TORO-Q
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TORO-Q(とろきゅう)とは、九州旅客鉄道(JR九州)が2003年から久大本線の由布院駅~南由布駅間で期間運行している観光用トロッコ列車。
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[編集] 概要
湯布院市街地道路の混雑緩和と観光促進を兼ねて運行が開始されたトロッコ列車である。これは南由布駅前に車を止めて、そこから由布院駅までは列車で移動するパークアンドライドを推進させるという目的である。この列車のために南由布駅に折り返し設備が設けられた。
2002年に大分県湯布院町(現・由布市)で開催された「全国トロッコ列車サミット」の際に、先にトロッコ改造されていたトラ70000形無蓋貨車3両に気動車2両(キハ65及びキハ58)を加えて「TORO-Q」と命名された。
[編集] 運行形態
朝、大分駅より快速「トロッコ列車」として由布院駅まで運行され、由布院駅~南由布駅間で6往復の折り返し運行を行った後、夕方に快速「トロッコ列車」として大分駅まで運行するというダイヤである。
由布院~大分間運行の1往復は全車指定席である。由布院~南由布間運行の列車は全車自由席。
[編集] 停車駅
[編集] 使用車両
5両編成で両端が気動車、中間3両がトロッコ車両となっている。
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