学研奈良登美ヶ丘駅
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学研奈良登美ヶ丘駅(がっけんならとみがおかえき)は、奈良県奈良市北登美ヶ丘1丁目14番にある近畿日本鉄道けいはんな線の駅。駅番号はC30。
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[編集] 駅構造
島式1面2線のホームを持つ高架駅。高架をそのまま東へ延長することが可能で、路線の延伸を一応予定した構造になっている。これは当初、けいはんな線の計画が近鉄京都線高の原駅までを予定していたためである(高の原駅がある平城相楽ニュータウン(関西文化学術研究都市平城・相楽地区と佐保台住宅地)では現在でも「けいはんな線高の原駅へ早期延長を」の要望が強い)。改札・コンコースは1階、ホームは2階にある。改札口は南北1ヶ所ずつ設けられている。改札内には売店あり。また、ホームにはワンマン運転支援用のホームセンサーが設けられている。
駅事務室は南口寄りに位置し、北口からの問い合わせは連絡ボタンとマイクを用いて行う。北口改札外には奈良交通の案内所がある。
[編集] のりば
- ■ 生駒・本町・コスモスクエア方面
- ■ 生駒・本町・コスモスクエア方面
[編集] 駅周辺
当駅は生駒市と奈良市に跨って所在する。
- 国道163号
- 東花園検車区登美ヶ丘車庫
- ローソン学研登美ヶ丘店
- ライフ学園前店
- コーナン学園前登美ヶ丘店
- イオン奈良登美ヶ丘ショッピングセンターが2006年7月26日当駅の南西側にグランドオープン。
その他、駅バスロータリーから北登美ヶ丘住宅地に抜ける長くて大きな階段がある。 遠くからでも良く目立ち、ロータリーから見上げる階段はとても迫力がある。もともとこの階段は当駅設置のため立ち退いたゴルフ練習場と北登美ヶ丘住宅地を結んでいた里道であったが、駅設置に合わせて歩道として改修された。
当駅高架下には以下の店舗が入居している。
[編集] バス
- 1番のりば
- 学園前駅方面(登美ヶ丘三丁目経由(大渕橋非経由)/中登美ヶ丘団地・大渕橋経由)
- 2番のりば
- 3番のりば
- 高山サイエンスタウン方面(国道鹿畑・大学院大学経由)
- 高の原駅方面(乾谷・南陽高校経由)
- 4番のりば
- 鹿ノ台北二丁目方面(朝ラッシュ時以外)
朝ラッシュ時の鹿ノ台北二丁目系統のバスは駅前広場に乗り入れず、駅高架下の市道にて客扱いを行う。
- 市道沿い・南向のりば
- 学園前駅方面(朝ラッシュ時)
- 市道沿い・北向のりば
- 鹿ノ台北二丁目方面(朝ラッシュ時)
[編集] 歴史
[編集] 駅名の由来
駅南方一帯に広がる住宅地「登美ヶ丘」が駅名の由来である。登美ヶ丘という地名は大和国添下郡西部の古代における呼称「登美郷」に由来する。「とみのさと」の「とみ」は「登美」「鳥見」「富」など現在の奈良市西部の地名につながる。
駅名の由来となった登美ヶ丘の住宅地開発は1960年から[1]はじまり、当駅が所在する北登美ヶ丘地区の宅地造成は1980年代に行われた(駅周辺の造成は京阪奈新線着工後、新規に行われた)。
[編集] 隣の駅
- 近畿日本鉄道
- けいはんな線
- 学研北生駒駅(C29) - (登美ヶ丘信号場) - 学研奈良登美ヶ丘駅(C30)