あすなろ号 (高速バス)
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あすなろ号( - ごう)は、青森県青森市と岩手県盛岡市を結ぶ高速バスである。
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[編集] 運行会社
[編集] 運行経路
- ○:乗車専用、●:降車専用、◎:乗降とも可能、|:通過、∥:他経路経由、休:休憩
停留所名 | 盛岡行 | 青森行 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|
青森駅(JRバス10番のりば) | ○ | ● | 青森県 | 青森市 | |
新町一丁目 | | | ∥ | |||
県庁通り | | | | | |||
新町二丁目 | ○ | ● | |||
柳町通り | ○ | ● | |||
青森中央大橋 | | | | | |||
青森大野 | ○ | ● | |||
青森中央IC(青森道) | | | | | |||
青森IC(東北道) | | | | | |||
羽黒平 | ◎ | ◎ | |||
牡丹平 | ◎ | ◎ | 黒石市 | ||
東北大鰐 | | | | | 大鰐町 | ||
碇ヶ関(碇ヶ関IC、東北道) | ◎ | ◎ | 平川市 | ||
小坂(小坂高校前) | ◎ | ◎ | 秋田県 | 小坂町 | |
花輪(花輪SA、東北道) | ◎(休) | ◎(休) | 鹿角市 | ||
安代JCT(東北道) | | | | | 岩手県 | 八幡平市 | |
盛岡IC(東北道) | | | | | 盛岡市 | ||
前潟 | | | | | |||
中川町 | | | | | |||
盛岡駅西口(2番のりば) | ● | ○ |
[編集] 歴史
東北新幹線上野開業と共に運行を開始したヨーデル号が好調だったため新たな路線として運行を開始することになった。それにあたりヨーデル号に参入できなかった秋北バスを加えた5社体制とし、ヨーデル号運行開始時に見送られた「小坂」停留所を設置した。しかし盛岡~青森間には特急はつかりが運転されていたため、身内のJR東日本バス(現JRバス東北)が参入していたのにもかかわらずJR側は駅前ロータリーへの乗り入れを認めず、駅前ロータリー向かいのバス停発着となった。
運行開始当初は8往復での運行であった。その後、小坂ICの設置に伴い、小坂のバス停が小坂PAから小坂高校前に移転、青森側の発着地が東青森まで延長され青森市東部からの利用者の利便が図られたが利用状況が振るわず、現在の6往復まで減少した。さらに岩手県交通・JRバス東北が相次いで撤退するなど、依然厳しい状況が続いている。
- 1987年8月1日 - 運行開始(岩手県北バス・岩手県交通・JR東日本バス・弘南バス・秋北バス)。
- 1988年3月 - 回数券の販売開始。
- 1988年4月1日 - JR東日本のバス部門子会社化により、JRバス東北の運行となる。
- 19xx年 - 青森側の発着地が「観光物産館」となる。
- 1993年12月 - 「小坂」停留所が小坂PA内から小坂高校前に変更となる。
- 19xx年 - 青森側の発着地が「東青森」(弘南バス青森営業所)となる。
- 19xx年 - 青森側の発着地が「青森駅」となる。
- 2003年8月1日 - 盛岡駅の乗り場が西口バスターミナルになる。
- 2005年11月30日 - 岩手県交通が撤退。
- 2006年3月31日 - JRバス東北が撤退。
[編集] 乗車券
- 基本的には乗車当日下車時清算。そのため乗車時に整理券を取らなければならない。ただし弘南バス便は青森市内・盛岡駅から乗車の場合には整理券はない。
- JRバス青森駅きっぷうりば自動券売機、JRバス盛岡駅きっぷうりば自動券売機、盛岡駅西口マリオス内自動券売機で乗車当日に乗車券を発売。
- あすなろ号専用の回数券(4枚綴り)も発行されている(運行参加から撤退した岩手県交通・JRバス東北各社発行のあすなろ号回数券についても利用できる)。この回数券は乗務員から購入することができる。ただし乗務員から購入する場合は、花輪での休憩時間中に購入すること。
[編集] その他
- 秋北バスは担当営業所が花輪(鹿角市)にあるため青森行の花輪で乗務員・車両交代を行う。
[編集] 利用状況
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
平成15年度 | 366 | 4,396 | 50,130 | 137.0 | 11.4 |
平成16年度 | 365 | 4,388 | 50,027 | 137.1 | 11.4 |
[編集] 関連項目
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