岡山空港
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岡山空港 | |||
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IATA:OKJ - ICAO:RJOB | |||
概略 | |||
空港種別 | 民間 | ||
航空管制 | 民間 | ||
運営者 | 岡山県 | ||
開港日 | 1988年 | ||
運用時間 | 7:00 - 21:30 (JST) | ||
受け持ち | 岡山市 | ||
海抜 | 807ft(246m) | ||
位置 | 北緯34度45分25秒東経133度51分19秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | ILS | 全長×全幅(m) | 表面 |
07/25 |
YES | 3,000×46 | 舗装 |
岡山空港(おかやまくうこう、Okayama Airport)は、岡山県岡山市にある、岡山県が設置・管理する第三種空港である。
目次 |
[編集] 概要
岡山市南部に開設された旧岡山空港は地形的に滑走路の延長ができず、ジェット化のため現在の空港に移転した。旧岡山空港は岡南飛行場としてセスナ機など小型機専用の空港として存続している。
元々東京便が新幹線との競争力のある距離であることや、利用客の駐車場を無料にするなどの利用策が奏功し第三種空港としては利用客が多く、利用率の低迷で苦戦する地方空港が多い中では優等生とも言われる。
広島空港の半分以下の利用客数(→中国地方#空港)に甘んじてきたが、2006年10月から広島県福山市の福山駅との間にリムジンバスの運行を始める予定になっており、広島空港との旅客争奪に本腰を入れることになった。
- 福山駅との間のリムジンバス
- 広島空港とは18往復/日、所要時間:約1時間、運賃:片道1,300円(往復2,300円)。2006年8月1日より片道1,530円から現行料金へ値下げした。
- 岡山空港とは8往復/日、所要時間:約1時間15分、運賃:片道1,350円(往復2,400円)。2006年9月28日運行開始。
[編集] 歴史
- 1988年 岡山市日応寺に開港。滑走路は2,000mであった。
- 1993年 滑走路を2,500mに延長、国際線ターミナルが供用開始される。
- 1995年 阪神・淡路大震災により新幹線が運休したため、大阪国際空港行きの臨時便が運行される。
- 1998年 空港貨物ターミナル完成。
- 2001年 滑走路を3,000mに延長。ジャンボ機の離発着も可能になる。
- 2002年 かねてから望んでいた東京線のダブルトラックが実現し、従来の全日本空輸に加え日本航空も就航する。
- 2006年4月1日 運用時間開始を午前7時に変更。日本航空、全日本空輸とも始発便の繰り上げを実施。
- 2006年9月28日 福山駅へのリムジンバス「ももっちライナー」を運行開始
[編集] 航空管制
種類 | 周波数 |
岡山TWR | 124.3MHz,126.2MHz |
- 担当は、国土交通省大阪航空局岡山空港出張所航空管制官が担当
- ターミナル管制は、国交省大阪航空局高松空港事務所が実施
[編集] 航空保安無線施設
局名 | 種別 | 周波数 | 識別信号 |
岡山 | VOR | 115.9MHz | OKC |
岡山 | TACAN | OKC | |
吉備 | VOR | 111MHz | OYE |
吉備 | DME | OYE |
- 保守は、国土交通省大阪航空局岡山空港出張所航空管制技術官が担当
[編集] 就航路線
航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便
[編集] 国内線
(日本トランスオーシャン航空の機材・乗務員で運航する便あり)
-
- 新千歳空港
- 東京国際空港
[編集] 国際線
関西国際空港に比べて着陸料が安いことから、国際貨物チャーター便も時々発着する。
[編集] 空港へのアクセス
- 岡山駅発着便
- 国内線に接続運行
中鉄バス・下津井電鉄
日ノ丸自動車(日ノ丸バス)
- くらよしエクスプレス 倉吉営業所発着便(倉吉駅・関金温泉経由)
- 多客期のみ1便運行
- 予約制。空席がある場合に限り予約なしでも乗車できる
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
空港情報 (RJOB) |
空港情報(worldaerodata.com) | 定時航空気象(METAR) | 飛行用飛行場予報(TAF) | 定時航空気象 |