京王2150系電車
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京王2150形電車は京王帝都電鉄京王線で使用されていた電車である。
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[編集] 基本データ
- 定員:80名(座席36名・立席44名)
- 自重:25.5t
- 電気方式:直流600V
[編集] 概要
2150系は1929年に京王電気軌道(現在の京王電鉄の前身)150形として雨宮製作所にて15両製造された。京王の歴史で現在まで唯一のクロスシートの優等列車仕様車である。のち、京王電気軌道が東京急行電鉄(大東急)に統合される際、2150形2151号車~2165号車として車両番号が付けられた。(尚、2151号車、2157号車、2163号車は太平洋戦争(第二次世界大戦)にて被災し、応急復旧工事が日本車両東京支社にて行われた。)
[編集] 外見
- 14m車。
- ライトグリーンに塗装されていた。
[編集] 側面
- 片開き3扉。(製造当初は片開き2扉。)
[編集] 歴史
- 1929年:京王電気軌道150形として雨宮製作所にて15両製造される。
- 1944年5月31日:太平洋戦争中発令された陸上交通事業調整法に基づき、東京急行電鉄(大東急)2150形となる。
- 1948年6月1日:東京急行電鉄(大東急)から京王帝都電鉄が分離独立し、京王帝都電鉄2150形となる。
- 1961年2159,2153が2000系(t)に改造、2581,2582となる。
- 1961年2154,2152,2158,2156,2155が2010系(t)に改造、2508,2555-2558となる。
- 1962年2151,2157,2163が2010系(T)に車体更新、2524-2526となる。
- 1963年の昇圧に伴い、残りは廃車された。
- 1964年までに2581,2582が2010系(T)に車体更新、2571-2572となる。
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