービィを捕まえてぶん投げる。スロウをコピーできる。
- アッチー
- ガルボを大きくしたような敵。炎のようなトサカが生えている。ファイアをコピーできる。
- ウジャ
- 小さな黒い虫が集団で集まったもの。巨大な手型とサーベル型の2種類がいる。スカキャラ。
- ヘビーナイト
- 見るからに重そうな甲冑をまとった騎士。動きは極端に遅いが、剣の振りとそれによる間合いの詰めが速く正面からのがんばり吸い込みは困難。ソードをコピーできる。
- ガレブ
- 石の巨人。色によってローリング、ジャンププレス、アッパーと攻撃方法が違う。普通はストーンをコピーできるが、攻撃アクション中に吸い込む事でそれぞれホイール、ストーン、ファイターとコピーできる能力が違う。
- メタルガーディアン
- 球体のロボットで中心に目玉がついている。カービィが近づくと起動し、「3WAYレーザー」「ビッグレーザー」で攻撃する。レーザーをコピーできる。
- ジャイアントロッキー
- ロッキーの巨大版。頭にヘルメットを被っている。見た目通り防御力が高くやられにくい。ストーンをコピーできる。
- シャドーカービィ
- カービィのほんの少しの悪い心が鏡の世界で実体化したもの。とはいってもイタズラ好きな程度。登場する場所によってコピーできる能力が違う。
[編集] 中ボス
中ボスはステージ途中でカービィの行く手をさえぎるキャラクターで倒さないと先へ進めない。これ以降の敵キャラは体力が設定されており、体力を0にしなければ倒せない。中ボスのみ倒してもしばらくは気絶したままなので吸い込むチャンスだが、ある程度ダメージを与えるかそのまま放置すると爆発して消える。この爆発はカービィへのダメージは無い。
- 前述のポピーブロスJr.の長兄にあたる。こちらは爆弾を投げる種類しか存在しない。爆弾を投げるだけでなく時折体当たりをかます事がある。夢の泉(DX)ではクラッシュ、SDXではボムをコピーできる。
- ローリングタートル
- カメの姿をした敵キャラ。体当たりや子ガメを投げて攻撃してくる。スロウをコピーできる。リメイク版ではファンファンというゾウの姿をした敵キャラに差し替えられた。ファンファンの場合は投げる物がリンゴになっている。同じくスロウコピー可能。
- バグジー
- 巨大なクワガタの姿をした敵キャラ。大きなハサミにつかまるとプロレス技で攻撃される。夢の泉(DX)ではバックドロップ、SDXではスープレックスがコピーできる。
- グランドウィリー
- ウィリーの巨大バージョン。通常のウィリーをけしかけてくる以外はウィリーと同じ。無論ホイールをコピーできる。
- ボンカース
- ゴリラのような姿をした大男で、ハンマーを振り下ろして攻撃する他ココナッツを投げてくる事がある。ハンマーをコピーできる。
- アザラシがオーバーオールのようなつなぎを着ている敵キャラ。お尻をフリフリした後に氷を投げたり体当たりをかましてくる。アイス、(一部フリーズ)をコピーできる。
- ファイヤーライオン
- 炎を纏ったライオン。カービィを捕まえて噛み付いたり、ジャンプ攻撃に引っかき攻撃、突進攻撃と中ボスにしては攻撃が多彩。バーニングをコピーできる。
- Mr.チクタク
- 目覚し時計の姿をした敵キャラ。音符を飛ばす他に音波攻撃や体当たりをしてくる。マイクをコピーできる。
- マスターグリーン
- クラゲのような敵キャラで、放電する他、衝撃波、ビームを出してくる。スパークをコピーできる。
- ジャンパーシュート
- 唐傘お化けのような敵キャラ。下駄を跳ばしたり、回転攻撃をしてくる。パラソルをコピーできる。
- ブロッキー
- 大きなレンガの姿をした敵キャラで突進攻撃や踏み付け攻撃をしてくる。ストーンをコピーできる。
- ワイユー
- 忍者の格好をした敵キャラ。手裏剣を投げたり、分身の術を使ってくる。カッターをコピーできる。
- キャプテンステッチ
- ゴルドーを大きくしたような敵キャラ。トゲを跳ばしてくる。ニードルをコピーできる。
- その名通りコックの格好をした敵キャラ。皿を投げたりおたまを伸ばしてカービィを料理しようとする。コックをコピーできる。
- アイアンマム
- 両手が鉄球、体は鎧に包まれているがなぜかリボンをつけている敵キャラ。鉄球を叩きつけたり振り回しながら歩いたりしてくる。ファイターをコピーできる。
- ジュキッド
- トサカに近い髪を持つ柔道家。気を発射したりつかみかかってくる。スープレックスをコピーできる。
- ハボキ
- 箒の姿をした敵キャラで、砂埃を散らしてくる。クリーンをコピーできる。
- ユキ
- 雪だるまの姿をした敵キャラ。雪玉を投げつけたり突進をかましてくる。アイスをコピーできる。
- ボブー
- ボボの親玉的存在。体当たり攻撃しかできず、全シリーズにおけるボスの中では最弱。バーニングをコピーできる。
- エアロスター
- 飛行機の格好をした中ボス。ミサイルや突進攻撃をする。本体からはミサイルをコピーできるが、時折落としてくる爆弾を吸い込んだ場合はボムになる。
- バウファイター
- 犬の格闘家で、前述したデッシー達の師匠。気功弾やストレートパンチにジャンプ攻撃、掴みからの両手(耳?)叩きなど、師匠なだけに攻撃パターンは豊富。ファイターをコピーできる。
- バタファイア
- 火に包まれた丸い鳥のような中ボス。ほとんどの攻撃が突撃技である。攻撃パターンの通り、倒すと「バーニング」をコピーできる。
- ボクシィ
- プレゼントの包装の形の中ボス。突進をするほか、プレゼントの箱を吐き出す。これはしばらくすると中身が開き、敵キャラや回復アイテムが入っている。マジックをコピーできる。
- ガオガオ
- 青い毛で覆われたクマのような敵キャラ。鋭い爪を使った引っかき攻撃をしてくる。アニマルをコピーできる。
- バブー
- 体中泡に包まれたカニ。泡を飛ばしてくる。バブルをコピーできる。
- ビッグメタルン
- メタルンを大きくしたような敵キャラで、落石攻撃や体当たり攻撃をしてくる。防御力が高く、ダメージを与えづらい。メタルをコピーできる。
- テッドホーン
- 『ゴーストのメダル』を復元すると復活する幽霊。復活後は各レベルの中ボスの一部がテッドホーンに差し替えられるようになる(参上!ドロッチェ団限定)。キャパーというザコ敵たちを侍らせており、時折攻撃命令を出すほかカービィを捕まえてキャパーに体当たりさせてくる。ゴーストをコピーできる。
[編集] ボスキャラ(最終ボス含む)
- 木に顔が付いたボスキャラ。りんごと空気弾で攻撃する。ほとんど1面のボスとして登場する。星のカービィ3では歩けるようになっていた。また、星のカービィ 鏡の大迷宮では「キングゴーレム」として登場。強さはほとんど変わらない。
- ツインウッズ
- ウィスピーウッズ2体と同時に戦う場合、2体合わせてツインウッズという。ウィスピーウッズとほとんど変わらないが、りんごのかわりに毛虫やゴルドーを降らせてくることもある。
- 仮面の騎士でボスキャラ。戦う前にソードをカービィに渡す。作品によって、ソードを取らなくてはならない場合と、取らなくてもいい場合とがある。素顔はカービィそっくりである。大乱闘スマッシュブラザーズXにも登場予定。
- 主に最終ボス。ハンマーを持っている。第1作でカービィに負けた後、必死の特訓で吸い込みとホバリング(通称フグ)を会得したという裏設定がある。基本的な攻撃パターンは殆どのシリーズにおいて変わっていない。星のカービィ64では仲間になる。
- メカデデデ
- カービィボウルにおける最終ボス。どんどん前進してくる。デデデ自身を模した巨大ロボットにロボット界の常識でもあるドリルとペンチアームを装着しているが、実際はオプションであるチビデデデ達がカービィへの攻撃役であるため、全く意味を為していない。
- ナイトメア
- 夢の泉に現れた悪夢。球体状の「ナイトメアーズパワーオーブ」グラサンとモヒカンという出で立ちの人型「ナイトメアウィザード」という2つの形態がある。いずれも星型弾による攻撃を得意としている。後のリメイク版では後者の体のサイズが明らかに大きくなっている。
- マルク
- 見た目はかわいい子供のようだが、正体はポップスターを手に入れようとする悪者。語尾に「~ナノサ」と付ける癖がある。2つの姿を持ち、1つ目は、球体のようで、薄紫色をしている。2つ目は、羽根を生やし、巨大化している。魔法使いであり、ブラックホールまでもつくる事が出来てしまう。
- 自信の野望のためにカービィを利用したという点では、カービィシリーズでは珍しい「裏切りキャラ」である。
- グリル
- SFC版「カービィのきらきらきっず」の真の最終ボス。マルクに似た体形で少年のような姿の魔法使いだが、性別不明。一人称は「ぼくちん」。
- ダークマター
- 「虹の島々」から虹を奪い、人々を苦しめようとした悪者。普段は剣士のような格好だが、やられると「リアルダークマター」という形態になる。ダークマターと言えば普通はリアルダークマターのことを指す。
- ゼロ
- ダークマターの親玉。ポップスターを侵略しにやって来た。真っ白な球体に真っ赤な瞳をしている。倒されると目玉だけの第二形態に変化する。一部のファンの間ではシリーズ中一番耐久力の高いラスボスとして有名である。
- ミラクルマター
- 星のカービィ64の表向きのラスボス。体は球ではなく正多面体になっている。様々な能力で攻撃してくる。また、そのときの色によって弱点が変わり、対応した能力のもとを吐き出した星でしかほとんどダメージを与えられない。
- 0²
- 読み方は「ゼロツー」。星のカービィ64の真のラスボス。同じくダークマターの親玉、ゼロの変形体。妖精たちの星、リップルスターにある「クリスタル」を狙ってやって来た。
- 親玉の割には分裂する光球、弱点の尻尾から噴き出す緑色の毒ガスと、攻撃パターンに乏しい。しかし戦闘中に流れる曲「0²(ゼロ・ツー)」はカービィシリーズ屈指の名曲とファンからの評価は高い。
- ダークマインド
- 鏡の国から全てを支配しようとした悪者。第3形態まである。戦うときは必ず部屋の中央に刺さっているマスターソードを取らなければならない。主にマントの下に隠れたコアから撃ち出す星型弾「スターバレット」で攻撃してくるが、第2、第3、第4回戦と回数を重ねるにつれて攻撃方法が多彩になる。全ての戦いを制すると、むき出しになったコアが巨大化した第2形態との決戦に突入する。その第2形態をも打ち破ると、弱体化し逃走を始めた第3形態にとどめを刺す本当の最終決戦(シューティングステージ)に突入する。
- ドロシア ソーサレス
- 元は名も無き一枚の絵画が、長い年月を経て魔女「ドロシア」となり暴走したもの。現実世界の存在を妬んでおり、プププランドを絵の世界に変えた。カービィ達をボールにしたため、カービィ達は「魔法の絵筆」の力で対抗する。「ドロシア ソウル」という第二形態がある。ちなみにドロシアソウルが時折けしかけてくる敵の名前は「パラ マター」であるが、ダークマターとのつながりは目玉以外に特に無い。
- また、彼女に限って全ての技に名前が設定されている。
- ドロッチェ(ダークドロッチェ)
- 宇宙を渡り歩く鼠の盗賊団「ドロッチェ団」の団長。プププランドにあるという「大いなる力」が手に入る秘宝を求めてやって来た。後にカービィがラスボス戦で使用する杖「トリプルスター」を主な武器とし、冷凍ビーム、爆弾投げ、3方向に飛ぶ星型弾で攻撃する。常に宙に浮かんでおり、テレポート能力を有している。
- デデデ城の宝箱を盗んだ際、デデデ大王が投げ飛ばしたカービィに当たり、その勢いで地下世界へと落ちてしまう。途中でカービィと戦った後メタナイトに宝箱を奪われるも後に奪還。最終的に宝箱の中身である秘宝の正体であったダークゼロに乗り移られ「ダークドロッチェ」と化してしまう。ダークゼロが倒された後、他の宝を求めて再び宇宙へと旅立っていった。
- ダークゼロ
- 「大いなる力」が得られる秘宝の正体。暗黒の支配者である。星の形の中心には真っ赤な目がありゼロの亜種と思われる。体の色を変化させ炎、氷、雷の3属性を自在に操る事ができる。しかし殆どのラスボスに存在していた最終形態が存在しない、動きが遅い、耐久力が低い、攻撃を読みやすい、といった要因も相まって、一部のファンからは「シリーズ史上最弱のラスボス」という烙印を押されてしまう。攻撃パターンに乏しいゼロツーに比べると割と豊富な方である。
[編集] アイテム
- 元気ドリンク
- 主にカービィの体力を2ポイント回復する。
- 食べると、体力を最大まで回復する。カービィの大好物。ひそかに皆勤賞である。
- 激辛カレー
- 星のカービィにのみ登場。体力は回復しないが、一定時間火を吹いて敵を攻撃できる。
- やきいも
- 星のカービィにのみ登場。体力は回復しないが、一定時間空気弾を連続して出すことが出来る。
- マイク
- 星のカービィにのみ登場。コピーは出来ないが、効果は同じで、音痴な歌で画面上の敵を一掃する。一回きりの使い捨て。
- 無敵キャンディー
- 食べると、一定時間体が光って無敵状態になる。
- 1UP
- 取ると、カービィの残り数が増える。
- 初代「星のカービィ」以来、すべての作品に登場しているカービィの乗り物。絵に描いた星の形をした乗り物で、基本的には1~2人乗り。乗るとかなりの速度で飛び回り、進路上の壁や敵は問答無用で蹴散らしていく。カービィの乗り回し方が荒っぽいのか、基本的に止まる方法は「地面or壁に激突する」。この際乗っていたワープスターは砕けてしまう。壊れても復活するのか、はたまたいくつでも存在するのかは不明だが、とりあえず砕けても問題ないらしく、その後は何事も無かったかのようにまたワープスターに乗っている。「夢の泉の物語」「夢の泉デラックス」の4面、「GRAPE GARDEN」のステージ3では向かい風に対抗できなかったり、エンディングでは何故かデデデ大王の飛行速度の方が速かったりとその作品によって設定が違う。「星のカービィ64」では、前作までよりも巨大なワープスターが登場。ワープスター登場と同時にカービィを勢いよくすっ飛ばしている。カービィのエアライドでは壁や地面に激突して砕けることも無く、普通に操作されている。ただし、ブースターがあるなど普段のワープスターとはやや異なる部分がある。「鏡の大迷宮」では星を発射して攻撃できる。
- 食べ物
- 色々な種類があり、その食べ物によって回復ポイントが異なる。
- 星のかけら
- 30個集めると1UPと同じ効果になる。(ゲームによって効果に対する個数が異なる。)
[編集] 関連作品
[編集] 漫画
[編集] 連載中
- 星のカービィ (さくま良子)(さくま良子作、小学一~三年生連載、1993年~)
- 星のカービィ カービィとデデデのプププ日記(路みちる→まつやま登作、ファミ通DS+Wii連載、2006年~)
- ポヨポヨカービィ(はりぶきしきみ作、ファミ通DS+Wii連載、2006年~)
- 星のカービィも~れつプププアワー(谷口あさみ作、コロコロコミック連載、2006年~)
[編集] 連載終了
- かっとび星のカービィ(あべさより作、小学一年生連載、1992年~1993年)
- 星のカービィ(ちびにゃんね作、小学三年生掲載、1993年)
- 星のカービィ(前田のえみ作、小学一年生掲載、1994年~1996年)
- 星のカービィ デデデでプププなものがたり(ひかわ博一作、コロコロコミックほか連載、1994年~2006年)
- 星のカービィ ウキウキ大冒険(タイジャン・ホクト作、月刊少年ギャグ王掲載、1997年~1999年)
- 星のカービィ プププランドはおおさわぎ!(山下たかひろ作、小学四年生連載、2003年)
- 星のカービィ プププランドの仲間たち(姫野かげまる作、小学五・六年生連載、2003年)
その他にも、スクウェア・エニックス、光文社、双葉社からゲームアンソロジーコミックが出版されている。
[編集] テレビアニメ
[編集] 外部リンク
- 星のカービィ(ゲームボーイ)
- カービィのピンボール(ゲームボーイ)
- 星のカービィ2(ゲームボーイ)
- カービィのブロックボール(ゲームボーイ)
- カービィのきらきらきっず(ゲームボーイ)
- コロコロカービィ(ゲームボーイカラー)
- カービィボウル(スーパーファミコン)
- 星のカービィスーパーデラックス(スーパーファミコン)
- カービィのきらきらきっず(ニンテンドーパワー)
- 星のカービィ3(スーパーファミコン)
- 星のカービィ64(ニンテンドウ64)
- 星のカービィ 夢の泉デラックス(ゲームボーイアドバンス)
- 星のカービィ 鏡の大迷宮(ゲームボーイアドバンス)
- タッチ!カービィ(ニンテンドーDS)
- 星のカービィ 参上! ドロッチェ団(ニンテンドーDS)