東京工科大学
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東京工科大学(とうきょうこうかだいがく、英称:Tokyo University of Technology、旧表記:Tokyo Engineering University)は、東京都八王子市片倉にある私立大学である。広い敷地に巨大な建造物が立ち並ぶキャンパスを構えている。最寄駅はJR横浜線の八王子みなみ野駅。また、2005年からは、大学院バイオ・情報メディア研究科アントレプレナー専攻の施設として、東京都大田区の蒲田キャンパスが加わった。最寄駅はJR京浜東北線・東急池上線・東急多摩川線の蒲田駅。経営母体は日本工学院専門学校を経営する学校法人片柳学園である。 略称は「工科大」、「TUT」など。
開学は1986年で、当初の学部構成は1学部3学科である。1993年に大学院修士課程を、1995年には同博士課程を開設する。その後も学部の開設や改組を行い、2003年からは、3学部3学科になっている。
片柳研究所棟を中心とした最新の研究設備があり、独立行政法人産業技術総合研究所や学外の企業とプロジェクトも組んでいる。学内には、ボウリング場等の遊戯施設、マクドナルド、吉野家、ドトールコーヒー等の外食チェーン店、PCサポートセンター、ATM、コンビニエンスストア等がある。
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[編集] 沿革
- 1986年 東京工科大学開学。工学部(電子工学科、情報工学科、機械制御工学科の3学科)を設置
- 1993年 大学院工学研究科システム電子工学専攻(修士課程)を開設
- 1994年 工学部・情報通信工学科を開設
- 1995年 大学院工学研究科システム電子工学専攻(博士課程)を開設
- 1999年 メディア学部(メディア学科)を開設
- 2000年 片柳研究所を設立
- 2003年 片柳研究所棟落成 バイオニクス学部(バイオニクス学科)、コンピュータサイエンス学部(コンピュータサイエンス学科)を開設(工学部改組) 大学院メディア学研究科メディア学専攻(修士課程)を開設
- 2005年 大学院バイオ・情報メディア研究科(バイオニクス専攻 博士課程、修士課程)(コンピュータサイエンス専攻 博士課程、修士課程)(メディアサイエンス専攻 博士課程、修士課程)(アントレプレナー専攻 修士課程)を開設
[編集] 大学構成
[編集] 学部
- メディア学部
- メディア学科
- バイオニクス学部
- バイオニクス学科
- コンピュータサイエンス学部
- コンピュータサイエンス学科
-
- 松永俊雄学部長
- 2年次の実験から「コンピュータ系」、「ネットワーク系」、「システム系」の3つの系に分かれる。
ただし、この系という概念は組織として存在するわけではなく、実験カリキュラムの履修名称および各種カリキュラムの分類名称でしかない。
[編集] 大学院
- バイオ・情報メディア研究科
- バイオニクス専攻
- 博士課程、修士課程
- コンピュータサイエンス専攻
- 博士課程、修士課程
- メディアサイエンス専攻
- 博士課程、修士課程
- アントレプレナー専攻
- 修士課程
- バイオニクス専攻
[編集] 片柳研究所
- ラボ
- プロジェクト
- コンソーシアム
- 研究支援センター
[編集] 施設
約369,000m²の敷地に、日本工学院八王子専門学校を併設している。建物はすべて片柳鴻理事長が設計をしている。
片柳研究所には、独立行政法人産業技術総合研究所バイオニクス研究センター八王子分室が入っている。最寄り駅の八王子みなみ野駅前のバスロータリーからも望める。
各棟間は光ファイバーケーブルで相互接続されており、ネットワーク環境が整っている。
FOODS FUU(第二厚生棟・StudentCanteen)には、吉野家、カレーショップC&C、ドトールコーヒーなどの外食チェーン店、サンクス(コンビニエンスストア)が入っている。また、セントラル・プラザにあるマクドナルドでは、学外の同系列店より飲食物を安く販売していたこともある。
[編集] 大学関係者
- 学長 相磯秀夫
[編集] 関連校
- 日本工学院専門学校
- 日本工学院八王子専門学校
- 日本工学院北海道専門学校