のび太と銀河超特急
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『のび太と銀河超特急』(のびたとぎんがエクスプレス)は、1996年3月2日に公開された「大長編ドラえもん」シリーズの第17作。
原作は藤子・F・不二雄、監督は芝山努。配給収入16億5000万円、観客動員数310万人。
併映作は『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』。
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[編集] 概説
てんとう虫コミックス20巻収録の短編『天の川鉄道の夜』を原案とした作品であり、映画で登場する銀河超特急も、同短編で登場する天の川鉄道の一環という設定になっている。また、敵の目的が「全宇宙の支配」という壮大なものであったり、「辺境警備隊」などのドラ世界での宇宙機関が確認できる作品でもある。 (間接的とはいえドラたちが全宇宙を救った唯一の作品とも言える)
未来の世界の銀河超特急とテーマパークが舞台、未来人との交流が描かれる側面もあり、長編ドラえもん中唯一の、未来世界を舞台にした作品という見方もできるかもしれない。
なお次作『のび太のねじ巻き都市冒険記』の途中で藤子氏が絶筆したため、ドラえもん映画作品の中で本作は藤子氏が最後まで手がけた最後の作品で、そして存命中に上映を見届けた最後の作品となった。また、武田鉄矢が主題歌を担当した最後の作品でもある(本作の名義は海援隊だが)。
また、2004年には同作を4週にわたりNG集を含めた「完全版」TVSPとして放送した。(但し、この「完全版」は映画のノーカットではないので特別編集版、不完全版では?と揶揄されている。その証拠に映画のエンディング部分がカットされた)。また、よくわからない未公開シーン(作中で忍者の代わりにのび太のママが宇宙空間に現れるなど)1週を2時間SPにして放送できるものをわざわざ1ヶ月もかけて放送したのは単にアニメ版のネタが尽きていたからではないかといった声も聞かれる。
[編集] あらすじ
スネ夫が、今大人気のミステリー列車の切符を3枚手に入れた。ジャイアン・静香ちゃんは、ぜひ行かせてほしい、とスネ夫に頼み込む。そこへ、のび太が駆け込んできた。話を聞くと、ドラえもんが3日間も帰らないという。ジャイアン・スネ夫にからかわれ、落ち込んで帰るのび太。家に帰ると、ママが「ドラちゃんが探してた」と言うではないか。のび太が夕食も無視して2階に駆け上がると、ドラえもんが帰っている。ドラえもんの話によると、22世紀で大人気のミステリートレインの切符を3日間かかってやっと手に入れたらしい。
そのミステリートレインで到着したのは宇宙の外れにある巨大遊園地「ドリーマーズランド」。ドラえもんたち5人は気の赴くままに楽しむが、一方で謎の生命体「ヤドリ」が人間を操り始めていた…。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ゲストキャラ
- 銀河超特急車掌(声優:伊倉一恵)
- 銀河超特急の車掌。目と口しかないシンプルな顔立ちで、いつもにこにこしていて、礼儀正しく、職務に忠実。体が小さく、制服はぶかぶか。尚、制服は車掌には珍しく緑色。
- ボーム(声優:塩沢兼人)
- 22世紀の新聞・「コスモタイムズ」の社会部記者。休暇旅行で銀河超特急に乗り、のび太たちと知り合う。ヤドリにとりつかれたのび太のハンマー攻撃を華麗にかわすなど太った外見に似合わず意外に動きが俊敏なことが伺える。またいろいろのび太たちにアドバイスをする頼りがいのある人物である。真空ソープの命中率はなかなかのものである。医学の知識も携えている。
- 命名は恐らく童話作家ライマン・フランク・ボームから。
- アストン(声優:真殿光昭)
- 銀河超特急の乗客で、22世紀の大富豪の息子。普段は父親がお金持ちなのを鼻にかけているらしい。のび太たちを「昔者(むかしもん)」と呼んでからかうが、ヤドリに寄生される。のび太たちに救われ、最後には仲良しになる。射撃の腕はなかなか良く、射撃大会の成績はのび太に次いで2位(6発中5発命中)。まず最初にヤドリに取り付かれた。
- ドン(声優:菅原淳一)
- アストンの友人。顔は脇役キャラクター「はる夫」に似ている。物語では地味な存在。射撃の腕はかなり悪い(6発を全て外す)。ヤドリに取り付かれたアストンに置いてけぼりにされる。その上、ヤドリ船に禁断の惑星の洞窟に振り落とされた。
- ジェーン(声優:丹下桜)
- アストンの友人。ミッキーマウスのような髪型をした女の子。気が強い。射撃の腕は悪く、誤って標的の代わりに審判を撃った。ドンと同じく、ヤドリに取り付かれたアストンにはめられる。
- 人にとりついてコントロールする、アメーバのような寄生生物。生物としての活動はできないが、ロボットを操ることもできる。宇宙征服を企てている。普段はUFOに取りついている。名前ではなく、「ヤドリ○○○号」と番号で呼び合う(アストンに寄生したのは「ヤドリ008号」)。シャボンに弱い。
- ヤドリ天帝(声優:内海賢二)
- 銀河支配を企む謎の宇宙生物ヤドリの王。金色のUFOに取りついている。巨大な銅像型ロボットにさえ寄生することができる。物語のラストでのび太を乗り移ろうとしたが、返り討ちにされた。
- 恐竜の星の管理人(声優:森川智之)
- 藤子キャラ定番の小池さんがゲストで登場。珍しい存在であった。漫画版では顔が全く異なる。管理人室内にもラーメンの器があった。
- 21エモン一行
- 漫画版のみ登場。銀河超特急に乗っている。
[編集] 物語の舞台
- ハテノハテ星群
- 22世紀で大人気の「ミステリートレイン」と「宇宙最大・最新・最高の夢の楽園、ドリーマーズランド」
- いくつもの小惑星に分かれた、大規模なテーマパーク。周りには、テーマパークに使われなかった「禁断の星」が存在する。惑星と惑星の間を行き来する場合、重力発推進音声全自動ロケット(外見は飛行機、車など様々)が使われる。ほとんどのアトラクションには、中央惑星のコントロールセンターで操作するロボットが使われている。蒸気機関車型宇宙船に乗って向かうが、「ミステリートレイン」なので行き先がドリーマーズランドであるという事は秘密である。
[編集] 小惑星の詳細
[編集] 中央惑星
ドリーマーズランドの中心となる星。アトラクションの運営を行う他、駅や遊園地も存在する。
[編集] 設備
- 宿舎(ロッジ)
- 銀河超特急の客車がそのままロッジとなる。
- 飛行場
- 重力波推進ロケットが常時発着できる飛行場。親切なナビゲーターが24時間対応し、朝、昼、夜と利用するお客を安全に送り迎えしている。
- 重力波推進ロケット
- 遊園地
- ドラえもん達は訪れないので詳細不明。巨大なテントやロボット、観覧車などが見える。
- コントロールセンター
- 園内のすべてのロボットの行動をつかさどる建物。
- タキシオン通信センター(原作では「タキオン通信タワー」)
- ドリーマーズランド全体が緊急事態に陥ったときに、辺境警備隊に助けを求めたりするためのタワー。ほかにも、園内の警備隊(保安部)に行動を下したりする、ドリーマーズランドの安全の鍵を握る建物。
- 他にも、何に使われるのかはっきりわからない建物が多数存在する。
- この星の道路には小さなボールが敷き詰められており、頭で念じた方向に自動的に運んでくれる(ベアリングロード)。
[編集] 西部の星
星全体が19世紀のアメリカになっている。射撃、乗馬など、西部劇風のアトラクションが楽しめる。のび太達は保安官(助手)となり、銀行強盗を捕まえるイベントに参加した。
[編集] 設備
- ガンスモークシティ
- 西部の星の中心都市。射撃大会もここで行われる。タケコプターは使用禁止。
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- HOTEL「GUNSMOKE」
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- アトラクション参加者の更衣室兼準備室。宿泊できるかは不明。
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- ビリオン銀行
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- 悪役ロボットに襲われる銀行。金が下ろせるかは不明。
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- OK牧場
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- 参加者用の馬が置いてある牧場。G1級の早馬から乗馬用みたいなポニーもいる。
- デスバレー(Death Valley)
- ガンスモークシティより西に位置する谷。強盗の根城。
- 悪役ロボット
- 事件を起こすためのロボット。超腕利きガンマンの4人組(原作では6人組)で、倒せば正保安官に任命される。
- イベント参加者に渡される回転式の拳銃。当たると風船の様に体が膨れ、空に浮かんでしまう。悪役ロボットに当たった場合は動きがストップする。1時間経てば効果が切れる。装弾数は6発。次作ののび太のねじ巻き都市冒険記でも登場し、フワフワ銃という名前である事が判明している。
- その他、当時を思わせる建物が多数ある。
[編集] 恐竜の星
その名の通り、恐竜型ロボットが多数生息する星。時代設定は中生代との事。恐竜とは友達になる事ができ、それを使ったレースが開かれる。
[編集] 設備
- 通信タワー
- 中央惑星と通信するためのタワー。外見は巨木。ここで説明が行われ、外には飛行場も設置。ここでも、恐竜ロボットを監視しているが、ロボットの行動をつかさどるのは中央惑星の為、あまり意味が無い。
- 恐竜生息地
- 恐竜ロボットが、昔の姿そのままに生活している。実物通り、草食恐竜は草、肉食恐竜は肉を食べる。人間が食べられた場合、石膏に包まれて(化石になって)排出される。
[編集] 恐竜
作中に登場した恐竜は次の通り。
- 全員一緒の時に目撃。スネ夫がくしゃみを出させた。
- 全員一緒の時に目撃。これとは別に、ドラえもん・のび太は友達になった。
- ドラえもん・のび太のみが目撃。すばしっこく、知能が高い。
- しずかとジャイアン・スネ夫が別々に目撃。しずかは友達になったが、ジャイアンは追い返した。
- ジャイアン・スネ夫のみが目撃。
- ジャイアン・スネ夫が友達になった。スネ夫が葉を持って誘導するという、とんでもない方法でレースに参加しようとした。
- ジャイアンとスネ夫が食べられかけた。
[編集] 忍者の星
忍者の師匠にマキビシ・水蜘蛛・目潰しなどの忍術を習う星。修行後に行われる実地試験に合格すれば、あらゆる種類の忍術が入った念波入力のコンピューターが内蔵された巻き物が授与される。また、仮免の場合は3種類の忍術(忍法カベ抜けの術、バッタの術、ネズミ変身の術)が入った巻き物が授与される。仮免は物語後半で思わぬ形で役立つ。
[編集] 設備
- 修行場
- 山や湖など、基本的忍術の修行をする場所。
- 城
- 実地試験の舞台。多数の番兵が警護する中、ここから密書を奪ってくるのが試験の課題である。侵入者を捕縛する罠や、捕まった後に放り込まれる地下牢などもある。
[編集] メルヘンの星
自分が童話の主人公になって童話を演じる事が出来る星。オーロラ、大きな虹、ペガサスの群れなど童話の世界そのものの光景が展開されている。演じる事が出来る童話の数は1001種類で、1日につき12回開演される(但し、白雪姫など希望者が多過ぎる話に関しては3~5回待ちや7人同時開演などの措置もとられるが、利用者からは評判が悪い)。係員としてキューピッド、妖精などのロボットがいる。
[編集] 設備
- 事務所
- 大木の形をしている。客の希望コースを聞き、その割り当てを行う。係員は騎士や姫などの格好をしている。
- 童話の舞台
- 童話に沿った建物・環境が整備されている。作中で登場したのは「白雪姫」のもののみ。
[編集] 怪奇と伝説の星
吸血鬼ドラキュラ、狼男、人食い鬼、幽霊、海坊主、死神などの妖怪や怪物のロボットが多数いる星。システムなどの詳細は不明。
[編集] 禁断の星
「メズラシウム」という鉱石を採掘していた星。鉱石が枯渇した為、現在は無人。地表は採掘時に出てきた灰が覆い、穴だらけの廃坑も存在する為テーマパークには出来ず、立ち入り禁止となった。しかし、ある事件により訪れる事になる。
[編集] 設備
- 倉庫
- かつて発掘隊が食料を貯蔵していた建物。中には長期保存が可能な缶詰類が多数残されている。ただし、ドラ焼きはない…と思われていたが、原作では雑誌掲載後に読者から「ドラ焼きらしき絵が描かれた箱があった」との指摘があった。
- 駅
- 鉱物の搬出に使っていた施設。構内には余剰となった車両が留置されている。
- 機関車
- 銀河超特急の物と同規格のタンク機関車。塗装は青。長年放置されていたにも関わらず、簡単に起動出来た。
- 洞窟
- その機関車の中にあった。落盤が多いため、立ち入り禁止となっている。しかし、機関車があるという事を知ったジャイアンが誰も気付かず入ってしまう。そんな中、宇宙から放出されたドンとジェーンとその機関車を発見。そして、忍術の仮免許証で機関車と共に3人は脱出に成功した。
- その他、黒色の小型ホッパ車の姿も見られる。
[編集] 銀河超特急の詳細
- 見かけは蒸気機関車だが、宇宙船。実際の機関車同様、動力は機関車のみが持つ。
- 元々速達性を売りにした交通機関ではない為、速度はさほど速くは無い。
- 機関車は動輪2軸のタンク式。カウキャッチャーや大型の煙突など、アメリカ風のデザインをしている。屋根に照明弾を発射できる大砲を備えるが、イベント用なので殺傷力は皆無に等しい。
- 客車は全長12メートル前後で、片面1つのドアと2軸ボギー台車を持つ。連結器は自動式。120両編成(機関車除く)だが、空間を圧縮しているため外見は8両。中は圧縮効果で外観よりかなり拡張されている。
- 塗装は、機関車が赤一色に星型のヘッドマーク、客車が上オレンジ、下緑の湘南色で、客車にはレトロ風に木目調のプリントが施されている。また、客車の屋根には角型の通風機が並び、8号車には後方監視窓と尾灯が設置されている。
- 内部は個室が主体となる。のび太達が乗車した7号車は1人用が5室あり、ベッドや風呂の他テレビなども完備。食事はルームサービスで、これとは別に宇宙服を兼ねた栄養ドリンク(原作ではカプセル)も出される。また、個室とは別に会議用のミーティングルームがある。
- 長旅でも退屈しない様、机の引き出しには立体ゲームが設置されている。他に窓に忍者や恐竜などが映ったりするが、これもサービスの一部なのかは不明(恐らくドリーマーズランドの存在を示唆する宣伝)。また、どこでもドアで自分の星に帰っている人も多いが、イベント時には予告無しに使用不能にされてしまう。
- 58号車は展望車で、全面ガラス張り。ワープ状態で景色が見られない間はバーチャル映像(「大銀河誕生」、「宇宙名所めぐり」など)が放送される。これも予告無しで突然始まるが、車掌に頼んで放送してもらうこともできるらしい。
- 客車はハテノハテ星雲到着後に切り離され、個別にロッジとして使われる。この時、台車等が見えない事から、格納又は着脱可能な構造になっていると考えられる。
- 22世紀で運行しているが、20世紀の、しかものび太の学校の裏山に停車してくれる。しかし、乗務員は車掌だけであるなど、サービスに偏りがある。尚、これらの事からタイムマシンとしての機能を持ち、また、裏山ではレールではなく土の上に着陸していたが、地面と車両共に影響は無かった為、何らかの着陸装置を有する物と考えられる。
- 銀河超特急を運行している天の川鉄道は、既に定期列車を運行していない。理由は「どこでもドアに太刀打ちできなかった」から(原作『天の川鉄道の夜』より)。また、禁断の星の機関車とも連結できた事から、ここの貨物列車も天の川鉄道の管理下にあった可能性が高い。
[編集] 豆知識
- 大長編(映画)になると、いつもダメなのび太が大活躍するのは恒例行事であるが、この作品では危機的状況に瀕して俄然勇気を出すのび太に対してスネ夫が「のび太、大長編(映画)になるとカッコいいこと言う~」というメタフィクション的な台詞がある。
- 音響監督を担当した浦上靖夫のアイディアで、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」の序曲(列車到着の場面など)及びスケルツォ(ドリーマーズランド到着前の戦闘アトラクションの場面)がBGMに使われていた。
- スネ夫の部屋に(宣伝と思われる)バイキングが出た際、『どデカい銅像のバイキングが出たんだー!』と言っているが、襲い掛かってくる等ならともかく銅像程度で驚くのはおかしい。
- 本作に登場した道具「ペタリ手袋と靴」は、25年も前の原作漫画で初登場している。
- 映画版のラストでは、漫画版にはない「のび太たち現代人とアストンたち未来人の和解」が描かれている。
- 特に大きく語られることはなかったが、物語の最初にドラえもんが22世紀で三日並んでチケットを手に入れた後、なぜ20世紀でタイムマシンを使用した日ではなく、わざわざ3日後に帰ってきてのび太を心配させたのかが謎である。
- 「宇宙を走る蒸気機関車」として、少なからず『銀河鉄道999』の影響を受けている。特に機関車が地球・惑星を背景にして走るシーンは、銀河鉄道999にも登場している。
- スネ夫やのび太がヤドリに寄生されるという描写(のび太はほんの一瞬だが)が登場する。
- しずかの全裸が披露される(入浴中にヤドリが進入してきたことに気づき、立ち上がって対処)。
- 劇場版でドラえもんが「宇宙空間ではタケコプターが使えない」といっているのにオープニングでドラえもんがタケコプターで宇宙空間で空を飛んでいるシーンがある。
[編集] スタッフ
- 監督:芝山努
- 脚本:藤子・F・不二雄
- 演出:塚田庄英、平井峰太郎
- 作画監督:富永貞義
- 美術設定:沼井信朗
- 美術監督:川口正明
- 色彩設計:松谷早苗
- 撮影監督:高橋秀子
- 特殊撮影:渡辺由利夫
- 編集:岡安肇
- 録音監督:浦上靖夫
- 効果:柏原満
- 音楽:菊池俊輔
- 監修:楠部大吉郎
- 制作デスク:市川芳彦、大澤正享
- プロデューサー:別紙壮一、山田俊秀、木村純一
- 制作協力:藤子プロ、ASATSU
- 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
[編集] 主題歌
「私のなかの銀河」(作詞:武田鉄矢/作曲:千葉和臣/編曲:林有三/唄:海援隊)
海援隊が歌うタイアップ曲としては珍しく、武田鉄矢がコーラスを担当している。(千葉和臣、中牟田俊男がメインボーカル)ちなみにこの作品は海援隊が映画『ドラえもん』の主題歌を担当している最後の曲であり、これ以降は担当していない。