働くおっさん劇場
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働くおっさん劇場(はたらくおっさんげきじょう)とは、フジテレビ系列で2006年10月18日から放送されているバラエティ番組。
目次 |
[編集] 出演者
- インタビュアー
- レギュラーおっさん
- 野見隆明
- 吉田秀雄
- 福田浩司
- 青柳肇
今後新たなおっさんも登場予定
- 副音声(週替わり若手芸人)
- ほっしゃん。
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- 山里亮太(南海キャンディーズ)
- 千原ジュニア(千原兄弟)
- ケンドーコバヤシ
- ペナルティ
- 麒麟
- 田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
- ほっしゃん。&岩佐真悠子
- タカアンドトシ
[編集] 概要
40代から50代の「おっさん」の新しいライフスタイルを探すため、あらゆるスポーツや遊びを実践し、男を磨いていく。その報告を受けて、松本人志がダメだしをしながら採用・不採用を決める。
- 第1回と第2回はレギュラー陣(おっさん)の紹介と、「働くおっさん人形」を知らない視聴者へのあらすじも兼ねて、「―人形」のようなインタビュー形式であった。
- 第3回目以降は事前に出演者(おっさん)に週変わりのテーマを知らせ、各自調べてきた事や、実践してきた模様をVTRと共に発表してゆく。番組進行は変わらず、松本が質問や命令をするインタビュー形式。
- 「働くおっさん人形」のときと比べ、外でのロケが増えた。また、おっさん達が松本人志以外の人物(オタクの青年など)と接している(人形のときはおっさんと松本のみが出演していた)
- 第3、4回は、おっさん4人を同じ部屋に入れて収録していたが、第5回以降から、おっさん4人を4つの部屋にそれぞれ隔離するようになった。ただし、松本の指示によっては、おっさんが別のおっさんの部屋に入る場合がある(更に松本の指示によって4人全員が同じ部屋に入る場合もある)。
- 番組のEDは必ず次のナレーションで締めくくる。「番組ではおっさんを募集しておりません。集まらないで下さい。」
[編集] 出演おっさん
- 野見隆明(49)
職業は絵画の販売と管理。今の職業になる前は調理師をしていたことがある。未婚。結婚しない理由は「忙しいから」。上の前歯が欠けている。特技はボウリング。また、見かけによらずスポーツマンでもあり、柔道や野球の経験もある。夢はマイホームを建て、彼女と一緒に住むこと。毎回タイトルを言わされているが、うまく言えた事は2006年12月の時点で一度もない。おっさんの中ではエース格であり、「青春プレイバック ○○と私」や、「一人野球」などの企画では大抵は彼一人だけの出演である(例外として、第三回のミニ企画「選手宣誓」では野見さんと共に福田さんが出演した。また、第九回の「スパルタ護身術」、第十回の「セクハラ護身術」では、チカン役として青柳さんが登場した)。更におっさん代表として第九回にハリウッド映画監督であるティム・バートン監督とたった5分ながらインタビューするという大役も与えられた。ファッションでマニキュアをしている。第八回でヒーローに変身した際には「レディースマン」というチャイナドレスを着たヒーローに変身し、ほかの3人と比べ、戦闘能力が高いことが確認されている。 佐賀県と滋賀県を勘違いしており、琵琶湖は佐賀だと言い切っていた。第七回でオタクの若者に社会の表(おもて)面を説いたが理解されていなかった。逗子で福田さんと共に一眼レフカメラを使い「オイル作戦」という作戦で女性の写真を撮ろうとしたがあえなく失敗した。働くおっさん人形のときから、吉田さんに一番好意を持っているようで、第十回で松本から「この3人の中でキスしてもいいのは?」という質問に「吉田さん」と答えた。
- 吉田秀雄(59)
職業はタクシーの運転手。かつては裁判所に務めていたが、家庭の事情があって退職した。それが引き金となって一度離婚経験がある。また娘もいたが、離婚後は一度も会っていないらしい。娘の年齢も正確には覚えていない。インテリで、芥川龍之介論という作品を書いている。特技は空手。第八回でヒーローに変身した際には「スーパーマン太郎」という外国人が日本語をしゃべるような口調のヒーローに変身した。ピースサインが好きらしくよくしている。おっさんの中ではおそらく最も良識がある。2006年12月現在、4人のおっさんの中で唯一タイトルコール、及びミニ企画への出演が一度もない(野見さんは上述の通りであるが、福田さんと青柳さんについてもタイトルコール、及びミニ企画への出演のどちらも経験済み)。
- 福田浩司(46)
職業はフリーターで、ティッシュ配りなどをしている。大学を出ているが、今まで定職についたことは一度もない。未婚。夢は就職と逆玉婚。いつも青いスキーウェアを着用している。一時期はモデルのバイト経験(美容室のパーマのモデル等)もあった。現在は野見さんの次に出番が多いおっさんである。フリーターのため生活が苦しいのか、夕食がバナナだったという説があるか真偽のほどは知れない。第八回でヒーローに変身した際には「ウォーターボーイズマン」というヒーローに変身した。第十回の「おっさん大運動会」では4人のおっさんの中で最も活躍したことを称えられ、金メダルを獲得した。常に挙動不審のようで、何を言っているのかが聞き取りにくい。また、自分を少しでもよく見せようという意識が強いためか、小さい嘘をよくついてしまうが、結局は松本にいつも見抜かれてしまい、真実を白状する。女性のボディが好きらしく、オタクの若者に対してフィギュアと本物の女性の魅力の量の違いを説いていた。ファーストキスは風俗店。鳥取出身。
- 青柳肇(61)
無職。3年前は大学の非常勤講師だったが、その後大学側から契約を解除され、現在は某プロダクションのレッスンに通い、俳優を目指している。未婚。女装をしている(ただし、オカマというわけではない)。理由は知り合いに畑を貸してもらったときに車で畑に向かう途中、あまりの暑さに車の冷房をかけて冷やしていたが、それでも車内は涼しくならずスカートをはいたほうが楽だろうという理由から。オカマではないのだが、女性らしい面はやはり持っていて、第九回ではおっさんの中でただ一人上半身裸を拒否した。(着替え時は手持ちの黒いハンカチをカメラにかぶせて着替えを隠そうとしたが、少し透けて見えていて隠しきれていなかった。)第八回では「ナースマン咲子」という看護婦の格好をしたヒーローになった。番組収録時は泊まりになることが多いことから、他のおっさんに比べ持ってくる荷物が多い。
[編集] 放送内容
- 第一回 「レギュラーおっさん紹介 野見隆明・福田浩司編」
- 第二回 「レギュラーおっさん紹介 青柳肇・吉田秀雄編」
- 第三回 「坂本竜馬から生き方を学ぶ」
- 第四回 「趣味は一眼レフカメラ&ビーチでナンパ」
- 第五回 「自伝 福田浩司・青柳肇編」
- 第六回 「自伝 野見隆明・吉田秀雄編」
- 第七回 「フィギュアしか愛せない若者に説教」
- 第八回 「ヒーローに変身」
- 第九回 「おっさん大運動会(前半戦)・野見隆明 ティム・バートン監督にインタビュー」
- 第十回 「おっさん大運動会(後半戦)」
[編集] スタッフ
- 構成:高須光聖、渡辺鐘、大井洋一ほか
- ディレクター:小仲正重(フジテレビ)、神尾昌宏(D:COMPLEX)
- プロデューサー:江本薫
- チーフプロデューサー:佐々木将(フジテレビ)
- 総合演出・プロデューサー:伊藤征章(フジテレビ)
- 制作:フジテレビ