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テイルズオブレジェンディア - Wikipedia

テイルズオブレジェンディア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

テイルズ オブ レジェンディア
ゲーム
ゲームジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 プレイステーション2
開発元 ナムコ(現・バンダイナムコゲームス
チーム・メルフェス
発売元 ナムコ
メディア DVD-ROM 1枚
プレイ人数 1人
発売日 2005年8月25日
販売価格 7,140円(税込)
売上本数 34万本
レイティング CERO:全年齢
漫画
作者 藤村あゆみ
出版社 一迅社
掲載誌 Comic REX
連載期間 - 連載中
巻数 既刊1冊
小説: テイルズ オブ レジェンディア 誓いの星
著者 工藤治
出版社 ファミ通文庫
巻数 全2巻

テイルズ オブ レジェンディア』 (TALES OF LEGENDIA) は、2005年8月25日にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション2RPGテイルズシリーズの第7作目である。テイルズ独特の固有ジャンル名は今作では『絆が伝説を紡ぎだすRPG』。

キャラクターデザインは中澤一登。主題歌はDo As Infinityが歌う『TAO』。

略称は「レジェンディア」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOL」。

目次

[編集] 概要

テイルズシリーズ本編のキャラクターデザインは、これまで藤島康介いのまたむつみが担当していたが、本作で初めて中澤一登が起用された。このことで、キャラクターデザインを巡って論議がネット上で巻き起こり、「マンネリ打破」「人選ミス」等と言った賛否両論となった。

ゲームは本編である「メインシナリオ(以下MS)」とその後の物語である「キャラクタークエスト(以下CQ)」の二編からなる。MSは全7章で、CQは全6話。CQはMSクリア後に開始され、セネルとシャーリィ以外のパーティメンバーにスポットを当てたストーリーが展開する(MSがセネル(主人公)とシャーリィ(ヒロイン)のCQに相当しているとも言える)。CQでは、一度行ったダンジョンの深部まで再び行かなければならないようなイベント(が幾度か繰り返され、さらに今までのシリーズにあるような「パッと戻る」システムがない(一部を除く)ため、その点を残念がるプレイヤーは多い(ダンジョン自体も長く複雑なものが多い)。しかしシナリオの完成度はいずれも高いため、クリアした時の感動は一塩である。

また、MSとCQはそれぞれ別々のシナリオライターが手がけていることもあり、一部ファンの間ではMS派とCQ派に二分される。

この作品では空を飛ぶ乗り物(ファンタジアのレアバード、デスティニーの飛行竜などに当たるもの)が存在しない。代わりに、街やダンジョンのそばにダクトと呼ばれるワープ装置が置かれており、一度起動しておけば自由に使えるようになる。ただし場所によってはダクトが存在せず、歩いていかなければならないこともしばしば。

本作では船が舞台のためか、街が一つしか存在しない。集落のようなものは幾つか存在するが、しっかりとした街は灯台の街だけである(しかも、それも一般人に変装した源聖レクサリア皇国の首脳陣や軍人が中心の街で、本来の意味での住人は非常に少ない)。そのため、ストーリーは基本的に灯台の街を中心として各地に行くことになる。ダクトの集束点も町のすぐ傍にある。

現行のテイルズスタジオ製作のテイルズシリーズとは作風がかけ離れているため(ファンタジア、PSデスティニーのように会話のふき出しがない、料理システムがいままでと違う、秘奥義が無いなど)、キャラクターデザインが初参加の中澤であった事も相まって「どこがテイルズなのか」という意見も多い。とはいえ、シナリオの完成度の高さや今までに無いタイプの登場人物たちの魅力に、熱狂的に支持するユーザーもいる。

米国版は2006年2月7日に発売された。

[編集] 戦闘システム

本作の戦闘システムは「X-LMB(クロスオーバリムス)」、ナムコが誇る鉄拳ソウルキャリバーの技術が活かされている。

1つのラインで戦闘を行うテイルズシリーズの基本をベースにした戦闘システムで、初心者でも簡単にプレイ出来ることを意識した作りになっており、全体的に難易度は低め。しかし、CQ以降は、キャラクターが与えるダメージに比べ、モンスターのHPがかなり高めに設定されているため(セネル一人でHPが六万を越える相手と戦うことも)、戦闘時間が長時間になることも多く、プレイヤーから、「ストレスが溜まる」という批判も多い。ちなみに本作はマルチタップには対応していないため、協力プレイはできない

X-LMBの大きな特徴としては、クライマックスモードと我流奥義が挙げられる。

クライマックスモードは、画面上に表示されているクライマックスゲージを満タンの状態まで溜め、その後プレイヤーが任意で発動させる。クライマックスモードが発動すると敵が一定時間無防備の状態で停止し、その間に敵に当てた攻撃は全て連続ヒットしたものとみなされる。また、発動中には味方の状態異常が回復するほか、クライマックスコンボという強力な連携攻撃を繰り出すことが出来る。

キャラクターには『アーツ系』『ブレス系』という2種類のタイプがあり、アーツ系は接近戦を得意とし、拳や剣などで戦い、ブレス系は遠距離から魔法で戦う。なお、アーツ系とブレス系の両方を兼ね備えたキャラクターは味方には存在しない(敵には存在する)。

尚、前衛である『アーツ系』と比べると後衛『ブレス系』はほとんど戦闘タイプの個性化がなされておらず、またプレイヤーキャラとして扱った場合魔法を唱え始めてからは全く何もすることがない、など、後衛キャラの作りこみに関しては近年の他のテイルズシリーズと比べるといささか出来が悪いと言わざるを得ない。

我流奥義はアーツ系爪術士のみのシステムで、覚えた特技を組み合わせることで新たな技を編み出す、というもの。特定の種族に大ダメージを与えるのが我流奥義の特徴である。また組み合わせによって、さまざまな追加効果をつける事ができる。

[編集] チーム・メルフェス

従来(GBA版テイルズオブファンタジア以降)のテイルズシリーズは、ナムコ・テイルズスタジオが開発していたが、本作はナムコ内で新規に編成されたチーム「MelFes(メルフェス)」が開発した。メルフェスとは、本作内で登場するオリジナルの言語「古刻語」で、「輝く海」に由来する。

プロデューサーは、テイルズオブエターニアを担当した豊田淳。戦闘システムでは鉄拳ソウルキャリバーなどの開発チームから編成されたチームが担当しており、音楽は椎名豪が担当した。ほとんど生の楽器によるストリングスを中心にした演奏で、オーケストラも採用されるなど、クラシック音楽のような作風で総じて評価が高い。サウンドトラックは非常に完成度の高い楽曲が並び、好評を得ているが、それだけに収録されていない楽曲の多さを不満に上げているファンも少なくない。なお未収録曲はテイルズオブレジェンディア voice of character quest2に収録されている。ちなみにオーケストラ演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団が担当した。 ただ、従来の音楽に慣れきったテイルズファンにとっては、特に戦闘曲において違和感を覚える人も多く、キャラクターデザインと同じく賛否両論であり、様々な場で議論が巻き起こった。

[編集] ストーリー

「爪術」と呼ばれる不思議な術の使い手セネル・クーリッジは、妹のシャーリィとともに霧が立ち込める海に小船で船出したが、漂流して不思議な大地に漂着した。

兄妹が漂着したのは、島か大陸のような規模を持つ人工の大地であった。海を漂うその大地には植物が繁茂しており、川が流れていてひとつの世界を形作っていた。レジェンディアの世界は、他のシリーズ作品とはうってかわって、巨大な船―遺跡船―が舞台となっている。



注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] 主な登場人物

[編集] パーティーキャラクター

セネル・クーリッジ  Senel Coolidge
17歳 171cm59kg 3サイズ90-65-83
声:鈴村健一
テイルズオブシリーズ』初の、剣ではなく拳で戦う主人公。職業は沿岸を魔物や犯罪者から警護するマリントルーパー。
かつてクルザンド王統国の工作員としてメルネスを捕らえるためにシャーリィたちに近づいたが、ステラとシャーリィの優しさに触れクルザントを裏切った。妹のシャーリィとともに遺跡船に入り、以後そこで生活をしている。他人とはあまり関わりを持たないような態度をとることが多い。ステラが自分のせいで消息を絶ったことを気にしており、忘れ形見である妹のシャーリィを守ることに対して非常に固執している。そのため、シャーリィが関わると後先考えずに行動することが多い。
また、TODとD2のスタンやカイルほどではないが「寝ぼすけ」であり、階段から転げ落ちたりしても起きない。そして非常に女心に鈍感でクロエの気持ちを読み取ることはまずない。その一方、CQではジェイの異変にモーゼスと共に真っ先に気づくなど、根っからの鈍感ではない様子。
ノーマに『セネセネ』と呼ばれ、モーゼスには『セの字』と呼ばれる。
「アーツ系爪術」の使い手であり、体術主体の打撃系の技に加えて、シリーズ初の「投げ技」を持っている。投げ技の威力は高いが、体術家の宿命かリーチの短さは如何ともし難く、剣士クロエの方が使い易いとスタッフにすら言われる。
余談であるが『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシン・アスカと声優や、恋人の名前(=ステラ)が同じことから、その作品を知っているプレイヤーは感動するシーンでも苦笑せざるを得ない場面もある。(ゲームのアフレコは発売の一年前に終了しており、ただの偶然である可能性が高い)


シャーリィ・フェンネス  Shirley Fennes
15歳 154cm41kg 3サイズ77-56-82
声:広橋涼
本作のヒロイン。セネルの二歳年下の妹だが、2人は義理の兄妹で血の繋がりはない。水の民の指導者メルネスであるがゆえに序盤はさらわれることが多く、CQから参戦することになる。セネルが自分のことを『ステラの妹』としてしか見ていないことを気にしている。過去の出来事により、海水や潮風に当たると体調を崩してしまう体質の持ち主。セネルの事をお兄ちゃんと呼び慕う。CQでは、セネルとは本当の兄妹ではないので名前で呼んでもいいのだが呼べずにいる。セネルに近づく女性には嫉妬心を垣間見せる場面もちらほら。クロエの気持ちを知っているので親友兼ライバルとなっている。ノーマには『リッちゃん』、モーゼスには『嬢ちゃん』と呼ばれる。
シナリオ(本編)の前半では様々な勢力(モーゼス、ワルター、ヴァーツラフ)に誘拐され、本編の後半ではメルネスに覚醒しセネルたちと敵対することになる。CQに入るまでほとんどパーティに加わる機会がなく、また本編上ではクロエがセネルを正しい道に導いてしまうため、『テイルズシリーズ』の中でも例のない位置づけのヒロインといえる。また、本編の後半ではセネルとステラが自分に隠し事をしていたという問題をセネルの話をよく聞かずに陸の民と水の民全体の問題に置き換え、半ば八つ当たりのような形で世界を滅ぼそうとするなどかなり不安定なキャラクターとして描かれている。そんなシャーリィをほとんど批判的な目で見ない他のキャラクターたちの反応や、実姉であるステラの死の直後、CQでの彼女のあまりにも身勝手ともいえる言動と相まって、シャーリィを良く思わないプレイヤーもいる。
戦闘時にはペンを用いてテルクェス(後述)を描き、発射して攻撃するほか、ブレス系爪術も行使する。シャーリィの使用する爪術は全て古代呪文という扱いになっており、ウィルやノーマのブレスと同名のものでも消費するTPと威力が大幅に増加している。
テルクェスの色は、海の色に近い青。誠名の“フェンネス”は「祈る人」という意味である(フェニモールの反応から見て、非常に立派な意味であるらしい)。


ウィル・レイナード  Will Raynerd
28歳 188cm76kg 3サイズ91-79-88
声優:千葉進歩
遺跡船の上にある町で保安官を務める自称「博物学者」。学者と名乗っているだけはあり、珍しいモンスターをみると喜びのあまり興奮し、解析し始めることがあり(その場所に来た当初の目的すら忘れたことも)、他のメンバーがひくこともしばしば。実質上パーティーのまとめ役であり、メンバーを諫めるのも彼の役目。その際はゲンコツをかますことが多い。なおその被害となることが一番多いのはノーマである。ノーマから『ウィルっち』もしくは『オヤジ』、モーゼスからは『ウィの字』と呼ばれている。
かつては聖リシライア王国の博物学者として、将来の地位も約束されていたが、アメリアと駆け落ちしたことで誘拐犯とみなされ遺跡船に追放された。ハリエットは実の娘だが、長く会っていないことから親としてどう接すればいいのかわからず戸惑っていた。CQのウィル編以降は、ハリエットとも和解し、親子として共に暮らしている。
ブレス系爪術の使い手だがパーティの中で一番体格が良く、戦闘ではハンマーを振り回す。『アーツ系に転向した方がいいんじゃないのか、ウィルにそのハンマーで殴られて無事なやつはいない』と言われたことも。なお、爪術は生まれながらに備わっている資質であるため転向は不可能。


クロエ・ヴァレンス  Chloe Valens
17歳 167cm49kg 3サイズ85-58-87
声:浅野真澄
聖ガドリア王国の名門、ヴァレンス家の令嬢にして騎士。正義感が強く、困っている人を見たら助けないでいられない性格。だが、後先考えずに行動するためたまに大きなミスをすることもある(セネルに「無鉄砲女」と呼ばれたことも)。セネルに好意を抱いているが、素直な気持ちを言うことができないでいる(遠まわしに告白をすることもあるが、セネルが気付くことは無い)。そのためシャーリィとは親友兼ライバル。名前を呼ぶ時は男性は苗字で呼んでいる(ジェイの場合は苗字が不明なためそのままジェイと呼ぶ)。遺跡船に来たのは両親の仇を打つためであり、始めは敵討ちに躍起になっていたが、セネルたちと行動しその気持ちも徐々に薄れていく。とあるイベントでカナヅチであることがばれるが、その事はセネルとの秘密である。(しかし情報屋のジェイにはばれている)ノーマに『クー』と呼ばれ、モーゼスに『クッちゃん』と呼ばれる。
剣技を主体とするアーツ系爪術の使い手。体力と攻撃力・防御力が低いのが難点だが、武器自体の攻撃力がそれを補い、散沙雨を始めとしてヒット数の多い技を数多く覚えるため、連続技や相手のガードを崩す際に活躍し、コンボに欠かせない存在といっても過言ではない。我流奥義はカウンター技で、特定の相手の攻撃に反撃する。ただし相手が攻撃しないと不発になってしまうため、こちらはコンボには使えない。
グリューネがいるためあまり目立たないものの、メンバーの中ではスタイルが良い部類に入り、ノーマに羨ましがられている。口調や態度については男勝りな傾向があるが、スタイルのことに触れられると異様に赤面したり、汗臭いと言われることを気にしたりと女らしい面もある。また、可愛いもの(作中ではモフモフ族など)には弱いらしい。
本編では裏ヒロインの位置づけで、ヒロインとは違う意味で主人公を手助けしていくキャラクターである。セネルと共に戦いの訓練をする場面や、セネル自身の歪んだ心に立ち向かい説得する場面など、セネルとのイベントも多く存在する。最終的に主人公と結ばれることはなかったが、ファンの人気は高い。
しかし、全体的に評価の高いCQの中にあって、彼女のストーリーはファンからはあまり良い評価をもらっていない。それはやはり、クロエの両親の死、ヴァレンス家の取り潰しといったクロエに関するすべての不幸の元凶であったスティングルに対し何も裁きがなかったことや、純粋にクロエとスティングルの当事者2人だけの問題であるにも関わらず、セネルたちが必要以上に絡んできた上、最終的にクロエが全ての悲しみと苦しみを背負い込み押し潰すようなかたちでストーリーが終わった事が、多くのプレイヤーから反感をかったと考えられている。


ノーマ・ビアッティ  Norma Biatty
16歳 157cm43kg 3サイズ80-59-83
声:水橋かおり
トレージャーハンターの少女。聖コルネア王国出身。本来は学生だったが、スヴェンの影響からエバーライトを求めて遺跡船に乗り込んだ。現在学業は休学中。元々シャーリィが持っていたブローチがエバーライトかもしれないと言う理由でついて来て、偶然戦いに巻き込まれた為、決意表明時に一人だけ理由が無く困惑する場面も。仲間内におけるムードメーカー兼トラブルメーカー。モーゼスと共にギャグ担当となっており、グリューネとはいいコンビ関係になっている。口癖は「だ~も~!」。
失敗したことでも前向きに考えるタイプで、常に明るく振舞い、おちゃらけた言動も多いために誤解されがちだが、影では古刻語(本来なら水の民しか読めない語学)をひそかに勉強している(しかも解読はほぼ完璧)など実際の彼女はかなりの努力家である。しかし、その努力の姿を他人には見せようとしない。両親はいるが、現在絶縁状態にある。理由は爪術があるのを気味悪がられたため。
武器にストロー(毒入りのシャボン玉が出る)を用いたブレス系爪術の使い手で、パーティーで唯一全体回復魔法及び、蘇生魔法を覚える。だが謎解きの際、どうしても解けなくなるとキックをする癖がある(大抵、それで道が開けるが)。そのためジェイに「ノーマさんの行動を見ているとブレス系には見えない」と言われることもある。
デスティニーのルーティやアビスのアニス程ではないが、金に対する執着心が強く「あたしは遺跡船を救った英雄なんだから、月5ガルドで宿屋に泊まらせなさい」などと宿屋の主人を脅迫したり(後述のザマランは年5ガルドを要求し、スヴェンに至っては5ガルドで宿を購入しようとした)、スキットで「金じゃ金じゃー!」と叫んでみたりしたことも。
自分しか使わないあだ名を用いるのが好きで仲間達をあだ名で呼ぶ。逆にモーゼスには『シャボン娘』と呼ばれる。自分のスタイルの悪さを自認しており「せめてクー(クロエ)ぐらいにはなりたい。」とぼやいていた。
セネルの称号の『もてもてセネル』の称号は、セネル以外のパーティーを女性にすれば入手できるが、ノーマが入っているとなぜか入手できない。


モーゼス・シャンドル  Moses Sandor
17歳 182cm66kg 3サイズ95-84-90
声:中井和哉
遺跡船の山賊の首領にして魔獣使い。部下達に慕われており、彼自身も仲間想いの一面がある。最初にシャーリィをさらった敵として登場するが、共通の敵(ヴァーツラフ軍)と戦うためにセネルたちと行動する。怪我のため左目に眼帯をしている。人情に厚いが難しいことを考えるのが苦手で、頭の悪さを特にジェイからツッコまれる。だが、あらすじの文では意外とまともに書いている。また、罠に引っかかる時は大抵火の粉がかかることが多い。ハリエットの料理を食べた時や、グリューネに抱きつかれた時に「ヒョオオオオオオ!」と叫び走り出す姿が印象的。グランドガルフの『ギート』(声優:増谷康紀)はモーゼスの親友であり、少年の時からずっと一緒にいる。 ノーマに『モーすけ』と呼ばれる。また、ノーマとは似ていないもののあだ名のようなものを使い、仲間を普通の名前で呼ぶことはない。
投げ槍を用いて投てき系の技を使うアーツ系爪術士。槍の飛距離を調節できたり、特技から奥義への連携ができなかったりと独特の操作感覚を持つため、うまく扱うには多少の慣れが必要である。
CQの序盤、闘技場で再び戦うことになるが、接近すると槍が頭の上を飛んでいってしまい、当たらないので、かなり楽に倒せる。普段の戦闘でも同じであり、CMPでモーゼスの位置を先頭にしすぎると、小さい敵に技が当たらない。
余談だが、同じく中澤一登がキャラクターデザインを勤めた『サムライチャンプルー』の主人公ムゲンと声優が同じで、容姿が似ている。


ジェイ  Jay
16歳 155cm47kg 3サイズ77-65-83
声:白石涼子
「不可視のジェイ」の通り名を持つ皮肉っぽい情報屋の少年。いろいろな情報を扱う情報屋なので、自分が気になったことは確かめないと気が済まない性格。加えて、得意なことが他人と重なるのも気になるとのこと。
両親に捨てられた後、ソロンに拾われて、ソロンの道具として忍術を学ぶ。だが捨て駒にされた後モフモフ族に拾われ、以後遺跡船で生活する。現在はモフモフ族のホタテ三兄弟と暮らしている。ホタテ三兄弟が戦うのを見かねて、セネルたちと共に戦う事になる。ノーマに『ジェージェー』、モーゼスに『ジェー坊』と呼ばれる。自分の策をモーゼスによって台無しにされて以来モーゼスに対して恨みがあり、モーゼスに対していやみをよく言っていたが、打ち解けるうちにモーゼスをからかうようになり、やがてセネルに「このやり取りも見慣れた」と言われるほど定番のギャグとなった。身長はシャーリィよりも若干大きいが、男性の中では一番小さいので背の低さを気にしている。
小刀を携帯し、素早い立ち回りを利用しての体術や忍術を利用するアーツ系爪術士。なお、作中のイベント等でブレス系のような技を使うシーンがあるが、戦闘では使えない。また、足の素早い動きを利用して、戦闘後たまにノーマとコンビで踊ったりする。
ドラマCDでは、潜入捜査と店のケーキ食べ放題のためにテューラによって無理矢理女装させられた時、モーゼスが真顔で「かわいい」と評価するほど、女装がよく似合っていた(化粧をして、髪を下ろしただけだが)。
グリューネ  Grune
?(外見は22歳くらい)歳 175cm53kg 3サイズ94-60-84
声:川澄綾子
常ににこやかな正体不明の女性。非常に天然でマイペースな人物で、「わねぇ~」「わよぉ~」と間延びした口調で話す。人との会話の論点がものすごくずれたり、何もないところで突然会話をし始めたり(実際は精霊と会話しているのだが他者には見えていない)と、パーティーを戸惑わせることが多い。誰に対しても『ちゃん』付けで名前を呼ぶ。自分の名前以外の記憶を失っている。一度、フェロモンボンバーズ(後述)に参加させられたことがあり、カーチスに『グリューネくんは素材は申し分ないが、いまひとつノリが悪い』のようなことを言われていた。
大変スタイルがよくノーマに「あれは超えられない神の領域!」と言われた。ノーマに『グー姉さん』、モーゼスに『姉(あね)さん』と呼ばれる。ハリエットの料理を美味しいと感じる唯一の人物。
水瓶を武器として使用し、様々なブレス系の技を使うブレス系爪術士。ただし使える爪術は攻撃系のもののみである。
だが実は世界の存続と繁栄を司る女神。CQの終盤で記憶が戻るものの、表情や口調がそれまでとは一転した凛々しい雰囲気に作中の人物だけでなくプレイヤーをも戸惑わせた(本人も過去に自分で書いたあらすじの文を見て戸惑っている)。闇の集合体シュヴァルツの同位体。シュヴァルツは自分の分身であるため、シュヴァルツの死=消滅は彼女の消滅を意味している。

[編集] 敵勢力

ヴァーツラフ・ボラド将軍  General Vaclav Bloud
36歳 205cm
声:小杉十郎太
クルザンド王統国の第三王子にして、独立師団を率いて戦場に立つ武将。自分自身兄を蹴落とし次期国王となるために動いている。
現在、クルザンドと交戦している聖ガドリア王国を滅ぼすため、メルネスの行方を捜索している。傲慢な性格で、常に人を見下したような態度をとるが、それも彼の実力が本物であるからこそである。セネル同様体術主体のアーツ系爪術士。
戦闘中セネルがかつて水の民に送ったスパイだと気付く。(自分が考案した独自の武術を使ったため)
名前の由来はボヘミア王、ポーランド王で知られるヴァーツラフ


メラニィ  Melanie
28歳 170cm
声:佐藤ゆうこ
ヴァーツラフの配下、「トリプルカイツ」の一人。「閃紅のメラニィ」の通り名を持つ。敵を痛めつけることに快感を感じるサディスト。魔物使いの一面もあり、戦闘の際はモンスターを引き連れて現れることも。
衣装は牛をイメージしている。


カッシェル  Cashel
32歳 185cm
声:高戸靖広
同じく「トリプルカイツ」の一人。「幽幻のカッシェル」の通り名を持つ。戦いそのものに生きがいを感じている。主に情報収集やテロ活動を行う特殊工作員。黒いマスクが特徴。
衣装はカラスをイメージしている


スティングル  Stingle
40歳 190cm
声:大場真人
同じく「トリプルカイツ」の一人。「烈斬のスティングル」の通り名を持つ。だが、他の二人よりも経歴は短い。大剣を振るい、幾度となく戦功を重ねてきた。かつて、クロエの両親を殺した人物でもあり、腕に蛇の刺青を持っている。メンバーの中では一番特殊で、殺そうとした人間を助けたりと謎が多い。仮面をしているため素顔は見れない。
衣装はライオンをイメージしている
なお、トリプルカイツは個々の実力は高いが横の繋がりは薄く、そこを突かれてセネルたちに敗れる。

[編集] 灯台の街ウェルテス

エド・カーチス  Ed Curtis
30歳 185cm
声:稲田徹
灯台の街ウェルテスの歌って踊れるフェロモン・ボンバーズのリーダ的存在。口癖は「愛」。愛のために戦うものを応援する男。また、愛を妨げるものには鉄拳をおみまいする。一番嫌いなことは自慢の歌を邪魔されること。また、人類みな兄弟を信条としている。一見、遊び人のようだが、実は源聖レクサリア皇国近衛軍総司令である。序盤でイザベラともどもセネルにボコボコにされるが、ストーリー中盤では一人でガドリア王国の騎士団長(と側近の騎士)を倒す程の実力を持っている。セネルのことを認めてからは「兄弟」と呼ぶ。
ちなみに闘技場でチーム戦の最後にフェロモン・ボンバーズとして戦いを挑んでくるが、ミミーよりは強くない。
ノーマに「フェロボン」と呼ばれる。本人は「略すな!」と否定的だが、ノーマ以外にもそう呼ばれていることから、パーティ内に定着しているものと思われる。何度目かでノーマに「だから略すな!」と言った際、「じゃあ、『モンズ』にする?」と言われた際は「どこをとったか分かりにくい!」と言っていた。


イザベラ・ロビンズ  Isabella Robbins
27歳 168cm
声:水城レナ
フェロモン・ボンバーズの一員にして、カーチスの相棒。会話のほとんどはカーチスの相槌。仕事熱心で、仕事中は休業することがある。ちなみにフェロモン・ボンバーズには嫌々参加している。


ミュゼット  Musette
60歳 152cm
声:北浜晴子
灯台の街のマダム。また、源聖レクサリア皇国の聖皇陛下でもある(ただしゲーム中ではカーチスのように紹介されたりはしない)。ウィルが出掛けている間は、彼女がハリエットの面倒を見ている。


ハリエット・キャンベル  Harriet Camdell
9歳 130cm
声:斎藤千和
ウィルの娘で、彼が19歳の時に生まれた。一人称は「ハティ」。花が好き。母のアメリアが亡くなったこともあり、父であるウィルを探し遺跡船を訪れる。事情がよくわかっていないが、母親を見捨てたウィルに憎しみを抱いているが、逆に唯一の肉親であるウィルに対して甘えたいという気持ちもある。大人のような振る舞いをするが、それは彼女の素直になれない気持ちの表れでもある。セネルとは仲が良いようだ。年上の人間であっても呼び捨て(男性には「~くん」と付けることもあるが)で呼ぶ。料理は非常に下手で、料理を食べた瞬間画面を反転させ、モーゼスに『死ぬかと思った』と言わしめるほどの味。母親の形見である花かざりを大切にしている。ノーマには『ハっち』、モーゼスには『おチビちゃん』と呼ばれる。一人称のハティには古ノルド語で「憎むもの」という意味があり、初期のウィルへの感情を表しているにも思えるが、名前の由来かどうか定かではない。また、ハティには北欧神話に登場する、終末の時に月を喰らう狼の名があり、ウィルとアメリアが発見した「ハリエットの花」が月食の時にしか咲かない花ということから、こちらが由来だという説もある。


チャバ・ライク  Csada Raik
20歳 172cm
声:西脇保
モーゼスの腹心の部下。情に厚い性格で、モーゼスより頭が良さそうだ。あるイベント後、山賊達がこぞって灯台の街で野営して暮らすようになる。モーゼスを『あにき』と呼ぶが、実際はチャバのほうが年上(モーゼスは17、チャバは20)。ドラマCDによるとブリーフ派らしい。


(以下、CQに登場)


アメリア・キャンベル  Ameria Campbell
18歳(遺跡船にいた当時) 158cm
声:豊嶋真千子
ウィル編の回想に登場するウィルの妻でハリエットの母親。既に故人。聖リシライア王国の貴族令嬢であったが、当時家庭教師であったウィルと恋に落ち、遺跡船へ駆け落ちする。そこで幸せな時期を過ごしていたが、自分の両親に見つかってしまい国へ連れ戻されてしまう。もともと病弱な体質であったためその数年後病死した。ハリエットと同じく料理が下手。


アーノルド・オルコット  Arnold Alcott
40歳 190cm
声:大場真人
娘エルザの病気を治療できる薬草を手に入れるために遺跡船を訪れた薬剤師。卓越した剣の腕を持つが、薬剤師としての腕はよく評判もいい。遺跡船に着てからはウェルテスの街の病院で娘と生活している。
しかし、その正体はトリプルカイツのスティングル。エルザの持病のせいで大金が必要となり、追いはぎでクロエの両親を殺したりと数々の悪事を働いていた。そして、ヴァーツラフ軍で名を偽り、娘を治す方法を探していた。そしてクロエに気づかれ、彼女と再び戦う事になる。


エルザ・オルコット  Elsa Alcott
13歳 148cm
声:鎌田梢
アーノルド・オルコットの娘で、病を抱えている。持病であまり活動できないためか、クロエのような戦う女性に憧れを持つ。
父オルコットが自分のために悪事を働いていた事を薄々気づいていた。
ザマラン  Zamalan
55歳 165cm
声:丸山詠二
目が不自由な老人。ノーマの学校での先生でもありスヴェンの先生でもある。エバーライトを探すスヴェンとノーマと真っ向に対立をしており、ノーマとは犬猿の仲である。しかし本当はスヴェンのようなことにならないようにと、ノーマのことを心配している。また、目が不自由になったのもエバーライト捜索のためだという理由がある。とあるイベントでは、やはりノーマの先生(違う意味での)だとわかる部分もある。
スヴェン  Sven
32歳 170cm
声:浜田賢二
ノーマが学生時代に慕っていた教師。ノーマは「ししょー」と呼んでいる。自分の稼ぎで少女時代のノーマを学校に入れたりとノーマにとって恩人となる人物。周囲からは変人と思われていたが、本人は気にしていない様子。またとあるイベントでは、ノーマとザマランを超えるとんでもない事を宿屋の亭主に言っている。しかし、実際はノーマ同様、古刻語を研究している大陸の研究機関に所属する人間の標準レベルを遥かに超える読解力を持っており、考古学者のとしてかなり有能な人物であったようだ。エバーライトを探索途中、水晶の森で行方不明になる。しかし、彼の墓は何故かウェルテスに存在している(ステラ同様、墓石の形が違う)。彼の志をついで、ノーマもエバーライトを探すようになった。
ドラマCDではどこかで拾ったスティングルの仮面を被り、「マスクドS」を名乗って暗躍した。宿屋に資金援助をして闘技場を造らせたり、アーツ系とブレス系両方の爪術を行使してセネル達を圧倒するなど、何でもありなキャラクターである。本来はノーマに正体を明かすつもりだったようだが、ノーマが『もし、ししょーが生きてたら殺す』と言ったのを聞いてやめた。
ソロン  Soron
40歳 180cm
声:島田敏
ジェイの育ての親にして、彼に武術を教えた師匠。隠密行動を得意とする忍者を統べる者。狡猾で意地の悪い性格で、人の弱みをつかんでは、それを利用して無理強いさせる。また、シリアスなシーンで「お前は笑いの天才か!私を笑い死にさせる作戦か!」と、馬鹿馬鹿しいような名言を残している。ノーマからは『ロンロン』と呼ばれる。左手は義手になっており戦闘ではレーザーを発射する。

[編集] モフモフ族

ラッコが進化したキャラクター。帆立が大好物。
キュッポ (Cuppo) 声:高橋美佳子
ピッポ (Pippo) 声:中山さら
ポッポ (Poppo) 声:羽多野渉
モフモフ族で、ジェイの家族のような存在。ジェイも彼らの前では表情を和らげる。人間換算で、上から18歳、17歳、16歳。また、職業は上から格闘家、詩人、発明家と個性豊か。セネル達のサポートを申し出てくれる。語尾に「キュ」を付けるのが特徴。ノーマには全員まとめて『ホタテ』と呼ばれる。

[編集] 水の民

ワルター・デルクェス  Walter Delques
17歳 171cm
声:櫻井孝宏
突如、セネル達の前に現れる謎の青年。その正体は水の民の一人。協調性がなく、同族との間でも他との馴れ合いを好まない性格のようだ。メルネスを崇拝しており、陸の民の消滅を望んでいる。いつもターバンをしていて顔がハッキリないが、その素顔は美形らしい。元々メルネスの親衛隊長となるはずの男で、そのために努力し続けていたが、突然現れたセネルに事実上その立場を奪われてしまったためセネルに対して嫉妬にも似た激しい敵愾心を抱いている。”デルクェス”とは彼ら水の民の古刻語で「黒い翼」を意味する。テルクェスの色は紫の輝きを帯びた黒。ノーマには『ワルちん』、モーゼスには『ワの字』と呼ばれている。
ヴァーツラフ軍との対決の際には、シャーリィ奪還という共通の目的が出来たためにセネルたちと共闘した。しかしその後メルネスとなったシャーリィを守るためにセネルたちと対峙することになる。セネルたちに敗北した後も怪我をおして巨大な人形兵士・オートマタロイヤルを動かし戦いを挑んだものの、最終的に力尽きて死亡した。
余談だが、「黒い翼」という単語や、声優が一緒であることから、FFⅦクラウド・ストライフがモチーフなのではとの声が上がっている。(黒い翼というワードの部分はKH版クラウドから引用していると思われる。)


ステラ・テルメス  Stellar Telmes
17歳 160cm
声:園崎未恵
華奢で品位のある女性でシャーリィの実の姉。 水の民であるのにも関わらず、セネルとは恋仲だった。明るく穏和な性格で時に勇ましいところを見せる。しかし、ある事件を境に消息を絶った。 ”テルメス”の意味は「はじまりの星」。テルクェスの色は、やわらかい色合いを帯びた金色。
実はヴァーツラフ軍に捕らえられており、遺跡船の動力源として使われていた。しゃべる事はできないが意識は残っており、精神を遺跡船に同調させることで遺跡船そのものとなり、セネルたちを遺跡船に導き、彼らを何度も危機から救っていた。
その後、セネル達の活躍によりシャーリィと共にヴァーツラフ率いるクルザンド王統国軍から解放されたものの、既に作動していた遺跡船の主砲、滄我砲の第2射が聖ガドリア王国首都バルトガを砲撃した為、彼女はテルクェスを用いてバルトガを守護。力を使い果たしてしまい、その結果、彼女は命を落とすことになった。本編第5章以降では、ウェルテスの街に彼女の墓が存在する(他の墓石と形が違う)。
出番こそ少ないものの、圧倒的な印象の強さや、その穏やかで優しい外見と性格のため、サブに近いキャラクターでありながらもプレイヤーからの人気はかなり高く、クロエ同様、MSにおける裏ヒロイン的な扱いを受けている。
なお、”テルメス”の訳に関してだが、艦橋の最上階で流れる挿入歌が「導きの星」であるため、テルメスの訳もこちらが正しいのではないかという意見がある。 しかし、本編におけるワルターの台詞に中に「……我らの導きの星……」という言葉がシャーリィに対して使われており、「導きの星」は「メルネス」のことを現している可能性が高い。


フェニモール・ゼルヘス  Fenimor Xelhes
15歳 155cm
声:小清水亜美
水の民の一人。気の強い性格で思ったことは口に出す性格。ヴァーツラフ軍に捕らえられ、人体実験を強いられる。また、陸の民を憎んでおり、陸の民と行動を共にしているシャーリィを腹立たしく思っている場面もある。そんな彼女も、セネル達と出会い少しずつ変化が訪れ、後にシャーリィとは無二の親友になる。また、セネルにも密かに想いを寄せている。 ”ゼルヘス” とは「祝福」の意。ノーマには『フェモちゃん』、モーゼスには『フェニ嬢ちゃん』と呼ばれている。
メルネスになるための託宣の儀式の際、クロエの故郷である聖ガドリア王国の騎士の攻撃からシャーリィを庇い死亡する。セネルやシャーリィと触れ合うことでようやく陸の民を信じられるようになったフェニモールの死は、皮肉にもシャーリィをメルネスとして覚醒させてしまう結果となった。
事態が落ち着いた後、水の民の里に彼女の墓が作られた。傍らには壊れた人形兵士が置かれている。


テューラ・ウェルツェス  Thyra Welzes
15歳 155cm
声:小清水亜美
フェニモールの双子の妹。フェニモールと同じく、気の強い性格。彼女も陸の民を憎んでいるが、姉フェニモールを間接的に殺してしまった事からメルネスであるシャーリィのことも憎んでいる。だが、後に彼女もわだかまりが残るもののシャーリィと和解した。 ”ウェルツェス” は「希望」を意味する。ノーマには『テュっちゃん』と呼ばれている。
服装や髪型までフェニモールと同じであるため外見からは見分けがつかないが、声はテューラのほうが若干低い。


マウリッツ・ウェルネス  Maurit Welnes
50歳 172cm
声:大友龍三郎
水の民の長老的存在で、同じ里に暮らしていたシャーリィ、ステラ、ワルターに誠名を付けたのも彼。ヴァーツラフ軍との戦いでは、セネル達と協力し、共に戦うことを決意する。だが実は、彼がヴァーツラフ軍との戦いに手を貸したのは、水の民が陸の民を支配するのに邪魔だったからと言う理由がある。その後、託宣の儀式によってフェニモールを見殺しにする形でシャーリィをメルネスに覚醒させ、滄我の意思に従い陸の民を粛清しようとした。しかし、これだけのことをしておきながらも滄我が陸の民との共存を望めばその通りにするという、良くも悪くも滄我至上主義者といえる人物である。
見た目の割りに異常なまでに丈夫であり、MS終盤でセネルたちと連戦したうえ、滄我に取り込まれてネルフェスとなり(ネルフェスはMSのラスボス)自我が崩壊したはずが、CQ以降も何事も無かったかのように生きている。これはセネルたちが猛りの滄我の怒りを静めたため、消滅が免れ奇跡的に助かったということである。誠名の ”ウェルネス” は「大いなる知性」の意である。

[編集] その他

ミミー・ブレッド  Mimmy Bread
年齢:22歳 157cm
声:神田朱未
セネル達に様々なパンの作り方を教えてくれる28代目ワンダーパン職人。ノーマに『ワンパン』と呼ばれる。
名前の由来はいうまでもなく『パンの耳』から。語尾には「~パン」を付け、よく転んだり、空気が読めなかったりとドジっ子として大活躍する。自分のことを『小生』と言う。原理は不明だが、様々なものに化けられる。
ワンダーパン職人流パン術の免許皆伝でその技術を広く世界に伝えるため遺跡船にやってきた。その実力はウェルテスの宿屋の酒場地下にある闘技場のシングルス戦スペシャルで嫌と言うほど知らされる(ただし、サブイベントではその強さを全く発揮できていない)。フランスパンを剣のように扱い、クロエと似たような技(ただしクロエで言う『剣』の部分が『パン』に置き換わっている。例:『魔人パン』)を使う。
現在素敵な恋人を募集中だそうで、本人の理想は「優しくて頼り甲斐があって、朝昼晩と自分の作ったパンをずっと食べつづけられる人」とのこと。また、パンに乗った王子様が現れるのを待っているらしい。
家族は大陸に住んでいて、父はブレッドといい、「ブレッド・ブレッド」というパン屋を営んでいる。また、弟と妹が1人ずつおり、それぞれコッペとコロネという名前である。
珍奇な言動と妙に腹黒い性格のせいかセネルたちからはぞんざいな扱いを受けているものの、ドラマCDでは実質的な主役をつとめたり、PS2版テイルズオブデスティニーにゲスト出演を果たすなど、キャラクターとしての待遇はなかなか良い。
金髪ではあるが、彼女は(おそらく)水の民ではない。


シュヴァルツ  Schwarz
?(外見は22歳くらい)歳 175cm
声:川澄綾子
正体不明の謎の女性。CQにて起きる様々な事件に現れる黒い霧と関与しており、グリューネと因縁がある。仮面を着けているため素顔は見えない。人間の負の感情を糧としており、人々の不安を煽ることで力を無尽蔵に吸収できる。地震などの自然現象をも操ることが出来る。
CQのラスボスであり、その実は虚無と破壊を司る女神。素顔はグリューネと一緒。彼女の死は同位体であるグリューネの死=消滅を意味する。ドイツ語で「黒」。

[編集] キーワード

[編集] 水の民と陸の民

遥か昔、世界には海しかなかった。そこに暮らす先住民(後に水の民)は水生種族で、海の中に住居を築き、日々を生活していた。

数千年前、突如、宇宙から四角の巨大な船に乗って飛来してきた移住民(後に陸の民)は、世界を自分達の望むように改造し始めた。まず、彼は陸地を必要とするため、「光跡翼」という兵器を開発し、世界に陸地を創ることを発案する。その兵器の同源となるのは水の民自身であった。その後も、陸の民は水の民を捕らえ、彼らの命を消費して兵器や技術を開発していった。陸の民に追われた水の民は、陸の民の乗ってきた船を奪取し、海へ逃走することとなる。その後、霊長の王となった陸の民は彼らの文明を築き始め、水の民はその船(後に遺跡船となる)の上で「元創王国」を築いた。

それから時は流れ、水の民は陸の民への復讐を望んでいた。そして彼らは陸地を生み出した「光跡翼」を逆に利用することを考え、水の民の導き手であるメルネスは「光跡翼」で世界の大陸を消滅しようとする。これが、後に言い伝えられる「大沈下」である。しかし、「光跡翼」の力は世界の半分の陸地を消滅させるに終わり、メルネスは息絶えた。


[編集] 爪術

本作の術技の名称。術技については当該項目参照。

爪術を使用する時、術者が爪を輝かせることからこの名がついた。爪術は、「アーツ系」、「ブレス系」、「ガスト系」の三種に分類され、いずれも大気中に含まれる微弱なエネルギーを吸収して、力の源とする術である。アーツ系爪術(爪大術)は、武器や格闘などの力を増幅させ、必殺技を行使する技である。ブレス系爪術(爪晶術)は、いわゆる魔法のようなもので、属性攻撃するものや、味方を回復及び身体能力を向上させる術がある。ガスト系爪術(爪幻術)は、水の民しか行使出来ない特殊な術で、テルクェスと呼ばれる魔物のような分身を召喚できる術である。なお、爪術を行使できる術者を「爪術士」と呼ぶ。

本来は、水の民しか使えないはずなのだが、ここ50年近く前ほどから陸の民の間にも爪術士が現れ始めた。水の民の守護者である「猛りの滄我」と意思の疎通をすることなどできないはずの陸の民が、なぜ爪術が使用できるようになってきたのかは不明。

爪術の本質は滄我と意思を疎通させるもので、その究極がメルネスである。

[編集] テルクェス

テルクェス(Tel Qes)とは古刻語にて ”始まりの翼”  主に水の民が繰り出す滄我の力の一部を利用した精神の結晶体。 形は使用者の意図で様々な形に変形し、優れた術者であれば大きさや数を好きに操ることが出来る。 形は自由自在だが、「色」だけは生まれつき決まっており、発光の強弱があっても途中で色が変化することは無い。


[編集] 滄我とメルネス

滄我(そうが)とは、海そのものである。海の意思とも言われている。水の民の中で、滄我の声を聴くことが出来る存在をメルネスと呼び、水の民はメルネスを通じて、滄我の意思に従って生活している。また、水の民は、滄我の恩恵を受けると髪が青く輝く性質がある。

滄我は、陸の民がこの世界に移住してから世界に陸地を創り出したことに猛り立っている。海が常に荒れているのもそのせいである。また、シャーリィが海水を浴びたり、潮風に当たると体調を崩すのは、メルネスでありながら滄我の意思を行使しない彼女に対する、滄我の怒りの現われとも思われる。 水の民が使用する古刻語では滄我のことを「ネルフェス」と読む。

ちなみに、滄我という言葉は存在せず、青い海を意味する「滄海」から引用したものと思われる。

[編集] 二つの滄我

この遺跡船には二つの対なす滄我が存在する。水の民に信仰されている滄我と、打ち捨てられた地(静の大地)に存在する滄我がいる。セネルたちは区別をつけるために前者を『猛りの滄我(たけりの-)』、後者を『静の滄我(しずかの-)』と呼んでいる(ノーマは『滄我ちん』、『滄我ぽん』と名づけようとしたが、無視された)。

『猛りの滄我』は水の民に崇められているという事からわかるように、陸の民が海を荒らしたことに怒りを覚え、メルネス(シャーリィ)に力を貸す。

『静の滄我』は打ち捨てられた地でひっそりと存在していた。『猛りの滄我』の怒りを知っており、『猛りの滄我』を救う意見と一致しセネルたちに力を貸す。水の民は『静の滄我』を『まがい物』と呼ぶ。

その後、『猛りの滄我』はセネルたちによって怒りを静められ、後にCQでシュヴァルツと戦うセネルたちに力を貸す。その時怒りが静まったことから『猛りの滄我』から『大いなる滄我』と俗称を変えられている。

静の大地がなんなのか、なぜ滄我が二つあるのかは説明されていない

[編集] エバーライト

『どんな願いも叶えてくれる奇跡の秘宝』と言われる。滄我の力の一部が、長い年月の間に結晶化したもの。 実際は未だ誰にも発見されておらず、元創王国時代の宝として名前のみが伝わっており、文献発見当初ではその存在は信じられていたが、現在では否定される傾向がほとんどである。

ノーマの師匠であるスヴェンは、このエバーライトを求め遺跡船の水晶の森へ出向いたものの、消息を絶ってしまう。 しかし、CQノーマ編では、水晶の森最深部でノーマによりエバーライトとスヴェンの遺言が発見される。

ちなみに、水の民の間ではエバーライトのことを「ネルフェスの涙」と呼び、ごく普通に存在が知られていた。

[編集] 誠名

誠名(まことな)とは水の民が持つその人個人を表すと同時に、名字として使用される名前。 誠名は両親が決めるのではなく、村長等そのグループの頂点に立つものが決めるという決まりがある。

[編集] 古刻語

水の民の言語。 水の民であれば生まれた時には既に読み書きが可能らしく、ごく一般的な言語である。しかし、これを陸の民が読み書きするのは非常に困難で、何所の国の研究機関も放棄しているのが現状であったが、スヴェンとノーマはこれを独学のみでかなりのレベルを解読していた。

これらの文字は映画「スターゲイト」に登場するシェブロン・シンボルような形をした「象形文字」である。 詳細は以下参照。

ちなみに、挿入歌「鳥は鳴き、僕は歌う」 「伝説の巫術士」 「導きの星」は全てこの古刻語の高位「上級古刻語」で歌われており、サウンドトラックには古刻語と日本語の歌詞が掲載されている。他に、歌詞自体は掲載されてないが、「進軍」、「太古の船」、「回線不良」、「いけにえの子羊」、「虚時の協奏曲」にあるヴォーカルも古刻語である。

石碑=Are  外輪=BE  盾=Cye  墓標=De  爪=Ere  海=Fe  鉄床=Ge  呪=He  氷=Ire  斬=Je  火=Ke  打=Lye  星=Me  人=Ne  地=Ore  爆=Pe  飛=Qe  箱=Re  王冠=Se  門=Te  卵=Ure  雷=Ve  自然=We  穴=Xe  捕=Ye  突=Ze

それぞれの後にSで物体を現す名詞に。 Lで様態を現す形容詞。 Nで動作を現す動詞となる。


用例

Mel Fes メルフェス  

星であるMeにLを付け加えることで「輝く」となり、海を表すFeにSを加えることで ”輝く海” 又は ”輝く波” ”輝く青”となるが、本編中の台詞と曲名に「Mel Fes ~輝ける青~」というワードがあるため ”輝ける青” が最有力表記である。

Mel Nes メルネス  星であるMeにLを付け加えることで「輝く」となり、人を現すNesで ”輝く人” となる。

Fel Nes フェルネス  海を意味するFeにLを皮得ることで「海の」又は「水の」となり、人を現すNeにSをつけることで「人種」「民族」になり ”水の民” となる

Orel Nes オレルネス  大地を現すOreにLをつけて「大地の」「陸の」となり、Nesで「人」。 ”陸の民” となる。

Tel Qes テルクェス  門を意味するTeにLを加えることで「始まり」となり、飛行を意味するQeにSを付け加えることで「翼」となる。 これらをつなぐと ”始まりの翼” という意味に。

Gel Qes ゲルクェス  金属・鉄床を表すGeにLをつけて「鉄」。 Qesで「翼」 合わせると ”鉄の翼” 又は ”銀の翼” となる。

Wel Tes ウェルテス  灯台の町ウェルテス ”大いなる始まり”

Del Qes デルクェス  ワルターの誠名 ”黒い翼”

Fen Nes フェンネス  シャーリィの誠名 ”祈る人”

これは古刻語の中でも特に複雑な「上級古刻語」が用いられてり、Fenが「祈る」になる理由は謎である。

Tel Mes テルメス  ステラの誠名 ”始まりの星”(はじまりの星) 

Teは「門」を現し、Lをつけることで「始まり」「開かれた」となる。 しかし、「門」は外部から内部へと「導く」存在であることと、挿入歌に「導きの星」があることから、テルメスの訳は「導きの星」ではないか? という声がある。 しかし、「テルクェス」が ”始まりの翼” で「ウェルテス」が ”大いなる始まり” であることを考慮すると、やはり ”始まりの星” が有力である。

Wel Nes ウェルネス マウリッツの誠名 ”大いなる知性”

Xel Hes ゼルヘス  フェニモールの誠名 ”祝福”

「穴」を意味するXeは、上級古刻語の文法からLを付けることによって、「後に続く言葉を逆転する」役割を持つため、「呪」を意味するHeが「祝福」の単語に使われるのはこのため。

Wel Zes ウェルツェス  テューラの誠名 ”希望”

[編集] 水舞の儀式

水の民による求婚の儀式。 プロポーズ。 

これには決まった手順があり、まずは儀式を申し込まれる相手が先に水中に入り、泳ぎだす。次に、申し込んだ者がその後を追いかけ、相手を捕まえる。そして水中で互いに抱き合う、という手順である。また、その時に海が輝いた場合、2名は海から祝福され、幸せになるといわれている。

男性、女性のどちらが儀式を申し込むかについて決まりは無いが、基本的に男性が女性に申し込むものらしく、自分より泳ぎの下手な男性には水の民の女性は見向きもしないと、当時泳ぎの下手だったセネルはステラから忠告されていた。

ちなみに、相手の申し出が気に入らない時は、捕まらないように必死で逃げるらしい。

[編集] 遺跡船

本編の舞台であり海上を進む巨大な船。

船と言う名だが、巨大な陸地のようになっており、全長120km、全幅60km、全高9kmで、水上での運行速度は平均時速約30km、最高速度は120kmに達することができる。外面は自然で覆われ、遺跡なども多数存在している。物語の始まりから数えて15年ほど前に発見され、現在では、調査や遺跡の財宝目当てに訪れた考古学者や、トレジャーハンターなどの陸の民が住む灯台の街ウェルテスの他、水の民やモフモフ族なども少数ながら住んでいる。

本来は陸の民の先祖が宇宙から来た際に使われた宇宙船であり、セラミック系の特殊な物質を用いた優れた技術と文明を持っていた。光跡翼によって大陸ができてからは、エネルギープラントとして使用されていたが、当時勃発していた陸の民と水の民との戦争時に、水の民の命がけの特攻によって奪われ、大海へと漕ぎ出された。陸の民は長い間その事を忘れ、最近になって発見されるまで疎遠となっていた。そのため、かつて遺跡船が自分たちのものであったことも、遺跡船内部に設置されている滄我砲や光跡翼、天かける軌跡(船尾に行くための空中列車)などの存在も知らなかった。 一方、水の民は、奪った宇宙船にて元創王国を築き、メルネス、ひいては滄我の意思の元、700年近くの繁栄を謳歌した。現在、遺跡船にある大地や山は、水の民によって改造された光跡翼を用いて、生み出されたものである。また、遺跡船にところどころある、赤い岩石を基調とする建造物や洞窟などは、元創王国時代のものである。

後述にある事件以後、元創王国が崩壊し、水の民が遺跡船から退去した後は、モフモフ族が後、300年以上に渡って、遺跡船の文明を担ったと伝えられている。

陸の民に使われた装置は水の民によって別の装置として改造されており、メルネスのみ使用可能とされているものがほとんどである。しかし、ヴァーツラフ軍に捕らわれていたステラは、本来、メルネスしか動かせないはずの遺跡船を精神を同調させることで、舵を取り続け、海を漂流中だったセネルとシャーリィを遺跡船へと導いた。

遺跡船の最下層には、もう一つの滄我「静の滄我」が存在する別の海と大地があり、水の民は自分たちの守護者である「猛りの滄我」の力が及ぶことのないその地を、皮肉の意味を込めて「打ち捨てられた地」と呼んでいる(作中では『静の大地』)。遺跡船船尾と静の大地は、ウェルテスの灯台内部にある昇降装置によって行き来が可能。

また、遺跡船の本来の姿である宇宙船の機能は、そのままの形で残っており、すぐにでも宇宙に旅立てることが可能なのだが、その操舵方法は失われているため、その術を知る者はいない(開発当時はCQ以降も物語を続けようという話があり、『遺跡船を飛ばすか!』という話も出たらしい)。 ちなみに、開発者のインタヴューと船の大きさ、宇宙船であった時の材質の色、収束されたレーザー(滄我砲)を放つあたりから遺跡船のモデルは映画スターウォーズに登場するデス・スターである可能性が高い。

[編集] 滄我砲

遺跡船に備え付けられた兵器。元々は、陸の民の宇宙船(遺跡船の本来の姿)の主砲だったものが、後に改造され、 水の民を触媒として発動する形へとなった。別名Nelfes Canon(ネルフェス・キャノン)。

滄我の力をエネルギー源としているため滄我砲と呼ばれるようになった。滄我と同調できる水の民ほど破壊力が増すためメルネスが一番いいとされている。触媒となった水の民は精神的に破壊されること、出力の調整も不可能だったことから、水の民によって封印された。

後にヴァーツラフ軍によってその封印は解放され、シャーリィとステラを触媒とされ発射されることになる。聖ガドリア王国のシンボルである空割山が一撃で破壊することが出来たのは、元から滄我との同調率の高い、彼女たちを用いたことが原因である。

なお、アートディレクターなど一部のスタッフがエースコンバットのスタッフということもあり、滄我砲はエースコンバット0のレーザー兵器エクスキャリバーと似ている。

[編集] 光跡翼

MSにおけるラストダンジョン。

もともとは惑星改造を想定した大陸構造装置だったが、人間の生体エネルギーを吸収し動力に変換して陸地の生成を破壊する兵器となる。その後水の民によって滄我の力に指向性を与えて行使する装置として改造される。その際メルネスが使用した際出力を調整することで滄我と同調できることがわかる。だが、出力を最大にした際、滄我にメルネスの体を乗っ取られ自我が失うとされている。陸の民によって、初めて大陸ができたときは、大海に虹色の花弁を持つ、巨大な花が咲いたような形だった。

4,000年前の「大沈下」の時、当時のメルネスは光跡翼を用いて大陸もろとも陸の民を滅ぼそうとしたが、メルネスの精神崩壊のほうが早かったため、大陸の東半分を消滅させるだけに終わり、陸の民は多くの人命と、移民船時代のほとんどの文明と技術力を失った。 一方、水の民がかつて、陸の民から奪った遺跡船を領土とする元創王国も、そのメルネスを最後に滄我の代行者であり、民を導く存在でもあるメルネスが誕生することがなかったため、徐々に衰退し、滅亡した。以後、メルネスはシャーリィが誕生するまで生まれることはなかった。

MSで、シャーリィもその力を使おうとしたが、セネルの説得により踏みとどまる。だが、マウリッツがその装置を使い、ネルフェスとなって襲い掛かった。

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

オープニングテーマ
エンディングテーマ
  • 『My Tales』 Donna Burke & Gab Desmond
  • 『hotarubi』 Donna Burke
挿入歌
  • 『蛍火』 須藤まゆみ
  • 『鳥は鳴き、僕は歌う』 カノン
  • 『伝説の巫術士 / 導きの星』 カノン
  • 『セルシウス / お話しましょう』 すずかけ児童合唱団
  • テイルズオブレジェンディア オリジナルサウンドトラック

[編集] 漫画

作画:藤村あゆみ。『Comic REX』(一迅社

  1. ISBN 4758060045

[編集] 小説

著:工藤治 ファミ通文庫

  • テイルズ オブ レジェンディア 誓いの星 上 ISBN 4757725140
  • テイルズ オブ レジェンディア 誓いの星 下 ISBN 4757725590

[編集] 外部リンク


テイルズシリーズ
【本編】 ファンタジア - デスティニーキャラ) - デスティニー2 - エターニア - シンフォニア - リバース - レジェンディア - アビスキャラ) - テンペスト
【外伝】 なりきりダンジョン - なりきりダンジョン2 - なりきりダンジョン3 - サモナーズリネージ - ファンダムVol.1 - エターニアオンライン - レディアントマイソロジー
【モバイル】 タクティクス - ブレイカー - コモンズ - ヴァールハイト
【関連項目】 術技形態
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