西仙台ハイランド駅
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西仙台ハイランド駅(にしせんだいはいらんどえき)は、宮城県仙台市青葉区作並にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の臨時駅である。
仙台ハイランドへの最寄り駅として設置されたが、仙台ハイランドへ向かう人の多くは自動車を利用するため乗降客は少なく、以前は土曜・休日に一部の列車が停車していたが、現在は列車の停車が年間を通して一本も設定されていない。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。無人駅で、券売機等の設置は無い。愛子駅によって管理される。開設当初からの臨時窓口があり、そこで乗車券が発売された実績はある。
[編集] 駅周辺
この駅が営業していた頃は、この駅から仙台ハイランドまで送迎バスが運行されていた。現在は作並駅または熊ヶ根駅から送迎が行われている。送迎バスを利用するには、仙台ハイランドへ電話連絡し、その旨を申し伝える必要がある。
連続テレビ小説「天花」に、主人公である天花の許婚の予定だった鈴木竜之介の父、大樹(竹中直人)が仙台へやって来て、この駅に備え付けられた電話ボックスから電話をかけるといったシーンがある(但し、電話先は仙台ハイランドではない)。
[編集] 歴史
- 1987年(昭和62年)3月21日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)10月1日 - この日のダイヤ改正により、列車の停車がなくなる。
開業時、現在の仙台ハイランドの所在地は宮城町であり、「西仙台ハイランド」という名称だった。「西仙台ハイランド駅」という駅名はそれに合わせて命名されたものである。1987年に宮城町が仙台市に編入され、1990年8月に西仙台ハイランドは「仙台ハイランド」に改称されたが、駅名は現在まで変更されていない。