蒸しパン
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蒸しパン(むしぱん)は、菓子の一種。特にフルーツなどをのせたものは蒸しケーキとも呼ばれる。
小麦粉、鶏卵、牛乳、塩、ベーキングパウダー(重曹でも可)、バターを混ぜて小さなカップ(主に紙でできている、アルミニウム製のものを使用する際は生地がくっつかないようにバターを塗るとよい)に流しいれ、蒸し器で20分から30分蒸かして作る。
近年では小麦粉とベーキングパウダーをホットケーキミックスに替え、電子レンジで過熱する方法が、時間短縮(30分の蒸し時間が1分半になる)になり手軽であるとされ、この方法が徐々に増えてきている。しかし電子レンジを使う際はアルミニウム製のカップは火花が散ってしまうため使わない方がよい。
蒸しパンは甘くやわらかく消化吸収がよいため幼児のおやつに使われる。その際は野菜を練りこむと幼児に不足しがちなビタミン類の摂取に役立ち、母親の味としてより記憶に残りやすいともされる。
中国の菓子(点心)「馬拉糕(マーラーカオ)」も蒸しパンの一種である。
[編集] バリエーション
蒸しパンに色々なものを練りこむことにより色々な味が味わえる、そして不足しがちな栄養素の添加にも役立つ。