毛利元就 誓いの三矢
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毛利元就 誓いの三矢はコーエーから発売されたシミュレーションRPG。1997年当時放送されていたNHK大河ドラマ『毛利元就』に合わせて発売され、中国地方の覇者である戦国大名毛利家の発展を描いている。
史実では毛利家は織田家と和睦し、後に豊臣家に臣従するのだが、本作では本能寺の変後、毛利家が羽柴秀吉、明智光秀、徳川家康に勝利する架空の展開となる。
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[編集] 移植版
この他、パソコン(Microsoft Windows)版も出ているが、発売日不明。パソコン版公式攻略本は1997年7月25日発売なので、コンシューマー版よりも先行していたと思われる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 主な登場人物
- 詳細は、それぞれの人物の記事を参照のこと。
- 毛利輝元(もうり てるもと)
- 元就の嫡孫。元就の死後毛利家の家督を継ぐ。
- 杉の方(すぎのかた)
- 吉川元春(きっかわ もとはる)
- 毛利弘元(もうり ひろもと)
- 元就の父。元就が10歳のときに亡くなる。
- 毛利興元(もうり おきもと)
- 弘元の嫡男、元就の兄。酒の害により亡くなる。
- 毛利幸松丸(もうり こうまつまる)
- 興元の嫡男。
- 相合元綱(あいおう もとつな)
- 元就の弟。尼子家の策略により毛利家当主の座を元就と争う。
[編集] 主な毛利家家臣
- 福原広俊(ふくはら ひろとし)
- 毛利家家臣。毛利元就の母方の祖父でもある。元就に安芸統一の夢を託し死去。(騎馬兵)
- 志道広良(しじ ひろよし)
- 桂元澄(かつら もとずみ)
- 児玉就忠(こだま なりだだ)
- 毛利家家臣。元就の初陣から参戦し、勇猛果敢な戦いぶりで活躍する。(騎馬兵)
- 村上武吉(むらかみ たけよし)
- 村上水軍の頭。
[編集] 同盟を結んでいた又は毛利が臣従していた武将
- 尼子経久(あまご つねひさ)
- 山陰の戦国大名。11ヶ国の太守(石見・出雲・伯耆・美作・備前・備中・備後・安芸・播磨・隠岐・因幡)と呼ばれた。
[編集] 主な敵の武将
- 武田元繁(たけだ もとしげ)
- 安芸武田家当主。安芸を手中に収めんとして毛利と戦う。
- 大内義隆(おおうち よしたか)
- 陶晴賢(すえ はるかた)
- 大友宗麟(おおとも そうりん)
- 尼子晴久(あまご はるひさ)
- 尼子家当主。中国地方東部の有力大名。父尼子政久が戦死した為、祖父尼子経久から家督を譲られる。大内家と対立する中、勢力を伸ばす元就を敵視する。元就の策謀により、尼子家を支えていた新宮党を討ち、尼子家を衰退させる。
- 山中鹿之介(やまなか しかのすけ)
- 尼子勝久(あまご かつひさ)
- 尼子家再興の為、鹿之介と共に毛利と戦う。
- 織田信長(おだ のぶなが)
- 羽柴秀吉(はしば ひでよし)
- 徳川家康(とくがわ いえやす)
- 明智光秀(あけち みつひで)
- 斎藤利三(さいとう としみつ)
[編集] ストーリー
- 第一話 若鷲の初陣―有田城の戦い
- 第二話 花一輪―鏡山城攻略戦
- 第三話 兄と弟―船山城の戦い
- 第四話 訣別の時―銀山城の戦い
- 第五話 盟主の条件―安芸平定戦
- 第六話 出雲の虎―吉田郡山城の戦い
- 第七話 愚かな行軍―出雲退却戦
- 第八話 百万一心―備後迎撃戦
- 第九話 三矢の訓え―神辺城攻略戦
- 第十話 叛将陶晴賢―安芸備後平定戦
- 第十一話 謀略―安芸西進戦
- 第十二話 奇襲! 厳島―厳島合戦
- 第十三話 傀儡大名―防長進撃戦
- 第十四話 豊後の梟雄大友宗麟―門司城争奪戦
- 第十五話 尾張の風雲児―石見銀山の戦い
- 第十六話 隆元死す―白鹿城攻略戦
- 第十七話 富田落城―富田城攻略戦
- 第十八話 伊予援軍―大洲城の戦い
- 第十九話 挟み撃ち―筑前攻略戦
- 第二十話 尼子再興の夢―布部山の戦い
- 第二十一話 誓いの三矢―備前攻略戦
- 第二十二話 新たな敵―木津川口の戦い
- 第二十三話 鹿之介の最後―上月城の戦い
- 第二十四話 湖上の忠義―羽柴軍追撃戦
- 第二十五話① 赤き琵琶湖―畿内進撃戦
- 第二十五話② 赤き琵琶湖―安土城の戦い
- 第二十六話 京の怨霊―濃尾平定戦
- 最終話① 決戦―関ヶ原の戦い
- 最終話② 決戦―岐阜城の戦い
[編集] ムービー
- ストーリーの要所要所ではムービーが流れる。
- 毛利元就の父・弘元死去
- 毛利元就の妻・おかたの嫁入り
- 三本の矢の訓示
- 厳島合戦に村上水軍参戦
- 山中鹿之介・「我に七難八苦を与えたまえ」と誓う
- 毛利元就・尼子を滅ぼし中国統一
- 毛利元就死去
- 備中高松城城主・清水宗治切腹