高の原駅

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高の原駅（たかのはらえき）は、奈良県奈良市朱雀3丁目12-3にある、近畿日本鉄道京都線の駅。京都府相楽郡木津町(2007年3月12日から木津川市)との境界まで至近距離にある。

近鉄高の原駅

[編集] 駅構造

島式ホーム2面4線をもつ橋上駅。外側の線路が先発・通過の電車用になる。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみである。

京都府寄りに引込み線がある。これは、かつて「高の原行」普通列車の入換として使われていたが、現在では、回送列車の入換に使われている。

開発によって変化したが、このあたりの地形はすり鉢状になっており、橋上の駅舎に出口が設けられている。現在は念願のエレベーターが設置されている。余談だがこのエレベーターの設置費用は、駅の構造的問題で億単位かかっているとのこと。エレベーターは既存の階段を途中で破壊し上から下までぶち抜く形で設置されている。エレベーター設置により階段の移動が行われた。

[編集] のりば

大和西大寺・奈良・天理・橿原神宮前・難波方面（本線）
大和西大寺・奈良・天理・橿原神宮前・難波方面（待避線）
新田辺・大久保・丹波橋・竹田・京都国際会館・京都方面（待避線）
新田辺・大久保・丹波橋・竹田・京都国際会館・京都方面（本線）

[編集] 特徴

19時以降の大和西大寺方面行の特急が停車する（京都方面行特急は全て通過）。
特急券・定期券とも購入可能。
ラッシュ時は、出発係の車掌がホームにて案内する。

[編集] 利用状況

2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は33802人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅（323駅）中、17位。
- 京都線の駅（26駅、大和西大寺駅含む）の中では、4位。
- 奈良県内の近鉄の駅（90駅）の中では、6位。

[編集] 駅周辺

「高の原」とは、万葉集にも歌われた古い地名で、駅名に採用されたことで現代に復活した。駅前の歌碑に「秋さらば　今も見るごと　妻ごひに　鹿鳴かむ山ぞ　高野原の上　万葉集第一・八四　長皇子」と刻まれている。
住宅地や付近の学校への玄関口としての性格が強いが、学園前駅と比較すると静かなたたずまいである。
駅西側の丘の上には「サンタウン高の原」などの複合商業施設がある。2007年3月にはイオンが入るサンタウンプラザこすもす館(仮称)がオープン予定。
朝のラッシュ時には、通勤の人と東大寺学園高校・中学校、奈良県立平城高等学校、京都府立南陽高等学校の生徒などで混雑する。

平城ニュータウン(佐保台住宅地を含む)
相楽ニュータウン
奈良大学
東大寺学園高校・中学校
ならやま研究パーク
奈良右京郵便局
京都府立南陽高等学校
奈良県立平城高等学校
奈良県警奈良警察署近鉄高の原駅前交番

(※管轄は奈良市佐保台・佐保台西町・左京・朱雀・右京・神功の全域と歌姫町飛地、奈良阪町の一部)

奈良市北部会館・奈良市北部出張所

(※管轄は奈良市佐保台・佐保台西町・左京・朱雀・右京・神功の全域と歌姫町飛地、奈良阪町の一部)　

NTT西日本-みやこ平城別館

(※管轄は奈良市佐保台・佐保台西町・左京・朱雀・右京・神功の全域と歌姫町飛地、奈良阪町の一部)

[編集] 路線バス

駅の西側にバス発着所がある。

1番　学園前駅北口（奈良大学経由）、奈良大学、近鉄奈良駅・JR奈良駅、佐保台三丁目、平城山駅（ならやま大通り経由）、梅美台五丁目（京都府相楽郡木津町、京奈和自動車道経由）
2番　左京循環内回り（朱雀第一住宅・朱雀保育園経由）・外回り（朱雀5丁目・朱雀4丁目経由）
3番　神功四丁目外回り（木津町兜台一丁目経由）・内回り（右京小学校経由）
4番　木津川台住宅、兜台五丁目（京都府相楽郡木津町）、学園前駅北口（学研奈良登美ヶ丘駅経由）、学研奈良登美ヶ丘駅（兜台三丁目・東登美ヶ丘六丁目東経由）、高山サイエンスタウン（生駒市）、木津町巡回バス
5番　東大寺学園

※かつて存在した系統＝100系統・東登美が丘一丁目、3系統左京循環内回り・神功4丁目外回り、5・6系統左京5丁目内回り・外回り、80系統・高山サイエンスタウン、81系統・高山サイエンスタウン、23系統・光台循環内回り（京都府相楽郡精華町）、22系統・山田川駅、夜行高速バスやまと号・東京ディズニーランド・千葉駅