ペ・ヨンジュン
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ペ・ヨンジュン | |
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各種表記 | |
ハングル: | 배용준 |
漢字: | 裵勇俊 |
平仮名: (日本語読み仮名): |
はい・ゆうしゅん |
片仮名: (現地語読み仮名): |
ペ・ヨンジュン |
ラテン文字転写: | Bae Yongjun |
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ペ・ヨンジュン(배용준、1972年8月29日 - )は、韓国人俳優。ソウル出身。日本での愛称は“ヨン様”。身長は180cm、体重は84kg、血液型はO型。
目次 |
プロフィール
子供の頃、テコンドーに興じている最中に他人の脚が目に当たり視力が低下した(この視力低下が原因で兵役を免除される)。ハンヨン高等学校卒業後、1994年にKBSの特別採用により、『愛の挨拶』でデビュー。成均館大學校芸術学部映像学科にも在籍したが、2005年3月に中退した。 [1]
冬のソナタ
日本では、BS-2で放送されたドラマ『冬のソナタ』のヒットによりブレイク、「ヨン様」「微笑みの貴公子」のニックネームが生まれ、主に30代以降の世代の女性に親しまれている。『冬のソナタ』のチュンサン役で、韓国において2002年 百想芸術大賞 人気賞(TV部門『冬のソナタ』) KBS演技大賞 最優秀演技賞、人気賞、ベストカップル賞、ベストドレッサー賞を受賞した。
四月の雪
2005年3月21日に、マスコミを集めた記者会見の席上で竹島問題に対し「独島(韓国名)は韓国領土」という発言を行ったこともあり、人気が落ちるかと懸念されたものの、9月に日本でも公開された『四月の雪』が日本での韓国映画史上最大のヒットを飛ばすなど人気は健在である。
出演作品
ドラマ
- 愛の挨拶(KBS 1994年)
- 若者のひなた(KBS 1995年)
- 別れる6つの段階(KBS 1995年)
- 海風(PSB 1995年)
- パパ(KBS 1996年)
- 初恋(KBS 1997年)
- 愛の群像(MBC 1999年)
- ホテリアー(MBC 2001年)
- 冬のソナタ(KBS 2002年)
- 太王使臣期(MBC 2006年)
映画
CM
- 日本コカコーラ - 七色亜茶
- 大塚製薬 - オロナミンC
- SONY - デジタルハンディカム
- ロッテ - フラボノガム、アーモンドチョコレート
- ロッテ百貨店- ソウル免税店
- DAIHATSU - ミラ
- KDDI - au GLOBAL PASSPORT
- セコム
- LGテレコム(韓国、携帯電話)
- 京南企業(韓国、マンション分譲)
- ヒュンダイモータージャパン - ソナタ(2005年9月 - )
エピソード
ペ・ヨンジュンと社会貢献
- 2004年10月23日、新潟県中越地震が発生。約5000人の死傷者を出し、10万人を超える人が一時避難した。2004年12月24日に、ぺ・ヨンジュンの日本関係者が新潟県の東京事務所を訪れ、日本で開催した写真展で得た収益から3000万円を寄付した。
- 2004年12月26日にインドネシアのスマトラ沖で大地震が発生し、その後に起きた津波と合わせてインド洋沿岸国全体で20万人を超す死者を出した。この被害に対し、ぺは2005年1月4日、3億ウォン(日本円で約3000万円)を援助団体に寄付した。またこの行為に感銘を受けた多くの日本人が、ぺ・ヨンジュンの家族という名義で同団体に寄付した。
- ぺ・ヨンジュンの日本のファンクラブは、2005年8月29日のぺ・ヨンジュンの誕生日を記念して、5日前の8月24日、『冬のソナタ』の舞台となった韓国春川市内にある保育園に、100万ウォンを寄付した。
- 2005年8月28日、日本テレビの『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』にVTRで出演し、募金活動を行っている同番組に対して福祉車両費などとして2000万円を寄付した。
空港パニック事件
- 2004年4月に初来日した際には、到着日時・場所を公開していたこともあり羽田空港に5,000人のファンが終結したため警察隊が出動し、けが人まで出るパニックになってしまった。また、その後11月に成田空港に来日したときも空港発表で3,500人と言われるファンが集結、この時も空港ロビーをファンが埋め尽くすパニックになった。その後宿泊先のホテルニューオータニ前でもファンがパニック状態になり、けが人が出る騒ぎになりホテルを移ることになった。このため、2005年夏に来日した際は、羽田空港使用不可の方針が下される異例の事態となり、到着日時・場所を秘密にし、本人自らがウェブサイト上で空港出迎えを自粛すると言うことになったものの、およそ600人が成田空港に詰め掛ける騒ぎになった。
- 2006年7月に来日した際には、ファンが30人集合した。
公式サイト閉鎖事件
- 2004年12月20日から25日にかけて、日本テレビ『@サプリッ!』公式サイト内のページにおいて行なわれた「いい男投票」で、俳優ペ・ヨンジュンが組織票によってトップになっているのをニュース速報板、ニュース速報(VIP)板の2ちゃんねらーが見つけ、パペットマペットと入れ替えようと画策する。2ちゃんねらーは、ペ・ヨンジュンの公式サイトにまで攻撃の範囲を広げ、同サイトのファン掲示板を荒らしただけでなく、サイトをクラッキングして、ページを書き換えたり(BGMに麻原ソングなどが流れる)、グッズを2ちゃんねらーを煽ったところ、そのファンに対して徹底的な攻撃がなされた(ゆうこりん祭り)。上位サイト「ブロコリ(Broadband Korea)」を管理する株式会社インタラクティブメディアミックス(日本側のマネジメントオフィス)は、サイトを一時閉鎖、26日に電算機損壊等業務妨害と不正アクセスの被害サイト経由で注文したファンの個人情報データベースファイルを流出させるなどの騒動を起こした。これらの行為に怒った1人のファンが、自らの個人情報を書き込み、届をアクセスログと共に提出したが、犯人は特定できなかった。
投資家ペ・ヨンジュン
- 2006年2月20日に韓国のコンテンツ企業で、KOSDAQ上場会社であるオットウィンテック社(キーイースト社に社名変更予定)に、ペ・ヨンジュンと、アジアのコンテンツ投資流通企業で、ペ・ヨンジュンの日本での活動をマネジメントしているインタラクティブメディアミックス(IMX)、日本の情報通信大手ソフトバンクの韓国現地法人と共同出資すると発表した。ペ・ヨンジュンは90億ウォンを出資、37.5%の株式を保有する筆頭株主となる。ペ・ヨンジュン自身は経営に直接関与しないものの、今後はキーイースト社をコンテンツの制作・流通・配給などを総合的に取り扱う企業にするとしている。この出資に関するニュースは韓国のみならず、日本のマスメディアでも大きく取りあげられている。