下諏訪宿
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下諏訪宿(しもすわじゅく)とは、甲州街道の江戸から数えて三十九番目で終点、中山道六十九次のうち二十九番目にあたる宿場。
現在の長野県諏訪郡下諏訪町の中心部にあたり、難所であった和田峠の西の入口として、諏訪大社下社(しもしゃ)の門前町として栄えた。古くは鎌倉時代から温泉の利用が確認されており、中山道当時の絵画などには温泉を利用する旅人たちが描かれている。
本陣は岩波家として現在も一部が一般公開されている。諏訪大社下社秋宮の境内を借景とし、広大な庭園を持つ知られていたが、現在は宅地化が進み、一部のみを見ることができる。皇女和宮降嫁の際宿泊した。脇本陣「桔梗屋」「まるや」は旅館として現在も営業している。
旧称は下ノ諏訪。大規模に観光開発された上諏訪温泉と異なり、小規模な旅館街と入浴施設があるだけで、歓楽的な雰囲気はない。
[編集] 最寄り駅
- JR中央本線 下諏訪駅
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