イスラム教国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
教義と信仰 |
指導者 |
ムハンマド |
法と規範 |
歴史的展開と潮流 |
さらに詳しく知る |
イスラム教国とは、イスラム教に関連が深い国のことであるが、イスラーム法に立脚する国家である場合はイスラム国家と呼ばれることが多い。現代の多くの「イスラム教国」は世俗的な近代国家をめざしており、「イスラム国家」はむしろ危険な考えとして政権により排斥される場合が少なくない。
「イスラム教国」は、場合によって指し示す内容に違いがあって、おおむね以下の3つの概念にまとめることができる。
- 国教がイスラム教である国、シャリーア(イスラーム法)を法として実際に運用している国。この場合は、イスラム国家とほぼ同義である。この定義ではトルコのような、人口の99%がイスラム教徒であっても世俗主義を標榜する国家は入らない。
- イスラム教徒が人口の比較的多数を占め、国家の指導的立場、ヘゲモニーをイスラム教徒が握る国。ほぼすべてがイスラム諸国会議機構(OIC)に加わっている。「ムスリム国家」とほぼ同義であり、「キリスト教国」「仏教国」などの言葉に対応する。
- このほかイスラム教徒が少数であっても、「イスラム教国」としてイスラム諸国会議機構に加盟している国は少なくない。例えば、レバノンはイスラム諸国会議機構に加盟しているが、同国の宗教的最大多数派はマロン派キリスト教徒である。
世界のイスラム教国(信者数上位10カ国)
この「イスラム教国」は、イスラームに関連した書きかけ項目です。 記事を加筆・訂正してくださる協力者を求めています。 |