泥門デビルバッツ
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泥門デビルバッツ（でいもんデビルバッツ）は、稲垣理一郎原作・村田雄介作画の漫画『アイシールド21』に登場する架空のアメリカンフットボールチームである。
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[編集] 概要
私立泥門高等学校の代表チームで、創部2年目。当初の正式部員はヒル魔、栗田、武蔵の3名であったが、武蔵の家業手伝いの為に休学したことで2名に。メンバーの不足は他の部から助っ人を頼んでいた（ヒル魔の漁りが主）。昨年まで無勝利チームの一つに過ぎなかったが、春大会では黄金の脚を持つランニングバック「アイシールド21」を筆頭として有能な部員を次々と入部させた。控え選手はほぼ無い状態で、「とにかく攻撃、守備の時も攻撃!!」、「点を取られたら、倍に取り返す!」を信条とする超攻撃型チーム。その攻撃力はオフェンスに限れば強豪校と互角に渡り合えるまでになった。だが、アニメでは秋大会で、一度も先取点が無く、独幡からも点を奪われる等、原作より弱い為に一部の視聴者から不満の声が出ている。 1学期の戦績は2勝2敗1分。2学期秋大会では5勝1敗で関東大会に出場。秋季大会前の評価はCクラス。試合前の掛け声は漫画版では「ぶっ殺す! YEAH-!」、アニメ版では「ぶっ潰す!YA-! HA-!」である。
[編集] 選手（正規メンバー）
[編集] 小早川瀬那
小早川 瀬那（こばやかわ せな）は、泥門デビルバッツのランニングバック（以下RB）兼セイフティ（以下S）。泥門高校1年。
本作の主人公。通称:セナ。気弱で引っ込み思案な性格だが、人の不幸を黙って見過ごせない優しい心と、尊敬する人を愚弄する相手には断固として反論する正義感の持つ少年。幼い頃からパシリとして扱われてきた為、驚異的な脚力を身に付けた。泥門高校入学時にヒル魔に目を付けられ、アメフト部へ強制入部させられる。その速さは、中学の体力測定で反復横跳び学年1位の瞬発力によってプロ級のトップスピードを記録してしまう程。逆に腕の筋力はとても弱い。
当初は主務として入部したつもりが、ヒル魔によって選手も務めさせられる事になる（主務兼選手）。正体が明らかになると他の運動部との争奪戦が起きてしまうことを危惧し、選手として行動する時は、緑色の色付きアイシールドで素顔を隠し、謎のデビルフットボーラー「アイシールド21」と名乗らされていた。セナ自身は、最初はヒル魔に無理矢理アメフトをさせられていると思っており、あまり乗り気ではなかった。しかし、春の大会で王城の進清十郎に敗れ、心の底から進に勝ちたいと強く思うようになり、それから真剣にアメフトに励む決心をした。その後、巨深・筧が豪語する実在する人物との疑惑から始まり、西部・陸とのマッチアップや「本当のアイシールド21」盤戸・赤羽との邂逅をへて、東京地区大会三位決定戦から本名・小早川瀬那で出場。東京大会ベスト・イレブン ランニングバック部門に選ばれ、MVPにもノミネートされる。
通り名を「光速のランニングバック」。泥門デビルバッツのエースとして名を轟かせる。口癖は「ひぃいいい」「ああああ」「いいいい」「ええええ」の驚愕四段活用。お酒は一口でも飲むと記憶の前後が欠落し、突拍子の無い行動に出る程弱い。苦手教科は数学と英語で、入試では全滅だったらしい。得意技は「デビルバットダイブ」「デビルバットゴースト」「デビルバットハリケーン(ハリケーンゴースト)」。
家族は父・秀馬、母・美生と猫のピット。ヒル魔は糞（ファッキン）チビ、アニメではクソ主務もしくはクソチビと呼ぶ。 髪型は鉄腕アトムに似ていて、前髪だけ茶髪。 名前の元ネタは、F1ドライバーの故アイルトン・セナ。ちなみに、両親の名前はミハエル・シューマッハから取られている。
泥門第二中出身で、背番号21。身長155cm、体重48kg。12月21日生まれで、血液型A型。40ヤード走は4秒2、ベンチプレスは10→40→45kg。
[編集] 蛭魔妖一
蛭魔 妖一（ひるま よういち）は、泥門デビルバッツのクォーターバック（以下QB）兼セイフティ（以下S）。泥門高校2年。
泥門デビルバッツの主将。通称：ヒル魔。セナを無理矢理アメフト部へと入部させた泥門高校最凶の外道。その外見には悪魔的要素が含まれ、耳はとがり、裂けたように大きな口元から鋭い牙のような歯が覗く。銃火器を複数所持しており、よく発砲している。独自の情報網を駆使し脅迫手帳なるリストを作成し相手の弱みを握り、時には東京都知事さえも自分の手下として扱う。逆に自分の弱みは他人に決して見せることはしない。足を腫らしたり、非常に疲労したりしていながらも、それを決して口にも出さない。その姿を知っているまもりは、ヒル魔は何でも背負いすぎると思って気に掛けており、ヒル魔自身もまもりの事を気に掛けている節がある。
選手としての能力、特に作戦立案能力は高く、持ち前の度胸も相まって繰り出す無数の奇策で対戦相手を翻弄する。状況判断能力も非常に高く、相手の意図を直ぐに読み取って指令を出す事も多い。（本人曰く、長所は「勝つ所」）また、カジノのブラックジャックで並べられた手札の全数字や手話形式のサイン一覧を一通り見ただけで全て覚えたことから、瞬間記憶能力も持っているように見受けられる。他に、アポロとスラングの応酬をしたり、ムサシが復帰した際に「13297時間と49分遅刻だ」と瞬時に計算したように、本場アメリカ人に引けを取らない英語会話力と、数桁以上の暗算を瞬時にこなす計算力を持ち合わせているとも思われる。王城の高見曰く「泥門の裏エース」。ただし、身体能力は高校生として突出したものではなく、凡人程度の能力から切磋琢磨し、鍛え上げている。又、努力家であったり、仲間を気遣ったりと普段のヒル魔からは意外すぎる一面も持っている。また、学校の成績は雪光やまもりと並んで優秀である（正確な成績は通信簿がオール100に改竄されていて不明）。
凶暴、悪辣非道の反面、アメフト絡みでは仁義を通し、常に試合で勝つことのみを考え、「勝率100%の試合は存在しない」「勝利の可能性が0%なものは切り捨てる」という現実的思考を持ち合わせる。得意技は「デビルレーザー弾（バレット）」「悪魔の祝杯パス（ヘイルデビルパス）」。チームに貢献したり、殊勝な決意を言ったメンバーを背部から蹴り付けるのは彼の最上の褒め方である。東京大会三位決定戦から「地獄の司令塔」「悪魔の策士」の紹介文と通り名が出る。又、アメフトをする理由は、本人曰く「面白ぇから」
麻黄十三中からの同級生である栗田、ムサシとは固い友情で結ばれている。栗田が神龍寺学院の推薦を阿含に奪われた際、ヒル魔とムサシは普通に一般受験で神龍寺学院に入れるにもかかわらず、敢えて、栗田の学力でも入れ、しかもアメフト部の無い泥門高校を選んだ。そして、彼らの他にまともな部員が居ないにもかかわらず、いつか必ずクリスマスボウルに行くと誓い、それを目標として共に練習してきた。恐らく、ヒル魔とムサシは栗田抜きのチームを作ることなど考えられなかったのだろう。そのことからも、ヒル魔は外見とは違って友情を大切にする男であり、彼ら三人は強い絆で結ばれているということが分かる。
ちなみに今までの人生で一番高い買い物は島（価格不明、単行本20巻より）らしく、他に一日東京タワーを貸し切ったりと、資金は無尽蔵のようである。もっとも、自宅、出で立ち、両親などに関しては一切不明であらゆるプロフィールが謎のベールに包まれたままである。神龍寺ナーガの阿含とは、中学時代にお互いを利用する目的でつるんでいた。全員ではないが、敵味方の選手などに「糞（ファッキン）～」（アニメでは「クソ～」）と呼び名を付けている。
また、ボケというわけではないが、冷酷極まりない等の非常識な発言、行動が多々あるため、突っ込むべき所も多かったりする。しかし、ほとんどの場合はだれもツッコミを入れていない。（入れられない可能性も大。）
生年月日などのプロフィールは不明だが、父親とは不仲らしい。無糖ガムやコーヒーをブラックで飲むのを好む。考え事をする時はライフルを回しながら発砲させるのが癖。鈴音は「妖一兄（ようにい）」と呼ぶ。口癖は「YA---HA---!!」で、笑い方は「ケケケ」だが非常に言い辛い為、アニメでは「へっへっへ」と笑っている。名前の由来は、セナと同じくＦ１ドライバーのデイモン・ヒル及び妖魔と思われる。デイモン・ヒル→悪魔・ヒル→ヒル・悪魔→ヒル魔
麻黄十三中出身。背番号は1で、身長176cm、体重67kg。40ヤード走は5秒1、ベンチプレスは75kg。
[編集] 雷門太郎
雷門 太郎（らいもん たろう）は、泥門デビルバッツのワイドレシーバー（以下WR）兼コーナーバック（以下CB）。泥門高校1年。
元は野球部に所属していた、キャッチの達人。人よりでかい手と猿顔が特徴。プロ野球「集英ベアーズ」の守備の名手である本庄選手に憧れ、キャッチばかり練習していた為に捕球力はずば抜けて高くどんなボールも軽く受け止めてしまうが、投球に関してはすさまじいほどのノーコンで、野球部では3軍（事実上の同好会）にされてしまう。その後、セナの誘いとヒル魔の策略によりアメフト部へ入部、泥門デビルバッツのレシーバーとして活躍する。
ほぼ一目惚れ同然で姉崎まもりに恋をする。名前から「モン太」というあだ名を付けられてしまうが、ヒル魔に「史上最高のクォーターバックジョー・モンタナからとったんだぞ」と吹き込まれ、今では本人も気に入っている。鼻に貼った絆創膏は御洒落らしい。中学時代、バナナ愛好会に所属するほどバナナ好き。他人が「猿」「モンキー」と言うと激怒する。
出会って以来セナとは付かず離れずの友人同士且つエースの座を争う良きライバルで、試合中に悩む彼にドカドカと頭にメットで叩いたり、言葉少なに助言したりするのが恒例になっている。戦術は至って野性的、感性的でひたすら根性だけで目標物を捕らえる、というスタイルであるが、デスマーチによってパスルートを体に叩き込んでおり、徐々にテクニックも増している。東京大会三位決定戦から「空飛ぶもぎ捕りモンキー」の紹介文が付く。
口癖は「～マックス!」。両親は夫婦共働きで、母親が19歳の時に産まれた子供である。ヒル魔は糞（ファッキン）猿、アニメではクソ猿と呼ぶ。鈴音は「モンモン」と呼ぶ。（アニメのみ）泥門第三中出身。
背番号80。身長155cm、体重51kg。8月31日生まれ。血液型B型。40ヤード走：5秒0。ベンチプレス：40→50kg。
[編集] 栗田良寛
栗田 良寛（くりた りょうかん）は、泥門デビルバッツのセンター（以下C）兼ディフェンスタックル（以下DT）。泥門高校2年。
ヒル魔と共に泥門高校アメフト部の部員2名の時代を過ごしてきた頭の形（と、いうより髪型）が栗の怪力巨躯大食漢。非常に絵柄が簡単。ヒル魔とは逆に穏やかで気弱な性格をしているが、以前はフィールドに出ると体温が1℃上昇し、凄まじい形相になることもあった。反対にがっかりすると水分がなくなった栗の如く萎れる。喜怒哀楽の表情が激しく、感極まると軽トラックのフロント部分やタックルマシーンすら破壊する程の怪力の持ち主。午前2時から朝練を始めるほど熱心で、彼の全国大会決勝（クリスマスボウル）に賭ける情熱が、間接的にセナをアメフトへと導いたと言える。
彼のベンチプレス160kgの記録はデビルバッツどころか東京都内の高校の選手でも1位である。作中で栗田の記録を上回る選手は峨王力哉（200kg超）だけである。東京大会三位決定戦から「巨大不沈艦」の紹介文が付き、同大会ベストイレブン・オフェンスライン部門に選ばれる。家は孟蓮宗（もうれんしゅう。「猛練習」からか）という仏教宗派のお寺で、その管長の息子。神龍寺特待生だった過去を持つ。
神龍寺戦から、パスカットなどをして、ボールの争奪戦になり相手がボールを確保しそうになったら、相手が集まった時に自分の体重を駆使しジャンプして潰す「栗ハンマー」という技を使うが、実際に潰した時には敵と味方の関係が無くなってしまう。
口癖は「フンヌラバっ!」。ヒル魔は糞（ファッキン）デブ、アニメでは豚まん（野郎）もしくはクソデブと呼ぶ。鈴音は「クリタン」と呼ぶ。麻黄十三中出身。麻黄デビルバッツの設立時からのメンバー。
背番号77。身長195cm。体重145kg。7月7日生まれ。血液型O型。40ヤード走：6秒5。ベンチプレス：160kg。
[編集] 武蔵厳
声優：小山力也
武蔵 厳（たけくら げん）は、泥門デビルバッツのキッカー（以下K）兼ラインバッカー（以下LB）。泥門高校2年。
通称：ムサシ。ヒル魔や栗田と同じ麻黄十三中からの友人同士。通り名を「60ヤードマグナム」（ヒル魔のハッタリ）。武士的にキッパリと断る自他共に厳しい性格。セナたちに「基礎を手ェ抜けばすぐ駄目になる」と心なしに教えたりもする。
泥門高校でアメフト部を結成後もキッカーを担当し、強力なキック力でデビルバッツを支えていたが、父親の仕事中による大怪我が原因で悩んだ末に退学（後にヒル魔が休学に訂正）し、武蔵工務店の長を務め、それ以後もアメフト部部室の改装や武器庫の建造、校舎の修理をも行っていた。漫画版では全国高校アメフト選手権東京大会準決勝の対西部ワイルドガンマンズ戦にて復帰。アニメでは西部戦で復帰せず、盤戸戦で復帰した。
関東大会ではモヒカン刈りにヘアスタイルを変えた。なお、ヘアスタイルを変えたのはヒル魔で、西部戦にもう少し早く復帰してれば勝てたかもしれないと言うことで床屋に連れて行った（ヒル魔は髪型を変えて「遊んでいた」）。最近戸叶に続くツッコミが板に付く。成績は結構良いが、音痴なのか、音楽が苦手の様だ（成績は5段階中の2）。性格は至って冷静で、状況判断力に長ける。キック成功率は不明だが、強力なキックの代わりに弾道が荒い。ポールにぶつかって入ることも屡々ある。
ヒル魔は「糞（ファッキン）ジジイ」、アニメでは「クソジジイ」と呼ぶ。鈴音は「ムサシャン」と呼ぶ。麻黄十三中出身で、麻黄デビルバッツの設立時のメンバー。
背番号11。身長177cm。体重77kg。4月2日生まれ。血液型A型。40ヤード走：5秒6。ベンチプレス：90kg。
[編集] 十文字一輝
声優：星野貴紀
十文字 一輝（じゅうもんじ かずき）は、泥門デビルバッツのタックル（以下T）兼ディフェンシヴタックル（以下DT）。泥門高校1年。
高校でセナをパシリにしていた不良3人組のリーダー格。楊木（やんき）中からのこの3人組をヒル魔は「ハァハァ3兄弟」と呼ぶ。（自分らに向けられた気に入らない言動には「は?（戸叶）」「ハァ?（十文字）」「はぁぁぁぁ!?（黒木）」とすごむ所から）。
栗田の思い違いでアメフトの試合へ参加させられ、ヒル魔によってあられもない恥ずかしい写真で脅迫され、不本意ながら入部。すぐに退部するつもりだったが、対太陽戦前日の因縁から自らの意思でアメフトに真剣に打ち込むことになる。右頬に十文字の傷があるのが特徴。得意技は賊学と特訓して編み出した「不良殺法」。3兄弟の中ではテクニックNo.1。学力は泥門高校では平均以上、デビルバッツではヒル魔・まもり・雪光に次ぐ。
不良になった原因は友人を見下した父親や教師への反発で、仲間思いの一面から3人で何時もつるんでいた。原作ではタバコを吸っていたが、アメフトに打ち込んでからは断った。東京大会三位決定戦では「バランス&テクニック」の紹介文がつき、阿含にも力負けしないほどの強靱な精神と肉体を持ち合わせるようになっている。弱点が無いと思いがちだが、アニメによると飛行機に弱いらしい。黒木と戸叶は「飛行機に弱い不良もどうかと思う」といっている。
口癖は「負けっぱなしは趣味じゃねぇんだ!!」。鈴音は「モンジ」と呼ぶ。作中、3兄弟の仲でも扱いの面でやや優遇されている印象を受ける。
背番号51。身長175cm。体重71kg。10月1日生まれ。血液型A型。40ヤード走：5秒5。ベンチプレス：85kg。
[編集] 黒木浩二
声優：岩崎征実
黒木 浩二（くろき こうじ）は、泥門デビルバッツのガード（以下G）兼ラインバッカー（以下LB）。泥門高校1年。
十文字・戸叶と同じく、セナをパシリにしていた3人組の1人。座右の銘は「卑怯がモットー」。3兄弟の中ではスピードNo.1。中学時代は頭が腐るほど暇だったので近くのゲームセンターで格ゲー無敗伝説を残しており、それが現在まで続いている。アニメではゲーセンの描写が無かったので、そのゲームの腕前は夏祭りの輪投げで発揮されている。十文字と異なりアメリカ遠征当初もアメフトへの態度は真剣ではなかったが、溝六からヒル魔や栗田が自分たちと同じく三人しか仲間がいない中頑張っていたことを知り、以後真剣に打ち込むようになる。実兄弟に、兄が1人、弟が1人いる。東京大会三位決定戦から「スピード&闘争心」の紹介文が付く。
西部戦あたりの頃に「糞（ファッキン）3兄弟」ひとくくりから出世して、呼び名が個別になり、ヒル魔は、「糞（ファッキン）タラ口」と呼び、鈴音は「クロッキー」と呼ぶ。3人の中でも瀧を一番鬱陶しいと思っている。楊木中出身。
背番号52。身長175cm。体重70kg。9月2日生まれ。血液型B型。40ヤード走：5秒1。ベンチプレス：85kg。
[編集] 戸叶庄三
声優：前田剛
戸叶 庄三（とがのう しょうぞう）は、泥門デビルバッツのタックル（以下T）兼ディフェンシブエンド（以下DE）。泥門高校1年。
十文字・黒木と同じく、セナをパシリにしていた3人組の1人。マンガが大好き。将来の夢は漫画家であるが、内容は既存の漫画の二番煎じ（しかし、美術の成績は5段階中の5である）。いつもグラサン状の眼鏡を掛けている。鋭い突っ込みを担当、3兄弟一のパワーを持つ。アメフトへ真剣に打ち込むようになった理由は黒木と同じ。東京大会三位決定戦から「パワー&ハード」の紹介文が付く。関東大会で3人の中でもヘアスタイルは変わってないようだが、メガネは複数あると思われる（たまに変えている）。女性の好みが少々特殊。実兄弟は、兄が2人いる。
鈴音と黒木は「トガ」と呼ぶ。楊木中出身。
背番号53。身長175cm。体重74kg。10月13日生まれ。血液型O型。40ヤード走：5秒5。ベンチプレス：85kg。
[編集] 小結大吉
声優：榊英訓
小結 大吉（こむすび だいきち）は、泥門デビルバッツのガード（以下G）兼ディフェンシヴエンド（以下DE）。泥門高校1年。
栗田の力強さに憧れてアメフト部に入部した変り種。口癖は「フゴッ」。男らしさやパワフルを常に追求している熱血少年。「パワフル語」と呼ばれる、「パワフルな男」には万国共通で通じるがそれ以外の人には書体や言葉では片言にしか聞こえないという特徴的な喋り&書き方をする。名前のとおり幸運児で泥門の面接ではパワフル語を使う体育教師が居て入学でき、カジノでもフィーバーを連発。ハァハァ3兄弟とは栗田とのパワーバランス等が起因してライバル意識を常に燃やす。
幼い頃から小柄な体格でコンプレックスを抱いていたが、長身揃いの対巨深戦に打ち勝ったことでそのコンプレックスを打ち砕くことに成功し、一皮も二皮も剥けた。東京大会三位決定戦から「小回り抜群 強力豆タンク」の紹介文がつく。相手の懐に潜りこんで肘でかち上げる「リップ」が得意。
ヒル魔は「糞（ファッキン）デブJr.」、アニメでは「豚まんJr. 」、ハァハァ3兄弟は「フゴデブ」、鈴音は「こむすびっち」と呼ぶ。剛礼武（ごうれむ）中出身。
背番号55。身長150cm。体重64kg。1月1日生まれ。血液型AB型。40ヤード走：5秒2。ベンチプレス：110kg。
[編集] 雪光学
声優：堀田勝
雪光 学（ゆきみつ まなぶ）は、泥門デビルバッツのレシーバー（以下R）。泥門高校2年。
高校までずっと帰宅部で塾に通い、勉学方面では英才教育を受けていてスポーツとは無縁だった。高校2年にして対賊学戦でのアイシールドの活躍に憧れ、一念発起しアメフト部に入部した。しかし教育ママである母親にはバレるとすごく怒られるので内緒にしている。
デビルバッツの中でも屈指の努力と根性の持ち主。アメフト部の入部テストでは本来ならば不合格であったがヒル魔に根性を見込まれ合格となった。入部後は基本的な運動能力不足のために長く補欠の扱いだった一方、雑学に関しては豊富で戦術に対する理解も早い。それを度々メンバーに教えるなどしており、作戦帳の暗記は誰よりも早く覚えるなど徐々に選手としての才能が垣間見られ、関東大会一回戦で後半よりスーパーサブとして出場。抜群の観察力と判断力を発揮し、又、不屈の闘志で対神龍寺戦初得点のタッチダウンを決める。また、ラインとしても活躍し、その時も他のチームメイトにはない知略の高さを見せつけた。
事前の打ち合わせの必要なパスルートを使わず、状況の瞬時の判断からヒル魔の投げると思われる場所に走る速選（オプション）ルート走法を得意とする。東京大会三位決定戦では「眠れる光学兵器」と呼ばれ、関東大会ではボサボサの髪を下ろしたヘアスタイルになる。
髪の毛は生まれたときから薄い。口癖は「ハゲ～ン！」。姉が一人いる。ヒル魔は「糞（ファッキン）ハゲ」、アニメでは「クソデカリ」、もしくは「クソデコ」と呼ぶ。鈴音は「ユッキー」と呼ぶ。泥門第三中出身。
背番号16。身長179cm。体重67kg。2月29日生まれ。血液型A型。40ヤード走：5秒6。
[編集] 瀧夏彦
声優：落合弘治
瀧 夏彦（たき なつひこ）は、泥門デビルバッツのタイトエンド（以下TE）兼ラインバッカー。（以下LB）。泥門高校1年。
アメフト界の人気者になろうと高校受験したが全て不合格（泥門には合格していたが知らなかった）となりプロテストに受験しようと渡米。そこでの死の行軍（デス・マーチ）の途中で迷子になったセナと出会う。才能は認められたが若過ぎることからプロテスト不合格になり、セナの勧めでデス・マーチに妹の鈴音と共に合流する。強烈にバカ（5教科が全部5段階中の1）だが、苦手なものを克服しようとする努力家で、他に類を見ない目立ちたがり屋でもある（戸叶は「性格は紳士だが、馬鹿なんだな」と評す）。興味の対象（アメフト）では頭脳が冴えることを発見され、泥門高校に中途入学。対夕陽ガッツ戦に初スタメン。笑う時は常に「アハーハー!」と笑い、ショックなことだと「ノォォォォ～ッ！」もしくは「アリエナイ!」と落ち込み、カタカナ言葉で流暢に喋る者には敵意を剥き出しにする。キメる時には上着をはだけたり、Y字バランスをとるのが癖。
そんな彼も盤戸スパイダーズ戦でことごとく押さえられ自分の本当の力に武蔵の言葉を通して気付かされ、プライドを捨てることで新たな進歩を遂げた。それと同時にゴムバンドで髪を束ねる髪型に変わっている。東京大会三位決定戦で「瀧ジェントル 夏彦バカ」（自分の案と3兄弟の案の「バカ」が混ざり合い、マシンガン真田によって加えられた）と紹介文がついた。戦術スタイルはタイトエンドというポジションらしく、攻撃（密集地帯へのショートパス）、守備双方何でもこなす。また、極めて柔軟な肉体は他の選手にはない瀧だけの能力である。この柔軟な体を使い、東京大会MVPの赤羽に一矢を報いたことがあるほど、潜在能力は計り知れないものがあるが、お調子者のためどうしてもヒーローになりきれない器用貧乏という一面も否定できない。
ヒル魔は「糞（ファッキン）アゴヒゲ」、アニメでは「クソアゴヒゲ」と呼ぶ。鈴音からは、｢お兄ちゃん｣、「兄さん」と呼ばれる。
背番号37。身長182cm、体重72kg。4月10日生まれ。血液型AB型。40ヤード走：5秒1。ベンチプレス：90kg。
[編集] 選手（助っ人）
[編集] 石丸哲生
声優：加藤啓
石丸 哲生（いしまる てつお）は、泥門デビルバッツのランニングバック（以下RB）兼コーナーバック（以下CB）。泥門高校2年。
本来は陸上部部長であり、新入生のスカウトの為に、部員の少ないアメフト部の助っ人選手として試合に参加しているのだが、ヒル魔にはほぼ完全に部員としてカウントされてしまっている。何故か存在感が薄いものの、セナやモン太には「実力は普通」と認識されているらしい。
顔が激似の弟が3人、妹が2人おり、その為にタウン誌配布のバイトをしている。配布しているタウン誌の名前は「あど」。6巻の登場人物紹介で、雪光がメガホン代わりにあどを丸めて応援していた。アメリカには彼によく似た「ジミィ・シマール」という人物が存在する。
大抵の事は「いいよいいよ」で済ませる心の広い男。体育祭後、陸がセナがアイシールドと気づき、目の前で陸が言った為、気絶しながらも勧誘をしていた。アニメでは陸を始め、西部一行が泥門の体育祭の偵察に来ないので、体育祭終了後の話で、セナがケガで出場できなくなった部員の代理で、陸上大会に参加するセナが走って、アイシールドと気づく。
東京大会三位決定戦でも紹介文を「地味石丸」と呼ばれる。関東大会後ヘアスタイルを変えたが一瞬で気にも止まらなくなった。そのためか神龍寺戦からは元のヘアスタイルに戻っている。一年のときからアメフト部に参加しているので恐らく泥門デビルバッツの初期メンバーでもある。成績は全教科共に5段階中の4。
鈴音は「てっちん」と呼ぶ。滋味中（じみちゅう）出身。
背番号30。身長168cm。体重59kg。5月26日生まれ。血液型A型。40ヤード走：4秒9。
[編集] 佐竹洋平
声優：河野清人
佐竹 洋平（さたけ ようへい）は、泥門デビルバッツのワイドレシーバー（以下WR）兼ラインバッカー（以下LB）。泥門高校1年。
春大会前日、ヒル魔に泥門高校女子水泳部の下着泥棒の真犯人である弱みを握られた助っ人サボり魔バスケ部員。まもりに恋焦がれている。雪光より実力があると認められ助っ人ながらレギュラー。セナの同級生なのに彼がアイシールドと知って驚愕した一人。山岡と交代で出るが、パスを取ることが出来ない。鈴音は「竹ちゃん」と呼ぶ。
背番号13。身長166cm。体重58kg。4月10日生まれ。血液型O型。40ヤード走：5秒2。
[編集] 山岡健太
声優：下崎紘史
山岡 健太（やまおか けんた）は、泥門デビルバッツのワイドレシーバー（以下WR）兼ラインバッカー（以下LB）。泥門高校1年。
佐竹と同じく恋ヶ浜戦から出場した助っ人サボり魔バスケ部員。ヒル魔に「就寝前にアイドルのポスターにキスをする」隠れアイドルファンとしての弱みを握られている。佐竹同様にまもりに恋焦がれている。体が頑丈。雪光より実力があると認められ助っ人ながらレギュラー。東京大会三位決定戦では佐竹、重佐武と「良い様に使われる助っ人軍団」と紹介文を一まとめにされる。佐竹と交代で出るが彼と同じくパスを取ることができない。鈴音は「山ちゃん」と呼ぶ。
背番号58→85。身長168cm。体重62kg。8月10日生まれ。血液型B型。40ヤード走：5秒2。
[編集] 重佐武太
声優：DJ TARO
重佐 武太（おもさだけ ふとし）は、泥門デビルバッツのオフェンスライン（以下OL）兼ディフェンスライン（以下DL）。泥門高校1年。
秋大会、網乃サイボーグス戦から臨時助っ人。本来は相撲部員。その名の通り重さだけがとりえの面倒くさがり屋で怠惰な性格。食べ物に釣られてしまう。目を開けるのさえ面倒とのことだが、12歳までは凛々しい眼をしていた。アニメではよく、ケルベロスに狙われている。鈴音は「重ちゃん」と呼ぶ。アニメではスタッフの好みなのかオチによく使われる。
背番号54。3月8日生まれ。血液型O型。
[編集] 選手以外の人物
[編集] 瀧鈴音
声優：中川翔子
瀧 鈴音（たき すずな）は、泥門デビルバッツのマネージャー兼チアリーダー。
瀧夏彦の妹で、気苦労の耐えないツッコミ役。夏彦と同じ学年だが、年子であり双子ではない。夏彦と兄妹であることを再認識してしまうため、苗字で呼ばれると激しく怒る。また、他人行儀に感じる「さん」付けも嫌う。常にインラインスケートを履いている。紺髪・碧眼。自分の事を｢あたし｣と呼ぶ。
プロテスト合格を夢見て単身渡米してしまった兄の夏彦を補助するために後を追って渡米。デビルバッツの特訓「死の行軍（デス・マーチ）」の途中で迷子になったセナとサンアントニオ市で偶然出会う。帰国後デビルバッツにマネージャーとして加わり、試合ではチアリーダー「デビルメントバット」リーダー兼盛り上げ隊長に。ただし、戸叶以外から見て彼女のチアは色気がないのでいまいちらしい。
泥門高校生ではなく都立透糸（すけいと）高校の生徒で、彼女の制服は泥門生とは違いセーラー服である。東京大会後、セナがアイシールドと知って勧誘しようとする運動部の連中から彼を守る為、代理人（エージェント）を自称。恋愛経験はないが他人の恋愛話には敏感で、聞きつけると髪の毛が一本アンテナの様に跳ねて反応する。
メンバーや他チームの選手にニックネームを付ける。（←ヒル魔を妖一兄（よーにい）と呼ぶため、モン太曰く命知らず。）感情が高まると 「YAー!」と言うのが口癖。
アニメでは太陽スフィンクス戦後に熊袋記者のスパイとしてアイシールド21の正体を暴くために登場。月夜の晩に対決するが、落ちていた木の枝に躓き、崖から落ちるが間一髪のところで彼に救われ、その後ヒル魔に情報提供され渡米する。
時にはまもり以上にセナの心情を理解する事もあり、セナも無意識のうちに彼女を意識しておりセナとの距離が急速に接近している。サブヒロイン的存在だったが、現在ではまもりに代わりヒロインといっても過言ではない。ちなみに3サイズは不明だが、Aカップ（単行本おまけ収録）
3月31日生まれ。身長151cm。血液型B型。
[編集] 姉崎まもり
姉崎 まもり（あねざき まもり）は、泥門デビルバッツのマネージャー兼主務。泥門高校2年。
セナの近所に住む幼馴染で、本作品のヒロイン。紅髪碧眼のアメリカ人のクォーター（母方の祖母がアメリカ人）で英語を流暢に話す。面倒見がよく、小さい頃から苛められっ子だったセナをずっと守ってきたため、セナからは「まもり姉ちゃん」と呼ばれ普通の言葉遣いで慕われている。正義感が強く入学受験のヒル魔の行為から泥門高校の風紀委員を志望する。その容姿と性格からか誰にでも人気が高い。
学業については優等生で、掃除や整理整頓も得意、アメフトのルールも一夜漬けでほぼ完璧に暗記、手話形式の暗号や相手チームのデータ分析をするなど、完璧超人かと思われたが、美術の成績が悪く（成績は2）、特に絵が下手であり、パソコンの操作も苦手な超アナログ派という弱点が明らかになっている。5グラムの重さ違いを見分けたり有名店のレシピを暗記しているほどのシュークリームオタクで、シュークリームなら栗田を上回る量をたいらげる。つまみ食いのネタでヒル魔に度々からかわれる。ヒル魔の彼女と思われることは非常に嫌がるが、最もヒル魔を理解している人物。関東大会抽選会前に髪を少し短くしてイメージチェンジした。
常識人なのだがセナに対しては異常に過保護で、寒気を感じたセナに大量の風邪薬を渡してあきれさせたことも。恋ヶ浜戦でミスを犯して石丸に怪我をさせたのはセナが主務とマネージャーを兼ねている為だとヒル魔に吹き込まれ、彼を重労働から開放させようと泥門デビルバッツにマネージャーとして参加する。ムサシが煙草を吸って退学した一件に間接的に関わっていた。
アイシールド21がいる時は必ずセナがいないことに疑問を持つも激しい思い込みからセナがアイシールド21だとは気付いていなかった。東京地区大会の対磐戸戦直前に21番のユニホームを着用していたセナ自身からアイシールド21であることを告白され、自分のセナに対する過剰な過保護を後悔する。満身創痍のセナに対し「勝って!!」と言うなどその後の過保護っぷりはだいぶ落ち着いたものの完全には抜け切ってない様子。ベンチプレス：20kg。ヒル魔は糞（ファッキン）マネ、アニメではクソマネと呼ぶ。桜女子中出身。
主人公セナと鈴音は接近し、まもり自身もヒル魔との接近シーンが多々あるためヒロインとしての立場は逆転しているとも言えるかもしれない。しかし公式の人気投票などによる人気ではまだ女性キャラトップであり、2006年36・37号のジャンプ各作品の主人公とヒロインがカラーに描かれる企画では、本作の女性キャラを代表して描かれていたのでヒロインとしての立場は保たれていると言えるだろう。ちなみに3サイズは不明だが、バストはCカップ。（単行本のおまけに収録）
11月24日生まれ。身長162cm。血液型A型。鈴音は「まも姉（まもねえ）」と呼ぶ。
[編集] 酒奇溝六
声優：赤星昇一郎
酒奇 溝六（さかき どぶろく）は、泥門デビルバッツトレーナー兼スカウトマン。通称：どぶろく先生。
ヒル魔達とは推定約5年近くの知り合い。王城ホワイトナイツ現監督、庄司軍平（ショーグン）とはかつて千石大学でエースコンビを組んでおり、通り名「二本刀」として名を馳せた。二本刀時代は「若」と呼ばれていた。
かなりの酒好きで、世界中の酒をストックし片時も酒瓶を持っている。競馬で摩った2000万円の借金を抱えアメリカにスカウト名目で逃げてきたが、ヒル魔の絶妙なセッティングで再会。セナにクロスオーバー・ステップの極意を教えた。右ひざに大学時代、死の行軍（デス・マーチ）で痛めた古傷が残っている。現役時代はTE。帰国後は泥門高校の用務員職に就いたが、ヒル魔によって給料全額アメフト部に振り込まれることに（まとまった金が手に入ると後先考えずすぐパーッと使ってしまうから）。デビルバットゴースト、竜巻ゴースト（デビルバットハリケーン）の名付け親でもある。
「トレーナー」という仕事は、試合が始まればなにもしてあげれないと言う事で、神龍寺戦にて給料100万円前借りして、オッズの賭けに「泥門が勝つ」に全額振り込み、「負ければ終わり」と言う命運を、泥門選手達と共に背負った。神龍寺戦勝利後「フゴー!!」と言いながら、倒れこみ、1億7000万円（泥門が勝てば170倍で帰ってくるから）ゲットする。だが、やはりそれだけで終わらなかった。白秋対太陽戦で「太陽が勝つ」にその場で使った残りを振りこみ、太陽が敗退してしまい、「ハサーン!!」と言いながら倒れる。
当初は、ヒル魔のことを何かと気に掛けているまもりを、ヒル魔の彼女と思っていた（まもりは激しく否定していたが、溝六には、ヒル魔とまもりはお互いに分かり合っている部分があるように見え、彼女のように感じられたのではないかと思われる）。 ちなみに作中では、演技を除けばヒル魔に本気で殴りかかった唯一の人物である。（結局殴れなかったが、あのヒル魔に本気で殴りかかれるのは後にも先にも彼だけであろう）
ヒル魔からは糞（ファッキン）飲んだくれなどと呼ばれる。まもりを「まも姉ちゃん」、鈴音を「鈴嬢ちゃん」と呼ぶ。鈴音は「ブロちゃん」と呼ぶ。
[編集] ケルベロス
声優：岩崎征実
タダ飯が食えるという理由でヒル魔と組んでいるとてつもなく凶暴な地上最強の野良犬。何と、怪獣（ゴジラ）よりも強いらしい。噛み付く力やキック力は相当なもの。セナやモン太たちに平気で噛み付いてくる。基本的には何でも喰うが、その中で肉や甘いものを特に好む。最近は鳴き声や行動が人間に近づきつつある。22巻の表によるとヒル魔以外は全員非常食らしい。弱ってるふりをするのが得意。アニメ版では中学時代のヒル魔と真っ向勝負し、その覇気を気に入られたことが栗田の口から発覚している。コミック版では、中学時代のヒル魔が栗田とアメフト部のビラ配りをしていた際、雨の中段ボール箱に捨てられていたケルベロスを見つけ（実際はヒル魔はケルベロスではなく、雨に濡れたビラを見ていただけなのだが）、雨に濡れた自分をこともあろうに無視したヒル魔に「チッ」と舌打ちをしたのを聞きつけ、気に入ったというエピソードがある。鈴音は「ケル」と呼んでいる。
[編集] ブタブロス
巨深ポセイドン戦直前に小結を捜索中である意識朦朧のどぶろくに連れて来られた子豚。泥門女性陣にかわいがられている。泥門高校体育祭（アニメでは巨深戦）の時にケルベロスに食べられそうになったが、自分をもっと太らせてから食べた方が良いと提案し回避した。因みにブタブロスと名付けたのはケルベロス。鈴音は「ブロちゃん」と呼んでいるが溝六とかぶっている為、アニメでは「ブタブロちゃん」と呼んでいる。
[編集] デビルバット
声優：DJ TARO
デビルバッツのマスコット。赤い蝙蝠の姿をしている。血を吸い、口から炎を吐き、目から怪光線を出す。作中では解説担当の便利キャラ。その他アドバルーンやらコンピュータウイルス、果ては秘密調査員として活躍。実在する生物では無いのに某H氏に酷似しているので誰もが極悪、鬼畜、外道と認識。
[編集] 子デビバ
可愛い顔した赤い蝙蝠。性別不明。お馬鹿なのでデビルバットに質問、その答えに縋る。物を生み出す力はミニサイズ。最近は秘密調査員もやっているが、毎回の指令内容の殆どが命を懸けたものや大量調査の類が多く、滝の様な涙を流し続けている。
