ストリーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ストリークは、山田大介と吉本峰之によるお笑いコンビ。吉本興業所属。baseよしもと出演中。1995年7月コンビ結成。 大阪NSC15期生。
目次 |
[編集] メンバー
- 大阪府堺市出身。ネタではユニフォーム姿である。ちなみに山田のユニフォームはストリークのオリジナルユニフォームでビジター用とホーム用の2着がある。最近はWBC日本代表ユニフォームや阪神タイガースの選手のユニフォームなど種類が増えている。
- 野球が好きで、阪神タイガースをこよなく愛す。球場で巨人ファンとよく喧嘩する。大のパワプロファンである。Mr.Childrenをこよなく愛する。ラジオのエンディング曲として流すのは毎回Mr.Childrenである。徹夜明けで楽屋でぐっすりと眠っていたが、とろサーモン村田と作家が楽屋に入ってきて「そこでリリーフカーが・・・」という話し合いを始めたとたん、突然起き上がり「野球ネタをするんやったら、俺の許可をとらないとアカンぞ!」とだけ言ってまた眠りについたというエピソードがある。
- 阪神に在籍していた片岡選手の引退試合には甲子園で観戦し、号泣していた。
- 2006年の11月にウィルス性の胃腸炎にかかり、入院を余儀なくされるも、現在は復活したらしい。
- 滋賀県栗東市出身。ネタでは背広姿である。漫才やMCの掴みとして最初に左拳を突き上げ「まいどー!」と言うのがお決まり。元ネタは元日本ハムファイターズの岩本勉から。
- 相方の山田が楽屋に入ろうとしたら、「何でやねん!」「アホか!」というちょっと怒った声が中からした。ドアを開けてみると、アルプスの少女ハイジを見て吉本は目を真っ赤にして泣いていたらしい。NON STYLE井上の前でも吉本は「知ってんねん!クララが立つことぐらい!」とキレながらもクララが立ったところで泣いたことがある。他にもフランダースの犬でネロをいじめる大人にマジギレしたりする。
- baseよしもとの舞台では後輩に遠慮なくいじられている。昔次長課長河本準一・レギュラー松本康太と一緒のアパートに同居していた。現在も同アパートに吉本のみが暮らしている。10年以上甲子園に通いながら、虎の像や甲子園の記念碑の存在を知らなかったおとぼけ阪神ファン。
- 罰ゲームでは携帯の履歴に残っているすべてのメールを公開しなくてはいけなくなり、送信メールには母親へ「『天まで届け』録っといて。」「お金が無いので5万送ってください。」などの内容だった。
[編集] 特徴
- もともとは野球ネタではなく、普通のしゃべくり漫才だった。
- 漫才は野球を中心に展開される。ユニフォーム姿の山田が繰り出す野球ボケに、スーツ姿の吉本が懇切丁寧にツッコミをいれる。
- 当初は両者ともユニフォームを着用していたが、2004年にかけて吉本がユニフォームを脱ぎスーツ姿になった。ちなみに背番号は山田が1番、吉本が2番。
- コンビ名を「ストリーク」に改めるまで三年程使っていた前コンビ名は「山田吉本」。
- 特に阪神タイガースのネタを得意とし、漫才中では山田のみ野球狂という設定となっているが、実は吉本の知識も豊富であり、二人合わせると野球知識は吉本興業でも一番と言われる。
- baseよしもとという若手中心の劇場を中心として活動しているが、既に結成11年目である。(1995年結成)
- 2006年現在、出囃子に使われている曲は千秋の「Tigers Gets The Glory」。
- コンビ名の「ストリーク」は、メジャーリーグでよく使われる「ビクトリー・ストリーク(連勝)」などにちなんだとされているが、本当はスカコアバンドのCDタイトルからつけたらしい。
- 2001-2005年のM-1グランプリにて5年連続準決勝進出を決めたものの、惜しくも一度も決勝に上がることのできないままコンビ結成10周年を迎えた。
- M-1グランプリ2003のルポ本「マイク一本、一千万」の表紙のイラストは彼らストリークの後ろ姿である。
- 2006年4月より、芸歴11年目にして初レギュラー番組がラジオ大阪でスタートした。
- 2006年のbaseよしもと男前ランキングでは、吉本が6位、山田が9位と健闘した。
[編集] 略歴
ダウンタウンでおなじみの心斎橋筋2丁目劇場で新人ながら「ワチャB」に昇格。将来のダウンタウンと期待される。しかし、プレッシャーからかその後伸び悩み、2丁目劇場閉鎖後のbaseよしもとではすでに芸歴を積み重ねていたにも拘らず、超若手集団「ガブンチョ」で長い下積み生活を続ける。その間に22期の、キングコング、20期の麒麟などにどんどんと追い抜かれていく。
うめだ花月の復活にあわせてトップ組がbaseよしもとを卒業することが決まり、ついにストリークがbaseよしもとのトップに立つと思われたのも束の間、不運にもM-1グランプリ旋風の真っ只中にいた麒麟、笑い飯、千鳥にそのポストを譲ることになる。
このような境遇でもストリークの2人は一度も解散を考えたことがなかったという。その理由はただひとつ「2人とも野球が好きだから」である。そんな努力の甲斐あって、関西ローカル番組オールザッツ漫才2005若手トーナメントで毎年客の食いつきが悪かった野球ネタで会場を大いに盛り上げ、見事優勝を果たす。上記にもあるように、彼らの最大の弱点は客が野球好きであるか否かに舞台の出来が左右されるということである。
[編集] 出演番組
- baseよしもとガンラジ木曜日(ラジオ大阪)
- 金曜ストリークナイター(KBS京都ラジオ)※初の冠番組
- 麒麟・千鳥の二笑流TV水曜日(GAORA)
- なるトモ!(よみうりテレビ、金曜日準レギュラー)
- 爆笑オンエアバトル 戦績 6戦4勝
[編集] 関連項目
[編集] 受賞歴
- NHK上方漫才コンテスト 優秀賞(1998年)
- NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞(2005年)
- オールザッツ漫才 優勝(2005年)
[編集] 単独ライブ
- 2003年02月13日 - ガブンチョ1Hスペシャル~ストリーク~ (baseよしもと/大阪)
- 2003年09月14日 - 単独ライブ「タラスコ」 (baseよしもと/大阪)
- 2003年11月29日 - 単独ライブ「クールボー」 (baseよしもと/大阪)
- 2004年01月30日 - 単独ライブ「キーオ」 (baseよしもと/大阪)
- 2004年03月07日 - 単独ライブ「ブロワーズ」 (baseよしもと/大阪)
- 2004年05月14日 - 単独ライブ「郭李」 (baseよしもと/大阪)
- 2004年07月02日 - 単独ライブ「フィルダー」 (baseよしもと/大阪)
- 2004年09月18日 - 単独ライブ「グリーンウェル」 (baseよしもと/大阪)
- 2005年09月14日 - ストリーク1Hソロライブ「キンケード」 (baseよしもと/大阪)
- 2006年04月21日 - ストリーク1Hソロイベント「パチョレック」 (baseよしもと/大阪)
- 2006年09月18日 - ストリーク1Hソロライブ「ムーア」 (baseよしもと/大阪)
- 2006年12月23日 - 単独ライブ「スペンサー」(baseよしもと/大阪)
ちなみに、ライブの名前は全て阪神タイガースに所属していた外国人選手の名前である。