鬼首温泉
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鬼首温泉(おにこうべおんせん)は、宮城県大崎市(旧国陸奥国、明治以降は陸前国)鳴子温泉郷にある温泉。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- 単純泉
- アルカリ性単純泉
- 食塩泉
- 重曹泉
[編集] 温泉街
鳴子ダムの北側に多くの温泉が点在する。吹上温泉、神滝温泉、轟温泉、宮沢温泉など複数の一軒宿も存在することから、鬼首温泉郷と呼ばれることもある。吹上温泉は間欠泉があることで有名。10~15分毎に高さ10mの間欠泉が吹き上げる。
また、地熱が非常に高い地域であることから、地獄地帯が点在しているのも特徴。片山地獄、荒湯地獄、吹上地獄谷などがある。荒湯地獄は野湯としても有名である。吹上地獄谷では川沿いの遊歩道のすぐ側から100℃近い高温泉が次々と湧き出てきている光景を見ることができる。片山地獄には地熱を利用した鬼首地熱発電所も存在する。
[編集] 歴史
延喜年間の延喜式神名帳によると、鬼首温泉に温泉神社があったことから開湯はそれ以前と考えられる。鬼首の地名の由来は坂上田村麻呂によるとされる。
昔は地獄地帯の高温泉は地元の人達が調理に使っていたという。
江戸時代には湯治場として栄え、江戸時代中期までは鳴子の地域で一番栄えた湯治場であったという。
昭和35年10月1日、奥鳴子・川渡温泉として、川渡温泉、中山平温泉とともに国民保養温泉地に指定。