垂井駅
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垂井駅(たるいえき)は、岐阜県不破郡垂井町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
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[編集] 駅構造
東海道本線の南荒尾信号場~垂井~関ヶ原間は、一見普通の複線に見えるが、上り本線と「垂井線」と呼ばれる上下双方向に運転可能な単線の並列(下り本線は旧新垂井駅経由の別線)となっており、下り普通列車はその垂井線を走行する。垂井線を走行するのは、通常は普通列車だけであることから、垂井線の軌道は本線に比べて簡易な造りとなっており、最高運転速度も低い。また、関ヶ原駅で折り返した列車は、その場で上り本線に折り返せないため、いったん垂井線を東方面に向かい垂井駅で上り本線に入る。そのため複線を逆走しているように見える。
[編集] のりば
- 1番線:東海道本線上り(上り本線)
- 通過待ち合わせがない限り、米原駅方面からの列車がここを発着する。
- 2番線:東海道本線上り
- 通過待ち合わせなどで一部の列車がここを発着する。
- 3番線:東海道本線下り(垂井線)
- すべての下り列車がここを発着する。また一部の上り列車が発着する。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1884年5月25日 開業。
- 1944年10月11日 新垂井駅開業により、上り列車のみの営業となる。垂井駅~新垂井駅間は省営バスが走った。
- 1946年11月1日 この駅を通っていた旧下り線が垂井線(単線)として復活したことにより、下り列車の営業を再開。
- 1986年11月1日 下り本線にあった新垂井駅が廃止された。
- 1995年3月5日 橋上駅化。
- 2002年11月12日 自動改札機設置。
- 2003年4月16日 北広場(ロータリー、歩道、駐輪場)の整備が完了。これにより以前から進められていた一連の駅周辺整備事業が完成した。
- 2006年11月25日 TOICA導入。
[編集] 乗車人員
- 平成10年:2949人/日
- 平成11年:2930人/日
- 平成12年:2889人/日
- 平成13年:2784人/日
- 平成14年:2715人/日
- 平成15年:2704人/日
- 平成16年:2710人/日