前田吉朗
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前田吉朗(まえだよしろう)は総合格闘家。1981年10月31日生まれ。香川県高松市出身。身長170cm、体重64kg、O型。パンクラス稲垣組所属。
[編集] 来歴
高校時代は卓球部に所属。2000年5月、テレビで船木誠勝 vs ヒクソン・グレイシー戦を観て総合格闘技に興味を抱き、総合を学ぶべく、地元・香川から大阪へ。格闘技経験のないままP'sLAB大阪に入会し、2002年11月の『全国総合格闘技オープントーナメント全国大会』60kg未満級で優勝。2003年2月、P'sLAB大阪プロ第1号選手としてパンクラスにてプロデビュー。同年7月の『パンクラスネオブラッド・トーナメント~フェザー級~』にて優勝。以降優れた身体能力と天性の当て感を武器にデビュー以来14戦無敗を誇る。
05年5月のPRIDE武士道に初参戦するもチャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネット相手にデビュー以来初のKO負け。 敗戦後は4連勝するも12月のDEEPフェザー級トーナメント決勝にて“足関十段”今成正和に惜しくも敗退。
DEEP敗戦明けの06年、3月のパンクラスにて組まれたDJ.taiki戦にてまさかのTKO負け、パンクラスリングにて初の屈辱を味わう。6月に開催されたパンクラスフェザー級トーナメント一回戦ではHERO'S出場経験をもつ山本篤相手に豪快な跳びヒザにてKO勝利。8月27日に行われたパンクラスフェザー級トーナメント決勝戦にて因縁のDJ.taikiに僅差ながら判定勝利をおさめ初代フェザー級王者に輝く。
11月5日、満を辞して挑んだPRIDE武士道ではジョー・ピアソンにフロント・ネックロックで秒殺負けを喫してしまい、PRIDE初勝利を飾ることが出来なかった。
[編集] 戦績
24戦19勝4敗1分(06年11月5日現在)
エース船木の引退後、GRABAKAの独立、ジョシュ・バーネットによる無差別級タイトル流出、セーム・シュルト、美濃輪育久、須藤元気、國奥麒樹真ら人気選手の相次ぐ退団、近藤有己や高橋義生の他団体での振るわない成績など団体としての弱体化が進む中、前田の存在はパンクラス復活の重要なキーになるであろう。
さらなる進化を続けるパンクラスフェザー級のエースである。
[編集] 外部リンク
http://www.pancrase.co.jp/data/prfl/maeda/index.html
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