蕭子顕
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書名 | 作者 | 巻数 | |
---|---|---|---|
1 | 史記 | 前漢・司馬遷 | 130 |
2 | 漢書 | 後漢・班固 | 100 |
3 | 後漢書 | 宋・范曄 | 120 |
4 | 三国志 | 晋・陳寿 | 65 |
5 | 晋書 | 唐・房玄齢他 | 130 |
6 | 宋書 | 南斉・沈約 | 100 |
7 | 南斉書 | 梁・蕭子顕 | 59 |
8 | 梁書 | 唐・姚思廉 | 56 |
9 | 陳書 | 唐・姚思廉 | 36 |
10 | 魏書 | 北斉・魏収 | 114 |
11 | 北斉書 | 唐・李百薬 | 50 |
12 | 周書 | 唐・令狐徳棻他 | 50 |
13 | 隋書 | 唐・魏徴、長孫無忌 | 85 |
14 | 南史 | 唐・李延寿 | 80 |
15 | 北史 | 唐・李延寿 | 100 |
16 | 旧唐書 | 後晋・劉昫他 | 200 |
17 | 新唐書 | 北宋・欧陽修、宋祁 | 225 |
18 | 旧五代史 | 北宋・薛居正他 | 150 |
19 | 新五代史 | 北宋・欧陽修 | 74 |
20 | 宋史 | 元・トクト(脱脱)他 | 496 |
21 | 遼史 | 元・トクト(脱脱)他 | 116 |
22 | 金史 | 元・トクト(脱脱)他 | 135 |
23 | 元史 | 明・宋濂他 | 210 |
24 | 明史 | 清・張廷玉等 | 332 |
蕭子顕(しょうしけん、487年-537年)、字は景陽、梁南蘭陵(今の江蘇省常州)の人、南朝の梁の歴史家・文学者。
父は斉の豫章王・大司馬の蕭嶷であり、斉の高帝・蕭道成の孫にあたる。弟に文学者の蕭子雲がいる。
斉王朝末期の混乱に巻き込まれて自身の命も危ういところであったが、蕭衍に保護された。これを恩に感じた蕭子顕は皇族でありながら蕭衍の簒奪に加担する事になる。梁の成立後は太子中舎人、国子祭酒、侍中、吏部尚書などの職を歴任。 後に呉興太守になる。
好学で文才に秀で、沈約に讃えられた。酒を好み、鬼神を畏れず、才能を恃んで傲慢であった。様々な教えの賓客と会っても、言葉を交わさずにただ手の中の扇子を挙げて自分を扇ぐという態度をとった。「驕」と謚された。
『後漢書』、『晋史草』、『齊書』、『普通北伐記』、『貴儉傳』、『南斉書』などの歴史書を書いた。しかし『南斉書』を除き、散迭した。
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カテゴリ: 中国史の人物 | 魏晋南北朝時代の人物 | 487年生 | 537年没