超電子バイオマン
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『超電子バイオマン』(ちょうでんしバイオマン)は、1984年(昭和59年)2月4日から1985年(昭和60年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18:00 - 18:25に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第8作である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
スーパー戦隊シリーズ | ||
第7作 | 科学戦隊 ダイナマン |
1983年2月 ~1984年1月 |
第8作 | 超電子 バイオマン |
1984年2月 ~1985年1月 |
第9作 | 電撃戦隊 チェンジマン |
1985年2月 ~1986年2月 |
目次 |
[編集] 概要
[編集] ストーリー
かつて高度な文明によって栄えたバイオ星は、その超科学によって生み出された物質活性化をもたらす「バイオ粒子」をめぐる戦争により滅んでしまう。バイオ粒子の平和利用を目指していた「バイオ星平和連合」の人々は、宇宙一美しい星『地球』では、将来自分達のような科学をめぐっての悲劇を繰り返させてはならないと、自我を持つ巨大ロボット・バイオロボとそのサポートロボ・ピーボを地球に送りこむ。
それから500年。ドクターマンと名乗る狂気の天才科学者が、自らが作り出したメカ人間による「新帝国ギア」を率いて世界征服を開始した。科学による地球の危機に目覚めたピーボは、5人の若者を召還する。彼らは500年前、バイオロボによって肉体と精神を強靱にするバイオ粒子を浴びせられた5人の若者の子孫だった。こうしてバイオ星平和連合の思いを受け継いだ5人の若者は、「バイオマン」としてギアに立ち向かうことになる。
[編集] 特徴
マンネリ打破を掲げていたためか、当作品には記すべき様々な特徴がある。冠名には『電子戦隊デンジマン』以来続いてきた「戦隊」という言葉が入らない(※)他、各戦士の呼び名もシリーズで一般的によく見られる「戦隊名の一部+色」ではなく、「色+ナンバー(例:レッドワン)」となっている。(この為、ピンクファイブが地球戦隊ファイブマンのファイブピンクと紛らわしいとの指摘がある。)また敵組織・新帝国ギアは、戦隊シリーズ史上初の人間をリーダーとする組織である。
(※)『デンジマン』以後「戦隊」と言う言葉が入らないのは、2006年現在で本作と『超新星フラッシュマン』のみ。
その他初めて行われ、後続の諸作品に影響を与えた試みとしては、女性戦士を2人にしたという事柄がある。それに付随する形で、本作品でのイエローであるイエローフォーはヒロインと設定され、シリーズ初の女性のイエロー戦士が誕生することとなった。これにより女性戦士といえばイエロー&ピンクというイメージが強まった。このイエローフォーに関しては、狙って起こったものではないとはいえ、劇中において衝撃的な死による交代というドラマも描かれている。加えて敵首領・ドクターマンこと影山秀夫と、息子秀一をめぐる親子のドラマ、そしてリーダーのレッドワン/郷史朗と肉親とのドラマが用意されるなど、作風はやや高齢層を狙ったものとなっていた。
しかし最大の特徴は、他作品で大半を占めている毎回出てくる怪人が一度は敗れると巨大化するパターンを排していることにある。ギアは指導者のドクターマン・「ビッグスリー」と呼ばれる3体の幹部ロボット・「ジューノイド五獣士」と呼ばれる5体の戦闘担当ロボ・メカクローンと呼ばれる戦闘員で構成されており、いわゆる「怪人」がいない。バイオマンとは毎回ジューノイドかビッグスリーが戦い、そしてバイオロボと闘うのは自動操縦であったり、ビッグスリーらが操縦する巨大ロボット・メカジャイガンであるが、このメカジャイガンが事実上従来の「怪人」にあたるものととれよう。
シャープなデザインが特徴のギアの各キャラクターは出渕裕のデザインによるもの。出渕は、ドクターマンのデザインイメージに際しては、元々天本英世が演じることを念頭においていたこと、またシルバについて、シルエットからも分かるように「人造人間キカイダー」の名敵役・ハカイダーを念頭に置いていたと語っている。
また、『秘密戦隊ゴレンジャー』以来ナレーションを務めて来た大平透が前作『科学戦隊ダイナマン』をもって降板し、今作では円谷プロの『ファイヤーマン』や東映作品の『イナズマン』などでナレーションを担当し、サザエさんの波野ノリスケ役を長く演じたことで有名な村越伊知郎がシリアスな語り口でナレーションを担当。この作品以降、数多くの声優(なお、大平も『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で久々に復帰している)がナレーションを務めている。この作品から、ナレーションもシンプルな語り口となる。
スーパー戦隊シリーズにおいてもはや御馴染みのタイトルコールは『大戦隊ゴーグルファイブ』から始まっていたが、冠名からコールするのは本作品からである。また、それまではコーラスグループが行っていたが、本作品から出演者が行うようになった(コーラスによるタイトルコールは『忍者戦隊カクレンジャー』まで途絶えることになる)。 OPの映像はイエローフォー交代後より一部変えられたものに差し替えられた。イエローフォーのクレジット部分の他、グリーンツーの登場する映像、冒頭の5人がポーズをとる部分とその効果音がそれぞれ変更されている。
企画当初は物語と設定におとぎ話の要素を盛り込んでおり、過去にバイオロボと邂逅しバイオ粒子を浴びたおとぎ話の主人公達(桃太郎、金太郎、一寸法師、かぐや姫)が現代へとタイムリープしてきて現代人と共に戦うという、後の『未来戦隊タイムレンジャー』の逆パターン的な導入が考えられていた。この設定は早い時期に没となったが、郷が動物との意思疎通をできる点等にその名残が見られる。
アイキャッチの音楽がCM前のものとCM後のものとで違うのは本作が初めて。
[編集] 登場人物
[編集] バイオマン
- レッドワン/郷 史朗(ごう しろう) - 演:阪本良介/スーツアクター:新堀和男
- バイオマンのリーダー。24歳。日本人初のスペースシャトルパイロット。やや短気だが強い責任感と熱い心で仲間を引っ張る、絵に描いたようなリーダータイプの好青年。バイオ粒子の影響か動物と会話をする能力を持っており、犬や猫、鳩等から情報収集をしたりすることも。両親とは幼い頃に死別したと思っていたが、終盤に父・郷紳一朗と思わぬ形で再会、そして別離することとなる。
- 初期の企画ではバイオ粒子を浴びた桃太郎という設定。前述の動物との会話ができるという能力は、桃太郎がお供の犬・猿・雉を連れていた事に由来するもの。
- グリーンツー/高杉 真吾(たかすぎ しんご) - 演:太田直人/スーツアクター:剣持誠
- 23歳の元カーレーサー。バイオマンのサブリーダーにしては、おっちょこちょいで風貌も三枚目のいささか頼りない人物だが、抜群の運動神経と反射神経、そしてカーレーサーとして身につけたメカへの知識を持つ。野球部に所属した経験もあるというがっちりした風貌からは意外だがブレイクダンスが得意で、グリーンツーに変身した際に生かしている。
- 企画初期には金太郎がバイオ粒子を浴びて現代へとやってきたという設定だった。
- ブルースリー/南原 竜太(なんばら りゅうた) - 演:大須賀昭人/スーツアクター:喜多川務
- 19歳。漁師の家に生まれた小柄な熱血漢。荒くれものの父親に反発し、劇中の数年前までぐれていた経験もある。マリンスポーツが得意で、変身後も水中戦を得意とし、同じく水中戦の得意なジューノイド五獣士・アクアイガーと戦うことが多かった。
- 初期の企画ではバイオ粒子を浴びた一寸法師という設定で、俊敏で小柄という部分にその名残がある。
- イエローフォー(初代)/小泉 ミカ(こいずみ みか) - 演:矢島由紀/スーツアクター:辻井啓嗣
- 亡き兄の遺志を継ぎアフリカの大自然を撮影することを夢見る、まだ18歳の若き女性カメラマン。気が強く負けず嫌い。バイクの運転が得意で、愛車はスズキRG250Γ(HBカラー)。しかし第10話で反バイオ粒子を用いたバイオキラーガンの前に倒れ、息を引き取る。2006年6月現在、スーパー戦隊シリーズ唯一の殉職した女性戦士。
- 企画初期には5人の中で唯一の現代人で、当初は夢の為にバイオマンとして戦う事を拒むという設定がなされていた。
- なおイエローフォーの交代劇は、当初からの予定ではなくミカ役の矢島が突然降板した事によるもの。理由についてはさまざまな憶測(矢島が男性、或いは女性と駆け落ちした…等)が飛び交っているが、明らかにはなっていない。そのため、7話~10話では矢島ではなく声優の田中真弓が、代役としてアフレコを行っている。
- イエローフォー(2代目)/矢吹 ジュン(やぶき じゅん) - 演:田中澄子/スーツアクター:辻井啓嗣
- 19歳。元オリンピック候補のアーチェリー選手。ピーボがバイオマン候補を選び出した際、ギアが侵攻した日本国内限定で選び出したため、ヨーロッパ遠征中だった彼女は選ばれなかった。紆余曲折を経てミカに代わってバイオマンの一員となり、得意のアーチェリー(彼女は自身のアーチェリーセットを、他のメンバーの変身後には無い専用武装バイオアローとして使用する)を武器に戦う。バレエも得意で運動神経は抜群。クモが大嫌い。
- 尚、矢吹ジュン役には当時JACに所属していた声優の富沢美智恵が決まりかけていたが、彼女が『超時空騎団サザンクロス』の主役・ジャンヌ役に先に決まった為に断念した、という裏話もある。
- ピンクファイブ/桂木 ひかる(かつらぎ ひかる) - 演:牧野美千子/スーツアクター:竹田道弘
- 20歳の女子大生。お嬢様風のルックスにプロ並みの腕前を誇るフルートが趣味、更におっとりとした性格と、戦士っぽさがあまり感じられないが、他のメンバーに負けず劣らず芯は強く、ピンチに取り乱すピーボを叱咤激励したことも。植物知識に造詣が深い。
- 初期の企画ではかぐや姫がバイオ粒子を浴びて現代へとやってきたという設定で、「ヒメ」という愛称が付けられていた。
[編集] 変身アイテム
- テクノブレス
- バイオマンの5人が装備している変身用のブレス。シリーズ前半と後半とで変身ポーズが微妙に変化している。
- 前半:右手を拳に、左手を平手にして頭の上で合わせ、テクノブレスを胸の前に下ろして「バイオマン」と発声。バイオスーツ装着時は両手を斜め上に開いている。
- 後半:右手を前へ突き出し、テクノブレスを胸の前に掲げて「バイオマン」と発声。バイオスーツ装着時は両手を真横に開いている。
[編集] 武器・装備
- バイオソード
- バイオマン全員が標準装備する武器。通常は光線を発する拳銃型だが、グリップ部を伸ばし刃を出す事で剣としても使える。初期では銃身からちょこっと刃が出ている、といった「これでソードと名乗るのは誇大表現ではないか」という様な形状だったが、途中からスーパーメーザーの様な長剣に(いつのまにか)変形するようになった。後述のバイオエレクトロンに使われる他、等身大戦闘で多用される。
- ファイヤーソード
- レッドワンが剣状にしたバイオソードに炎を帯びさせたもの。
- スパークソード
- レッドワンが剣状にしたバイオソードをスパークさせて周囲の敵を弾き飛ばす。
- ハリケーンソード
- グリーンツーが剣状にしたバイオソードから嵐を発生させる。
- エレキソード
- ブルースリーが剣状にしたバイオソードに電気を帯びさせたもの。
- サンダーソード
- イエローフォーが剣状にしたバイオソードから放電する。
- レーザーソード
- ピンクファイブが剣状にしたバイオソードを光の剣として使う。
- ペアソード
- イエローとピンクの合体技。2人のバイオソードをクロスさせて敵を斬る。
- ペアビーム
- イエローとピンクの合体技。2人のバイオソードで同時に一斉射撃する。
- バイオソードフラッシュ
- 全員のバイオソードを合わせ、中心部から渦巻状の光線を放つ。
- バイオアロー
- 二代目イエローフォーの専用武器。ジュンの自前のアーチェリーを使用しているため、形状はオーソドックスな弓矢。後述するようにバイオエレクトロンの一環として使われたこともある。
[編集] 個人能力・技
- レッドワン
-
- 超電子レーダー
- 10キロ以内の物体の動きをキャッチする。
- ダイビングアタック
- 空中から敵に体当たりする。
- バイオスーパーキック
- 空中で後方回転してから敵にキックを食らわす。
- バイオパンチ
- メカクローンの頭を粉砕する威力があるパンチ。全員共通技だが、主にレッドが使う。空中から両手パンチを放つ「スカイパンチ」もある。
- グリーンツー
-
- 超電子スコープ
- 透視能力。人間に化けたメカクローンも発見できる。ズーム機能も装備。
- グリーンブーメラン
- 緑色に光るブーメランを放つ。
- ブレイクアクション
- ブレイクダンスを応用して、踊りながら敵を攻撃する。
- スーパージャンプ
- 垂直に高くジャンプする。
- ブーメランキック
- ジャンプして一回転し、相手の頭上を飛び越え、着地する寸前に後ろ向きの体勢から相手に回し蹴りを決める
- ブルースリー
-
- 超電子イヤー
- 1キロ離れた地点の物音も聞き分けられる。
- スーパースカイダイビング
- 高速で空を滑空し、敵に体当たりする。
- ブルーカッター
- バイオソードによる剣技。
- クロスカッター
- 回転を加えて敵をバイオソードで切り裂く。
- スクリュークラッシュ
- ジャンプして螺旋状に急降下し、回転しながら敵の頭上にバイオソードを突き刺す。
- フライングカッター
- 急降下しながら空中の敵をバイオソードで切り裂く。
- バイオパワーフルチャージ
- 子供を助けたいという思いが超電子頭脳で増幅され、その力で体内から電撃を発生させ、相手の体に密着して電撃を浴びせて倒す。9話で使用。
- イエローフォー
-
- 超電子ホログラフィ
- 記憶した映像を空中に映し出したり、虚像で敵をかく乱する。
- アクションシューティング
- 初代イエローフォーの技。強烈な連続チョップを食らわす。
- ストロボフラッシュ
- 初代イエローフォーの技。超電子頭脳から強烈な光を放ち、敵の目を晦ませる。
- ピンクファイブ
-
- 超電子ビームライト
- 暗闇を200メートル先まで照らす。
- ピンクバリヤー
- 超電子頭脳から発するビームでバリヤーを作る。
- ピンクフラッシュ
- 超電子頭脳から連続して強力な閃光を発し、敵を惑わす。
- スピンチョップ
- 回転しながら敵に連続チョップを食らわす。
- ペアタイフーン
- イエローとの合体技。空中で腕を組んで、回転しながら連続蹴りを放つ。
- ペアキック
- イエローとの合体技。二人で同時にキックを放つ。
[編集] 合体技・必殺技
- バイオエレクトロン
- バイオマンが繰り出す合体技の総称。彼らのヘルメットに搭載されている超電子頭脳が敵戦力を分析し、最も有効だと判断した技を使う。使われた技は以下の8種類。
- バイオソードを銃タイプに変形させ、敵を攻撃する「エレクトロビーム」(5、7、11、16、20、23、25、29話)
- 敵を頭上からキック攻撃する「サーカスループ」(4話)
- 超電子頭脳からバイオ粒子を発射する「バイオスーパーエレクトロン」(8、14、22話)
- バイオソードを合わせてエネルギーを発射する「パイオソードミラクルレーザー」(1、6、12、18、24、26、30話)
- 敵を囲み五方向からキックを浴びせる「バイオリボルバー」(2話)
- 二代目イエローフォーのバイオアローを巨大化させ、巨大な矢を発射する「バイオビッグアロー」(13、17、21、27話)
- 地面に突き立てたバイオソードから各メンバーが光を放ち多数の敵を倒す「ペンタビーム」(劇場版)
- バイオソードから光弾を放つ「ミラクルボンバー」(3話)
- スーパーエレクトロン
- バイオエレクトロンは強化されたジューノイド達には効かなかったため、バイオマンが研究と特訓の末新たに開発した必殺技。34話から使われた。先に挙げた「バイオスーパーエレクトロン」を発展させた技で、空中で円陣を組んだバイオマンが、超電子頭脳から放たれる5人のバイオ粒子を結集、自らの体を砲身にしてエネルギー弾として発する、いわば「バイオ粒子砲」とでもいうべき技。
[編集] メカニック
- バイオドラゴン
- バイオジェット1号とバイオジェット2号の母艦。二機を積んだまま空中で外装を展開し、空母形態に変形。二機のバイオジェットを発進させる。機体前面にレーザー砲を二門装備している。
- バイオターボ
- グリーンツー、ブルースリー、ピンクファイブが乗るスーパーカー。運転はグリーンツーが担当する。最高時速350キロ。車体上部には通信用アンテナ兼レーダーを、車体前面にはミサイルランチャーを装備している。一時的に加速するスーパースピード機能を持つ。
- バイオマッハ
- 機動性と索敵能力に優れたスーパーバイク。1号(車体色は赤)と2号(車体色は黄色)があり、1号にはレッドワンが、2号にはイエローフォーが乗る。武器は装備していないが、バイオターボ同様スーパースピード機能を有している。
[編集] 巨大ロボ
- バイオロボ
- 前述の巨大空母・バイオドラゴンに格納されているバイオジェット1号とバイオジェット2号が、ハイパークロスで合体するスーパーロボット。言葉は喋らないが自我を持っており、第1話では直接5人のバイオマン候補をスカウトしており、また敵の攻撃によりコクピット内のバイオマン達に危機が迫ったと感じとって、彼らを脱出させたりしたこともある。合体したロボット状態でのマッハ3での飛行も可能で、バイオドラゴン無しで単体で飛んで現れたこともある。武器として腹部のバイオロボミサイル、頭部の付け根のバイオロボスーパーミサイル、目から放つ閃光バイオロボフラッシュ、胸から放つバイオロボビーム、盾のバイオシールド、そして巨大な剣・スーパーメーザーを装備。スーパージャンプからのスーパーキックも強力。胸からバイオ粒子エネルギーを放出することも可能。スーパーメーザーによる多彩な剣技でメカジャイガンやネオメカジャイガンを斬る。装甲はバイオ星の特殊金属・ジルバイオン製。全高52m。重量920t。
- メカジャイガンはコメットカッター、ストレートフラッシュ、チェーンソーカッター、ダッシングビーム、コンセントレーション、グレートアタック、ブレイクアタック、シャドウカッター、ピンボールスティング、カットオフ、十文字斬り、逆転十文字斬りといった多彩な剣技で倒してきたが、ネオメカジャイガン1号機・メタルメガスには今までの技は通じず、一度スーパーメーザーを叩き折られてしまう。そこでネオメカジャイガンに対抗するため、32話からはバイオ粒子エネルギーを刀身に集中させ、空中から敵を切断する新必殺技スーパーメーザー・バイオ粒子斬りを開発し、その後はこれを決め技に使用。ピーボを搭載することでのパワーアップが可能で、最終回ではピーボの力を借りてバイオ粒子の出力を増強。バイオ粒子切りと併用してスーパーメーザー・スーパーフラッシュという技を使っている。
- バイオジェット1号
- レッドワン、ピンクファイブが搭乗。ミサイルとレーザー砲を装備。バイオロボの上半身になる。
- バイオジェット2号
- グリーンツー、ブルースリー、イエローフォーが搭乗。ミサイルとレーザー砲を装備。バイオロボの下半身になる。
[編集] バイオマンの協力者
- ピーボ - 声:太田淑子/スーツアクター:野本奈穂子
- バイオ星平和連合がバイオロボと共に地球に送り込んだサポートロボ。バイオロボの操縦や、バイオロボの強化パーツとして合体することもできる。非常に人間くさい感情を持ち、おっちょこちょいで、時には取り乱したりすることもある。
- 柴田博士(しばた) - 演:中丸忠雄
- ドクターマンに対抗するため、メカ人間に取り付ける「良心回路」の研究を行っている科学者。妙なひげに色眼鏡の怪しげな風貌をしている。その正体は、かつて影山秀夫=ドクターマンの友人だった科学者・郷 紳一朗(ごう しんいちろう)、すなわち史朗の父であった。彼はかつての友人の暴走を止めるべく、自身の肉体をドクターマン同様メカ人間化することで研究を進め(この際、自らの死を偽装)、新帝国ギアを倒そうとしたのだった。
- 蔭山秀一(かげやま しゅういち) - 演:井浦秀智
- ドクターマン=影山秀夫の実の息子。父のことは知らず「中村 公一(なかむら こういち)」として生活していた。運命のいたずらで、彼は柴田博士やバイオマンたちと知り合い、父の野望を止めるため、柴田博士の助手として働くこととなる。
- ミキ - 演:柴田時江
- サタンメガス(43,44話)を修復させるエネルギー転送装置としてギアに造られたメカ人間。柴田博士に「良心回路」を取り付けられ良心に目覚めるが、「本来の役割」を無意識に実行してしまうことで苦しむ。最後はバイオマン達を助けようとサタンメガスもろとも自爆。その悲しい最期はバイオマン達のギアを倒し、平和を取り戻す決意をより一層強固にさせた。
[編集] 新帝国ギア
「メカこそ絶対、メカこそ永遠、メカこそ優秀」と考える総統ドクターマンが率いるメカ人間の帝国。南極の奥地にある機械の城・ネオグラードを拠点とする。人間を下等な存在だと断定し、メカ人間こそ地球を支配すべきだと考え、人類への攻撃を開始した。メカ人間達は「オブ・ザ・マン!」「バイ・ザ・マン!」「フォア・ザ・マン!」とドクターマンへの尊称を連呼し、メカジャイガン、ネオメカジャイガンという巨大ロボットとメラージュ戦闘機で日本を狙う。
[編集] 首領
- ドクターマン - 演:幸田宗丸
- 新帝国ギアを一人で作り上げた天才科学者。その正体はロボット工学者・影山秀夫。コンピューター研究の一環として、脳細胞を人為的に発達させて常人の数千倍の力を発揮させる、というロボット工学者としては門外漢であるはずの実験(実験台は自身)を成功させ、コンピューター以上の思考能力を得て以降、機械こそ人間に取って代わるべきと考え、ギアを創設する。なお副作用として発生した肉体の老化は、体の相当部分を機械化することで対応している。28話で自身を再改造し、脳までも機械化。それに合わせて新コスチュームになった。
[編集] 幹部
- メイスン - 演:中田博久
- ギアの3体のメカ人間大幹部「ビッグスリー」のリーダー格。中年男性風の渋い容貌をしている。戦闘力は非常に高い。性格は残忍で人間を軽蔑している。しかしその性格は相当人間くさい面があり、自分を造ったドクターマンが人間だと知ると反乱を計画し、彼に取って代わろうとする野心家の側面を持つ。32話でジューノイドの強化と共にパワーアップ改造され、メイスンミサイル、メイスンバルカンを装備する。ビックスリーの中ではサイゴーンと共に最後まで生き残ったが、50話でシルバとの対決に敗れ、無念の最期を遂げた。
- ファラ - 演:飛鳥裕子
- 女性型ロボット。メイスンに負けず劣らずの性能を持っている。変装が得意。プライドが高く嫉妬深いという性格のため、直属の配下であるファラキャットしか信用しておらず、常に一緒に行動する(この設定は飛鳥がアクションが得意でなかったので、アクションの得意な大島とセットにすることで物語の展開を図ろうとした為である)。33話からはパワーアップし、口からファラビームストームやファラフレイムを吐くようになった。49話でバルジオンに乗ってバイオマンに挑むが敗北。ネオグラードに帰還するが、そこで力尽き、ドクターマンの眼前で爆発炎上した。
- モンスター - 演:ストロング金剛
- ビッグスリーの一員である怪力の巨漢ロボット。ドクターマンがどんな意図を持っていたのかは不明だが、彼の性格はメイスンやファラのような冷酷さがなく、より人間くさい(そのためメイスンは彼を少しバカにしている)ものが与えられている。ドクターマンへの忠誠も深く、メイスンの反乱の時は最後まで逡巡する。直属の部下であるジュウオウとはロボット同士とは思えない「血の通った関係」を感じさせる。34話からパワーアップし、右腕をビッグアックス、ビッグハンド、ビッグカッター、ビッグフックなどの武器に変える事が出来るようになった。48話でバルジオンを手に入れ、ネオグラードに輸送した後、ネオメカジャイガン・スーパーメガスでバイオマンと対決し敗れ去る。しかし最後までギアのために戦ったその最期は、ドクターマンも褒め称えた。
- ファラキャット - 演:大島ゆかり
- ファラ直属で、彼女のボディーガード役的なロボット。華麗なヌンチャク捌きを見せるなど抜群の格闘技センスを持ち、バイオマンをしばしば圧倒した。ファラの死後も生き残るが、最終話、ネオグラード内の決戦で倒される。劇場版にキャット軍団なる量産型が登場した。
- ジューノイド
- ジューノイドとはドクターマンが生体部品とメカを合成して作り出した怪人達(中幹部格)で、メッサージュウ、サイゴーン、ジュウオウ、メッツラー、アクアイガーの5体によって構成され「ジューノイド5獣士」と呼ばれていた。31話でメッサージュウとアクアイガーがギアによる無差別攻撃において犠牲となった後は、メイスン直属のサイゴーン、ファラ直属のメッツラー、モンスター直属のジュウオウの3獣士となる。
- この犠牲の要因は制作費や演出上の問題(特に水中戦が得意とされたアクアイガーにおいては顕著だったという)などによるものだが、彼らの個性を薄めてしまったのではないかという意見もある。
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- メッサージュウ - 声:八代駿/スーツアクター:金田憲明
- 鳥型のジューノイド。バイオマンの初戦の相手。性格はかなり荒っぽく映るが、戦闘においてもっとも勇敢に挑む勇ましさを誇っていた。両目から超音波破壊ビーム、口から超音波サイクルを発射する。棒状のメッサーバトロンが専用武器であったが、戦闘時に使用されることはなかった。空中戦が得意であったためかビックスリー全員による作戦の際に唯一五獣士から抜擢されたり、3話連続で登場するなど登場回数も多く、新帝国ギアにとって重要な戦力であったが、先に挙げたように31話でメタルメガスの砲撃の犠牲となった。
- 余談だが、出渕が描いた最初の準備稿でのメッサージュウは昆虫をイメージしたものだったが、2度の改定により完成した経緯がある。またジュウオウとのコラボが可能なメッサージュウ専用のメカジャイガン・マッハカンスの草案もあった。
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- サイゴーン - 声:山下啓介/スーツアクター:日下秀昭
- 不動明王と阿修羅のようなデザインで三つの顔を持つ。手にしたサイコステッキから光線を発射して相手の自由を奪う「不動念力」や、口からの火炎放射、冷凍ビームなどでバイオマンを苦しめる。31話でメタルメガスによる無差別攻撃を受けて損傷したが生還し、それまでの生態的なデザインからロボット然としたデザインのニューサイゴーンとなって復活。その際にメイスンの直属となった。より強化された念動力「ホラーキネシス」や両眼から発射する「デスビーム」、「サイゴーンフレアー」などを駆使して、5獣士の頃以上の戦闘能力と存在感を見せたが、50話でバイオマンのスーパーエレクトロンでメイスンの身代わりとなって直撃を受けて破壊された。
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- ジュウオウ - 声:安西正弘/スーツアクター:辻井啓嗣
- 馬鹿力と鉄球攻撃が売り物のジューノイド。モンスターを「オヤビン」と呼んで慕う愛嬌あふれる性格で、5獣士きってのコミカルキャラ。劇場版でバイオマンに対抗してジューノイド戦隊の名乗りをやった際にはレッドの立ち位置で真っ先に名乗りをあげた。メタルメガスの攻撃で破壊されたが、それを不憫に思ったモンスターが破片を拾い集めてドクターマンに修理を直訴。メッツラーやサイゴーンらと同様にパワーアップされ、正式にモンスターの直属となった。パワーアップ後は胸からバリバリロケットを発射する。48話、バルジオンを手に入れようとするモンスターを助けるが、スーパーエレクトロンによって破壊された。
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- メッツラー - 声:伊沢弘/スーツアクター:剣持誠
- フードに包まれた一つ目の頭部を持つ不気味な風貌が特徴のジューノイド。レイピアを武器とする。巨大な一つ目から放つ「メッツラービーム」の他、分身能力や「ゴーストチェンジ」で姿を消して不意打ちを食らわせたり、流体化(緑色の液体へ変化できる)する能力を駆使し、忍者的な戦法を得意とする。31話でメタルメガスの砲撃によって損傷したが、サイゴーンと共に生還。修理・パワーアップされた際にファラの専属となった。パワーアップ後はメッツラービームを強化した「ミラージュビーム」や、右腕を伸ばす「メッツラー・アームストレッチ」という能力を使う。49話でファラを守ろうとするファラキャットを守り、スーパーエレクトロンの直撃で破壊された。目が顔(ツラ)にある為に「メッツラー」と命名された。
- プリンス - 演:井浦秀智(2役)
- ドクターマンが生き別れの息子・秀一の成長した姿を想像し、「自分の息子」として作り出した美少年アンドロイド。当然秀一に外見は似ているが、性格は冷酷冷徹。ビッグスリーよりもさらに性能は高い。
[編集] メカジャイガン・ネオメカジャイガン
- ギアの巨大ロボット。ネオグラードの下部にある巨大カプセルで運ばれる。メカジャイガンは動物をモチーフにしたものが多く、自動操縦で動く。31話からメカジャイガンを強化したネオメカジャイガンが登場。こちらは有人機でビッグスリーが操縦する。単純な戦闘力ならば劇場版のカニカンスが頂点に近いが、メカ内蔵を吐き出すグロテスカンス、双子の超能力を利用したツインカンス、エネルギーの供給で何度でも修復するサタンメガスなど、天才ドクターマンの狙いは単なる戦闘力とは違う所にあったようだ。
[編集] メカジャイガン
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[編集] ネオメカジャイガン
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[編集] 戦闘兵
- メカクローン
- ギアのロボット戦闘員。行進時は全員揃った動きをする。銀色の仮面の下に醜いメカの顔を隠している。武器は斧状の剣。28話に登場したメカクローン1号(スーツアクター及び声:岡本美登)は自我を持っており、ドクターマンを殺した(と思われた)ビッグスリーに復讐しようとした。
[編集] 戦闘機
- メラージュ戦闘機
- 新帝国ギアの戦闘機。ネオメカジャイガンのコアポッドとしても使われる。
[編集] 第3勢力
- バイオハンター・シルバ - 声:林一夫/スーツアクター:岡本美登
- 37話より登場。バイオ粒子を戦争に利用される恐れがあるとして「バイオ星平和連合」と対立し、結果的にバイオ星を壊滅させてしまった組織「反バイオ同盟」の作ったロボット。主な武器は反バイオ粒子を放つバイバスターという拳銃で、0.03秒の抜き撃ちで、高い命中率を誇る。また、腕からはバイオスーツも貫くフラッシュニードルを、肘からはメイスンを倒したシルバニードルを放つ。LSV合金製で、400m先のバイオ粒子反応をキャッチする探知機能を備える。100メートルを7.5秒で走る走力と、30メートルのジャンプ力を持つ。あらゆる武器・兵器に関するデータがインプットされており、ネオメカジャイガンの操縦も可能。目的は「バイオ粒子反応を持つもの(それが無機物でも有機物でも)の抹殺」のみ。バイオ粒子を持つ者に対しては「バイオ粒子反応あり! 破壊!」と宣言した後、バイバスターの銃口を向ける。50話でパートナーロボット・バルジオンに乗り込み、バイオマンを徹底的に苦しめるが敗北。「バイオ粒子反応あり、バイオ粒子反応あり…」と呟きながら爆散した。
- バルジオン
- 38話で初登場した(この時は回想シーンのみ)反バイオ同盟が作った巨大ロボット。特殊金属バルバジウム製で、飛行速度はマッハ3。シルバは地球飛来時にこのロボットとはぐれてしまい、バイオマン打倒の為にバルジオンを捜し回るが、バルジオンはシルバ以外でも操縦出来る為、ギアも自己の戦力にしようとこのロボットを追い求める。激しい争奪戦の末、一度はギアの手に落ちるが、50話でついにシルバの元に戻った。シルバによってその力を最大限に発揮したバルジオンは必殺剣・バルジオンメーザーと胸の中央部から発射する反バイオ粒子砲でバイオロボを苦しめるが、最後はバイオ粒子の前に敗れ、壮絶に散った。
- 『アンチバイオロボ』に恥じないデザインにしようと意気込んだ出渕は、バルジオンをヒーローメカさながらの正統派路線でデザインした。そのため数話の登場にとどまった点を残念に思うファンもいたらしい。
[編集] 主題歌
戦隊シリーズとしては初めて劇伴担当者とは異なる作曲家が主題歌作曲を担当する事となった。作曲家とアレンジャーが分けられたのも本作より。
当時の人気作詞家・康珍化と、音楽プロデューサーとして著名な加瀬邦彦の豪華コンビは、運命の戦士達の使命感をあらわす優れた楽曲を生み出し、ソロボーカリストとしてのデビューだった宮内の熱い歌声もあいまって深い印象を残している。またサウンド的にも電子楽器を今まで以上に多用したアレンジで「新世代の特撮ソング」の印象を強くしている。
- オープニングテーマ:『超電子バイオマン』
- 曲も詞も宮内の歌声も含め、運命の戦士たちを熱く、そしてやや悲壮感すら感じさせる調子で表現している。木琴の音色が引き立つ後半部分の明るさも特徴的である。
- 東映側プロデューサーだった鈴木武幸の回想によると、康はスタッフの熱意に負けじと、主題歌の歌詞を巨大な地球の写真に書き付けて送ってきたそうである。
- エンディングテーマ:『バイオミック・ソルジャー』
- 作詞:康珍化 作曲:加瀬邦彦 編曲:矢野立美 歌:宮内タカユキ
- やはり戦士達の使命感や決意を感じさせる詞だが、ヒーロー賛歌としての側面を持つ。また曲調は主題歌とは正反対のポップなもので、ギア幹部連が行進したり、メカクローンが曲にあわせて踊ったり、郷達がバイオロボを洗浄しているなど、エンディングの映像も曲にあわせたものになっている。
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- プロデューサー:(東映)阿部征司 鈴木武幸 (東映AG)富田泰弘 (テレビ朝日)加藤守啓
- 脚本:曽田博久 藤井邦夫 鷺山京子 山本優 鳴海丈
- 監督:堀長文 山田稔 服部和史
- 特撮監督:矢島信男
- 撮影:いのくままさお
- 助監督:阿部誠華、小中肇
- アクション監督:山岡淳二 横山稔(ジャパンアクションクラブ)
- 音楽:矢野立美
- キャラクターデザイン:出渕裕
- 車輌協力:MAZDA
- オートバイ協力:スズキ自動車
- ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:村上克司
- ナレーター:村越伊知郎
[編集] 放映リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 登場巨大メカ | スタッフ |
---|---|---|---|---|---|
1984/2/4 | 1 | 謎の巨大ロボ出現 | メッサージュウ | カブトカンス | 監督-堀長文 脚本-曽田博久 |
1984/2/11 | 2 | 集合! 宿命の戦士 | サイゴーン | デビルカンス | |
1984/2/18 | 3 | わが友バイオロボ | ジュウオウ | ゴリラカンス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/2/25 | 4 | 自爆! メカ人間 | メッツラー | ビートルカンス | |
1984/3/3 | 5 | 見えない敵を斬れ | ジュウオウ | ミイラカンス | 監督-服部和史 脚本-曽田博久 |
1984/3/10 | 6 | 起て! バイオロボ | アクアイガー | サイカンス | |
1984/3/17 | 7 | つかまったピーボ | メッサージュウ メカ人間ジョ-イ |
イソギンカンス | 監督-堀長文 脚本-曽田博久 |
1984/3/24 | 8 | 戦え! 星に誓って | |||
1984/3/31 | 9 | 人を消すなわ跳び | メッサージュウ ツインドール |
ツインカンス | 監督-山田稔 脚本-藤井邦夫 |
1984/4/7 | 10 | さよならイエロー | サイゴーン | カメレオンカンス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/4/14 | 11 | 新戦士ジュン登場 | メッツラー | ムシャカンス | |
1984/4/21 | 12 | 殺人者グリーン! | アクアイガー | ハンマーカンス | 監督-服部和史 脚本-藤井邦夫 |
1984/4/28 | 13 | ジュンよ | メッサージュウ | サメカンス | 監督-堀長文 脚本-曽田博久 |
1984/5/5 | 14 | 新頭脳ブレイン! | アクアイガー | アンカーカンス | |
1984/5/12 | 15 | 女戦士炎の誓い | ジュウオウ | カエルカンス | 監督-山田稔 脚本-鷺山京子 |
1984/5/19 | 16 | 走れ21599秒 | サイゴーン | ネプチューンカンス | 監督-服部和史 脚本-曽田博久 |
1984/5/26 | 17 | 僕は龍宮城を見た | ジュウオウ | カメカンス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/6/2 | 18 | 超能力少女の祈り | メッツラー | ハニワカンス | 監督-山田稔 脚本-鷺山京子 |
1984/6/9 | 19 | 父はドクターマン | プリンス メッツラー |
グロテスカンス | 監督-服部和史 脚本-曽田博久 |
1984/6/16 | 20 | プリンスの挑戦! | プリンス サイゴーン |
||
1984/6/23 | 21 | 守れバイオベース | アクアイガー | カメラカンス | 監督-山田稔 脚本-鷺山京子 |
1984/6/30 | 22 | 大泥棒!? ブルー! | メッツラー | スカラベカンス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/7/7 | 23 | ギョ! 人形の襲撃! | アクアイガー | ピラニアカンス | 監督-服部和史 脚本-藤井邦夫 |
1984/7/14 | 24 | 爆発する愛の花 | メッサージュウ | ドクガカンス | 監督-服部和史 脚本-鷺山京子 |
1984/7/21 | 25 | プリンスの幽霊? | メッツラー 幽霊軍団 |
ゴーストカンス 亡霊カンス |
監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/7/28 | 26 | 恐るべき父の秘密 | |||
1984/8/4 | 27 | クモ地獄の女戦士 | メッツラー | クモカンス | 監督-堀長文 脚本-鷺山京子 |
1984/8/11 | 28 | ドクターマン暗殺 | ジューノイド五獣士 | タコカンス | 監督-堀長文 脚本-曽田博久 |
1984/8/18 | 29 | 東京が消える日!? | メッサージュウ | クラゲカンス | 監督-服部和史 脚本-鷺山京子 |
1984/8/25 | 30 | 最強カンスの魔剣 | ジュウオウ | カマキリカンス | 監督-服部和史 脚本-曽田博久 |
1984/9/1 | 31 | 新型!? メガス出現 | ジューノイド五獣士 | メタルメガス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/9/8 | 32 | ギアの大改造作戦 | サイゴーン | アックスメガス | |
1984/9/15 | 33 | 出るか!? 新必殺技 | メッツラー | ドクロメガス | 監督-堀長文 脚本-曽田博久 |
1984/9/22 | 34 | 見よ! バイオの力 | ジュウオウ | レスラーメガス | |
1984/9/29 | 35 | 6番目の男 | メッツラー | マグネメガス | |
1984/10/6 | 36 | 変身ボーイ | サイゴーン マグネ戦士 |
||
1984/10/13 | 37 | 殺し屋シルバ! | バイオハンター シルバ | カノンメガス | 監督-服部和史 脚本-曽田博久 |
1984/10/20 | 38 | 謎のバルジオン | メッツラー シルバ |
バトルメガス バルジオン |
|
1984/10/27 | 39 | メイスンのワナ! | サイゴーン シルバ |
ソニックメガス | 監督-山田稔 脚本-山本優 |
1984/11/3 | 40 | 奪われたターボ! | ジュウオウ | クラッシュメガス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/11/10 | 41 | 悪魔の子守り唄! | メッツラー | アマゾンメガス | 監督-服部和史 脚本-鷺山京子 |
1984/11/17 | 42 | 郷! 命を賭けろ! | ジュウオウ | サンダーメガス | 監督-服部和史 脚本-鳴海丈 |
1984/11/24 | 43 | セーラー服の戦士 | サイゴーン メカ人間ミキ |
サタンメガス | 監督-堀長文 脚本-曽田博久 |
1984/12/1 | 44 | 美しき良心回路 | |||
1984/12/8 | 45 | 人間爆弾ジュン! | メッツラー | バロックメガス | 監督-山田稔 脚本-藤井邦夫 |
1984/12/15 | 46 | 脱出! わなの町! | ジュウオウ | ラガーメガス | 監督-山田稔 脚本-鷺山京子 |
1984/12/22 | 47 | 柴田博士の正体!? | サイゴーン | レンズメガス | 監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1984/12/29 | 48 | 出現! バルジオン | モンスター ジュウオウ |
スーパーメガス バルジオン |
監督-服部和史 脚本-曽田博久 |
1985/1/12 | 49 | 危うしバイオロボ | ファラ メッツラー |
バルジオン | |
1985/1/19 | 50 | 突撃ネオグラード | メイスン サイゴーン シルバ |
キングメガス バルジオン |
監督-山田稔 脚本-曽田博久 |
1985/1/26 | 51 | さよならピーボ | ドクターマン ファラキャット |
キングメガス |
[編集] 劇場版
- 超電子バイオマン(1984年7月14日公開)
- 監督:堀長文 脚本:曽田博久
- 登場怪人:カニカンス、ジューノイド五獣士、ファラキャット軍団
- 東映まんがまつりの一編として上映
[編集] 放映ネット局
- 東京都・関東広域圏 ANB(現EX) テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 青森県 RAB 青森放送
- 岩手県 IBC岩手放送
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 ABS 秋田放送
- 山形県 YBC 山形放送
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21(現UX) 新潟テレビ21
- 山梨県 YBS 山梨放送
- 富山県 KNB 北日本放送
- 石川県 MRO 北陸放送
- 福井県 FTB 福井テレビ
- 長野県 TSB テレビ信州
- 静岡県 SKT 静岡けんみんテレビ(現SATV 静岡朝日テレビ)
- 愛知県・中京圏 NBN 名古屋テレビ放送
- 近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県・島根県 NKT 日本海テレビ
- 岡山県・香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 TYS テレビ山口
- 徳島県 JRT 四国放送
- 愛媛県 EBC 愛媛放送(現テレビ愛媛)
- 高知県 KUTV テレビ高知
- 福岡県・佐賀県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 NBC 長崎放送
- 熊本県 TKU テレビ熊本
- 大分県 OBS 大分放送
- 宮崎県 MRT 宮崎放送
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 RBC 琉球放送
[編集] その他
- バイオマンのコードネームは、作品をよく知らないものにとっては間違いが起きやすいようであり、インターネット上では「バイオレッド」や「バイオグリーン」等の文字が躍っているケースが多々存在する。また放送当時に発売された超合金のパッケージ(箱)のキャッチコピー中にも、これまでのシリーズを意識したのか「バイオレッドワン」「バイオグリーンツー」といった記述がなされていた。
- この番組の主題歌の替え歌は『銃士戦隊フランスファイブ』の初期に使われている。
- レッドワン/郷史朗は戦隊シリーズのファンの一部から「戦隊シリーズ史上、最強のレッド」とも言われている。これは単純に彼が強いという意味ではなく、彼のキャラクター性があまりにも戦隊のリーダー的なキャラクターにぴったりだったことによる。なお出演者の太田や大須賀、田中らは近年のトークショウなどで、郷役の阪本自身が熱い心のリーダーと言うパーソナリティを持っていたことを指摘している(阪本自身もそれを認めており、郷への思い入れの強さをしばしば語っている)。
[編集] 外部リンク
- 超電子バイオマン(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
前番組: 科学戦隊ダイナマン |
テレビ朝日系土曜18時台前半 | 次番組: 電撃戦隊チェンジマン |