福島県立磐城高等学校
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福島県立磐城高等学校 | |
過去の名称 | 福島県尋常中学校磐城分校 福島県第二尋常中学校 福島県第二中学校 福島県立磐城中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福島県 |
設立年月日 | 1948年4月1日 |
創立記念日 | 1896年5月5日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型連携型共になし |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
学科 | 普通科 |
所在地 | 〒970-8026 |
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電話番号 | 0246-23-2566 |
FAX番号 | 0246-23-5074 |
外部リンク | 公式サイト |
福島県立磐城高等学校(ふくしまけんりついわきこうとうがっこう)は、福島県いわき市平にある県立高等学校。
目次 |
[編集] 概要
旧制磐城中学校を前身とする福島県内屈指の進学校。福島県立福島高等学校・福島県立安積高等学校と並び「御三家」とも称される。 通称は「磐高(いわこう、ばんこう)」。
男子高時代は、磐城女子(現:磐城桜が丘)と並びステータスの高い学校として認識されていた。その為、当時は中学浪人をしてまでも入学を希望する受験生が多かった[1]ほどである。
2001年より女子の受け入れを再開した事から、名実共にいわき学区最難関校となった。
[編集] 沿革
- 1895年 - 福島県尋常中学校磐城分校が認可される。
- 1896年5月5日 - 福島県尋常中学校磐城分校として開校。
- 1898年 - 福島県第二尋常中学校と改称。
- 1899年 - 福島県第二中学校と改称。
- 1901年 - 福島県立磐城中学校と改称。
- 1924年 - 平高月台に新校舎竣工。
- 1948年4月1日 - 福島県立磐城高等学校となる。普通科、併設中学校を設置。
- 1951年4月1日 - 男女共学開始、女子生徒5名入学。火災により本校舎全焼。
- 1952年 - 第二校舎竣工。
- 1953年 - 図書館竣工。
- 1954年 - 第一校舎、講堂竣工。
- 1955年 - 女子生徒の募集中止、再び男子校となる。
- 1958年 - 史学部発掘の埴輪が重要文化財に指定。
- 1970年 - 講堂火災により全焼。
- 1971年 - 野球部全国選手権(夏の甲子園)準優勝。
- 1976年 - 同窓会館竣工。
- 1989年 - 講堂焼失。
- 2001年4月1日 - 男女共学再開。
[編集] 設置課程
[編集] 校歌・校章
- 『福島県立磐城高等学校校歌』 - 作詞:西村岸太郎、作曲:渡辺貞雄
- 全国的にも珍しい、三拍子の校歌である。
- 校章は、桜の花に磐が書かれたものである。
[編集] 生徒会活動
- 生徒会は、毎年3月と9月に役員改選が行われる。選挙管理委員会の下、会長、副会長、書記、会計が選ばれ、1人の場合は信任投票を行うスタンダードなものである。また生徒会役員には部活動の部長は立候補できないということが、2005年度生徒会役員選挙で問題となったが、翌年改正された。
- 生徒総会は、毎年5月と10月に行われる。例年、多彩な論題が出るも総会自体は、ぱっとしないという意見も多い。過去男子校時代、女子生徒の制服の様式をめぐって大論議となったことがある。
[編集] 部活動
38の部活動と同好会がある。部活動及び同好会への昇格は前述の生徒総会によって、生徒承認を得た後に校長以下教員の判断で決まる。最近の昇格は、2005年の茶道部。
- 運動部 (22部)
- 弓道部 剣道部 山岳部 サッカー部 柔道部 水泳部 男子ソフトテニス部 女子ソフトテニス部 男子テニス部 女子テニス部 男子バレーボール部 女子バレーボール部 野球部 ラグビー部 陸上部 男子バスケットボール部 女子バスケットボール部 卓球部 ソフトボール部 ウエイトリフティング部 体操部 応援団
- 文化部 (15部)
- 視聴覚部 写真部 吹奏楽部 生物部 天文地質部 美術部 物理部 文学部 合唱部 英語部 将棋部 化学部 史学部 数学部 茶道部
- 同好会 (1会)
- 軽音同好会
全国大会出場経験の部活が多く全国高等学校総合体育大会、全国高等学校総合文化祭、全日本吹奏楽コンクール、全日本アンサンブルコンテスト、全日本合唱コンクールにて実績をあげている。古豪の野球部は夏7回、春2回甲子園に出場し、1971年の夏の甲子園では準優勝に輝いた。このほかラグビー部が花園に14回、サッカー部が高校選手権に5回出場している。
近年、陸上、水泳、山岳、陸上、弓道、吹奏楽、文学、将棋、生物等の各部が全国大会で活躍している。
[編集] 文化祭
[編集] 高月祭
- 当初は毎年、現在は隔年9月初旬の土日の2日間に開催される文化祭。土曜日に仮装行列がいわき駅前や本町通りを練り歩き、日曜日に一般公開され、クラス展示や各部活による出店、合唱や吹奏楽による演奏を楽しむ事が出来る。熱心なクラスは4月から構想を練るところもあるほどの磐城高校1大イベント。2006年で第45回を数えるが、第45回は110周年事業との関係で7月下旬に行われる。
[編集] アセンブリー
- 当初毎年開催であった「高月祭」が隔年になった際、当時の生徒会長により提案されて開催。現在は文化部による発表や芸術鑑賞会が行われる。
[編集] 高月講習会
- 磐城高校正門そばにある同窓会館で行われる。創設は、1958年4月に開講された磐城高校卒業生の進学指導の補修科。
- 1976年4月、同窓会館の新築により、同窓会主催によって運営されてきた「卒業生講習会」を「財団法人高月育英会高月講習会」と改めた。その後、高月講習会への入会希望者が多く、同窓会館は教室不足を生じ、1979年7月に2教室を増築、現在まで地域社会の進学指導を担っている。
- 講習は、河合塾によるサテライトネットワーク及び派遣講師で行われ、一斉受講と個別受講があり、既卒生に限らず在校生も講習可能である。
[編集] 著名な卒業生
- 草野心平(詩人) / 慶応普通部へ転校 (故人)
- 小林研一郎(指揮者)
- 櫛田民蔵(経済学者)
- 田口安男(東京藝術大学名誉教授 画家))
- 矢内廣(ぴあ社長)
- 佐藤慶太(タカラ社長・イグノーベル賞受賞者「バウリンガルの開発」)
- 江尻義久(ハニーズ社長)
- 蛭田史郎(旭化成社長)
- 小野正一 元大毎オリオンズ投手
- 福田昌久 元南海ホークス投手・外野手
- 田中裕康 元中日ドラゴンズ外野手
- 影山雅永 サッカーマカオ代表監督、前サンフレッチェ広島コーチ
- 佐藤勝昭 空手家
- 三瓶啓二 空手家
- 木村守江 元福島県知事
- 坂本剛二 自由民主党衆議院議員
- 吉野正芳 自由民主党衆議院議員
- 吉田泉 民主党衆議院議員
- 岩城光英 自由民主党参議院議員
- 櫛田一男 いわき市長
- 上坂昇 元日本社会党衆議院議員
- 鈴木久 元日本社会党衆議院議員
- 戸田邦司 元自由党参議院議員
- 吉田太一 中京テレビアナウンサー
- 高野貴裕 TBSアナウンサー
- 渡辺文樹 自主映画監督 腹腹時計
- 高木武雄 大日本帝国海軍大将 / サイパン島にて戦死