野辺地駅
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野辺地駅(のへじえき)は青森県上北郡野辺地町上小中野49にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。東北本線と大湊線の接続駅でかつては南部縦貫鉄道も乗り入れていた。東北本線の特急停車駅である。
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[編集] 利用可能な路線
- 東日本旅客鉄道
[編集] 駅構造
- 単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線のホームを持つ地上駅である。
- 社員配置駅(管理駅)、終日駅員配置。管理下にある駅は以下の通り。
- 駅舎にみどりの窓口、自動券売機、改札口、キヨスク、待合室が隣接する。待合室内にNRE(旧・伯養軒)のそば屋がある(営業時間6時40分~19時30分)。
- ホームのそば店は1番線(2・3番線の売店、そば店は廃止)。
- 駅スタンプは改札口に設置。利用の際は改札に申し出ること。
- 駅舎は線路の上り方を向いて左側(北東側)にある。反対側への出口はない。
- 珍しい円形の改札があったが今では使われておらず花が植えてある。
- 駅入口側には青森銀行ATM(野辺地支店野辺地駅出張所)が設置されている。
[編集] のりば
1 | ■大湊線 | 陸奥横浜・下北・大湊方面 |
2 | ■大湊線 | 陸奥横浜・下北・大湊方面(東北線直通) |
■東北線 | 浅虫温泉・青森方面(大湊線直通・当駅始発) 三沢・八戸方面(待避線・大湊線直通列車) |
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3 | ■東北線 | 三沢・八戸方面 |
4 | ■東北線 | 浅虫温泉・青森方面 |
5 | ■東北線 | 浅虫温泉・青森方面(待避線) |
[編集] 駅弁
[編集] バス
- 下北交通バス青森・むつ・六ヶ所(泊)方面
- 特に、青森線の青森行き・むつ行きについてはロータリー内には停車せず、駅前路上停留所からの発車となるので注意。なお、野辺地駅始発むつ行き・六ヶ所(泊)行きはロータリー内からの発車となる。
- 十鉄バスまかど温泉・七戸・十和田市・六ヶ所(大川目)方面
- 町内無料循環バス 町内にあるショッピングセンター(マックスバリュ、ホームセンターサンデー)への無料送迎バス。ただし途中下車はできない
[編集] 駅周辺
- 野辺地駅前簡易郵便局(キャッシュカード取扱可能)
- トヨタレンタリース野辺地駅前店
- 青森県立野辺地高等学校
- 光星学院野辺地西高等学校
- 県畜産試験場
- 公立野辺地病院
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は、1日平均865人である。
[編集] 歴史
- 1891年9月1日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1906年7月1日 - 日本鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
- 1921年3月20日 - 大湊軽便線(大湊線)が開業。
- 1968年8月5日 - 南部縦貫鉄道が西千曳駅から延長される(東北本線乙供~野辺地間線路付け替えにより、千曳駅が移転。旧千曳駅~野辺地間の線路を移管して南部縦貫鉄道は延長された。同時に旧千曳駅は西千曳駅に改称)。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により東北本線、大湊線は東日本旅客鉄道に移管。
- 1997年5月5日 - 南部縦貫鉄道休止。
- 2002年8月1日 - 南部縦貫鉄道廃止。
[編集] その他
- 日本で最初の鉄道防雪林がある。(鉄道記念物指定)
[編集] 隣の駅
- 大湊線
- 野辺地駅 - 北野辺地駅