Privacy Policy Cookie Policy Terms and Conditions チェ・ゲバラ - Wikipedia

チェ・ゲバラ

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チェ・ゲバラChe Guevara)、本名エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナErnesto Rafael Guevara de la Serna, 1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン生まれのマルクス主義革命家で、キューバゲリラ指導者。「チェ」はアルゼンチンのスペイン語で相手に呼びかけるときに使う言葉に由来するあだ名である。そのため、現地では通常「チェ」もしくは「エル・チェ」(elは英語のtheに相当する定冠詞)と呼び、「チェ・ゲバラ」と呼ぶことは少ない。

目次

[編集] プロフィール

[編集] 幼年期

1928年アルゼンチン第二の都市ロサリオで誕生する。父はエドゥアルド・ラファエル・エルネスト・ゲバラ・リンチ、母はセリア・デ・ラ・セルナ・イ・ジョサ。彼女は無神論者であった。経済的には恵まれた家庭であった。両親は保守的な慣習にとらわれない比較的リベラル(liberal)な思想の持ち主であった。未熟児として生まれたゲバラは肺炎を患い、2歳にして重度の喘息と診断された。両親は息子の健康を第一とし、喘息の治療に良い環境を求め数度移住している。幼い頃のゲバラはけいれんを伴う喘息の発作で生命の危機に陥り、その度に酸素吸入器を使用して回復する状態であった。しかしゲバラは激しいスポーツを愛好し、プレイ中発作を起こしては酸素吸入器を使用し、また試合にもどった。重度の喘息は彼を一生苦しませた。

[編集] 青年期

ブエノスアイレス大学で医学を学ぶ。在学中の1951年オートバイ南アメリカをまわる放浪旅行を経験し、南米各地の状況を見聞するうちにマルクス主義革命を志すようになった(このことは著作『モーターサイクル南米旅行日記』に記され、後にこれを原作として映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』も制作された)。

1953年に大学を卒業した後、J.D.ペロン独裁政権下のアルゼンチンを離れ、アルベンス・グスマン社会主義政権下のグアテマラに行く。グスマン政権がCIAに後押しされた反抗勢力に倒されると、メキシコに移り、この地に亡命中のフィデル・カストロと出会った。キューバのフルヘンシオ・バティスタ独裁政権打倒を目指すカストロに共感したゲバラは、このときに反バティスタ武装ゲリラ闘争への参加を決意したとされている。

[編集] 革命家ゲバラ

1956年11月25日、フィデル・カストロをリーダーとした反乱軍総勢82名は8人乗りのレジャーボート「グランマ号」に乗り込んだ。しかし収容過多ゆえに衛生環境などが劣悪になったことに加え、途中で嵐に遭遇したことなどもあり、キューバに上陸した時にはすでに体力を消耗し、それに伴い士気も低かった。さらに反乱軍の上陸をカストロが事前に発表し、計画の内容もキューバ政府に漏洩していたため、上陸直後に反乱軍は政府軍の襲撃を受けて壊滅状態となった。結局生きて上陸できたのは82人中、ゲバラ、フィデル・カストロ、ラウル・カストロなどを含む12人だった。

上陸後、反乱軍はシエラ・マエストラ山地に潜伏し、山中の村などを転々としながら軍の立て直しを図った。その後キューバ国内の反政府勢力との合流に成功し、反乱軍は徐々に肥大化していった。当初、ゲバラの部隊での役割は軍医であったが、政府軍との戦闘の中でゲバラはその忍耐強さと誠実さ、状況を分析する冷静な判断力、人の気持ちをつかむ才を如何なく発揮し、次第に反乱軍のリーダーのひとりとして認められるようになっていった。上陸から1年後の兵員増加に伴う部隊の再編成に際しては、カストロから第2軍の指揮権と少佐の階級を与えられ、名実共にカストロに次ぐ反乱軍ナンバー2となった。

1958年12月29日にはこの第2軍を率いてキューバ第2の都市サンタクララを制圧し、首都ハバナへの道筋を開いた。そして1959年1月1日、フルヘンシオ・バティスタがメキシコへ亡命しカストロがハバナに入城、キューバ革命が達成された。ゲバラは闘争中の功績と献身的な働きによりキューバの市民権を与えられ、キューバ新政府内で閣僚となるに至った。

[編集] 政治家ゲバラ

革命達成の一ヶ月後、旧バティスタ派の人々に対する裁判が行われ、およそ600人が処刑された。ゲバラは処刑の責任者を務め、さらに政治犯収容所の建設を指揮した。6月には通商大使としてアジア・アフリカ、東欧などを歴訪し、各地で熱狂的に迎えられた。帰国後、農業改革機構工業部長および国立銀行総裁に就任。農地改革と企業の国有化を進めた。

1960年8月6日、カストロがアメリカ資本から成る石油関連産業を接収、国有化する。これに対抗しアメリカはキューバに対し経済封鎖を行った。翌1961年10月、ゲバラは工業相に就任する。経済封鎖による資源不足、さらに社会福祉事業の無料化により経済が徐々に逼迫していく中、「生産効率の低下は人々の献身的労働によって補える」とし、自らも多忙をおしてサトウキビの刈り入れなどに積極的に参加した。しかし経済を好転させるには至らず、ゲバラは徐々にキューバ首脳陣の中で孤立を深めていった。

1965年1月、各国との通商交渉のために外遊を行う。2月24日、アルジェリアで行われた「アジア・アフリカ経済セミナー」において演説を行い、当時キューバの最も主要な貿易相手国だったソビエト連邦の外交姿勢を「帝国主義的搾取の共犯者」と非難し、論争を巻き起こした。3月に帰国後、キューバ政府はソビエトから「ゲバラをキューバ首脳陣から外さなければ物資の援助を削減する」旨の通告を受ける。これを受けゲバラはカストロにキューバ政府の一線から退く事を伝え、カストロ、父母、子供達の三者に宛てた手紙を残してキューバを離れた。この事はしばらくカストロの側近以外には知らされず、半年後の10月3日キューバ共産党大会においてカストロが手紙を読み上げると共に、初めて世人に知られる事となった。

[編集] 再び革命の戦いへ

キューバを離れたゲバラは、アフリカコンゴに渡り革命の指導を試みたが、コンゴの兵士達の士気の低さに失望し、1年後秘密裏にキューバに帰国する。カストロとの会談の後、新たな革命の場にレネ・バリエントスが軍事独裁政権を敷くボリビアを選び、1966年11月、ビジネスマンに変装して現地に渡る。しかしボリビア共産党からの協力が得られず、カストロからの援助も滞り、さらにボリビア政府軍がアメリカのCIAから武器の供与と兵士の訓練を受けてゲリラ対策を練ったため、ここでも苦戦を強いられる事となる。そして1967年10月8日、ゲバラは20名前後のゲリラ部隊とともに行動中、政府軍のレンジャー大隊の襲撃を受け捕えられ、その翌日に殺害された。

最期の言葉は、射殺を躊躇する兵士に向けて放った「ここにいるのは英雄ではない。ただの一人の男だ。撃て! 臆病者め!」とされる。

ゲバラのゲリラ戦術は、キューバでの実戦に裏付けられた完成されたものだった。少人数のゲリラで山岳に潜伏し、つねに前衛、本隊、後衛とわけて組織的に警戒するというもので、必要があれば少人数で奇襲的な襲撃を仕掛けるというものだった。

チェ・ゲバラ(アルベルト・コルダ撮影の1960年3月15日写真[1]より)
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チェ・ゲバラ
(アルベルト・コルダ撮影の
1960年3月15日写真[1]より)

[編集] その後の影響と「帰国」

チェ・ゲバラの生涯と思想西側の若者や革命を目指す者たちに熱狂的にもてはやされ、その写真は1960年代の後半頃からTシャツポスター印刷されるシンボルとなった。南米の大学では、現在でもゲリラ時代のチェの顔を描いた大きな垂れ幕を掲げているところがある。その他、サッカースタジアムのゴール裏のファンがゲートフラッグにゲバラの顔を描いたものを掲げていることがある(日本では浦和レッズのサポーターなど)。

1997年、死後30年にしてゲバラの遺骨がボリビアで発見され、遺族らが居るキューバへ送られた。キューバではゲバラの「帰国」を迎える週間が設けられ、彼の遺体を霊廟へ送る列には多くのキューバ国民が集まった。フィデル=カストロは長時間のスピーチで有名であるが、この時のスピーチは珍しく簡潔であった。ゲバラの遺体は霊廟に葬られた。

今日でもチェ・ゲバラは中南米で絶大な人気を誇るカリスマである。そのため、日本でも中南米の雑貨などを扱う店でチェ・ゲバラの肖像写真がプリントされたTシャツが並び、ゲバラの思想や行動を全く知らない若者がファッションの一環として着用している姿も見られる。

[編集] 人物

カストロに「堅固な意志と不断の実行力を備えた真の革命家」と評されるゲバラであるが、実際に誰よりもよく行動し、革命達成後も喘息を抱える身でありながら寝食を忘れて公務と勉学に励んだという。しかし、自己に課す厳格な規律を周囲の者にも求めたため、閣僚だった当時の部下からは「冷徹、尊大で、まるで我々の教師であるかのように振る舞う」と囁かれ、必ずしも好意は持たれていなかったとされる。一方で民衆はその勤勉ぶりを褒め称え、彼らからは絶大な人気を得た。フランスの作家レジス・ドブレは、革命軍に帯同した際のゲバラの印象を「好感は持てないが、驚嘆に値する人物」と評した。

「2つ、3つ、もっと多くのベトナム(戦争)を作れ」という彼の言葉に象徴されるように、武力闘争を圧制から逃れる唯一の道と断じ、ゲリラ戦の手引き書である「ゲリラ戦争」を著した。また理想主義者でもあり、工業相時代にキューバ国民の労働意欲の低さを目の当たりにしたゲバラは「共同体のために尽くし、労働を喜びと感じる『新しい人間』」の育成を目指し、その出現を国家展望の下敷きとした。しかしキューバに招聘された学者達からは「理想論に過ぎる」と反発を招くと共に、現実的な政治路線を目指すキューバ新体制の中で、徐々に彼を孤立させる遠因となった。彼の直接行動主義と理想主義は、前者は一面として「戦禍を撒き散らす男」のイメージとなって各国に広まり、後年彼自身のゲリラ闘争の障害となった。一方で後者は彼の自己犠牲的な行動力と相俟って、「清廉で理想に燃えた革命家」としての肯定的なイメージを作り出す要因ともなった。

[編集] エピソード

  • 国立銀行総裁に就任した際、それまでフルネームで行うことが慣例だった紙幣へのサインに、「Che」とだけ記した。貨幣に否定的な考えから行われたものだとされる。また、金融に関して素人であるゲバラが総裁に就任した事を訝った人々が、以下のようなジョークを囁いていた。

「新政府の閣僚を決めるに際し、カストロが『誰かエコノミスタ(経済通)はいないか?』と尋ねた。連日の激務で疲労し、居眠りをしていたゲバラがこれを『コムニスタ(共産主義者)』と聞き間違えてとっさに手を挙げ、彼の国立銀行総裁就任が決まった」

実際にはこのような事実はなかったが、正式な就任発表の際には小規模ながら預金の取り付け騒ぎが起きるなど金融不安が広がった。当時の人々の動揺を率直に表したジョークといえる。 

[編集] 略年譜

  • 1928年6月14日、アルゼンチン第二の都市ロサリオで裕福な家庭に生まれる。
  • 1930年 ブエノスアイレスに住んでいたとき、最初の喘息発作(2歳)。
  • 1932年 重い喘息のため、一家はコルドバの避暑地アルタ・グラシアに転居。
  • 1941年 コルドバの高等学校に入学。喘息にもかかわらず、ラグビーサッカーなどの激しいスポーツを愛好。
  • 1948年 ブエノスアイレス大学医学部に入学、アレルギーの研究を志す。
  • 1950年 北部アルゼンチンをモペッド(ペダルで走ることもできるオートバイ)で単独走破。
  • 1951年 オートバイで南アメリカをまわる旅に出る、ラテンアメリカをつぶさに見聞。
  • 1952年 南米旅行の最終地点ベネズエラカラカスで、帰国と医学部を卒業することを決意。
  • 1953年 通常6年の課程を3年で終え、医者の資格を取得。フアン・ペロン支配下で軍医になることを避けボリビアへ。ボリビアで農地改革の現実を目撃。第二のラテンアメリカ放浪。アルベンス社会主義政権下のグアテマラで出会ったペルー人社会主義者イルダ・ガデアの紹介で亡命キューバ人と知り合う。
  • 1954年 アルベンス政権がCIAの傭兵アルマス反革命軍に打倒され、メキシコに亡命。
  • 1955年 イルダ・ガデアと結婚
  • 1956年 長女イルディタ誕生。メキシコ亡命中のフィデル・カストロ、弟のラウル・カストロと出会い意気投合、従軍医として反独裁闘争に参加することを承諾。グランマ号(10人乗りのヨットに85人)でキューバに上陸(12月2日)、以後3年間におよぶゲリラ戦に従軍。
  • 1957年 反乱軍第2軍(75名)の指揮官少佐)、少佐の階級章(一つ星)をつけたベレー帽は後年チェのシンボルマークとなる。
  • 1959年 バティスタが国外逃亡しキューバ革命成立。キューバの国立銀行総裁に就任。アレイダ・マルチ・デ・ラ・トーレと結婚し4人の子どもをもうける。
  • 同年 アジアアフリカの親善大使として来日。12日間滞在した。このとき、広島市原爆資料館を訪問し、「アメリカにこんな目に遭わされておきながら、あなたたちはなおアメリカの言いなりになるのか」と案内人に語った。
  • 1960年 著書『ゲリラ戦争』出版。ソ連に初訪問。
  • 1961年 工業大臣に就任。故郷アルゼンチンへ8年ぶりの最後の帰国するが、滞在時間わずか4時間。
  • 1963年 アルジェリア独立一周年記念式典に出席。
  • 1964年 ベン・ベラ大統領の招きでアルジェリア訪問。ニューヨーク国連総会キューバ主席として演説。
  • 1965年 国際的な革命闘争に参加するためキューバを離れる。アフリカ各地を歴訪し、コンゴでは一時的に闘争に参加。キューバ共産党中央委員会でカストロはゲバラの「別れの手紙」を発表。
  • 1966年 アフリカ・コンゴでのゲリラ戦に参戦後、「一つ、二つ……数多くのベトナムをつくるために」(1967年に公表されたメッセージの言葉)ラテンアメリカに戻り、変装してボリビアへ。ボリビアでの様子を記した日記は『ゲバラ日記』として死後刊行。
  • 1967年10月8日 バジェグランデ近郊のイゲラ村の近くで捕えられ、10月9日バリエントス大統領の命令で殺害(銃殺)、享年39。
  • 1997年 死後30年ボリビアで遺骨が発掘される、遺骨はハバナに移送。
  • 2004年1月25日 チェ・ゲバラの著作『モーターサイクル南米旅行日記』(邦訳・現代企画室)と、ゲバラの友人アルベルト・グラナードの著作を下敷きにプロデュースした新作映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』を携え、米国俳優ロバート・レッドフォードがハバナを訪問。遺族やハバナ市民が映画を鑑賞した。

[編集] 文献

[編集] チェ・ゲバラの著作

  • 1967年 『ゲリラ戦争』(『三一新書』)、三一書房
  • 1967年 『革命戦争の旅 ゲバーラ回想記』、青木書店
  • 1967年 『革命の回想』筑摩書房
  • 1968年 『ゲバラ選集』第1、青木書店
    • 1956年 - 1961年4月、フィデルに捧げる歌、他32編
  • 1968年 『革命ゲバラは語る』合同出版
  • 1968年 『国境を越える革命』レボルト社
  • 1969年 『ゲバラ選集』第2、青木書店
    • 1961年4月 - 1962年10月、キューバの工業発展に関する報告、他18編
  • 1969年 『ゲバラ選集』第3、青木書店
    • 1962年12月 - 1964年3月、アントニオ・マセオ、他19編
  • 1969年 『ゲバラ選集』第4、青木書店
    • 1964年3月 - 1967年10月、ジュネーブでの演説国連貿易開発会議、他19編
    • 年譜: p315 - 326
  • 1982年8月 『革命戦争の日日』(『集英社文庫』)、集英社、ISBN 4087600718
  • 1997年10月 『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』現代企画室、ISBN 4773897155
    • 年譜あり
  • 2001年10月 エルネスト・ゲバラ・リンチ編『チェ・ゲバラ America放浪書簡集 ふるさとへ1953-56』現代企画室、ISBN 4773801026

[編集] チェ・ゲバラに関する著作

  • 1965年 リデル・ハート編(佐藤亮一訳)『解放の戦略 毛沢東とゲバラ』、番町書房
  • 1967年11月 レジス・ドブレ著(谷口侑訳)『革命の中の革命』(『晶文選書』)晶文社
  • 1968年 小林富雄著『革命児ゲバラ』風媒社
  • 1968年 横堀洋一編訳『ゲバラ・革命と死 知られざる青春と闘いの記録』、講談社
  • 1968年10月 リカルド・ローホ著(伊東守男訳)『わが友ゲバラ』(『ハヤカワ・ノンフィクション』)早川書房
  • 1968年 ジャン・ラルテギー著(岩瀬孝、根本長兵衛訳)『ゲバラを追って 中南米のゲリラたち』冬樹社
  • 1969年5月 カストロ、ドブレほか著(大林文彦編訳)『回想のゲバラ』太平出版社
  • 1969年 米州機構安全保障に関する特別協議委員会編(ラテン・アメリカ協会訳)『ゲバラ日記の分析 米州機構の報告書』ラテン・アメリカ協会
  • 1969年 ブエノスの灯編『ゲバラ写真集チェ』現代書館
  • 1969年 山本満喜子著『炎の女性たち カストロ、ゲバラを支えて十年』読売新聞社
  • 1971年7月 キューバ国立出版協会編(桃井健司訳)『タニア ゲバラと運命を共にした若き女性ゲリラの闘いと死』サイマル出版会
  • 1971年9月 アンドリュー・シンクレア著(皆藤幸蔵訳)『ゲバラ』(『現代の思想家』)、新潮社
    • 原著: Guevara, London: Collins, 1970; Che Guevara, New York: Viking, 1970; Sutton Publishing, 1998(reprint), ISBN 0750918470
  • 1971年 三好徹著『チェ・ゲバラ伝』文藝春秋
  • 1975年9月 フィリップ・ガヴィ著(山方達雄訳)『チェ・ゲバラ』福村出版
  • 1977年9月 レジス・ドブレ著(安部住雄訳)『ゲバラ最後の闘い ボリビア革命の日々』新泉社
  • 1985年2月 三好徹著『異郷の罠』(『徳間文庫』)、徳間書店
  • 1986年6月 エドワルド・リウス著(西沢茂子、山崎満喜子訳)『チェ・ゲバラ リウスの現代思想学校』晶文社、ISBN 4794920245
    • 原著: AbCHE: Biografía simple y sencillamente de un revolucionario de nuestro tiempo, Grijalbo, 1978, ISBN 9684190482
  • 1990年10月 フェリス・I.ロドリゲス、ジョン・ワイズマン著(落合信彦訳)『秘密工作者 チェ・ゲバラを殺した男の告白』光文社、ISBN 4334960510
    • 原著: Félix I. Rodríguez, John Weisman, Shadow Warrior/the CIA Hero of a Hundred Unknown Battles, Simon & Schuster; (October 1989), ISBN 0671667211
  • 1992年 マリア・デル・カルメン・アリエット著(丸山永恵訳)『チェ・ゲバラの政治思想』IFCC出版会
    • 原著: Maria del Carmen Ariet, Che pensamiento político
  • 1997年 フェルナンド・ディエゴ・ガルシア、オスカー・ソラ編(レナーテ・ヘロルド訳)『チェ・ゲバラ 情熱の人生』スタジオ・ナダ、
  • 1997年12月 エドワルド・リウス著(西沢茂子、山崎満喜子訳)『チェ・ゲバラ』(『リウスの現代思想学校』新装版、晶文社、ISBN 4794912552
    • 原著: Rius, Abche: Abche-Political Satire, Era Edicions Sa Published, 1999, ISBN 9684190522
  • 1998年6月 オズバルド・サラス、ロベルト・サラス著(星野弥生訳)『エルネスト・チェ・ゲバラ』海風書房、ISBN 4768488595
    • 写真集、原著: Osvald Salas, Roberto Salas, Ernesto Che Guevara
  • 1998年7月 三好徹著『チェ・ゲバラ伝』原書房、ISBN 456203100X
  • 1998年10月8日 アルベルト・コルダ写真、ハイメ・サルスキー、太田昌国著(棚橋加奈江訳)『エルネスト・チェ・ゲバラとその時代』現代企画室、ISBN 4773898062
    • Albert Korda, Jaime Sarusuky, Masakuni Ota, Ernesto Che Guevara y su epoca: Colección de fotografías de Korda
  • 1999年1月 パコ・イグナシオ・タイボII、フェリックス・ゲーラ、フロイライン・エスコバル著(神崎牧子、太田昌国訳)『ゲバラ コンゴ戦記1965』現代企画室、ISBN 4773898070
    • 原著: Paco Ignacio Taibo, Félix Guerra, Froilán Escobar, El año que estuvimos en ninguna parte: La guerrilla africana de Ernesto Che Guevara, Txalaparta Argitaletxea, S.L., ISBN 8481360198
  • 1999年7月 樋口聡著『僕とゲバラとラティーノたち ラテンアメリカ放浪記』スリーエーネットワーク、ISBN 4883191362
  • 2000年3月 戸井十月著『ロシナンテの肋 チェ・ゲバラの遙かな旅』集英社ISBN 4087744647
  • 2000年5月 恵谷治著『1967年10月8日 チェ・ゲバラ死の残照』毎日新聞社ISBN 4620314420
  • 2000年8月 太田昌国著『ゲバラを脱神話化する』現代企画室、ISBN 4773800054
  • 2001年6月 パコ・イグナシオ・タイボII著(後藤政子訳)『エルネスト・チェ・ゲバラ伝』上・下、海風書房、上: ISBN 4768488757、下: ISBN 4768488765
    • 原著: Paco Ignacio Taibo II, Ernesto Guevara, también conocido como El Che, 2001, Planeta Mexico;(January 2004), ISBN 9706909818
  • 2003年12月10日 イルダ・バリオ、ギャレス・ジェンキンズ著(鈴木淑美訳)『チェ・ゲバラ フォト・バイオグラフィ』原書房、ISBN 4562036796
    • Hilda Barrio, Gareth Jenkins, The Che Handbook, St. Martin's Press; (October 1, 2003), ISBN 0312322461

[編集] 映画

  • 1985年 Fernando Birri, Mi hijo el Che - Un retrato de familia de don Ernesto Guevara
  • 1994年 Richard Dindo, Ernesto Che Chuevara, das bolivianische Tagebuch
  • 1997年 Miguel Miño, Ernesto Che Guevara
  • 1997年 Aníbal Di Salvo, Maurice Dugowson, El Che
  • 2000年 マルセロ・シャプセス監督脚本『チェ・ゲバラ 人々のために』
    • 生前のチェ・ゲバラと寝食を共にした元闘士や写真家たちへのインタビューや現存する映像を駆使したドキュメンタリー。アルゼンチン映画。
    • Marcelo Schapces, Che - Un hombre de este mundo
  • 2003年11月28日 『チェ・ゲバラ DVD-BOX』
  • 2004年10月9日 『モーターサイクル・ダイアリーズ』(主演:ガエル・ガルシア・ベルナル)
    • ゲバラが南米大陸を横断した若き日々を綴る、ウォルター・サレスによるロード・ムービー。
  • 2005年5月27日 『チェ・ゲバラ&カストロ』(主演:ガエル・ガルシア・ベルナル)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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