長野県丸子実業高等学校
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丸子実業高等学校 | |
国公私立の別 | 公立(県立) |
設立年月日 | 1912年(明治45年)4月 (小県郡組合立丸子農商学校) |
建学の精神 | 質実剛健、自主創造、温雅協調 |
共学・別学 | 男女共学 |
教育課程の特例 | なし |
特殊学級 | なし |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
学科 | 普通科、商業科、応用生物科 建設工学科、被服科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒381-2214 |
長野県上田市中丸子810-2 | |
電話番号 | 0268-42-2827 |
FAX番号 | 0268-41-1050 |
外部リンク |
長野県丸子実業高等学校(ながのけんまるこじつぎょうこうとうがっこう)は、長野県上田市にある公立高校である。
略称は「実高」または「丸実」。文化祭は「柳門祭」と称する。
目次 |
[編集] 沿革
- 1912年4月1日 - 長野県小県郡組合立丸子農商学校として開校(4月23日開校式挙行、ちなみに組合立とは現在の上田市の旧丸子町・武石村地域6か村(※丸子村・西内村・東内村・依田村・塩川村・武石村、長瀬村を除く)の事を指す。)。
- 1922年4月1日 - 長野県立に移管。長野県立丸子農商学校と改称。
- 1925年3月20日 - 丸子町立(のちに長野県依田窪町村組合立)丸子実科高等女学校開校。
- 1943年4月1日 - 丸子実科高等女学校が長野県に移管し、長野県丸子高等女学校と改称。
- 1944年4月1日 - 長野県立丸子農商学校に長野県立丸子農工学校が併設され、戦争激化により商業科の募集が停止された。
- 1946年1月11日 - 商業科の募集復活。
- 1947年4月1日 - 学制改革の第一段階(小学校6年、中学校3年のいわゆる6・3制)の施行により、長野県立丸子農商学校と長野県立丸子農工学校に併設中学校が設置されるが1年で廃止される。
- 1948年4月1日 - 学制改革の第2段階(小学校6年、中学校3年、高等学校3年、大学4年。中学校まで義務教育のいわゆる6・3・3・4制)の施行により、長野県立丸子農商学校と長野県立丸子農工学校が統合されて長野県丸子実業高等学校となる。長野県立丸子高等女学校は長野県丸子高等学校となる。
- 1949年4月1日 - 長野県丸子高等学校を吸収合併し、男女共学実現。
- 2007年4月1日 - 総合学科の開設に伴い丸子修学館高校に改称予定。
[編集] 教育目標
- 知性を磨き、創造的思考を逞しくし、情操をやしない進取態度を養う人間形成に主眼をおき、有為な人材の育成を期する。
[編集] 甲子園戦績
[編集] 夏
- 1965年 - 1回戦:天理3-1、2回戦:佐賀商11-3、3回戦:銚子商0-3
- 1972年 - 1回戦:高松一6-7
- 1973年 - 1回戦:箕島9-4、2回戦:今治西0-5
- 1982年 - 1回戦:春日丘2-3
- 1985年 - 1回戦:延岡商0-3
- 1989年 - 1回戦:上宮3-10
- 1990年 - 1回戦:徳島商2-7
[編集] 春
[編集] エピソード
- 1969年7月25日の第51回選手権長野大会本選1回戦において、審判の判定に不満を持った丸子実高が遅延行為に出たため没収試合が宣せられた。以来日本高校野球では没収試合は発生しておらず当該試合が最後となっている。没収試合の場内放送後、丸子実高のファンが激昂して暴徒化。長野県警の警官隊130人が出動、逮捕者2名を出すという高校野球史上最悪の不祥事にまで発展した。詳しくは放棄試合の項を参照されたい。
- 放棄試合の一件以来丸子実高の応援関係者はガラが悪いといわれていて、後述のいじめ自殺事件で遺族が告訴すると宣言したのに遅れたのには応援関係者が「やったらぶっ殺す!」と脅迫していたという説があったほどである。
- 後述するいじめ自殺事件の遺族の感情を逆なでするかのようにマラソン部女子が県駅伝大会で優勝、全国大会へ出場する事となった。応援関係者による遺族への更なる追い討ちが心配される。
[編集] いじめが原因による放火
長野県立丸子実業高校において放火事件があった。 この有罪判決になった人の動機は、丸子実業高校においていじめがられたことによるものである。 学校での殺人や、いじめ自殺が多発している中で今後、学校やいじめ加害者の自宅の放火が多発することが予想されるので対策が必要である。 歴史的にみても不条理な扱いをされた人による放火は多く放火の防止は社会正義の実現や各人や学校の公徳心の向上が求められる。
[編集] バレーボール部の全国制覇といじめ自殺訴訟合戦
同校の体育系部活動は「強豪」と称されることが多いが、生徒および関係者の素行不良などの問題が新聞記事に載ることも少なくない。特に2005年10月から12月にかけて発生した男子バレーボール部員への暴行事件や、その生徒が自殺した事件では、加害者が被害者側に対し損害賠償を求める事態に発展し、同校や同校関係者の対応が問題視された。
この問題の詳細については、丸子実業高校バレー部いじめ自殺事件を参照されたい。
[編集] 出身者
- 堀場英孝 - 元プロ野球選手(広島、大洋、巨人)
- 桃井進 - 元プロ野球選手(ロッテ)・パシフィック・リーグ審判
- 小山章三 - 音楽家(国立音楽大学名誉教授)
- 星野八千穂 - プロ野球選手(北海道日本ハム)
[編集] 校章
- 校章
[編集] 校歌・応援歌
- 校歌