上板橋駅
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上板橋駅(かみいたばしえき)は、東京都板橋区上板橋2丁目36番7号にある、東武鉄道東上本線の駅である。
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[編集] 駅名の由来
近くを通る川越街道の上板橋宿にちなんでこの名前になった。平日・休日共に上り1本だけ、当駅始発池袋駅行きの普通電車がある。
[編集] 駅構造
[編集] のりば
- ■ 成増・志木方面 (通過待ち待避)
- ■ 成増・志木方面
- ■ 中板橋・大山・池袋方面 (始発)
- ■ 中板橋・大山・池袋方面
成増寄りには始発列車用の引込み線がある。ちなみに運用上3番線は通常は始発列車のみ使用のため存在価値がほとんどない。また引込線には8両編成の電車しか入庫できない。
また1番線の退避は平日ラッシュ時と休日の当駅16:08発の成増行きと、16:16発の志木行きが行う。
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員 49,688人(2005年度)
[編集] 駅周辺
[編集] 北口
[編集] 南口
大規模再開発計画があるため、ところどころ更地がある。駅前商店街を中心に再開発に猛反発している住民がいる反面、成増駅北口のような再開発成功の事例を挙げて賛成する住民も少なくない。この対立には古くからの住民VS新住民という対立軸が絡んでいるとされる。
- 五本けやき(川越街道 徒歩5分)
- 都立城北公園(徒歩15分)
- 私立城北学園
[編集] 歴史
かつて、駐留アメリカ軍グラントハイツ(現光が丘)への輸送を行った東武啓志線の起点駅である。また、幻に終わった東武伊勢崎線西新井駅との間に計画された東武西板線の終着駅でもあった。東武大師線はその名残である。
- 1914年(大正3年)6月17日 開業。
- 1943年(昭和18年) 陸軍第一造兵廠倉庫(現在の陸上自衛隊練馬駐屯地)への側線として啓志線が敷設される。
- 1946年(昭和21年)3月25日 啓志線が全線開通。
- 1947年(昭和22年)12月6日 啓志線の旅客営業開始。
- 1948年(昭和23年)2月26日 啓志線の旅客営業廃止。
- 1959年(昭和34年)7月22日 啓志線廃止。