ウルトラマン80の登場怪獣
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ウルトラマン80の登場怪獣（ウルトラマンエイティのとうじょうかいじゅう）は、特撮テレビ番組『ウルトラマン80』に登場した架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 月の輪怪獣 クレッセント
第1話「ウルトラマン先生」に登場。
- 身長：56メートル
- 体重：4万トン
その名の通り、首のところに月の輪のような模様がある怪獣。地底怪獣の一種で、凄まじいスピードで地下を掘り進むことができる怪力を誇っている。また、地面の中でのスピードが大変速いことから、地上での動きも素早いだろうとUGMは分析していた。最大の武器は目から放つ放射能によく似た熱線で、その破壊力はかなりのものである。ウルトラマン80が最初に戦った怪獣で、自慢の怪力で80をピンチに追い込んだが、最期はサクシウム光線を受けて倒された。
- モデルは種別が表すとおりツキノワグマ。
[編集] 羽根怪獣 ギコギラー
第2話「先生の秘密」に登場。
- 身長：58メートル
- 体重：3万トン
宇宙を飛び回る凶暴な怪獣。突然地球に飛来し、UGMと戦った。初めはUGMの迎撃に恐れをなして、一度は月の裏側まで撤退したものの、その後力を蓄えて再度地球へと乗り込んできた。凄まじい突風を巻き起こす両翼が自慢の怪獣で、この羽ばたきで町を壊滅させてしまった。また、口から吐き出す強力な熱線も破壊力は抜群である。熱線と突風でUGMやウルトラマン80を苦戦させるが、最期は80のサクシウム光線の前に敗れ去った。
[編集] 硫酸怪獣 ホー
第3話「泣くな初恋怪獣」に登場。
- 身長：50メートル
- 体重：2万トン
人間の憎しみや悲しみによって誕生したマイナスエネルギーの霧が、失恋した真一の心と同調。真一のマイナスエネルギーを吸収して実体化した。常に悲しげな声で泣き、硫酸の涙を撒き散らして何でも溶かす。口から炎を吐く。真一の潜在意識を受けて、真一を振ったみどりの元へ向かう。その後は真一の心から離れ、真一が憎しみや嫉妬の感情を捨てても暴れ回る。サクシウム光線でも倒れなかったが、続けざまに放たれたバックルビームで消滅した。
[編集] だだっ子怪獣 ザンドリアス
第4話「大空より愛を込めて」に登場。
- 身長：48メートル
- 体重：1万9千トン
マザーザンドリアスの子供怪獣。親とケンカして、スネて地球に逃げてきた。空中をマッハ8のスピードで飛ぶ。人間で言えば中学生程度で、体は1人前だが、親に素直に甘えられない反抗期。マザーザンドリアスの説得も聞き入れなかったが、マザーザンドリアスが突如現れた80に攻撃されるのを見て、口から炎を吐き、マザーザンドリアスを助ける。その後、仲直りしたマザーザンドリアスと共に宇宙へ帰って行った。マザーザンドリアスとは特殊な音波で会話する。
[編集] 親怪獣 マザーザンドリアス
第4話「大空より愛を込めて」に登場。
- 身長：55メートル
- 体重：3万トン
ザンドリアスの母親。宇宙から子供のザンドリアスを追って地球にやって来た。目から光線を放ち、アメリカエリアの地球防衛軍を全滅させてしまった。仲違いして地球に逃げ込んだザンドリアスを説得して宇宙へ連れ帰ろうとするが上手くいかず困っていたが、突如現れた80の攻撃を受ける。これは80がザンドリアス親子を仲直りさせる為に行なった芝居で、親子は力を合わせて80を退ける。その後、親子は共に宇宙へ帰って行った。
[編集] 四次元宇宙人 バム星人
第5話「まぼろしの街」に登場。
- 身長：179センチメートル
- 体重：80キログラム
四次元世界に自分達の基地を建造していた宇宙人。終電に見せかけた四次元空間を行き来できる電車に人々を乗せ四次元都市に拉致し、そこで侵略基地の建造に従事させていた。催眠術を得意としている宇宙人で、これで多くの地球人を操り、地球を侵略するための怪獣メカギラスを完成させてしまった。また、侵入してきたUGMの矢的猛隊員を負傷させた。集団で活動する宇宙人で、各々が何らかの武器を所持している。但し、個々の戦闘能力は弱く、手負いだった矢的隊員にすら勝てず全員倒された。
[編集] 四次元ロボ獣 メカギラス
第5話「まぼろしの街」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：5万トン
バム星人が捕らえた人間を利用し作り上げたロボット怪獣。己の意思で四次元空間と人間たちの住む三次元空間を行き来でき、地球を攻撃し、攻撃されては逃げていた。武器は上アゴから無尽蔵に発射するミサイル。また、破壊光線も発射する。また、その前面はバリアで守られており正面からではサクシウム光線すら通じない。ただし、これは四次元空間だけの能力だけらしく、ウルトラマン80に三次元へと引きずり出され、サクシウム光線によって破壊された。
[編集] UFO怪獣 アブドラールス
第6話「星から来た少年」に登場。
- 身長：53メートル
- 体重：3万トン
世界各国を攻撃し壊滅の危機に陥れたUFOより舞い降りた怪獣。武器は目からの破壊光線。およそ感情というものが感じられない不気味な姿をした生命体。無感情で機械的かつグロテスクなその容姿は「ウルトラマン80の怪獣」を代表するようなデザインである。破壊光線と怪力でウルトラマン80を追い詰めた強豪。しかし復活したウルトラマン80の反撃に主導権を奪われ、サクシウム光線には耐えたものの、続けて撃たれたバックルビームをくらい倒れた。また、アブドラールスを派遣したUFOも逃亡しようとしたところをスパイラルビームで撃墜された。
[編集] 騒音怪獣 ノイズラー
第7話「東京サイレント作戦」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：4万トン
どこからともなく現われ、突如、東京に飛来した怪獣。音を食料とするという特徴を持つ。新幹線の走る音、ジェット機の飛ぶ音などの所謂、爆音を好んで食べる。なお、ノイズラーが近くにいると食べられた音は聞こえなくなる。ウルトラマン80のカラータイマーの音を嫌っており、聞くと忽ち戦意を失ってしまう。武器は目からの破壊光線。特に戦う気はなかったらしく、80に宇宙に連れ戻された。
[編集] 復活怪獣 タブラ
第8話「よみがえった伝説」に登場。
- 身長：57メートル
- 体重：3万9千トン
3000年ほど前に暴れ回り人間たちを食べたが、突如現われた光の巨人に倒され石倉山に封印された怪獣。石倉山の奥深くに来る人間を食べるなど、復活していた兆しはあったが地震による地割れで光を浴び、完全復活した。目的は人間を食べること。武器は目からの破壊光線。強靭な尻尾も武器になる。伝説に負けず劣らずの強さを誇り、ウルトラマン80を危機に陥れたが、サクシウム光線で倒された。
[編集] オイル怪獣 ガビシェール
第9話「エアポート危機一髪!」に登場。
- 身長：58メートル
- 体重：3万3000トン
地底を移動し各国の油田やコンビナートを襲撃しては、石油を枯渇させ破壊していた怪獣。地底潜伏時には体の菌糸で、地上に出たときは口でもある管を差込んで石油を飲み干す。満腹になると破壊衝動に目覚めてあらゆる物を破壊する。武器は管から発する高熱火炎、また管そのものも伸縮自在で最高で200メートルにもなる。これを伸ばし相手に巻き付けたり、絞め殺したりする。最期はウルトラショットで最大の武器である管を切断され、体に生えている残りの管もウルトラダブルアローで切断されて、戦意喪失のところにサクシウム光線を食らって絶命した。
[編集] 惑星調査員 アルマ
第10話「宇宙からの訪問者」に登場。
- 身長・体重：不明
出身地は別だが、ウルトラマン80の幼馴染である宇宙人。銀河共和同盟所属の惑星調査員である。彼女達惑星調査員は、訪れた惑星に棲息する生物の存在価値について綿密な調査を行い、その結果存在価値が低いと判断した場合、強制的に消滅させてしまうことができるという権限をもっている。矢的の教え子達は彼女を「先生の奥さん」だと誤解した。なお、彼女は中学生にテストで必ず100点が取れるという鉛筆をプレゼントしていた。宇宙生物ジャッキーをペットとして引き連れていたが、このジャッキーが後に象に食べられてしまい、怪獣ズルズラーへと変身してしまう。
- 演：遠藤真理子
[編集] 宇宙生物 ジャッキー
第10話「宇宙からの訪問者」に登場。
- 身長・体重：不明
元はアール星に棲んでいた生物を探索用に改造した改良品種。その姿は地球のサザエによく似ている。普段はウルトラマン80の幼馴染であり銀河共和同盟の惑星調査員でもあるアルマのペットである。探索用に改良された生物なので、探索をスムーズに行うべく、どんな生物とも一体化できる能力を持っている。だが、象に食べられてしまい、その上地球人のマイナスエネルギーを吸収してしまったため、怪獣ズルズラーになってしまった。その後、80の活躍でもとの姿に戻された。
[編集] 変形怪獣 ズルズラー
第10話「宇宙からの訪問者」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：4万トン
惑星調査員アルマのペットジャッキーを食べた象が、その後地球上のマイナスエネルギーを吸収して怪獣化した姿。そのため、容姿は象によく似ている。象が元になっている怪獣のため、怪力を誇り、鋭い牙や鼻が武器になるが、ウルトラマン80の手によって元の姿に戻された。
[編集] 毒ガス怪獣 メダン
第11話「恐怖のガスパニック」に登場。
- 身長：60メートル（最大時）
- 体重：2万8千トン（最大時）
毒ガス怪獣とあるように、ガスをエネルギー源にしている怪獣で、ガスを吸収し、代わりに一酸化炭素を吐き出して呼吸している。初めUGMの手によって一度は倒されるものの、いくら倒しても、細胞がわずかでも残っていれば、そこからガスを吸収して再び成長し、再生することができるという恐ろしい生命力を誇っているため、UGM の隊員が持ち帰った貝殻状の細胞から再生し、活動を再開した。一時は東京中のガスの供給がストップするほど荒らしまわった。食料がガスという性質上、体質は歩くガスタンクの為、攻撃することが大爆発を意味することから迂闊に攻撃できないのをいいことに有毒ガスを噴射して80を追い詰めた。だが、ウルトラマン80の足止めのおかげで完成したUGMの冷凍ビーム砲を喰らい凍結。最期はそのまま80に宇宙に運ばれ、サクシウム光線で爆破された。
[編集] ビブロス星人 ミリー
第12話「美しき転校生」に登場。
- 身長：152センチメートル
- 体重：42キログラム
全宇宙の征服を狙うビブロス星人達が、地球をその前衛基地のひとつとするため送り込んできた少女工作員。地球上では青山ミリーという少女の姿で活動している。ビブロス星から連れてきたマグマ怪獣ゴラを操り、ウルトラマン80を倒そうとした。80である矢的を暗殺するべく、彼のクラスに転校生として編入し、矢的に近づくも、同級生に好意を抱いてしまったため、最後にはビブロス星上層部に地球侵略の中止を要請した。
[編集] マグマ怪獣 ゴラ
第12話「美しき転校生」に登場。
- 身長：59メートル
- 体重：4万トン
ビブロス星人が地球を征服するために送り込んできた宇宙怪獣。卵の状態で地球に送り込まれ、浅田山の火口付近に潜伏した。その後孵化し、浅田山のマグマの熱エネルギーを吸収して急速な成長を遂げた。主な武器は強力な破壊光線で、手や鬣など、体のあらゆるところから発射することが可能。力もかなり強く、ウルトラマン80と互角の戦いを繰り広げたが、最期はバックルビームとサクシウム光線を受けて倒された。
[編集] 『ウルトラ超伝説』に登場したゴラ
てれびくんのグラビアと漫画で展開された『ウルトラ超伝説』では、グア軍団の侵略軍団長ジュダによって強化改造された改造ゴラが登場した（漫画版には未登場）。
[編集] ドクロ怪人 ゴルゴン星人
第13話「必殺! フォーメーション・ヤマト」に登場。
- 身長：2メートル（最大時）
- 体重：120キログラム（最大時）
再生怪獣サラマンドラの細胞の中にミクロ化して忍び込み、地球への侵入を図ったエイリアン。集団で行動する習性がある。体を無限に小さくすることができる種族であるため、どんな場所にでも侵入することが可能。また、変身能力も備えており、人間に化けることもできるが、ベータ線を受けると正体を現す。サラマンドラの肉体と一体化していたため、最期はサラマンドラと共に倒された。
[編集] 再生怪獣 サラマンドラ
第13話「必殺! フォーメーション・ヤマト」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：4万トン
地球侵略を狙うゴルゴン星人の手によって操られている宇宙怪獣。ミクロ化したゴルゴン星人達が、この怪獣の細胞と一体化している。一度はUGMの手によって倒されるものの、その後ゴルゴン星人達に細胞一片から再生させられた。武器は上顎からのロケット弾。口から摂氏1300度の火炎を吐き、頭や皮膚の固さは350度数。ただし、喉は例外でここが弱点になっている。最期は二度と再生できないように、ウルトラアイスポットで弱点の喉から焼却されて消滅した。
[編集] 『ウルトラマンメビウス』に登場したサラマンドラ
『ウルトラマンメビウス』第17話「誓いのフォーメーション」に登場。詳細はこちらを参照。
[編集] テレポート怪獣 ザルドン
第14話「テレポーテーション! パリから来た男」に登場。
- 身長：58メートル
- 体重：5万トン
頭の中で念じるだけで瞬時に好きな場所に移動するテレポーテーション能力の持ち主。食肉性の凶悪な怪獣で、目からテレポート光輪を放ち、食料となる人間に催眠術をかけて自分のテリトリーに連れ去っていた。以前はヨーロッパを荒らしていたが今度は日本に現れた。UGMヨーロッパエリア支部でザルドンの能力を分析していたイトウチーフにテレポート光線をかわされ、80のサクシウム光線により倒された。
[編集] 実験怪獣 ミュー
第15話「悪魔博士の実験室」に登場。
- 身長：31センチメートル～56メートル
- 体重：1.1キログラム～4万9千トン
宇宙の怪獣墓場でUGMのセラ広報員が発見した小怪獣。成長しても60センチほどにしかならない。母親とはぐれて宇宙を彷徨っていたらしい。大人しい性格で、城野隊員に懐き、城野隊員の子守唄で眠りにつく。しかし、生物を巨大化させて人間にとって有益な家畜にしようと考える中川博士に連れ出され、巨大化させられる。実験の副作用で暴れ出し、中川博士を殺してしまう。最後は80によって元の大きさに戻され、宇宙に返された。
[編集] テレパシー怪獣 デビロン
第16話「謎の宇宙物体スノーアート」に登場。
- 身長：2～57メートル
- 体重：110キログラム～4万7千トン
ルリヤ星人によってスノーアートに封印されていた怪獣。数々の星を滅ぼし、宇宙の悪魔と呼ばれている。スノーアートが弱点である赤外線を当てられた事で復活した。城野隊員に乗り移って巨大化。テレパシー能力で周囲の人間やUGM隊員を洗脳して操る。80に真空状態によるエアポケット現象で呼吸を止められ、苦しくなって城野隊員と分離。今度は80を乗っ取ろうとするが失敗、サクシウム光線で倒された。
[編集] 友好宇宙人 ルリヤ星人
第16話「謎の宇宙物体スノーアート」に登場。
- 身長：2メートル
- 体重：65キログラム
馬の首星雲に母星があるといわれている善良な宇宙人。高度な科学力を誇っている。「宇宙の悪魔」と呼ばれて恐れられている怪獣デビロンをスノーアートに封印して遥か宇宙の彼方に追放した。
[編集] タコ怪獣 ダロン
第17話「魔の怪獣島へ飛べ!!（前編）」、第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!（後編）」に登場。
- 身長：53メートル
- 体重：4万8千トン
潮風島の近海に住むタコのような怪獣。何十本もある触手で敵を締め付けて殺す。陸上でも活動する事が出来る。ギマイラに操られており、ラブラスやギマイラと共に80を襲うが、ギマイラの咆哮に打ち克ち正気を取り戻したラブラス（＝イトウチーフ）のハサミを首に受け、80のウルトラレイランスで止めを刺された。
[編集] 人間怪獣 ラブラス
第17話「魔の怪獣島へ飛べ!!（前編）」、第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!（後編）」に登場。
- 身長：55メートル
- 体重：3万8千トン
UGMのイトウチーフがギマイラの怪獣化光線を受けて怪獣にされた姿。死なないと人間の姿に戻れない。ギマイラの咆哮により操られ、左腕のハサミを使ってダロンと共に80と戦うが、すんでのところでギマイラの洗脳に打ち克ち、正気を取り戻してダロンと戦い、80を勝利に導く。80がギマイラに苦戦している時、80を庇って殺されてしまった。その後、死んだイトウチーフは宇宙人・星沢子の命を与えられ生き返った。
- 着ぐるみはサラマンドラの改造。
[編集] 吸血怪獣 ギマイラ
第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!（後編）」に登場。
- 身長：59メートル
- 体重：5万2千トン
潮風島を支配する宇宙怪獣。20年前に星沢子一家が乗った宇宙船を襲撃、そのまま潮風島に降り立った。人間の思考能力を麻痺させる霧を吐き、長い触手を伸ばして人々の生き血を吸って力を溜めていた。人間を怪獣化させる光線を放ち、イトウチーフを怪獣ラブラスにしてしまった。イトウチーフの以前にも星沢子の父親を怪獣にしている。咆哮で怪獣を操る事ができる。怪獣2体を従えるだけあって80を追い詰めるが、ラブラス（＝イトウチーフ）の援護を受けた80のムーンサルトキックで倒された。
[編集] 惑星怪獣 ガウス
第19話「はぐれ星爆破命令」に登場。
- 身長：57メートル
- 体重：3万トン
平和なガウス星に住む大人しい生物だったが、地球に接近する隕石を核ミサイルで破壊するローズ・プロジェクトによってガウス星が消滅した際、放射能を浴びて怪獣化した。最初は謎の黒雲として地球に襲来。通常兵器を全く受け付けず、逆に熱光線で地球防衛軍を撃退した。その後、実体化し、両目から発射する熱光線や毒ガス攻撃で80を攻撃する。最後は80のテレポーテーションでガウス星に気象条件がよく似た星に連れて行かれ、その星を第2の故郷として平和に暮しているらしい。
[編集] コブ怪獣 オコリンボール
第20話「襲来!! 吸血ボール軍団」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：2万トン
元は宇宙を漂う無数の吸血ボール。宇宙艇ムーンセレナーデ号を襲撃し、その後、地球に侵入。人間の首に取り付き、2本の触手で心臓と脳に食い込み養分を吸収していく。吸血ボールは人間の養分を吸っては分裂し巨大化していく。そして指令を送るリーダーボールに吸血ボールが合体し、怪獣オコリンボールとなった。熱光線を撃ち、子分ボールを飛ばす。80の攻撃を受けても、リーダーボールがダメージを受けない限り効果が無い。熱線型ウルトラアイスポットを受けるが、子分ボールを全て切り離す事で凌いだ。子分ボールを全て失ったリーダーボールは宇宙に逃げようとするが、追ってきた80の熱線型ウルトラアイスポットを浴びて消滅した。
[編集] 残酷怪獣 ガモス
第21話「永遠に輝け!! 宇宙Gメン85」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：3万トン
宇宙Gメンの指名手配犯ナンバー2の凶悪怪獣。20年前にザッカルの妻と息子を殺した。種別が表すとおり、非常に残酷で誰だろうと容赦なく殺害する。宇宙各地で破壊と殺戮の限りを行い、ついに地球にも密かに潜入。各地で殺人行為を行っていた。地下を高速で移動する。武器は口からあらゆる生物を溶かす溶解液、目から怪光線、背中から爆発するトゲを飛ばす等、まさに破壊と殺戮の限りを尽くすために生まれた怪獣。また、その悪行に恥じぬ屈強な怪獣でもあり、妻と息子の復讐に燃えるザッカルを返り討ちにし、ウルトラマン80も危機に陥れたが、ザッカルはガモスの弱点が高周波である事を教え、80にウルトラ高周波を浴びせられ、弱ったところをバックルビームを受けて消滅した。
[編集] L85星人 ザッカル
第21話「永遠に輝け!! 宇宙Gメン85」に登場。
- 身長：2～48メートル
- 体重：100キログラム～2万トン
平和を愛するアンドロメダ系・L85星の宇宙人。宇宙怪獣専門の捜査官・宇宙Gメンであり、今までに四百体の怪獣を逮捕している。20年前に妻と息子を殺したガモスを追って宇宙を旅していた。テレパシーで相手の脳波を攻撃する他、木を使った剣術でも猛と互角の腕前を持つ。後2日で宇宙Gメンを退職しなければならない為、その前にガモスを倒そうとなりふり構わず行動する。命をかけた最後の手段として猿人のような怪獣形態に巨大化、ガモスと戦うが力及ばず、返り討ちにあう。最後は80にガモスの弱点が高周波である事を教え、ガモスを倒した80に感謝の言葉を残して息絶えた。その後、80はザッカルを宇宙葬とした。
[編集] 古代怪獣 ゴモラII
第22話「惑星が並ぶ日何かが起こる」に登場。
※詳細はゴモラ (ウルトラ怪獣)の項目を参照。
[編集] 女王 イーナス
第22話「惑星が並ぶ日何かが起こる」に登場。
- 身長：168センチメートル
- 体重：48キログラム
地底王国を支配する女王。相手の心を読んだり、未来を予見する。惑星直列によって起こる天変地異によって地底世界が壊滅すると予知し、地上に移住しようと計画した。
- 演：加山麗子
[編集] 地底人
第22話「惑星が並ぶ日何かが起こる」に登場。
- 身長・体重：不明
氷河期に寒さから身を守る為に地下へ潜った古代人の子孫。暗闇でしか生活できないので、太陽光線を遮る人工衛星を打ち上げ、地球を暗黒の世界にしようとした。一時はUGMとの話し合いに応じる姿勢を見せるが、地底人を敵視した地球防衛軍の攻撃とゴモラIIの破壊により、地底の奥底へと逃れていった。
[編集] アメーバ怪獣 アメーザ
第23話「SOS!! 宇宙アメーバの大侵略」に登場。
- 身長：50メートル（最大時）
- 体重：1万8千トン（最大時）
T28星雲アメーザ星の宇宙アメーバが宇宙探査船スペース7号に紛れ込み、乗組員の体を食らって増殖し、スペース7号の爆発エネルギーで異常成長した怪獣。巨大隕石上で80と戦う。体をバラバラにされても細胞の一部から再生し、有毒ガスや光線で80を苦しめるが、最期はサクシウム光線で消滅した。
[編集] 友好宇宙人 ファンタス星人
第24話「裏切ったアンドロイドの星」に登場。
- 身長：2メートル
- 体重：180キログラム
地球に銀河大連邦への加盟を呼びかけ、宇宙にユートピアを築こうともちかける平和的な宇宙人。しかし、その正体はファンタス星人が作り出したアンドロイドで、反乱を起こして本物のファンタス星人を滅ぼしていた。生物、特に人間と言う動物を軽蔑し、これからはアンドロイドが宇宙を支配すると考えていた。猛を小型カメラで監視し、抹殺部隊を送るが返り討ちにあってしまい、UGMにも正体がバレてしまう。最後はロボフォーを操縦し80と戦うが敗北する。
[編集] 戦闘円盤 ロボフォー
第24話「裏切ったアンドロイドの星」に登場。
- 全長：40メートル
- 体重：9万トン
ファンタス星人（アンドロイド）が作り上げたロボット円盤。移動形態から戦闘形態に変形する。相手の戦闘機を操縦不能にし、各種光線やロケット弾で地球防衛軍の戦車部隊やUGMを圧倒した。80との戦いでもリング状の光線で動きを止めて苦しめたが、80の光線を次々に受け、最後はバックルビームを受けて墜落、爆発した。
[編集] 変身怪獣 アルゴン
第25話「美しきチャレンジャー」に登場。
- 身長：2～55メートル
- 体重：90キログラム～3万トン
謎の宇宙人が送り込んだ宇宙怪獣。改造されているせいか、知能はかなり高い。2機の宇宙船で UGM基地を攻撃するが、フォーメーション・ヤマトにより1機は撃墜された。しかし、撃墜を装って、リュウと言う地球人に変身してUGM内部に潜入する。事前に綿密な調査をしていて、エイリアン反応が出ないように肉体の組織を改造していた。特殊な電波でもう1機の宇宙船に情報を送る。偽情報を流してUGMの戦力を分散させる事に成功。怪獣の姿に戻り、口からの光線でUGM基地を攻撃する。しかし80のハンドアップ光線で倒され、残った宇宙船も80のイエローZレイで撃墜された。
- 着ぐるみはラブラスの改造。
[編集] 異次元人 アクゾーン
第26話「タイムトンネルの影武者たち」に登場。
- 身長：2メートル
- 体重：70キログラム
異次元世界「黄泉の国」の征服を企む種族。メビーズという首領の下、科学者や多数の戦闘員によって構成されている。メタモルシステムを使って「黄泉の国」の人間の魂を吸い取っていた。怪獣ゲラを操り、三次元世界も侵略しようとするが、ゲラの三次元世界への派遣は黄泉の国の舞姫の妨害で失敗。戦闘員は猛と城野隊員に倒され、残ったメビーズも戦闘機で逃げようとしたところを80にウルトラショットで撃墜された。
[編集] 巨大化怪獣 ゲラ
第26話「タイムトンネルの影武者たち」に登場。
- 身長：30センチメートル～60メートル
- 体重：40キログラム～2万トン
普段は小型だが、メタモルシステムによって巨大化する。アクゾーンの三次元世界侵略の切り札。口から30万度の炎を吐く。舞姫の妨害で三次元世界に送られず、「黄泉の国」で80と戦うが、フラフープ光線を受けて消滅した。
[編集] 泡星人 アルゴ星人
第27話「白い悪魔の恐怖」に登場。
- 身長：2～45メートル
- 体重：59キログラム～6万トン
100万年以上昔にブラックホールと化したアルゴ星の生き残りの末裔だとされている。それ以降、炭酸ガスを求め、宇宙をさまよい続けたため、性格もすさんでしまったという。他の生物の頭脳を求めてさすらっている宇宙人で、これにより、自身は更なる高等生命体へと進化することができるという。そのため、体から特殊な泡を吹き出して、若い地球人達を襲撃していた。また、地球上では、襲撃した人間に憑依して活動している。多彩な能力を持つ宇宙人で、戦闘能力は高く、背中からは弾幕、目から怪光線、口からは泡を吐き出し、80を襲った。光には大変弱い種族で、80が発した強烈な閃光を受けてひるんだ隙に、サクシウム光線を打ち込まれて死亡した。彼らが炭酸ガスを求めて彷徨っていると語ったことは、自分達の目的を隠すための虚言であった可能性が高い。
[編集] 渡り鳥怪獣 バル
第28話「渡り鳥怪獣の子守唄」に登場。
- 身長：47メートル
- 体重：2万8千トン
10年に一度、群れを成して宇宙を渡る宇宙渡り鳥。性格は大人しく、卵から孵って最初に見たものを親と思って懐く。この習性によって卵から孵ったバルは猛を親だと思い込み、猛の真似をするようになる。UGMによって保護されるが、天敵ザキラが襲来。ザキラの攻撃から80 = 猛を守ろうと戦うが、力及ばず噛み殺されてしまった。
[編集] スペースジョーズ ザキラ
第28話「渡り鳥怪獣の子守唄」に登場。
- 身長：50メートル
- 体重：2万トン
肉食で、バルを常食としている凶暴な宇宙怪獣。バルを食べれば食べるほどパワーアップする。宇宙空間において、数多くのバルを捕食したために、80をも遥かに上回るパワーを発揮し、一度は撃退することに成功した。武器として目から強力な赤い光線を放ち、80をピンチに追いやった。その後、80（ = 猛）を助けようとした赤ちゃんバルも噛み殺してしまう。しかし、怒りに燃える80の猛反撃を受け、サクシウム光線で倒された。
[編集] 渓谷怪獣 キャッシー
第29話「怪獣帝王の怒り」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：3万トン
秘境・鬼矢谷（きやだに）に潜み、300年に一度目を覚ます伝説の怪獣。『帰ってきたウルトラマン』のゴーストロンと類似種であるということが劇中で語られている。だが、その能力、凶暴性共にゴーストロンを遥かに上回るものとなっていた。肉食で炎を吐いて暴れるが、本来は大人しい怪獣。だが、1日に1000キログラムの肉を食べるとされている。また空腹になると、火炎の代わりに黒煙を吐き出す。空腹に耐えかねて、鬼矢谷に住む人間を捕食しようとして、80と対決。最後は80に人間は誰も知らない場所に連れて行かれ、そこで再び長い眠りについた。
[編集] 変身宇宙人 ザタン星人
第30話「砂漠に消えた友人」に登場。
- 身長：2メートル
- 体重：90キログラム
悪魔の星ザタン星の出身で、これまでにも多くの星を侵略してきた悪質な宇宙人。2体が出現して、砂漠でセラ隊員の先輩ら2名を殺害し、彼らの姿に変身してUGM基地内に侵入を試みるも、細胞だけの生物で骨格がないため、監視カメラが撮影した透視写真によって、宇宙人であることがばれてしまった。基地に侵入した目的は、シルバーガルの破壊。科学力が発達した宇宙人で、ロボット怪獣ザタンシルバーを作り上げ、地球を征服しようと目論んだが、最期は先輩を殺害されて逆上したセラ隊員の手により射殺されてしまった。護身用のため、特殊な電磁バリヤで身を包んでいるなど、狡猾かつ用心深い一面も見受けられる。
[編集] 侵略怪獣 ザタンシルバー
第30話「砂漠に消えた友人」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：4万トン
数多くの平和な星を侵略してきたザタン星人達によって操られている怪獣。一見、怪獣だがその正体はロボットである。地球よりも遥かに進んだザタン星の科学力を駆使して作り上げられた兵器怪獣である。ザタン星人が絶命する前に発した指令により、宇宙観測センターを破壊しようとした。武器は口から吐き出す粘液状の白い糸。シルバーと名前にあるように、肌の色は銀色で、金属によく似ており、ほとんどの攻撃をはじき返してしまう強度を誇る。だが、外殻が硬い分だけ内部は大変脆く、ウルトラマン80が一点を集中して攻撃した際に外殻が一部破損して内部のメカが露出してしまい、そこへフリージングレーザーを撃たれ内部のメカが凍結し活動停止。最期は内部のメカへタイマーショットを受け破壊される。
[編集] 植物もどき怪獣 ゾラ
第31話「怪獣の種飛んだ」に登場。
- 身長：ゼロ～60メートル（最大時）
- 体重：ゼロ～3万トン（最大時）
植物の種に化け地球に侵入した怪獣。マリコという少女の花畑で育てられ、ライザーガンのエネルギーで怪獣化。その風貌からは植物に見えるが、自由に動き回れ、四肢も存在する。動物と同じく酸素を吸収し二酸化炭素を放出する。しかし、吸収量も放出量も尋常でないため、ゾラの周りの生物は全て息絶える。武器は毒花粉と、植物もどきと言われる所以であるツタ。見た目とは裏腹に怪力を誇り、飛び蹴りを放つなど身軽でもある。ウルトラマン80をツタで捕らえ毒花粉を浴びせ危機に陥れるが、ウルトラショットでツタを切断された後、サクシウム光線で倒された。
[編集] スクラップ幽霊船 バラックシップ
第32話「暗黒の海のモンスターシップ」に登場。
- 全長：120メートル
- 体重：4万トン
マゼラン海峡付近で沈没した大型貨物船クイーンズ号が、搭載されていたコンピュータの力によって自己再生を遂げ、復活したもの。次々と付近を航行する船舶を取り込んでいき、最終的には氷山にぶつかってもびくともしない強度を獲得することができた。以前にプログラミングされていた通り、アメリカの沿岸から東京湾を目指して移動を開始した。武器は強力なロケット砲。また、船内に侵入した人間を、コードでまきつけて捕らえてしまう。ウルトラマン80と対決し、強力なロケット砲台の数々で80を苦しめたが、最期はサクシウム光線で完全に破壊された。
[編集] 工作怪獣 ガゼラ
第33話「少年が作ってしまった怪獣」に登場。
- 身長：50メートル
- 体重：2万3千トン
健一少年が作ったオモチャの怪獣に怪獣の魂が入り込み、本物の怪獣になった。健一はオモチャの怪獣に父のライターを埋め込み、隣の病室の女性が壊したラジオの増幅器を胸にはめ込んでいた。怪獣化した後も健一の設定通りの能力を持ち、口から炎を吐き、胸にある増幅器で敵の攻撃を二倍にして跳ね返す。オモチャっぽい外見に似合わぬ強敵で、サクシウム光線も吸収し80を圧倒するが、健一から胸の増幅器が外れやすい事を知らされた80はムーンサルトキックで増幅器を外し、ガゼラから離れた怪獣の魂をウルトラショットで消し去った。
[編集] 巨大怪魚 アンゴーラス（親・子）
第34話「ヘンテコリンな魚を釣ったぞ!」に登場。
- 身長：60メートル（親）
- 体重：1万トン（親）
深海2万メートルに住む魚の怪獣の親子。親アンゴーラスの頭部には捨てられた釣り糸が無数に絡んでいて痛々しい。子供は最初は50センチメートル程の小さな魚だったが、人間に釣られた後は急速に成長。親のアンゴーラスをシグマ電波で呼ぶ。親アンゴーラスは子供を求めて暴れ回り、津波を起こしてUGMや80を苦しめたが、子供を返すと深海に戻っていった。
[編集] 三つ首怪獣 ファイヤードラコ
第35話「99年目の竜神祭」に登場。
- 身長：80メートル
- 体重：3万トン
昔、やまなみ村一帯を荒らしまわっていた赤・青・白の三色の首を持つ怪獣。村には「妖怪三つ首竜」として伝説が伝わっていた。100年前、やまなみ村の村長が酒で酔い潰して首の付け根を切り裂くと、竜玉が転げ落ち、三つの首はバラバラになって山奥に逃げ去った。その後、竜玉は神社に治められ、100年経つと竜玉が曇り、三つ首竜が蘇ると言われている。その為、99年目に神社から出され、竜玉が曇らないよう磨かれる事となった。三つ首竜のうち、赤い竜は火吹き男として、青い竜は怪力石頭男として、大道芸人に紛れて神社の祭りに参加。残る白い竜は光男と言う少年に化けて、既に神主の家に入り込んでいた。光男が竜玉を神社から盗んだ事で3人は合体、復活した。炎を吐いて暴れるが、人間に情を感じた白い竜（光男）が反抗。その隙を突かれ、赤と青の竜は80のサクシウム光線で倒された。生き残った光男は何も言わず、村を去っていった。
[編集] 昆虫怪獣 グワガンダ
第36話「がんばれ! クワガタ越冬隊」に登場。
- 身長：50メートル
- 体重：3万トン
飼っていたクワガタをガキ大将の過失で死なされてしまった小学生アッちゃんの怒りが生んだ怪獣。武器は頭部と4本の腕にあるハサミ。何度倒されてもすぐに起き上がる不屈の精神の持ち主。ガキ大将がアッちゃんに謝り、アッちゃんの怒りが解けると元のクワガタに戻り、土の中に帰っていった。
[編集] 宇宙忍者 バルタン星人（5代目）
第37話「恐れていたバルタン星人の動物園作戦」に登場。
※詳細はバルタン星人の項目を参照。
[編集] 心霊怪獣 ゴースドン
第38話「大空にひびけウルトラの父の声」に登場。
- 身長：50メートル
- 体重：1万8千トン
黒雲の中に隠れていた怪獣の悪霊が、凧に描かれていた怪獣の絵に乗り移って実体化した。武器は両腕の分銅と、角からの怪光線。元が凧である為か身軽な動きをし、背中のひれで起こす突風で80を苦しめるが、ウルトラの父に励まされた80のウルトラオーラで消滅した。
[編集] 怪獣少年 テツオン
第39話「ボクは怪獣だーい」に登場。
- 身長：170センチメートル
- 体重：100キログラム
宇宙植物の種を飲み込んだテツオ少年が怪獣化したもの。超能力が使え、野球をすれば毎打席ホームラン、勉強もスラスラ出来る天才怪獣。商店街の新春仮装大会に怪獣の着ぐるみとして参加、見事に優勝する。甘いものが大好きで、ケーキと引き換えに皆の宿題を片付けたり、浪人生の家庭教師を請けおったりした。最初は人間の姿に戻る事を拒否していたが、あまりに優秀すぎる為に友人達から疎まれるようになってしまい、人間の姿に戻りたいと願った。ミクロ化した80がテツオンの体内の宇宙植物を倒すと人間の姿に戻った。
- 声：高橋和枝
[編集] 宇宙植物
第39話「ボクは怪獣だーい」に登場。
- 身長・体重：不明
テツオ少年を怪獣テツオンに変えてしまった怪生物。ミクロ化した80がテツオンの体内に入り、サクシウム光線2連発で消滅させた。
[編集] すもう怪獣 ジヒビキラン
第40話「山からすもう小僧がやってきた」に登場。
- 身長：1.5～54メートル
- 体重：30キログラム～3万トン
足柄山に棲むと言われる相撲の神様、すもう小僧が怪獣に変身した姿。金太郎のような姿をしているすもう小僧はいつもはグーグー寝てばかりいるが、目を覚ますと相撲をとってくれる子供達の人気者。相撲さえとっていればいつもご機嫌だが、一度怒ると手の付けられない凶暴な怪獣ジヒビキランに変身してしまうと言われている。百番相撲をとると満足して、その後は10年でも20年でも寝てしまうらしい。オオヤマキャップの話によると、昔々、相撲好きな木こりの息子がいて、村祭りの相撲大会に飛び入りしては賞品を独り占めしていた為、村人達に疎まれて谷底に突き落とされ怪獣（ = 人外の者）になったという。久しぶりに目を覚まして、相撲部やUGMを軽く投げ飛ばしてしまう。しかし、泥棒2人組に騙されて金儲けに利用されてしまう。泥棒に入った家の塀の電流に怒ってジヒビキランに変身。80と相撲をとり敗北。百番相撲をとった事で満足して、すもう小僧の姿に戻って足柄山へと帰って行った。
[編集] ゼロ戦怪鳥 バレバドン
第41話「君はゼロ戦怪鳥を見たくないかい?」に登場。
- 体長：60メートル
- 体重：1万6千トン
5、60年に一度、地球の大鳥渓谷にやって来る宇宙渡り鳥。宇宙での旅で腹をすかしている為、何でも食べてしまう。特に人間の子供が好物らしい。斉藤少年のラジコンの零戦を飲み込んでしまった為、斉藤少年のリモコン操縦機の通りに動く。零戦を吐き出した後は斉藤少年を振り落とそうとするが、斉藤少年は80に保護され、バレバドンは慌てて宇宙へと去っていった。
[編集] ムチ腕怪獣 ズラスイマー
第42話「さすが! 観音さまは強かった!」に登場。
- 身長：56メートル
- 体重：4万トン
栃木県宇都宮市大谷町の平和観音像の下に封印されていた怪獣。大泥棒マサゴエモンの千両箱を狙うコソ泥2人がダイナマイトで観音像を倒してしまった為に復活。火山に埋まっていたので熱に強く、左腕のムチで80を苦しめる。しかし、大谷石の硬さには敵わず、落ちてきた石で足や頭を痛め、建物を破壊しようにも、硬すぎて逆に腕を痛めてしまった。UGMの近代兵器も80も敵わない強敵だったが、観音像の後光によって花畑に変えられ、再び封印された。
- デザインは視聴者から一般公募された。
[編集] 侵略星人 ガルタン大王
第43話「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」に登場。
- 身長：2～60メートル
- 体重：120キログラム～3万2千トン
かつて全宇宙制覇に邪魔なウルトラの星を壊滅させようとしたが、その戦いのさなか王子を失ったため、復讐心と怒りに燃えて宇宙を荒らしまわっている。数百万人とも言われているガラガラ星人部隊を指揮し、全宇宙征服のため、各地に前衛基地をいくつも建造している。切れ味の鋭い長剣・青竜刀が武器。また、剣を大地に刺すことにより地を這うエネルギー光線を放つことができる。ウルトラの星への復讐のため、手始めにウルトラマン80を血祭りに上げようとするが、青竜刀をウルトラダブルアローで折られ、自身も80のサクシウム光線の前に敗れ去る。
[編集] 遊牧星人 ガラガラ星人
第43話「ウルトラの星から飛んで来た女戦士」に登場。
- 身長：1.8～2メートル
- 体重：100キログラム
ウルトラの星を侵略しようとした、ガルタン大王の配下。もともとは宇宙の遊牧民らしいが、個々の力は大変弱いため、自ら大王の支配下に入ったという。そして大王とともに、全宇宙の制覇を夢見ている。集団行動を重視する宇宙人で、短剣や槍などで武装している。また、人間にも変身できる。
[編集] 妄想ウルトラセブン
第44話「激ファイト! 80VSウルトラセブン」に登場。
- 身長：40メートル
- 体重：3万5千トン
暴走族に撥ねられた少年の怒りが、少年の持っていたウルトラセブンの人形に宿り巨大化。暴走族に復讐を果たすため暴れまわった。サッカー好きの少年の心を受け継いでいるためか、キック技が得意。また、本物のセブンのようにエメリウム光線を発射する事ができる。不気味な声を発し、ウルトラマン80とも激闘を繰り広げたが、最後は80の説得により少年の怒りがおさまり、元の人形に戻った。
ちなみに80は同じウルトラマンでありながら、この妄想セブンを本物のセブンだと思い込んでいた。この時点で本物のセブンは、『ウルトラマンレオ』に登場した円盤生物シルバーブルーメにMACステーションごと丸呑みにされて以来行方不明となっているが、80が妄想セブンの登場に驚いた描写はない。そのため長年セブンの生死が曖昧な形で扱われてきたが(平成ウルトラセブンの場合、時代背景が不明確である)、ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟における設定ではセブンはMACステーションからウルトラの母によって救出されたと言う設定が存在している。この為、80が本物と思ってもおかしくは無い。
- 当時の児童誌や怪獣図鑑では、ストーリーの内容から「怨念セブン」とも表記されていた。
[編集] 宇宙忍者 バルタン星人（6代目）
第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」に登場。
※詳細はバルタン星人の項目を参照。
[編集] 壺の精 マアジン
第46話「恐れていたレッドキングの復活宣言」に登場。
- 身長・体重：自由自在
子供達の拾った壷の中から出てきた壷の精。綺麗好きで、どんな願いでも叶えてくれる大魔法使いだが、性格はちょっと抜けているところがある。必ず語尾に「～ガスよ」と付ける。魔法の壺から出す時の呪文は「アカサタナンナン マミムメモン」。子供達の「本物そっくりに動く怪獣のオモチャが欲しい」と言う願いを受けるが疲れていた為、間違って本物の怪獣を出してしまう。子供達が取り合ったはずみで魔法の壺は壊れてしまい、二度と現れる事が出来なくなったが、最後のプレゼントとして雪を降らせる。
- 演：横山あきお
[編集] どくろ怪獣 レッドキング（3代目）
第46話「恐れていたレッドキングの復活宣言」に登場。
※詳細はレッドキングの項目を参照。
[編集] 紫外線怪獣 グロブスク
第47話「魔のグローブ 落しものにご用心!!」に登場。
- 身長：58メートル（最大時）
- 体重：2万8千トン（最大時）
野球好きの少年が捨てたグローブに宇宙怪獣が同化した。紫外線をエネルギー源とするので、昼間しか活動できない。赤外線を嫌い、星涼子が発した赤外線光線プリンセスレイの刺激を受けて巨大化。太陽光線の無い所では姿は見えないが、猛のウルトラアイにより姿を暴かれる。上下逆さまでも戦え、目から紫外線光線を撃つ。体を80の攻撃がすり抜けるように変化させるが、再び涼子のプリンセスレイを受け、80の赤外線光線ガッツパワー光線を受け消滅。最後は元のグローブに戻った。
[編集] マラソン怪獣 イダテンラン
第48話「死神山のスピードランナー」に登場。
- 身長：52メートル
- 体重：2万トン
死神山に棲むと言われる足の神様、マラソン小僧が怪獣に変身した姿。村人達は山芋や大根を供えて崇めている。そのお礼にマラソン小僧は年に一度村を走り抜け、その姿を見ると病気等は吹き飛んでしまうらしい。普段は大人しいが、一度怒ると手の付けられない大怪獣イダテンランに変身すると言われている。速い奴と一緒に走るのが好きで、中学校対抗マラソン大会を見に街に降りてきた。星雲中学校の校長に騙されて、学校の名声に利用されてしまう。昔、山犬に足首を噛まれた事があって犬が苦手で、星雲中学校の校長が放った犬に驚いてイダテンランに変身。口から風速60メートルの突風を吐き、走る際の衝撃波で攻撃するが、80のリングリング光線でマラソン小僧の姿に戻り、死神山に帰って行った。
[編集] 合体怪獣 プラズマ
第49話「80最大のピンチ! 変身! 女ウルトラマン」に登場。
- 身長：60メートル
- 体重：3万トン
奥多摩の仁王山に潜伏していた怪獣。夜12時に怪電波を東京14ヶ所に発信、怪獣が全部で14体いるように思わせてUGMを撹乱させようとする。怪気流や崖崩れを起こしてUGMの調査を妨害する一方、UGMの威嚇攻撃を受けてもじっと地底に潜み、自分の位置をさとらせないようにする等、相当高い知能を持っている。しかし、ツトム少年のラジオが発する電波に反応して出現。仲間であるマイナズマを呼び寄せる。角からプラス電撃光線を発し、マイナズマと合体する事で何倍もの力を引き出す。マイナズマとのタッグ攻撃で80を苦しめるが、80とユリアンの合体技ダブルパワーによって倒された。
[編集] 合体怪獣 マイナズマ
第49話「80最大のピンチ! 変身! 女ウルトラマン」に登場。
- 身長：58メートル
- 体重：4万トン
プラズマの弟分的な怪獣で、プラズマが発する1520キロヘルツの電波に呼び寄せられ出現。尻尾で猛に重傷を負わせる。角からマイナス電撃光線を発し、プラズマと合体。サクシウム光線、バックルビームにもビクともしなかったが、80とユリアンの合体技ダブルパワーによって倒された。
[編集] 冷凍怪獣 マーゴドン
第50話「あっ! キリンも象も氷になった!!」に登場。
- 身長：70メートル
- 体重：3万3千トン
惑星全体の熱を吸収して、氷の星にしてしまうという恐ろしい宇宙怪獣。見た目は白毛のマンモス。地球を狙う以前にも、この怪獣は熱のある惑星に侵入しては、その熱エネルギーを奪い取り、氷付けにしてきた。最大の武器は全身から放つ冷凍液。最期は、冷凍液をUGMに逆利用され凍結。そこにジャイアントボールを受け粉砕された。ウルトラマン80とは戦っていない。
