トヨタ・カローラランクス
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トヨタ・カローラランクス/アレックス | |
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カローラランクス (写真は2004年以降の後期型) |
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アレックス (写真は中期型) |
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製造期間 | 2001年 – 2006年 |
ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
先代 | トヨタ・カローラFX トヨタ・スプリンター (但し、事実上) |
後継 | トヨタ・オーリス |
車台が共通の車種 | トヨタ・カローラ |
同クラスの車種 | 日産・ティーダ マツダ・アクセラ ホンダ・シビック スズキ・エリオ |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
カローラ・ランクス (COROLLA RUNX) は、トヨタ自動車で製造されていた自動車である。
尚、当項目では姉妹車のアレックスについても述べる事にする。
目次 |
[編集] 概要
カローラのハッチバックモデルとして2001年1月24日発表。かつてのカローラFXの後継車種である。
国内向けは5ドアモデルのみであるが、欧州市場向けには3ドアモデルも用意され、フロント周りのデザインも日本向けとは異なるデザインであった。2002年9月19日のマイナーチェンジで国内向けも同様のデザインとなる。
エンジンは1500ccの高効率型ツインカム1NZ-FE型、および1800ccスポーツツインカムの2ZZ-GE型が用意され、1800ccホットハッチモデルには6速MTも用意される。2002年のマイナーチェンジで1800ccの1ZZ-FE型エンジン搭載モデルも追加された。2004年4月27日に2度目のマイナーチェンジを敢行、初代ヴィッツ後期モデルを彷彿とする涙滴型ヘッドライトユニットを採用した。なお、2004年の広告キャラクターは柴咲コウ(現在はダイハツ・ムーヴカスタムのCMに出演)が、2005年の広告キャラクターは木村拓哉が起用された。
2006年10月のフルモデルチェンジで、プラットホームがヨーロッパ仕様カローラのものに変更され、これにより3ナンバー専用モデルとなった。セダン(セダンは今回のフルモデルチェンジで「アクシオ」のサブネームが付いた)・ワゴン(フィールダー)のカローラは従来通り5ナンバーサイズであり、本処置はマツダ・アクセラの対抗を意識したものと言われる。また、日本市場より欧州市場での販売が好調なため、ライバル車であるフォルクスワーゲン・ゴルフやプジョー・207などにあわせてサイズを大きくするともいわれる。
また、元々カローラランクスのターゲットは若い世代であったため、国内ではファミリーをターゲットとしているカローラ店での販売にはそぐわない面があったのか、カローラ店での販売を取りやめて(ランクスのブランド廃止)、若者をターゲットとしているネッツ店専売で、「カローラ」の名を外し、「オーリス」(アレックスの後継車)という新ネームでデビューした。
[編集] グレード
グレードは基本的に3種類である。カッコ内はアレックスでのグレード名。
- X (XS150) 型式名 DBA-NZE121
- 1NZ-FE型エンジン(1500cc)を搭載。4ATミッション。前輪駆動と四輪駆動があり、4WDモデルの型式名はCBA-NZE124である。もっとも売れているグレードで、トヨタも販売に力をいれ、様々なバリエーションを販売している。G EDITION(同名)には、ベージュ内装・木目調パネル・オートエアコン・リヤスポイラー・ラジオレス4スピーカーなどを、AEROTOURER (S EDITION)にはG EDITIONの装備に加え(ベージュ内装・木目調パネルは除く)、フロントスポイラー・サイドスポイラーなどがそれぞれ装備される。
- S (XS180) 型式名 CBA-ZZE122
- 1ZZ-FE型エンジン(1800cc)を搭載。4ATミッション。前輪駆動と四輪駆動があり、四輪駆動モデルの型式名はCBA-ZZE124である。ATミッションはXと差別化を計り、ゲート式のSuper ECTミッションとなっている。
- Z (RS180) 型式名 TA-ZZE123
- 2ZZ-GE型エンジン(1800cc)を搭載。ランクスの中で唯一、6MTミッションの設定がある。ランクスの中で最もスポーティーな設定で、後期型では他のグレードとは違い、サスペンションやブレーキの設定を変えるなど、走行性を強調している。モデル廃止となったカローラレビンユーザーの受け皿という位置づけである。初代レビンはカローラにセリカのエンジンを載せたものだが、このグレードのエンジンもセリカと同じものである。また、ランクスにのみTRDでチューンしたTRD Sports Mというカスタマイズカーを販売している。
[編集] 取り扱いディーラー
[編集] アレックス
同社のアレックスは、カローラランクスの別販売店(ネッツトヨタ店)向けの姉妹車種である。カローラランクスとの違いは、グレード名、フロントグリルのデザイン、ドアアウターハンドル(中期型まで)およびサイドウィンドーモールがメッキ化されている点など極めて些細である。CMでは、おすぎとピーコがナレーションを担当(なぜか中期型以降のCMは製作されなかった)。現在、かつてのスプリンターの実質的な後継車種という位置付けとなっている。
アレックスは一代限りでブランドが廃止され(ランクスも同様)、その後継車種として「オーリス」が2006年10月23日に登場した。