羽前千歳駅
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羽前千歳駅(うぜんちとせえき)は、山形県山形市長町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。東側の2番線を仙山線の列車が、西側の1番線を山形線(奥羽本線)の列車が上下にかかわらず使用している。
仙山線と山形線(奥羽本線)は軌間が異なるため、山形駅から当駅までの区間はそれぞれの単線が並列に敷設されているが、当駅の構内においてもそれは同様である。山形駅~当駅間は西側に狭軌(仙山線・左沢線)・東側に標準軌(山形線)が敷かれているが、この駅の南方で両線は平面交差し、仙山線は東に向かう。この構造から当駅での列車行き違いや待避はできないことになる。奥羽線が狭軌のころは1番線が新庄・仙台方面、2番線が山形方面で、駅の北側にX字ポイントがあり、今はその跡しかない。さらに北側に行くと変電所、仙山線方面には2001年11月に架け替えられた鉄橋がある。
この駅は無人駅である。現在駅舎はなく駅の西側とホームおよび駅の東側を一本の跨線橋が結んでいるが、その跨線橋の中部には簡易自動券売機も設置されており、この跨線橋が駅舎の代わりとなっている。旧駅舎は今の西口にあった。
[編集] 駅周辺
- 山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)
- 山形市総合スポーツセンター
- 山形済生病院
[編集] 駅周辺の主な学校
- 山形市立千歳小学校
[編集] 歴史
- 1933年(昭和8年)10月17日 - 仙山西線羽前千歳~山寺間開通と共に開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1999年(平成11年)12月4日 - 駅舎を解体し、代わりに跨線橋を改築。
[編集] 隣の駅
仙山線の快速列車には停車パターンが複数あるが、全ての列車が停車する。