塩尻駅
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塩尻駅(しおじりえき)は、長野県塩尻市大門八番町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)の駅である。JR東日本の管轄駅。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
4方向へ路線が延びており、名古屋・東京の二つの都市圏と長野県の二大都市、長野・松本方面からの路線が集まる要衝。路線だけなら実質的なターミナル駅となっている。現在地へ移転する前は、中央本線の東京方面(中央東線)と名古屋方面(中央西線)がスルー可能な配線になっており、その一方で中央西線と篠ノ井線の間を直通する列車(「しなの」・「ちくま」など)は、スイッチバックを強いられていた。
駅位置移転(1982年5月17日)後、塩尻駅をまたいで中央東線~中央西線を直通運転したのは臨時急行「たてしな」(1986年7月19・20日に名古屋駅~小淵沢駅間を運転)と臨時特急「あずさ木曽号」(2001年9月8・9・15・16日に東京駅~上松駅間を運転)の2本だけである。 この両路線を結ぶ連絡線は塩尻駅の東京・名古屋寄りにあるため、直通運転するには以下の方法以外ではできない。
- みどりの窓口、自動券売機、エレベーター(改札内外)設置駅。2005年12月19日に自動改札機が稼動開始となった。
- 待合室・ホーム上にキオスク・売店・立ち食い蕎麦屋あり。
- 改札の外と各ホームにトイレが設置されている。多目的トイレは設置されていない。
- 3番線、4番線ホームには、一駅一名物として、塩尻特産のブドウ(メルロー種)の木柵があり、地元の人々が管理している。季節になると実をつける。
なお、定期列車では存在しないが、塩尻駅で方向転換をして中央東線・中央西線の直通運転をする場合は全方向に対応している4番線を使用する必要がある。
- のりば
1 | ■中央東線 | 岡谷・上諏訪・甲府・新宿方面 |
2 | ■篠ノ井線 | 松本・長野方面 |
3 | ■中央東線 | 小野・辰野方面 |
■篠ノ井線 | 松本・長野方面 | |
4 | ■中央東線(待避) | 岡谷・上諏訪・甲府方面 |
■篠ノ井線(待避) | 松本・長野方面 | |
■中央西線(待避) | 木曽福島・中津川・名古屋方面 | |
5 | ■中央西線 | 木曽福島・中津川・名古屋方面 |
6 | ■篠ノ井線 | 松本・長野方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗車人員は3,623人であった。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)12月15日 - 開業。
- 1982年(昭和57年)5月17日 - 駅舎新築に伴い位置を移転。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い中央東線、篠ノ井線はJR東日本、中央西線はJR東海に継承。駅業務はJR東日本に継承される。
- 2005年(平成17年)12月19日 - 自動改札機稼動開始。
[編集] 駅弁
- アルプス賛歌(カワカミ)
- アルプスの四季(カワカミ)
- 岩魚すし(カワカミ)
- うなぎ釜めし(カワカミ)
- おむすびサラダ街道(カワカミ)
- 牛肉弁当(カワカミ)
- 栗ごはん(カワカミ)
- 山菜釜めし(カワカミ)
- とり釜めし(カワカミ)
- とりめし(カワカミ)
- ワイン・ランチ(カワカミ)注:要予約
[編集] 隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 中央本線(中央西線)
- 塩尻駅 - 洗馬駅
[編集] 関連項目
辰野支線(旧線) : 岡谷 - 川岸 - 辰野(>>飯田方面) - 信濃川島 - 小野 - 塩尻