道成寺駅
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道成寺駅(どうじょうじえき)は、和歌山県御坊市藤田町藤井にある西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅。
道成寺の最寄り駅であるが、無人駅で利用客は少ない。 しかし、年に一度、4月27日は道成寺で鐘供養のイベントが催され混雑する。臨時列車等の設定はないが、隣の御坊駅から駅員が派遣され、切符の回収・発券作業などを行っている。ちなみに、この駅自体は御坊市に位置するが、道成寺そのものは隣の日高川町にある。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。駅舎は古い木造で落書きなどがあり荒れている。
[編集] 駅周辺
- 道成寺
- 藤井郵便局
- 日高川町役場
- 御坊インターチェンジ - 阪和自動車道、湯浅御坊道路
- 大阪食糧事務所和歌山事務所御坊支所
[編集] 歴史
この駅は昭和5年12月、国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の道成寺駅(どうじょうじえき)として開業する。当駅はその後昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
- 1930年(昭和5年)12月14日 - 国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の道成寺駅(どうじょうじえき)として開業する。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅・新鹿駅間の開通をもって現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により当駅も西日本旅客鉄道紀勢本線の駅となる。