美少女戦士セーラームーン
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『美少女戦士セーラームーン』(びしょうじょせんし-)は、武内直子の漫画作品。
目次 |
[編集] あらすじ
東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちとともに街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。
[編集] 概要
講談社の少女漫画雑誌「なかよし」に連載されると同時期にアニメ化され、少女だけでなく大人の女性、男性の間にまで広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域を遥かに超えたブーム・社会現象となった。
この作品で、バトルヒロイン物と少女漫画の要素を一つにした「美少女戦士物」というジャンルが出来た。「戦闘と恋愛の結末が同一」というありそうでなかった少女向けの作品として不可欠な要素が作品自体の純粋な出来を超えた大成功の元になった。
日本では知名度が非常に高い作品であり、普段アニメとは無縁の層の間にまで広く知られている。
また日本国外でも単行本が発売されたほかアニメも放送され、高い評価を得ている。
[編集] 登場人物
登場人物の詳細については美少女戦士セーラームーンの登場人物を参照。
[編集] 番外編
[編集] コードネームはセーラーV
なかよしの姉妹雑誌るんるんでは、セーラーヴィーナス(愛野美奈子)を主役とする番外編『コードネームはセーラーV!』が連載されたが、連載開始時期はこちらの方が古く、セーラームーンの母体となった作品とも言える。セーラームーン漫画本編では当初からこのセーラーVが登場し、後に劇中で合流した。また、この作品は当時放送されていた美少女仮面ポワトリンに影響を受けて作られたものらしい。
最初はこちらの作品をアニメ化する予定であったが、商標などの問題があり[1]企画の変更が行われて生まれたものが『美少女戦士セーラームーン』である。そして1995年に原作に忠実な形で『コードネームはセーラーV』のOVA化(全4巻予定)が一時発表されたが、諸般の事情によりこのプロジェクトは流れた。後の実写版のオリジナルビデオでセーラーv主役の映像化が実現している。
[編集] かぐや姫の恋人
猫のルナに焦点を置いたストーリー。1994年東映製作の映画『美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人』の原作とされ、同時に執筆された作品。漫画版はKCなかよしデラックスとして特別製本の単行本で発売された後、本編コミックス11巻に収められた。
[編集] 受験戦争編
本編主人公である「月野うさぎ」以外のセーラー戦士である「水野亜美」「木野まこと」「火野レイ」「愛野美奈子」をそれぞれ主人公としたスピンオフ連作短編で「るんるん」に短期連載された。作品内容がすべて高校受験に絡めたストーリーであったため、このようにひとまとめにされる。内容は「まこちゃんのユーウツ」(5月号掲載)「亜美ちゃんの初恋」(7月号掲載)「レイと美奈子の女子校バトル」(11月号掲載)の3作。旧版単行本13巻に所収。なお水野亜美の人気にあやかり「亜美ちゃんの初恋」が、短編発表の同年に全国東映系でアニメーション映画「セーラームーンSS」の併映作品として劇場アニメ化・公開されている。
[編集] アニメ
[編集] テレビシリーズ
- アニメについては、「美少女戦士セーラームーン (アニメ)」を参照のこと
- 美少女戦士セーラームーン
- 美少女戦士セーラームーンR
- 美少女戦士セーラームーンS
- 美少女戦士セーラームーンSuperS
- 美少女戦士セーラームーンセーラースターズ
- 美少女戦士セーラームーン(スペシャル)
- 美少女戦士セーラームーンSuperSスペシャル
[編集] 劇場アニメ
テレビシリーズは高い人気を博し、劇場版も制作、公開された。
- 美少女戦士セーラームーンR
-
- 長編アニメーション映画。1993年12月5日、全国東映系で公開。
- メイクアップ!セーラー戦士
-
- 短編アニメーション映画。1993年12月5日、全国東映系で公開。『美少女戦士セーラームーンR』との同時上映。
- 美少女戦士セーラームーンS
-
- 長編アニメーション映画。1994年12月4日、全国東映系で公開。
- 美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡
-
- 長編アニメーション映画。1995年12月23日、全国東映系で公開。
- スペシャルプレゼント 亜美ちゃんの初恋 美少女戦士セーラームーンSuperS外伝
-
- セーラームーンのキャラの中で最も人気のあった「水野亜美」を主役にした原作の短編をアニメーション映画化した。1995年12月23日、全国東映系で公開。『美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡』との同時上映。
[編集] ミュージカル
テレビアニメに併せて、ミュージカルも開始された。通称セラミュー(w:Seramyu)。『美少女戦士セーラームーンR』の放送中の夏にミュージカル「美少女戦士セーラームーン外伝 ダーク・キングダム復活篇」として初演された。初代セーラームーン役に大山アンザが起用。この他の出演者は、桜っ子クラブのメンバーで出演した。初演もあって、会場のゆうぽうとは連日超満員に。その後、大山アンザは、'98冬『永遠伝説(改訂版)』まで務めた。会場には子連れの家族のほか、大人のファンも見られた。
2代目セーラームーン役の原史奈は、'98夏「新・伝説光臨」に初登場。'99夏「かぐや島伝説(改訂版)夏休み! 宝石探検隊」まで勤めた。
3代目セーラームーン役の神戸みゆきは、2000冬「新/変身・スーパー戦士への道 ラストドラクル序曲」で通算500回記念公演として初登場し、2001春「ラスト・ドラクル最終章 超惑星デス・バルカンの封印」で卒業。
4代目セーラームーン役の黒木マリナは、黒木真由美の娘として2001夏「~誕生! 暗黒のプリンセスブラック・レディ~」に初登場。2004冬「~火球王妃降臨~」で通算777回。2005冬「新かぐや島伝説(改訂版)」をもって卒業した。
年 | 期 | タイトル | 主演 | 公演数 |
---|---|---|---|---|
1993 | 夏 | 美少女戦士セーラームーン外伝 ダーク・キングダム復活篇 |
大山アンザ | 29回 |
1994 | 冬 | 美少女戦士セーラームーン外伝 ダーク・キングダム復活篇・改訂版 |
35回 | |
春 | 美少女戦士セーラームーンS スーパースプリングフェスティバル |
21回 | ||
夏 | 美少女戦士セーラームーンS うさぎ・愛の戦士への道 |
35回 | ||
1995 | 冬 | 美少女戦士セーラームーンS 変身・スーパー戦士への道 |
21回 | |
夏 | 美少女戦士セーラームーンスーパーズ 夢戦士・愛・永遠に |
37回 | ||
1996 | 冬 | 美少女戦士セーラームーンスーパーズ 夢戦士・愛・永遠に・改訂版 |
15回 | |
夏 | 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ |
43回 | ||
1997 | 冬 | 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ・改訂版 |
21回 | |
夏 | 美少女戦士セーラームーン 永遠伝説 |
31回 | ||
1998 | 冬 | 美少女戦士セーラームーン 永遠伝説・改訂版 |
18回 | |
夏 | 美少女戦士セーラームーン 新伝説降臨 |
原史奈 | 41回 | |
1999 | 春 | 美少女戦士セーラームーン かぐや島伝説 |
24回 | |
夏 | 美少女戦士セーラームーン かぐや島伝説 夏休み!! 宝石探検隊 |
31回 | ||
2000 | 冬 | 美少女戦士セーラームーン 新/変身・スーパー戦士への道 ラストドラクル序曲 |
神戸みゆき | 25回 |
夏 | 美少女戦士セーラームーン 決戦/トランシルバニアの森 ~新登場! ちびムーンを護る戦士達~ |
|||
2001 | 冬 | 美少女戦士セーラームーン 決戦/トランシルバニアの森 最強の敵 ダーク・カインの謎 |
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夏 | 美少女戦士セーラームーン ~誕生! 暗黒のプリンセスブラック・レディ~ |
黒木マリナ | ||
2002 | 冬 | 美少女戦士セーラームーン 誕生! 暗黒のプリンセスブラック・レディ ~惑星ネメシスの謎~ |
||
春 | 美少女戦士セーラームーン 10th ANNIVERSARY Festival |
|||
2003 | 夏 | 美少女戦士セーラームーン 無限学園 ~ミストレス・ラビリンス~ |
||
冬 | 美少女戦士セーラームーン 無限学園 ~ミストレス・ラビリンス~・改訂版 |
|||
2004 | 夏 | 美少女戦士セーラームーン ~スターライツ・流星伝説~ |
||
冬 | 美少女戦士セーラームーン 火球王妃降臨 |
|||
2005 | 夏 | 美少女戦士セーラームーン 新かぐや島伝説 |
||
冬 | 美少女戦士セーラームーン 新かぐや島伝説・改訂版 |
このほかファン感謝デーという特別公演や北海道三井グリーンランドの公演がある。 2005年冬の公演を最後に、セーラームーンミュージカルは休止。現在、VHSビデオおよびDVDが発売されている。2005年冬の公演を最後に、セーラームーンミュージカルは休止。現在、VHSビデオおよびDVDが発売されている。
[編集] ミュージカル作品の評価
なぜかクインベリルがエンディミオンの正規の婚約者の印象あり
[編集] ミュージカルと原作の違い
[編集] ミュージカルキャスト
- 左から順に初代。ただし、武田惠子や小谷みさこのように役を一度降りて復活した場合もあり。
- セーラームーン :大山アンザ1993-1998/原史奈1998-1999 /神戸みゆき2000-2001 /黒木マリナ 2001-2005
- セーラーマーキュリー:森野文子1993-1998/宮川由起子/赤嶺寿乃/伊藤麻璃也/河辺千恵子2001-2002/若山愛美2002-2005
- セーラーマーズ:中山博子1993-1994/小谷みさこ1994-1995/梅宮亜須加/小谷みさこ/坂井ひろみ/神田恵里1999-2001/吉田恵2001-2002/かわさき愛子/本間理沙
- セーラージュピター:かのこ1993-1995/佐田真理恵 1995/ ~利根川朱里/大山千穂/栗山絵美1999-2000/杉本文乃2001-2002/渡辺舞2002-2005
- セーラーヴィーナス:鈴木奈々1993-1995/ ~小谷美裕/~村田あゆみ2001-2002/渡部瑞貴/渋谷桃子/絵梨華2004-2005
- セーラーウラヌス:木村早苗1994-1998/高木ナオ1998-2002/内田亜紗子2003-2004/中山旦子2004-2005
- セーラーネプチューン:坂本かほる1994/富田千景/藤みゆ稀/田原裕子/島田沙羅/朝見優香1999-2002/藺波知子2003-2004/大山貴世2004-2005
- セーラープルート:細木美和1995/斉藤レイ1995-1998/神矢ゆき/中澤聖子/渡部照代/穂坂優子2000-2004/中江ゆきこ2004/横井美帆2005
- セーラーサターン:武田惠子1995-1997/今井ちひろ/武田惠子 1998/三瓶あさみ/三田真央1999-2000/冨岡真理央 2000-2001/垣内彩未/仲村瑠璃亜/飯塚由衣/船越英里子
- タキシード仮面:佐野瑞樹1993/望月祐多/榎本雄太/
- ちびうさ:
- クインベリル:仁科有里/
- セーラーアスタルテ:細田阿也/
- セーラーギャラクシア:沙羅さおり/松本圭未/岳美/坂口祐未衣
[編集] テレビドラマ
[編集] ゲーム
- 美少女戦士セーラームーン(PCエンジンSUPER CD-ROM²版)
-
- バンプレストから発売。Rのエイリアン編とブラックムーン編の間を描いた、オリジナルストーリーのアドベンチャーゲーム。アニメ版をベースとして、アニメでは描かれなかった原作第一期の設定を使用し、ブラックムーン編へ続くよう物語が描かれている。主題歌シングル『恋する乙女は負けない/同じ星に生まれた二人だから』(歌:Peach Hips[2])も発売された。
- 美少女戦士セーラームーンCollection(PCエンジンSUPER CD-ROM²版)
-
- バンプレストから発売。ミニゲームをクリアして、セーラー戦士のビジュアルを集めるゲーム。
- 美少女戦士セーラームーン(ゲームボーイ版)
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- エンジェルから発売のアクションアドベンチャーゲーム。
- 美少女戦士セーラームーン(スーパーファミコン版)
- 美少女戦士セーラームーン コレクション
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- 徳間書店から発売。対応機種はPCエンジン。
- 美少女戦士セーラームーンR(スーパーファミコン版)
-
- バンダイから発売。
- 美少女戦士セーラームーンR(ゲームボーイ版)
-
- エンジェルから発売。アクションゲームとアドベンチャーゲームが融合されており、各ステージでシナリオを解いていく構成となっている。
- 美少女戦士セーラームーンS こんどはパズルでおしおきよ!
- 美少女戦士セーラームーンS 場外乱闘!
-
- エンジェルから発売の対戦型格闘ゲーム。対応機種はスーパーファミコン。
- 美少女戦士セーラームーンS くるっくりん
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- バンダイから発売のパズルゲーム。対応機種はスーパーファミコン。
- 美少女戦士セーラームーンS
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- バンダイから発売の対戦型格闘ゲーム。対応機種は3DO。
- 美少女戦士セーラームーン アナザーストーリー
-
- エンジェルから発売のロールプレイングゲーム。10人のセーラー戦士がプレイキャラになる。対応機種はスーパーファミコン。デスバスターズを倒してから1年後、新たな敵、ヘル・デスティニーが現れ、銀水晶を狙うといった内容。セーラームーンSまでのキャラが総出演する。「運命」がテーマで、運命を変えようとするシャーマン・アプスーと5人のオポシティオ戦士との戦い、運命を変えられたかつての敵との戦いが繰り広げられる。
- 美少女戦士セーラームーンSS ふわふわパニック
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- エンジェルから発売のパズルゲーム。対応機種はスーパーファミコン。
- 美少女戦士セーラームーン SuperS-Various Emotion
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- エンジェルから発売の対戦型格闘ゲーム。対応機種はセガサターン。
- 美少女戦士セーラームーンSuperS 真・主役争奪戦
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- エンジェルから発売の対戦型格闘ゲーム。対応機種はプレイステーション。
- 美少女戦士セーラームーンSuperS 全員参加!! 主役争奪戦
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- エンジェルから発売の対戦型格闘ゲーム。対応機種はスーパーファミコン。
- 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ ふわふわパニック2
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- バンダイから発売のパズルゲーム。対応機種はスーファミターボ。
- キッズステーション 美少女戦士セーラームーンワールド ちびうさとたのしいまいにち
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- バンダイから発売。対応機種はプレイステーション。ミニゲームをこなして話を進めるタイプのゲーム。
- 美少女戦士セーラームーン - アーケードゲーム
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- バンプレストから発売のファイナルファイト系の横スクロール格闘ゲーム。
- クイズ美少女戦士セーラームーン - アーケードゲーム
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- バンプレストから発売のスゴロク形式のクイズゲーム。復活したダイモーン(ただし、第100話に登場したハイキューンのみ何故か登場していない)を倒しながら、土萌教授のところまでたどりつくといったストーリー。敵が厄介な特殊能力を持っていたり、マニアックな問題がかなり多かったりと、クイズゲームの中では難易度が高い方に属する。
- 美少女戦士セーラームーンカードゲームコレクション(CGC)
-
- アマダ製のトレーディングカードゲーム。2003年発売開始。全139枚。
[編集] 各種記録
- 漫画単行本の発行部数 - 約1200万部
- テレビアニメシリーズの最高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
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- 16.3%(1993年11月13日放送美少女戦士セーラームーンR第28話)
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- テレビ実写シリーズの最高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
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- 5.1% (2004年3月13日放送、第23話)
-
- テレビアニメ放映時のキャラクター商品数 - 約1200種
- ピーク時の1994年には、キャラクター商品の売り上げ - 年間約260億円。
- コロちゃんパックのセーラームーンは、1994年までに50万本以上を売り上げ、コロちゃんパックのアニメタイトル別の売り上げ記録を更新した。
[編集] セーラームーンとクレヨンしんちゃんの関係
アニメ『美少女戦士セーラームーン』とアニメ『クレヨンしんちゃん』は以下のような関係を持っている。
- 実は、1993年3月3日放送の「水曜特バン! 春一番 日本一のアニメ祭り」で月野うさぎと野原しんのすけは面識を持っている。月野うさぎ、野原しんのすけ、ドラえもん、のび太などが、弁当を食べながら花見をした。
- その後、1994年8月8日の『クレヨンしんちゃん』「アクション仮面に再会だゾ」にセーラームフーン(声優:荒木香恵)、セーラーイヤーン(声優:久川綾)、セーラーバカーン(声優:篠原恵美)と「美少女軍団セーラームフーンH」の監督・伊藤一彦が登場。これは下記のセーラームーンの放送に対するお礼として制作された話である。これは監督である本郷みつると佐藤順一の仲がよかったことと、テレビ朝日のプロデューサーである太田賢司がクレヨンしんちゃんとセーラームーンを同時に担当していたことによって実現したお遊びである。
- さらに1994年8月20日放送の第104話に、ちびうさの前で「ナウマンぞうさ~ん♪」と言いながら破廉恥な行為をする小学生「しんのすけ」(声優:矢島晶子)と彼を叱る母親「みさえ」(声優:ならはしみき)が登場した。本来、こちらの方が先に放送される予定であったのだが、プロ野球中継の影響で後になってしまった。
- そのほかにも、セーラームーンの声優の三石琴乃やセーラーマーズの声優富沢美智恵は、クレヨンしんちゃんで、先生役で出演している。劇場映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! 大人帝国」では彼女らがセーラー戦士風のコスプレを楽しむ姿も見られた。また、登場人物の一人、深爪竜子はセーラームーンのファンである。
[編集] セーラームーンのパロディ、月光刑事とビーナス刑事
セーラームーンのパロディとして有名なのは、秋本治原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する、特殊刑事課の聖羅無々(せいらむん、通称月光刑事)と聖羅美茄子(せいらびーなす、通称ビーナス刑事)である。むさ苦しい中年男性がセーラー戦士風のセーラー服を着て大日本帝国海軍の夜間戦闘機「月光」に乗って登場するというインパクトの強いキャラクターであり、『こち亀』のアニメ版でも時々登場した。
余談だが、海坊主刑事の登場シーンはセーラームーン(月野うさぎ)の変身シーン(特にRとS)にかなり酷似している。
[編集] 逸話
- 劇中で火野レイが巫女をしていた「火川神社」の拝殿の外観は東京都港区麻布十番に実在する「氷川神社」の拝殿とほぼ同じである(特にアニメ版)。このためブームの最盛期には「氷川神社」はファンから「聖地」とされ、多くのファンが参拝に訪れ御札・お守り等の売上が増えたといわれている。なお「火川神社」の拝殿の外観が実在の「氷川神社」の拝殿の外観と酷似しているのは原作者の武内直子が学生時代に麻布十番近郊に居住していたためであるとされている。
- アニメ版のシリーズディレクターを務めた幾原邦彦は、2000年7月23日に幕張メッセで行われた東京キャラクターショー2000・角川書店ブースで行われた著書「Schell Bullet」(永野護と共著)のトークショーで、永野とともにセーラー戦士のコスプレ(幾原:セーラーマーズ、永野:セーラーヴィーナス)をして現れた。
[編集] 参考文献・関係資料
- 只野満仲・徳田兼二 『SAILORMOON SPECULATE』
-
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- (キネマ旬報社、94年)ISBN 4-87376-114-X
-
- セーラームーン・シスターズ 『好き好きセーラームーン』
-
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- (キネマ旬報社、93年)ISBN 4-87376-073-9
-
- 十番街イレギュラーズ 『セーラームーンの秘密 美少女戦士たちのプライヴァシー』
-
-
- (データハウス、93年)ISBN 4-88718-162-0
-
- 十番街イレギュラーズR 『セーラームーンの秘密もっとR』
-
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- (データハウス、93年)ISBN 4-88718-193-0
-
- 十番街イレギュラーズ・スーパーズ 『美少女戦士の研究 セーラームーン最後の秘密』
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-
- (データハウス、95年)ISBN 4-88718-263-5
-
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 美少女戦士セーラームーン公式ホームページ
- 実写版 CBC公式サイト
- 実写版 東映公式サイト
- Riniのセーラームーンページ(ファンサイト・海外版セーラームーンについての情報が充実している)
- sera-myu.com(英語のファンサイト・ミュージカルについての情報を掲載)
- Dream Land
- La stanza di Usagi
[編集] 脚注
美少女戦士セーラームーン | |
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漫画 | アニメ | ドラマ | 登場人物 | 武内直子 |