亀山駅 (兵庫県)
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亀山駅(かめやまえき)は、兵庫県姫路市亀山町高福地にある山陽電気鉄道本線の駅。
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[編集] 駅構造
機械化無人化(自動改札機・自動券売機・自動精算機・インターホン・監視カメラ・構内放送装置など)が導入されており、管理駅とインターホンで話したり、機器の遠隔操作も一部できる。無人駅なので駅員は常駐してないが、定期的に巡回してくる。
駅舎は神戸方面行ホーム飾磨寄りにあり、姫路方面のホームに行くためには、地下通路を通る。
[編集] のりば
- 姫路方面行のりば
- 飾磨・網干・明石・三宮方面行のりば
- ※のりば番号は設定されていない。
[編集] 利用状況
[編集] 駅周辺
住宅地のただ中に位置している。
1986年11月1日までは、国鉄飾磨港線(正式には播但線の一部)が山陽電鉄駅の西200mで兵庫県道62号姫路港線(産業道路)と交差しており、踏切北側に国鉄の亀山駅があった。
[編集] 歴史
- 1923年(大正12年)8月19日 神戸姫路電気鉄道の亀山御坊駅として開業。
- 1927年(昭和2年)4月1日 宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1933年(昭和8年)6月6日 宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)4月1日 電鉄亀山駅に改称。
- 1991年(平成3年)4月7日 播但線(飾磨港線)廃止に伴う駅名整理で亀山駅に改称。
[編集] 隣の駅
[編集] 国鉄亀山駅
前述したように、播但線(「飾磨港線」と俗称された飾磨港駅~姫路駅の区間)にも亀山駅が存在した。同線はもともと貨物輸送の色合いが強く、昭和40年代以降は旅客列車本数が1日に朝夕の2往復のみといった状態になり、山陽亀山駅が近隣にあることもあって乗降客はほとんどいなかった。ホームは単式で、高校生の通学路にされていたという。1986年11月1日に廃駅となった。
なお、戦前の新幹線敷設計画である通称「弾丸列車」では、この辺りに同線の「新姫路駅」を設ける予定であった。