乗馬
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乗馬(じょうば)とは、乗用に用いる馬のこと、またそうした馬に乗ること。転じて馬術競技に用いる馬をさすことも多い。乗馬機会の提供や技術習得を目的とした乗馬サークル、乗馬スクールなどの団体も多く設立されている。
[編集] 乗馬への転身という意味
競走馬が成績不振で引退する場合、身の振り方として乗馬と発表される場合が多く、その数は中央・地方合わせて年間2500頭にもなるが、日本における乗用馬の頭数は増加傾向にあるもののなお13000頭程度と少なく、全て受け入れる事は不可能である。このため相当数の元競走馬が仲介業者の手を経て家畜飼料・加工用として処分されている。こうした実態からして、乗馬を馬の廃用を意味する言葉として用いることもある。 また、引退した競走馬を乗馬用にする場合は、ハミの利き方などを調教し直す。 (乗馬用は手綱を引けば停止するが、競走馬の場合はハミが掛かっても停止せずに走り続けるため)