小高町
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小高町(おだかまち)は、福島県相馬郡にあった町である。2006年1月1日に原町市、相馬郡鹿島町と合併し南相馬市になったため消滅。旧小高町は地域自治区の「小高区」となった。 気象は東日本型の海洋性気候で寒暖の差は比較的少なく、最高気温27.9℃、最低気温-3.1℃、年平均12.3℃と温暖な気候に恵まれている。年間降水量は1,320mm。
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[編集] 地理
太平洋に面した町で、阿武隈山地を町の西端とし、小高川が町を横切り太平洋に注ぐ。小高川の中流部に小高城址があり、周辺に町役場や駅、2つの実業高校などが集中する。相馬郡の南端にあり、原町市など相馬氏に縁のある町と交流が深い。
- 山 : 八丈石山、懸の森(町最高峰)…(ともに阿武隈山地)
- 河川 : 小高川、宮田川…(ともに2級河川)
[編集] 歴史
戦国時代まで相馬氏の本拠地だった小高城(別名 : 浮舟城)があった。明治以降は絹織物の生産地として栄えた。
- 1889年(明治22年) - 町村制施行により、行方郡小高村、福浦村、金房村の3村が成立する。
- 1896年(明治29年) - 行方郡が宇多郡と合併し、相馬郡となる。
- 1898年(明治30年)1月19日 - 町制施行により、小高町となる。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 小高町、福浦村、金房村の1町2村が合併し、小高町となる。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 相馬郡鹿島町、原町市と合併し、南相馬市となる。
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
- 一般国道