自動車ショー歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
自動車ショー歌(じどうしゃしょうか)は、星野哲郎作詞、叶弦大作曲の歌謡曲。一般的には1964年(昭和39年)に小林旭が歌ったことで知られる。歌詞の中に自動車の車種を盛り込んだことで、「自動車のshowを行う歌」と「自動車の唱歌」を掛けている。
1988年、車種名を変えてコロッケが「新自動車唱歌」(全て漢字、シングル「故郷」のカップリング曲)を出した。2005年に、アサヒビールの広告でも用いられた。
2003年に公開された映画「茄子 アンダルシアの夏」ではテーマソングとして「自転車ショー歌」という本作の改変版が使われた。歌手は忌野清志郎。
2003年にはDOGGY BAGが本作のリメイクとして「新・自動車ショー歌」(たきのえいじ作詞、浜圭介作曲)を発売。曲調は一新されており、また曲中にラップが入っている。
目次 |
[編集] 歌われた主な車種・会社
[編集] 1番
トヨペット-ニッサン-パッカード-シボレー-クラウン-ジャガー-フォード-コロナ
[編集] 2番
ビュイック-タウナス-デボネア-マーキュリー-ルノー-オペル-コルト
[編集] 3番
ブルーバード-ミンクス-キャロル-ダットサン-コンテッサ-マツダ-オースチン
[編集] 4番
ベンツ-グロリア-ベレット-ヒルマン-クライスラー-リンカーン-ワーゲン-セドリック
[編集] DOGGY BAG「新・自動車ショー歌」で歌われた主な車種・会社
[編集] 1番
[編集] 2番
[編集] ラップ
マツダ-レガシィ-エスカレード-ベンツ-サンタナ-ゴルフ-セリカ-カマロ-ローバー-ファミリア-ポルシェ
[編集] 3番
ジャガー-ホンダ-フェアレディ-ベントレー-エステマ-パジェロ
[編集] 4番
マーチン-プジョー-カローラ-シトロエン-セブン(オースチン・セブン、ロータス・セブン、マツダ・RX-7、BMW・7シリーズ、トヨタ7のどれか?)
[編集] エピソード
- この曲は企業名や車種が入っている関係上、NHKで流れることは皆無に等しいが、小林が総合テレビの「ふたりのビッグ・ショー」に出演した際、1度だけ「自動車ショー歌」をフルコーラスで歌ったことがある。しかし宣伝になってしまうと判断されたのか、歌詞の字幕スーパーは全く表示されなかった(「ふたりのビッグ・ショー」では原則的に歌詞は字幕表示していた)。
- 一方、小林はフジテレビの「ミュージックフェア」に出演した際にも「自動車ショー歌」をフルコーラスで歌ったことがあるが、自動車メーカーと全く被らない塩野義製薬の一社提供だったため、こちらでは何の問題もなく字幕スーパーで歌詞を表示することが出来た。
- かつて日本テレビで放送されていた「速報!歌の大辞テン」にはホンダがスポンサーにもかかわらず、歌詞テロップ入りで放送されていたことがあった(ワンコーラスのみ)。