カウンターストライク
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カウンターストライク(Counter-Strike)とは、対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにしたオンライン対戦FPSである。略称はCS。プレイヤーはマップごと決められた目的を遂行する。
ハーフライフのMOD(アドオンゲーム)として1999年6月にβ1がリリース、2000年に正式版の1.0がリリースされ、スタンドアロン版がSierraから(日本ではサイバーフロントから)発売された。現在のVersionは1.6。
2003年にはXbox版がマイクロソフトから発売された。日本では、CERO 18歳以上対象として2004年に発売されている。
ハーフライフ2のゲームエンジンSourceを用いたカウンターストライク ソース(Counter-Strike:Source、略称CS:S)や、アーケード版のカウンターストライク ネオなども存在する。
世界でもっとも多く遊ばれているオンラインゲームでもある[1](Half-Lifeの内訳の大半がカウンターストライクである)。その人気から、CPLやWCGといった世界規模のゲーム大会で競技種目になっている。
なお、ドイツでは2002年に発生した少年による銃乱射事件の原因がこのゲームに有ると非難を浴び、翌2003年に公的倫理審査団体・Unterhaltungssoftware Selbstkontrolle(USK)が設置される原因となったことでも知られている。
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[編集] 遊び方
プレイヤーはまず、カウンターテロリスト(特殊部隊)かテロリスト、どちらかのチームを選ぶ。次に好きなモデル4種類のいずれかを選択する。
ゲームが始まったら所持金の範囲内で武器・弾薬・防具を購入する。マップごとに決められた目的を敵側より先に遂行するか、敵を全員を倒せば勝利になる。
[編集] 主なマップの種類
[編集] 爆弾解除マップ (de_)
テロリスト側は、制限時間内に決められたポイントへC4爆弾を設置・爆破することが目的。カウンターテロリスト側はC4設置の阻止、または起爆装置の解除を行う。 また、爆弾を設置された場合、カウンターテロリストがテロリストを全員倒しても爆弾が爆発すれば負けになる。
[編集] 人質救出マップ (cs_)
カウンターテロリスト側は、制限時間内に生存している人質全員を救出することが目的。テロリスト側はそれを阻止する。 カウンターテロリスト、テロリストとも人質を殺せば所持金が減らされる。
[編集] VIP警護マップ (as_)
カウンターテロリスト側は、VIPを守りながらレスキューポイントまで連れて行くことが目的。テロリスト側はこれを阻止し、VIPを暗殺する。 VIPはカウンターテロリスト側プレイヤーからランダムで選ばれる。何も買うことができないため初期装備のUSP 12/12しか持てないが、アーマーは通常の倍の200で、AWPを体に食らっても一撃は耐えられる。
[編集] 登場する武器
武器名 (装弾数/所持上限弾数)、CT=カウンターテロリスト、T=テロリストで表記する。
[編集] ハンドガン
- USP サプレッサー装着可 (12/100) CT初期装備
- GLOCK バースト(三連発)へ変更可(20/120) T初期装備
- SIG P228 (13/52)
- Desert Eagle 50AE(7/35)
- Five-SeveN (20/50) CTのみ
- Beretta×2 (30/120) Tのみ
[編集] ショットガン
- M3 Super 90 コッキング(単発)式 (8/32)
- Xm1104 オートマチック式(7/32)
[編集] サブマシンガン
- TMP (30/120) サプレッサー標準装備 CTのみ
- MAC-10(ingram) (30/100) Tのみ
- MP5 (A5)(30/120)
- UMP.45 (25/100)
- P90 (50/100)
[編集] ライフル
- Galil (35/90) Tのみ
- Famas (25/90) CTのみ
- AK47 (30/90) Tのみ
- M4A1 (30/90) サプレッサー装着可 CTのみ
- AUG (30/90) CTのみ
- SSG552 (30/90) Tのみ
- Scout (10/90)
- SIG550 (30/90) CTのみ
- G3SG/1 (20/90) Tのみ
- AWP (10/30)
[編集] マシンガン
- Para (100/200)
[編集] 手投げ弾
- HE Grenade
- Flashbang
- Smoke Grenade
[編集] その他
- Knife 初期装備
- Vest
- Helmet
- Ballistic Shield
- Defuse Kit
- Flashlight 初期装備
- NVG
実銃の機能が全てゲーム内で生かされている訳ではなく
- Glockのフルオートモードが省かれバーストモードに。
- P228と表記されているが口径は.357SIG、よってスライド強化版のSIG P229であると考えるのが妥当。
- .40 Dual Eliteと表記されているが装弾数から考えて.40S&W弾使用のM96ではなく、9mmパラベラム弾使用のM92であると考えるのが妥当。
- M3のセミオートモードが省かれポンプアクションオンリーに。
- SIG SG550のバースト/フルオート、G3SG/1のフルオートが省かれセミオートオンリーに。
- 銃器はデフォルトスキンだと左右が反転している。たとえばM4A1は左側排莢、Scout/AWPは左サイドにボルトハンドルがある、AUGのスコープが右サイドにある等。
など異なる点が存在する。
[編集] 派生・移植版
[編集] Counter-Strike: Condition Zero
カウンターストライク コンディションゼロ(Counter-Strike: Condition Zero、略称CS:CZ)は度重なる発売延期や3度の開発元変更を乗り越えて2004年3月に発売されたカウンターストライクの派生版。開発元はTurtle Rock Studios。日本ではカプコンから発売された。
CS:CZでは、 Tour of Duty というキャンペーンモードの追加と、モデリングの一新、ボット機能の追加などがされている。 また、Deleted Scenesというオリジナルのシングルプレイゲームが追加されている。これは3度目の開発元変更に伴ってお蔵入りになる予定であった。開発元はRitual Entertainment。
[編集] Counter-Strike: Source
カウンターストライク ソース(Counter-Strike: Source、略称CS:S)はハーフライフ2のゲームエンジン Source に移植したもの。ハーフライフ2に同梱されている。
グラフィックが一新されたが、まだすべてのマップが"Source"に移植されておらず、モデルも1.6と同様にカウンターテロリストとテロリストそれぞれ4種類。ゲーム性も、旧来のバージョンと大きく異なる。そのため、CSからCS:Sへの移行が、思うように進んでいない。CS:Sの登場により、従来のCS組とCS:S組とに分かれる結果にもなった。最近のアップデートでボット機能が追加された。
[編集] Counter-Strike NEO
カウンターストライク ネオ(Counter-Strike NEO)はナムコの実験店舗LEDZONEで稼動しているカウンターストライクの派生版。
武器以外はすべてオリジナルのものであり、スキンの種類もオリジナルのものより豊富である。基本ルールはほとんどが爆弾解除マップルール。
2003年~2005年まで稼動していたVer.1はWindows 2000ベースのシステムで稼動していたが、2005年8月にLinuxをベースにしたゲーム基板ナムコ・N2システムを採用したVer.2がナムコ直営店で順次展開開始。10月にはそれ以外の店でも稼動開始。以後追加マップやバグフィックス等も随時行なわれている。
Ver.1ではミッションモードが導入されていたが、Ver.2では削除され、純粋なカウンターストライクに近いゲームになっている。
武器バランスはCS Ver1.6に近いものになっているが、所謂ネタ武器を強化するなどしてバランスを整えている。特に公式HPにて初心者向け武器としてM3でなくXM1104。MP5だけでなくP90を推薦していることからもそれが伺える。
値段バランスも若干変わり、ネタ武器で有名であったXM1104は500$引き、G3SG/1は400$引き、Paraは脅威の1750$引き。バランスで有名であったGalilとAK-47が微増となっているが、何故かAWPは微減している。
流石に一般向けということで、流血表現は無くなっている。そしてテロリスト/カウンターテロリストという表現を改め、CSF/NEOという陣営になっている。CS、CS:Sでは悪のテロリスト(攻撃側)/正義のカウンターテロリスト(防御側)であったが、CSNEOでは正義のCSF(攻撃側)/悪のNEO(防御側)と入れ替わっている。
[編集] 関連リンク
- 公式サイト
- カウンターストライクNEO公式サイト
- CSスクール 初心者向けサイト
- negitaku.org カウンターストライク関連のニュースサイト
- All animations and all vidéos of Counter Strike In French
- Welcome to Steam
- CSwiki CS関連のウィキサイト