豊和銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊和銀行(2006年9月末現在) | |
統一金融機関コード | 0590 |
SWIFTコード | ? |
頭取 | 梛原憲治(やぎはら けんじ) |
店舗数 | 49店 (2005年3月31日現在) |
設立日 | 1949年12月22日 (大豊殖産無尽) |
資本金 | ?億円 |
従業員数 | ?名 |
総資産 | ?億円 |
預金残高 | ?億円 |
貸出金残高 | ?億円 |
本店 | |
所在地 | 〒870-8686 |
大分市王子中町4-10 | |
電話番号 | 097-534-2611 |
外部リンク | HOWA BANK |
株式会社豊和銀行(ほうわぎんこう)は、大分県大分市に本店を置く第二地方銀行。預金量は大分県内で2位。店舗は大分県内を中心に、県外では福岡県内に3か店、熊本県内に1か店の合計49か店。
目次 |
[編集] 沿革
- 1949年12月22日 - 大豊殖産無尽株式会社として設立。
- 1953年1月27日 - 相互銀行に転換、株式会社豊和相互銀行に商号変更。
- 1989年2月1日 - 普通銀行に転換、株式会社豊和銀行に商号変更。
- 2006年4月 - 早期税制措置を受ける。西日本シティ銀行等の支援を受け、再建へ。
[編集] 再生への道のり
2006年1月からの2カ月間に及ぶ金融庁検査により、大幅な赤字になることが明らかになり、この結果を受けて4月28日、金融庁から早期是正措置を受けた。 同行は4月28日夕刻の会見で2006年3月期決算の業績予想の下方修正を発表。不良債権処理は当初予想の2倍の184億円、赤字は約7倍の153億円に上ることを明らかにした。その結果自己資本比率は国内行基準の4%を大幅に割り込む2.2%となる(なお債務超過ではない)。
地元企業とりわけ建設業への貸出金割合が高かったといわれている。
福岡県に本店のある西日本シティ銀行(福岡市)から30億円の増資を受けるほか、日本生命相互会社などのほか、三和酒類株式会社、二階堂酒造、テレビ大分、学校法人文理学園、株式会社大分放送、有限会社大分合同新聞社など大分県内の企業等を対象として6百万株の第三者割当増資を2006年8月に実施。合わせて90億円の増資が完了した。
8月31日に水田敬明頭取(代表取締役)、中尾高専務の引責辞任、元整理回収機構(RCC)執行役員の梛原憲治顧問が新頭取に、RCC企業再生部元担当部長・武内雅生顧問が専務取締役に就く人事を発表した。9月の臨時株主総会に諮られる。
9月8日、経営陣の法令順守とリスク管理の認識が希薄であることを理由に、金融庁から業務改善命令を受ける。
さらに、金融機能強化法を適用して公的資金の注入を受ける方向とされる。
[編集] ATMについて
ATM(他行との共同利用ATMを除く)では、西日本シティ銀行・福岡中央銀行・佐賀共栄銀行・長崎銀行・熊本ファミリー銀行・宮崎太陽銀行・南日本銀行・沖縄海邦銀行のキャッシュカードによる出金については自行扱いとなる。
また、SBK(システムバンキング九州共同センター)加盟7行(豊和銀行・福岡中央銀行・佐賀共栄銀行・長崎銀行・熊本ファミリー銀行・宮崎太陽銀行・南日本銀行)の通帳・キャッシュカードでも、各行ATM相互間でのカードによる入金・通帳による入出金・通帳記帳もご利用になれる(ただし本サービスによる相互利用に付いては、各加盟行の個人性口座のキャッシュカードと個人性口座の総合口座通帳のみの取り扱いとなる)。
なお、大分県内にはイーネットが設置されていないため、コンビニエンスストアの店内に自前のATMを設置するケースもあるが、この場合は一般のATMと同様の時間帯となり、深夜には使用できない。
- ポプラ大分駅前店(大分県大分市)
- ポプラ大分畑中店(大分県大分市)