東北けやき商会
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東北けやき商会(とうほくけやきしょうかい)は、宮城県仙台市青葉区に本社を置き、仕出し料理店を経営していた会社である。
沿革
- 1850年 - 仙台国分町に大泉屋旅館を創業。
- 1887年 - 仙台駅前に大泉支店を設置(現・仙台ホテル)。
- 1890年 - 大泉屋弁当部を設置。仙台駅構内営業の許可を受ける。
- 1892年 - 青森駅連絡船待合室食堂の営業開始。
- 1903年 - 列車食堂部門開設。上野~青森間急行列車の食堂車営業を始める。
- 1938年 - 列車食堂車部門を日本食堂(現・NRE)に譲渡する。
- 1942年 - 株式会社伯養軒設立。
- 1994年9月 - 不動産賃貸業「伯養エンタープライズ株式会社」設立。
- 1999年 - 販売部門を株式会社エヌアールイー伯養軒に分社。
- 2002年4月1日 - 「(旧)株式会社伯養軒」(吸収会社)と「伯養エンタープライズ株式会社」(存続会社)が合併、「(新)株式会社伯養軒」設立。
- 2005年6月6日 - 130億円に上る債務解消のため、仙台ホテルをケン・コーポレーションと住協の共同出資会社へ、フードサービス事業をグリーンハウスが100%出資した子会社「ウェルネス伯養軒」へ業務譲渡することを発表。
- 2005年6月29日 - 福島、北上、八戸、秋田、若松支店を7月末または8月末に閉鎖することを発表。また青森支店野辺地営業所の機能を青森支店に移すことなった。
- 2005年7月1日 - ホテル事業部仙台ホテルが「有限会社アールアンドジェイ仙台」へ、郡山・仙台・盛岡支店及び空港事業部を「株式会社ウェルネス伯養軒」へ業務譲渡。社名を「株式会社東北けやき商会」に変更。
- 2005年7月18日 - 北上駅弁の製造・販売終了(のち北上一関支店閉鎖)。
- 2005年7月23日 - 会津若松駅弁の製造・販売終了(のち会津若松支店閉鎖)。
- 2005年7月24日 - 福島駅弁の製造・販売終了(のち福島支店閉鎖)。
- 2005年8月頃 - 青森支店をウェルネス伯養軒へ譲渡。
- 2005年8月中旬 - 秋田支店を「有限会社泉秋軒」へ譲渡。八戸駅弁の製造・販売終了(のち八戸支店閉鎖)。
- 2005年10月14日 - 仙台地方裁判所へ特別清算を申請し、同日同地裁より特別清算開始決定を受ける。