紀伊富田駅
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紀伊富田駅(きいとんだえき)は、和歌山県西牟婁郡白浜町栄609-2にある西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線をもち列車同士の行き違いが可能な地上駅である。ホーム間の連絡は跨線橋による。1番ホームの駅舎脇、椿方には貨物ホームが残っているが線路ははがされている。
- のりば
- 1番線 - 新宮方面
- 2番線 - 和歌山方面
古くからの駅舎は撤去され平成14年1月からは介護予防拠点施設「紀伊富田みのり館」と合築の新しい駅舎となった。当駅は無人駅である。駅員はいない。自動券売機や自動改札などの設置もない。電化前は急行「きのくに」椿始発天王寺行きが1日1本停車していたこともあった。
[編集] 駅周辺
駅前から小規模ながら「さかえ商店街」なる商店街が延びている。
- A-coop(JA経営のスーパー)
- コメリ(ホームセンター)
- 白浜町立南白浜小学校
- 白浜町立富田中学校
- 白浜町役場富田事務所
- 富田川(天然記念物「おおうなぎ」の生息地、かつては標本が展示されていた)
[編集] 歴史
この駅は昭和8年12月、国鉄紀勢西線の紀伊田辺駅から当駅までの開通と共に紀伊富田駅(きいとんだえき)として開業した。
開業にあたり当時の富田の中心地(白浜町富田、通称東富田)に設置される予定であったが地元の住民の反対により当地に設置される。計画では現在の場所より椿方へ富田川鉄橋渡ったあたりに設けられることになっていた。
開業当初は終着駅であったが2年後の昭和10年3月には国鉄紀勢西線は当駅から紀伊椿駅(現在の椿駅)まで一駅延伸となり中間駅になった。
- 1933年(昭和8年)12月20日 - 国鉄紀勢西線の紀伊田辺駅から当駅までの延伸に伴い紀伊富田駅(きいとんだえき)として開業。
- 1935年(昭和10年)3月29日 - 国鉄紀勢西線が当駅から紀伊椿駅(現在の椿駅)まで延伸となる。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅・新鹿駅間の開通をもって現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線とされる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年)1月27日 - 現在の駅舎が出来る。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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