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列車便所 - Wikipedia

列車便所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

列車便所(れっしゃべんじょ)は、鉄道車両の車内に設置される便所を指す用語である。

短距離向けの通勤用車両を除いて、日本の旅客用鉄道車両の多くは車内に乗客用の便所を設置している。それらは車両内の限られた空間に設置される必要性から、通常の建築物に設置される便所とは多分に異なる性格を有し、独特の発達を遂げてきた。

日本の鉄道では、階段状の床板に填め込まれた和式両用便器か、もしくは洋式便器を設置するのが普通で、室内片隅には小型の手洗器が設置されている。また特急列車等の優等列車に設置される列車便所は、多くの場合隣接する形で洗面所室が設けられている。

キハ54形の便所
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キハ54形の便所

目次

[編集] 初期の歴史

鉄道草創期には列車への便所設置はなく、乗客は途中停車駅での休憩時間に慌ただしく用を済ませる必要があったが、鉄道網の延伸で19世紀中期には長距離の鉄道旅行が普通になり、欧米の鉄道では車内に便所を設けることが一般化した。

日本でも1872年の鉄道開業以来、しばらくの間は列車への便所設置はなかった。止むに止まれず窓から放尿したため罰金を取られたという逸話が、しばしば品のない戯歌と共に伝えられている。

日本で列車の車両内に便所が設置されたのは、1880年北海道の鉄道向けに貴賓車としてアメリカで製造された「開拓使号」が最初の例とされるが、一般旅客向けの客車に便所が設置された最初は、1889年東海道本線全通時である。

同年、東海道線列車が藤枝駅に停車していた際に駅便所に行っていたせいで、列車に乗り遅れかけ、これに飛び乗ろうとして線路に転落死した政府高官がおり、これが鉄道車両への便所設置のきっかけになったとする通説があるが、実際にはこの事故以前から便所設置は計画されており、イギリスへの便所付客車の発注記録も残っている。東海道本線全線を直通する列車の運行に備えての措置である。その後の1900年代以降、長距離を運行する客車はほとんどが便所付で新製されるようになる。

電車への便所設置の最初は、1924年から南海鉄道(現・南海電気鉄道)が大阪-和歌山間に運転した「電7系」(のち1001系)特急電車である。喫茶室食堂車)付の豪華車で、電車としては食堂・便所とも日本初の設置であった。気動車への便所設置は中国鉄道(現・JR津山線)のガソリン動車であるキハニ120形・130形が最初で、1932年のことである。

貨物列車の後端に連結される車掌車には長い間便所が設置されず、「急用」に迫られた車掌は、ややもすれば車両後端に曲芸的にぶら下がって「用事」を済ませなければならなかった。ようやく便所付の車掌車が登場したのは、旅客車両から遙かに下った1960年代以降のことである。

長距離運用のあるアメリカなどではディーゼル機関車の車内に便所を設置した例もあったが、日本で機関車に便所を設けた例はない。長距離列車の場合でも、機関士・運転士は通常2時間程度乗務し、所定の駅で別の要員と交代するため、便意は長距離乗務のある車掌ほど深刻にはならないとされたからである。

[編集] 列車式便所

日本の和式列車便所の特徴的な形態として、元来屈んで用便する形態ながら、男性が立って小用する用途にも使いやすいよう、床を2段式として、便器後端を手前側に突出させていることが挙げられる。この形態は「両用便器」「列車式便所」ないし「汽車便」(きしゃべん)と呼ばれ、面積の制約から男性用小便器を独立して設置できない住宅等にも、昭和初期から取り入れられるようになった。

古くは床面から20cm程度便器が宙に浮いたような状態で、便器後端は突き出ており、便器両側には屈んで用便するための踏み台が設けられ、その天板は石板を用いていた。だがこれでは便器周囲に飛散した汚物を完全に清掃することが難しく不潔であるため、1949年以降の鉄道車両(湘南電車こと国鉄80系電車以降)は、家屋同様に便器周囲に完全に床をつけ階段状とし、併せてタイル張りとすることが普及した。更に1950年代後半以降、列車便所内装にはアルミニウムプラスチックの化粧板やビニル床材が用いられるようになり、より清掃しやすくなった。1960年代後半からは強化プラスチックによる一体成型型便所も用いられ、組立・清掃の省力化を図っている。

走行中揺れるため、便器の前の壁に手摺りが設けられている。

戦前の日本の鉄道では洋式便所の例はほとんどなく、外国人の利用が想定される優等車両(かつての1・2等車、現在のグリーン車等)であっても、和式便器上に別体の便座を適宜取り付けて洋式便器の代用としていた。ドイツ人建築家のブルーノ・タウトは「合理的なアイデア」と評価していたが、実際には不潔で評判が悪かった。

列車便所に洋式便器が本格普及したのは1950年以降で、当時の進駐軍の要請がきっかけである。以後優等車両は洋式・和式便所を各1ヶ所ずつ配置するようになったが、1990年代以降はバリアフリー化の動きに伴い、普通列車用車両でも障害者や老人が安全に利用できる洋式便器のみを設置する例が増えている(JR四国のように地域性を理由に洋式便器の導入には消極的なところもあるが、全体としては洋式便器への移行傾向が強い)。他者との便座共用を嫌う旅客の意に対しては、当初は電動巻き取り式のポリエチレン覆い膜付き便座を用いた例もあったが摺動部の故障が多く、一般の洋式便所と同様に便座用敷き紙もしくは消毒拭き取り液の設置が一般的になりつつある。

男女共用の便所の他に個室内に男性用小便器を備えた男性用小便所を設置することもある。また、女性専用の個室を設けたり、男女別の洋式便所を設置するケースもある。

[編集] 列車便所の付帯設備

[編集] 水洗装置

列車便所の洗浄弁は、手動弁の不潔さが嫌われ、近年まで足踏み弁で作動させる車両が多かった。しかし、足踏み式では足の不自由な旅客が扱うことが困難であるため、1990年代以降は赤外線感知機に手をかざすことで作動する「電子弁」が、手洗器ともども普及を見せている。

[編集] 便所使用知らせ灯

便所使用知らせ灯(北海道ちほく高原鉄道CR70形気動車)
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便所使用知らせ灯(北海道ちほく高原鉄道CR70形気動車)

列車便所の戸口には、通常は戸錠が装備されている。1951年に製造された国鉄の急行用客車スハ43系では、客室内車端部壁面の「便所使用知らせ灯」が新採用された。これは便所の戸錠を施錠することで点灯する仕組みである。席を立たずとも、座席から壁面の灯火を見て確認できるため、便所使用知らせ灯はスハ43系以降、車両の客室の標準的装備となった。現在新造されている車両では、車両妻面に時計や電光掲示板などとまとめて置かれ、旅客向け案内の一部として表示されている。

なお、便所使用知らせ灯は施錠により点灯するため、列車便所使用の際は心得として必ず施錠をし、これを点灯させ客室(および扉前で使用を待つ旅客)に使用中であることを知らせる様にする事が求められる。

オハフ50-702「あそBOY」用客車の便所窓
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オハフ50-702「あそBOY」用客車の便所窓

[編集] 便所窓

古い時代の列車便所は、比較的大きな窓を備え、石目ガラスや磨りガラスをはめることで、採光と目隠しを両立させていた。上部を僅かに開閉でき、換気を行えるようにもなっていた。しかしその一方で備え付けの照明は弱い白熱灯であり、トンネル内や夜間の利用では非常に暗く、不便であった。1960年代以降、採光窓は小型化され、一方で蛍光灯を装備するようになって、客室並みの明るさが確保されるようになる。また列車便所にも電動換気扇が設置されるようになったことから、車体工作の簡略化を図るため新幹線車両を皮切りに便所の窓を設置しない例が増加し、1980年代後半以降の新車では、便所への窓設置は珍しくなっている。

[編集] 汚物処理の改善

[編集] 垂れ流しによる黄害

明治時代以来、列車便所は専ら「開放式」と称して、汚水管を線路上にそのまま開放し、自然流下させていた(便器の穴から線路が見える場合もあった)。元来は沿線の多くの田畑においても下肥が重用されていた時代の構造なのではあるが、沿線の都市化が進んだ戦後に至るも長年にわたって変わらず、床板にただ穴を開けただけの構造から、円筒状および角筒状の流し管を設けて極力地表面に近い位置で飛散させるようにする程度の改良しかなされていなかった。列車走行中でなければそのまま直下に流下してしまうため、開放式便所の戸口には「停車中は使用しないでください」という札が付いていたが、それにもかかわらず使用されることは少なくなかった。

このため、当該沿線住宅地域では汚物飛散被害が生じ、またトンネルや地下線路内では拡散が期待できない、また駅で夏場には異臭がするなど、古くから問題が多かった。加えて車両や線路をも汚すため、鉄道の保守・整備に携わる現場作業員からも批判が強かった。

垂れ流し便所によるこれらの弊害を「黄害」(おうがい、こうがい)と呼ぶ。

[編集] 貯留式汚物処理装置

列車便所に貯留式便槽を設けた最初はイギリスで、地下鉄線に直通する客車の汚物飛散対策として1910年頃に実用化したのが最初である。しかし世界的には汚物処理設備を装備した列車便所は少なく、欧米諸国でもごく一部の高速鉄道を除けば、21世紀初頭に至っても開放式便所が多く残存している。

日本では早くも1952年頃から、垂れ流し便所の不潔さが指摘され、1958年には国鉄と小田急電鉄がそれぞれ独自に貯留式の装置を実用化した。この方式は初期の新幹線車両にも用いられている。もっとも初期の単純な貯留式では、洗浄水によって数時間の運用で汚物が溢れ出してしまうため、一般化はしなかった。新幹線でも東京-大阪間1往復で便槽は満杯となり、車両基地での汚物抜き取り時間確保に悩まされた。

[編集] 汚物処理方式の展開

国鉄は汚物にタール系の処理剤を混合することで消毒・固化し、これを粉砕・飛散させる粉砕式汚物処理装置も開発し、1960年代に20系寝台車など一部の車両で用いた。しかし固化しているとはいえ汚物を外部飛散させていることに変わりはなく、1980年代までに廃されている。また貯留式の洗浄水問題解消のため、家庭用として商品化されている泡洗浄方式(水洗ではなく泡で洗い流す)も試用され、近畿日本鉄道などで用いられた時期がある。

本命となったのは循環式で、便槽に溜まった汚物の水分を濾過・消毒し、便器の水洗に再利用する方式である。既にそれ以前から航空機に用いられていたが、国鉄で1966年以降試作・研究が進められ、長期間にわたって汚物抜き取りをせずに済むことから、1970年代以降の主流となった。この循環式は硫酸銅系の薬剤を用いるため、処理水は青色を帯びる。また再利用した水分には大便や便紙に起因する固形物が含まれ、従来の陶器製便器では流水管内面の凹凸に付着して詰まりの原因となるため、それより詰まりにくいステンレス鋼製便器や、改良された陶製便器が用いられるようになった。また1990年代以降、銀色無塗装のステンレス製便器の装飾的にみた冷たさを避ける、表面に色付き樹脂被覆を施した便器も登場した。FRP製の便器や、簡易水洗式便所に用いられているピストル式洗浄方式を採用しているタイプもある。 一部には、簡易水洗式便所に用いられているようなフラップ弁を設けて、便槽からの臭気の逆流を防止しているタイプも見受けられるが、処理水自体の匂いが強い為、列車便所独特の匂いを防ぎきれていないのが実情である。

更に1990年代以降、やはり航空機の便所で用いられていた真空式が導入された。便器内の汚物を真空弁で吸引して便槽に収め、洗浄水は便器を洗浄する最小限の量で済ませるもので、構造上真空弁周りが複雑なほか、洗浄水量が少なく稼動中に汚損の発生も見られるが、循環式よりも構造設計の自由度が高いことから、急速に広まっている。家庭用の水洗式便所簡易水洗式便所を組み合わせたような構造とし、少量の水を予め溜めておき、洗浄スイッチ操作時に底面のフラップ弁が開いて汚物を吸引する事で、貯留式や循環式では防ぎきれない便槽からの臭気のシャットアウトに成功している。洗浄水には水道水などの無臭タイプが用いられており、便器から便槽への片道通行の為、循環式のような薬剤臭は発生しない。列車便所独特の匂い対策をようやく完全に克服した方式と言っても過言ではないだろう。 登場初期は流水部分も含めてテフロン加工を施したFRP製が主流だったが、流しきれない汚物が便器内にこびり付いて利用者が困惑した事態が多発した為か、今では流水部分に鏡面加工を施したステンレス鋼を使用したタイプが主流になりつつある。

他にも、水分のみ消毒排出して固形分を使い捨ての回収箱に貯めて脱着、焼却処分するカセット式JR西日本の快速・普通用車両では一般的。地上側の処理設備が循環式と比べて簡素化出来る利点がある)や、カセット式類似だが固形分は電車床下で電熱焼却処分する方式などが一部で用いられている。

[編集] 汚物処理装置の完全整備

国鉄民営化を迎えた後も、汚物処理のための地上設備を備えられない車両基地があり、1980年代末に至っても地方線区を主として、開放式便所の車両は多かったが、1990年頃から、JR・私鉄とも貯留式への改造や車両取り替えが進められ、2002年頃までに日本の列車から開放式便所はほとんど姿を消した。この結果、日本は広い鉄道網を保つ国としては、開放式便所を廃絶した世界でほぼ最初の国となった。

[編集] 列車便所の現状

現在の列車便所は先述のようにバリアフリー化や汚物処理装置の完全整備のため、旧来のものに比べ複雑化、費用上昇してきている。特に汚物処理装置を設置した場合、車両基地に汚物処理地上設備を設置して処理を行う必要があるが、費用面、近隣との環境面から基地に処理設備を設けられないことがある(車両基地バキュームカーを入れて汚物を抜き取ってもらっているケースもある)。またバリアフリーと関連して、車椅子利用者の利用を容易にするため、便所の面積が広くなっているが、これは同時に客室面積の減少にもつながる。さらに、一部のマナーの悪い旅客の中には列車便所で隠れて喫煙する者や設備を破壊する者もいるため、このような者により列車便所の維持管理が支障する事がある。

これを理由に、多くは国鉄民営化後の時期、新会社において一部の地域(特にJR東海JR西日本JR四国の地域)で列車便所自体の廃止が行われたが、沿線利用者の大きな反発や鉄道離れを招き、その後いくつかの線区では、列車便所つきの新造車が復活している。改造で取り付けられるケースも増えつつあり、昨今の新造車と同様に煙探知機を設け、喫煙防止を図っているのもある。バリアフリー化と同時に折りたたみ式のベビーベッドを設置したり(在来型トイレにも設置されている場合もあるが、スペースが狭く、『ベビーベッドを使用しながらの用足しが難しく使い勝手が悪い』との欠点がある)、洗面所を組み込む場合もあるなど、『占有面積を極力抑えつつ、誰もが利用し易い列車トイレ造りを目指して試行錯誤している途中』とも言える。

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